この記事では、Webデザイナーの需要が増えている背景や、就職支援があるおすすめWebデザインスクールについてわかりやすく紹介します。
Webデザイナーを目指すなら「就職支援付きのスクール」に通うのがおすすめ
未経験者からWebデザイナーを目指す場合、独学でWebデザインを学ぶのは長い期間を要します。30~40代からWebデザイナーを目指すなら、就職支援付きのスクールに通うと安心です。なかには、就職保証付きのスクールや、無料で受講できるスクールもあります。無料で受講できる就職支援付きのスクールの場合は、入会時に条件を設けられていることが少なくありません。就職先があらかじめ決められているスクールもあるため、入会前に必ず確認しておきましょう。
就職支援ありWebデザインスクールのおすすめの選び方
就職支援のあるWebデザインスクールを選ぶ際には、利用者の口コミや就職実績などを参考にしながら慎重に選びたいですね。ここでは、就職支援のあるWebデザインスクールを選ぶ際の3つのポイントを説明します。返金保証がある
Webデザインスクールのなかには、就職に成功できなければ返金保証を行っているスクールもあります。しかし、返金保証を行っているスクールでは“30代未満の方限定”と条件が設けられているケースも。就職率が高いスクールは、返金保証を行っている場合が少なくありません。そのため、返金保証を行っているスクールは、就職率も併せてチェックしておきたいですね。
現役デザイナーの講師が在籍している
現役デザイナーの講師は、現場で役立つスキルや最新のIT技術まで精通していることが特徴です。そのため、Webデザインのトレンドなど、現場で通用する知識を指導してもらえることが強み。講師の質が高いスクールは、大手企業へ卒業生を輩出している傾向があります。教育訓練給付金制度の対象になる講座がある
厚生労働省が指定している専門実践教育訓練給付金制度は、対象となる講座を受講すれば最大560,000円の給付金を受け取ることが可能です。ただし、給付金を受け取るためには、定められている条件を満たしている必要があるため注意しましょう。参考:Webデザインスクール給付金
就職支援に強いWebデザインスクールおすすめ15選
「スムーズに就職したい!」と考えるなら、就職支援に強いWebデザインスクールを選ぶことが就職成功への近道です。ここでは、就職支援に強いWebデザインスクールを解説します。デジタルハリウッドSTUDIO|Webデザイナー専攻 超実践型就職・転職プラン
デジタルハリウッドSTUDIOの『Webデザイナー専攻 超実践型就職・転職プラン』は、デジタルハリウッドSTUDIOが提供する超実践型カリキュラムとマイナビワークスの専門キャリアアドバイザーによる多角的なサポートが魅力のスクールです。受講中は、実案件2件の制作に関わることができます。さらに9つの課題にも取り組むため、合計11作品分とポートフォリオが充実した状態で卒業できます。またマイナビワークスとのコラボなど、独自の就職・転職サポートを提供。
事実、受講生の8割が未経験から転職を叶えています。
「プロのWebデザイナーに転向したい」という強い意志を持っている人におすすめのスクールです。
ヒューマンアカデミーWebデザイン講座
現役のプロクリエイターからスキルを学べるヒューマンアカデミーWebデザイン講座は、学んだスキル活かせる職場への就職や転職までサポートしているのが特徴です。求人紹介や履歴書添削・面接対策も受けられるため、対策は万全です。就職や転職を目指すなら「Webデザイナー総合コース」を選ぶと良いでしょう。Web制作の基礎に加えUI設計やJavaScriptも学べ、動的なデザインができるようになります。学習期間は6ヶ月で費用は698,983円です。Web制作の基礎のみ学び静的なデザインを作るのを目的とするなら、「Webデザイナーコース」が向いています。学習期間は同じく6ヶ月で費用は535,123円です。
Findme!
女性向けのWebデザインスクールをお探しならFindme!がおすすめです。完全未経験者の女性のためのWebデザインスクールで、最短1ヶ月で活躍できるWebデザイナーを目指せます。
プランが3つあり、就職支援にこだわりたいのであれば、案件が5件保証されているスタンダードプランとプロサポートプランを選ぶと良いでしょう。プロサポートプランなら、お仕事紹介サポートも受けられます。どのコースも、動画カリキュラムが見放題かつ24時間いつでもチャット相談サポートを利用可能です。
現役Webデザイナー監修の動画カリキュラムは、未経験者から実践的な内容まで体系的に学ぶことができ、200以上もあります。卒業後も永久に学び放題なため、卒業後に復習したいときにも役立つでしょう。動画では、収入を得るために欠かせない58ものスキルを幅広く学べます。
TechAcademy
オンライン完結型で学習する場所を選ばないのは、TechAcademyです。チャット・レビューサポートがあり、毎日15~23時まで対応してもらえるため、わからない箇所をすぐに講師に質問できることがメリット。現役Webデザイナーのメンターが、学習を丁寧にフォローしてくれます。Webデザインコースは、社会人向けの4週間プランで174,900円(税込)、8週間プランで229,900円(税込)です。
デジハク
デジハクは、受講生の9割が未経験からスキル習得をスタートしているWebデザインスクールです。
自分で稼ぐ力を育てる“実践型のオンラインスクール”を謳うだけあり、専属講師が受講生1人ひとりに合った学習計画とロードマップを作成し、実践を通して自分で稼ぐスキルと経験を得られる環境を提供してくれます。受講を終える頃には、自立した行動力や事業主としての考え方なども身に付いているでしょう。
そんなデジハクでは、個別チャットサポートにも対応しており、疑問に感じた点はチャット質問ですぐに解消。いつでもどこどでも質問できる手軽さが魅力です。また作品は、ディレクター目線でフィードバックしてくれるため、現場に必要や感性やスキルも養うことができるでしょう。
案件獲得も徹底的にサポートしてくれるため、学んだスキルを収入に転換していきたい人は、ぜひ利用を検討してみてください。
DMM WEBCAMP Webデザインコース
DMM WEBCAMPが提供する『Webデザインコース』はWeb制作から運用に必要な実務スキルまで習得できるコースです。受講料金は受講期間に比例する形態となっており、最短8週間でWebデザイナーに必要なスキルを学ぶことができます。
カリキュラムには、Webデザインの原則やUI・情報設計からWebサイト制作の基礎、実際に業務を遂行する際に必要となる技術などについて学べる内容となっています。ポートフォリオ制作や副業案件サポートも含まれているため、本気で取り組めば最短8週間でWebデザイナーとして独立できるでしょう。
また卒業後も継続してメンタリングを受けられるため、受講中と同じように自由に質問・相談できます。卒業後に直面する悩みにも対応してもらえるため、安心してWebデザイナーとしての一歩を踏み出すことができるでしょう。
侍エンジニア Webデザインコース
侍エンジニア Webデザインコースでは、実践的なスキルが身につくカリキュラムと現役Webデザイナーによるマンツーマン指導でWebデザイナーの就職支援を実施。案件獲得サポートもあり、実際の案件にインストラクターと二人三脚で挑むことができます。
Webデザインスキルだけでなくお仕事獲得スキルも身につけることができ、スキルをどう活かして仕事に繋げたらいいのかも理解できるでしょう。質問し放題かつ回答率100%なので、完全未経験者でも疑問を解消しながらスキルを習得できます。
WEBCOACH
WEBCOACHは、未経験者のためのマンツーマンWebデザインスクールです。未経験から理想を叶えた受講生を多数輩出しており、中には月20万円稼いだ受講生も。受講中にお仕事獲得できるから、実績がある状態で卒業できます。
完全未経験からでも挫折しないよう、質問対応とマンツーマン指導を提供。採用率5%以下の厳しい選考をクリアした業界最高水準のコーチだから、仕事獲得まで安心して走り抜けられます。
気になる人は、無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。他のスクールとの違いやスクール選びのコツ、詳しいサポート内容や料金などを説明してもらえるため、Webデザイナーになりたいと考えている未経験者におすすめです。
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
Web制作会社LIGのノウハウを指導してもらえるのは、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGです。6カ月間の授業のなかで、デザイン思考力を育めることが魅力。4カ月間のインプット期間を経て、残りの2カ月間でポートフォリオとなる卒業制作を行います。メンターとの個別相談ができるので、未経験から別の業界への転職活動もバックアップ体制も整っています。受講料は、一括払いで495,000円(税込)、分割払いは5,400円(税込)から支払い可能です。オンラインと通学型の授業スタイルで、通学が難しい生徒からも人気を得ています。また、Webデザイン入門プラン(3ヶ月)も新しく開設されていますので、気になる方はチェックしてみるといいでしょう。金額は187,000円(税込)です。
デジタルハリウッドSTUDIO by LIGの卒業生は以下のような会社に就職しています。
- 株式会社LIG
- 制作会社のWebデザイナー
- ベンチャー企業のUIデザイナー
RaiseTech
RaiseTechは、最速で「稼げる」スキルが身に付く実践的なカリキュラムを提供しているスクールです。現場の最前線で活躍している現役講師から、技術的な内容はもちろん、現場で求められる実践的な知識や考え方をリアルタイムで学べます。デザインコースでは、週1回2時間のオンラインライブ授業で学習を進めます。欠席しても録画を視聴できるほか、過去の動画を確認することで復習も可能です。さらに受講中はもちろん、受講終了後も無期限でオンラインサポートを受けられるのも魅力。希望すればRaiseTech代表と個人面談で悩みを相談することもできます。
週に一度のグループミーティングで学習状況もチェックしてくれるので、挫折することなく学習を継続できるでしょう。
nests
Webデザインやプログラミングなど5つの分野でプロが学ぶ高レベルなコースから未経験でも基礎から学べるコースまで対応しているのがnestsです。受講形態は通学またはオンラインから選択でき、在学中から制作会社や関連企業へのインターンシップに参加できるため未経験の方でも実績が積めるのも特徴です。初回入学者のみ入学金55,000円(税込)、授業料はコースによって異なりWebデザインはスタンダードコース6ヶ月で272,800円(税込)、アドバンスコース(UIUX)6ヶ月で327,800円(税込)、Web総合アドバンス12ヶ月で580,800円(税込)、学生は授業料10%学割があるためお得に学ぶことができます。
INTERNET ACADEMY
Webデザインのコースが6種類あるのは、INTERNET ACADEMYです。初心者なら「Webデザイナー入門コース」、スキルアップを目指すなら「Webデザイナー転身コース」を選ぶと良いでしょう。Webデザイナー入門コースでは、PhotoshopやIllustratorなどの基礎的なスキルを学べます。卒業生限定の求人も随時更新されているうえに、マンツーマン授業では転職時に必要なポートフォリオの添削を手厚くフィードバックしてくれるので、ブラッシュアップされたポートフォリオで自信を持って転職活動を行えるでしょう。
通学型とオンライン型のどちらかを選択でき、受講料は209,000円(税込)です。
インターネット・アカデミーの就職先は以下のような企業があります。
- ヤフー株式会社
- 小学館ミュージック&デジタルエンタテイメント
- NECデザイン&プロモーション(株)
- 防衛省 防衛研究所
KENスクール
Webデザインスクールの老舗として有名なのは、開校31年の実績を誇るKENスクールです。対面授業で個別指導が行われるKENスクールでは、個別の学習プランを提案してもらえます。日程が決まっているクラス制の講義もありますが、通学日や時間の規制はなく、「好きな時間帯」を「好きな校舎」で選ぶことができるため、自分のペースで学習可能です。入会金と受講料は公式サイトに記載がないため、入会を検討している場合には資料請求をしてみましょう。
コードキャンプ
現役デザイナーが現場目線の指導を行うことで高い人気を得ているのは、コードキャンプです。2021年7月時点で受講者数は50,000名に上り、Webデザイン初心者からも選ばれていることが特徴。コードキャンプでは、確かなスキルと自走力があるWebデザイナーの育成に力を注いでいます。Web制作現場を実感できる演習中心のレッスンとなっており、副業案件に応募ができる修了者限定のコミュニティがあるのもおすすめなポイントです。
Webデザインコースは、2カ月プランの料金が165,000円(税込)、4カ月プランが275,000円(税込)、6カ月プランが330,000円(税込)となっています。1レッスン当たりの単価は、5,500~8,250円(税込)であり、授業料の安さも魅力の1つです。
TECH CAMP(デザイナー転職はサービス停止中)
未経験者にも門戸を広く開いているのは、TECH CAMPです。最短10週間で、企画や設計、コーディングなどのWebデザインに必要となる知識を習得できます。10週間で短期集中スタイルのオンラインプランなら657,800円(税込)、通学プランなら767,800円(税込)で受講できます。ただし、TECH CAMPのデザイナー転職のサービス提供は2022年8月18日で終了となるため、注意しましょう。
Webデザイナー需要の高まりにより、就職支援を行うWebデザインスクールが増えている
PCやスマートフォンの普及に伴い、Web業界は右肩上がりに成長を続けています。新型コロナウイルスが流行し、さまざまな職種の人達が影響を受けました。しかし、テレワークが可能なWebデザイン業界は需要が高いことが特徴です。ユーザーにとってアプリやWebサイトの視覚的情報は、“利用しやすさ”に直結します。そのため、ユーザーの目を引く美しいデザインを制作できるWebデザイナーは、大手企業からも求められています。
参考:CREATIVE VILLAGE
就職支援があるWebデザインスクールまとめ
ユーザーからの反応を得やすいWebデザイナーの仕事は、やりがいを感じやすい仕事だといえるでしょう。デザインに関するスキルのほかにも、プログラミングやサーバーに関する知識を身に付けていれば就職しやすくなることが強みです。就職に不安を抱える場合には、Webデザインスクールの利用を検討したいですね。