この記事ではコエテコ独自のユーザーヒアリングにより見えてきたペルソナ(想定読者)のニーズをもとに、リアルなライフストーリーに載せてキャリアチェンジの全貌を紹介します!
今日ご紹介するのは「一度きりの人生、チャレンジしたい!」と決意し、大手企業からITベンチャーを目指した20代男性のケースです。
国立大学卒、大手企業入社。不満もないが刺激もない毎日
山田さん(仮名)は29歳男性、とてもまじめな性格。地方国立大学の工学部を卒業後、第一希望の大手企業に就職することができました。入社当初は「あの大手企業に入社できた!」という充実感に満たされていた山田さんですが、5年が経過したころ、会社のいやなところも目につくようになってきました。
というのも歴史ある会社だけに、年功序列や上司への接待といった文化が色濃く残っていたのです。
その代わりに福利厚生が充実しているのは重々承知でしたが、大学時代の同期がITベンチャーでキラキラとした毎日を送っている一方で、自分は上司に付き合って飲みに行ったり、釣りに行ったり……。
さらに、もう一つ気がかりな点といえば会社の同僚に安定思考の人が多いこと。業務の効率化や新規事業へのチャレンジにとくに興味がなさそうで、やり甲斐も感じられず。「今どきこの社風じゃ、若手のやる気が出ないのも無理ないよなぁ」と考えていた山田さんでした。
なんとなく友達に愚痴ってみるも「ぜいたく言うな」と言われてしまいます。友達いわく、今耐えておけば将来はラクになるんだから、と。
たしかに安定した企業で働いている自分は、周りから見たら幸せ者だろう。苦労して入社した会社を簡単に辞めるなんて、甘えだと思われても仕方ない。
……いや、本来の適性に合った他の職場が見つかれば、思い切ってキャリアチェンジすべき?
そんなことを悩みながら、今日も電車に揺られる山田さんでした。
転職サイトを見るも…現職以上の待遇は厳しいと実感
不満を抱えたまま、さらに1年が経過。ある日ちょっとしたミスで上司に叱責されてしまった山田さん。「たしかに俺が悪いけどさ……」正直、急に仕事を丸投げされたり指示がコロコロ変わったりするんだから、ミスなく対応するなんて無謀だとも思う。果たして今回のミスは全て自分の責任なのだろうか。改善する気がない労働環境のしわ寄せじゃないか。
それなのに上司のご機嫌取りは延々と続き、都合が悪ければ責任転嫁。仕事量に見合った額の給与でもないし、何十年先に会社が安定しているとも限らない……。
「もういい!転職してやる!」
ついに不満が爆発してしまった。
山田さんは部屋で晩酌しながら、手当たり次第に転職サイトに登録。ヤケになって会社の愚痴を漏らしながら、その日は風呂にも入らず眠ってしまったのでした。
翌朝、山田さんが二日酔いで目覚めると、スマホには大量の着信履歴が。恐ろしい量のメールも来ていたのです。中身を見てみると、どれも転職サイトから。
どれどれ、とメールに記載されたおすすめ求人を見てみるも……
「どれも、現職以下の待遇だ……」
やはり、大手企業である現職以上にグッとくる待遇の求人は見つからず。たまに気になる求人があっても「〇〇エンジニアとしての実務経験3年以上」など、エンジニアとしての即戦力を求めるものばかりでした。
工学部卒でシステム開発に携わっているとはいえ、どちらかといえば上流工程を任されている山田さんは、自分でたくさんコードを書いた経験がありません。いわゆる有名ITベンチャーへの入社は厳しいことを実感したのでした。
むなしい気持ちになった山田さんは、スマホに届いた着信履歴をていねいに1件ずつ「着信拒否」し、またもとの日常へ戻っていったのです。
目に入った「プログラミングスクール」の広告。学ぶだけならリスクゼロと決意
不満が解消されないまま日常へ戻っていった山田さんは、ある日Twitterで流れてきたコエテコの記事に興味を持ちました。プログラミングスクールを卒業して15年!コエテコ事業責任者・沼田直之氏インタビュー
プログラミング教育や教室に関する情報を発信するポータルサイト「コエテコ」の事業責任者・沼田直之氏も実はプログラミングスクールの卒業生!プログラミングスクールを卒業して15年、当時のスクール事情やこれまで歩んできたキャリアについて徹底取材しました。
この記事をcoeteco.jp で読む >プログラミングスクール卒業生×転職先企業に聞く|キャリアチェンジ後の満足度とポテンシャル採用の強み
実務経験のないプログラミングスクールの卒業生を採用するメリットとは?リアルな実態に迫るため、転職したスクール卒業生と転職先企業による対談をおこないました。未経験エンジニアだからこその強み、ポテンシャル採用のメリットと課題、気になる年収事情など、貴重な話が満載です。
この記事をcoeteco.jp で読む >異業種からエンジニアに挑戦した人、プログラミングスクールを卒業後、プロダクトオーナー(事業責任者)として活躍している人……。なかには厳しい現実も書かれていましたが、むしろ「この記事は信頼できそう」と思った山田さんでした。
生活面の変化としては、収入が100〜200万円ほど下がりました。でも、前職の収入が同世代の水準より多かったのもあって、「普通の水準に戻った」認識でした。
キャッチアップする情報量の多さに戸惑いましたね。インフラを含めて会社のサービスを理解するまで、かなり苦労しました。
プログラミングの学習本を買ってみたんですが、情報量が多過ぎて頭が混乱してしまって……。
書類の段階でかなり落とされるので、そこは覚悟の上で転職活動をすべきかなと思います。さらには、起業家を養成するスクールもあるとのこと。自分は起業まで大きな夢は持っていないけれど、どのくらい頑張ればどのレベルまでいけるのか、全体像がつかめた気がしたという山田さん。
(取材)G's ACADEMY|授業料は「継続意思のある人だけ」。起業家育成スクールの魅力
G's ACADEMYは起業家志望におすすめのプログラミング学習スクールです。企業やVCに対してプレゼンを行えるピッチ大会や500万円までの出資制度など、本気で起業を目指す方に向けた仕組みも豊富。授業料の支払いは継続意思のある人だけという「後払い」制度も魅力です。G's ACADEMYについて、卒業生/運営者にくわしくお話を伺いました。
この記事をcoeteco.jp で読む >開発を半年続けたのですが、世に出せるようなプロダクトには仕上げられませんでした。そこまでにかけた費用は500万円。
課題制作は本当に大変です。強い思いを持っていない方は、最後まで走りきれないだろうと思います。
受講生どうしで相談したり、夜中にチューターの先生にもご協力いただいて「もくもく会」を開催したりしながら毎週の課題を提出していく必要がありました。「勢い任せに転職サイトに登録してしまったこともあったけど、プログラミングを学ぶだけなら習い事だ。人生のリスクは何もないはず。」
山田さんは、気になったスクールに申し込んでみることに。
スクールを決めた一番の理由は手厚い転職サポートでした。スクールで紹介される求人はすべて自社開発企業で、自社の製品やサービスの開発に携わることができる優良企業。さらに自分の条件に合った企業を選べるとのことで、あわよくば本当に転職できるのではと思ったのです。
さて、初めてのスクール入会は果たして上手くいくのでしょうか……。
3ヶ月間の受講期間が開始。「まじめさ」を強みにぐんぐん成長
こうして3か月のカリキュラムがスタート!提示される課題は既存のWebアプリやサイトを改修する実践スタイルで、初心者にとっては難しいものでした。とくにエラーの対処にはスキルが必要で、その場しのぎでは解決しません。現役エンジニア講師から「このコードでは現場で通用しない」と厳しいアドバイスを受けることも。
もともと勉強することが好きだった山田さんは平日2時間・休日6時間の勉強時間を確保し、持ち前のまじめさでコツコツ継続。仕事と勉強の両立は大変ですが、夜遅くに対応してくれる講師や定期的なカウンセリングを支えに、日を追うごとに自分のスキルが向上していることを実感していました。
また山田さんにとって大きな存在となったのがコミュニティの仲間たち。
受講生同士のグループチャットは、詰まりがちな課題の励ましコメントや日々の成果報告で持ちきりでした。
とくに山田さんにとって思い出深いカリキュラムは、受講生一丸となって課題にチャレンジするチーム開発。会社では自分の裁量があまり大きくなく、責任ある仕事を任されている実感がなかった山田さんですが、スクールではいつの間にかチームを引っ張る存在に。
「自分、意外とできるじゃん」と自信がついたことで、やはり転職することを決意したのです。
20代ラストでITベンチャーに転職。年収はダウンしたが、やりがいのある日々
こうしてスクールの受講期間を終えた山田さんはポートフォリオや履歴書、面接を添削してもらい、満を持して転職活動を開始。しかし、いくらスクール卒業生といっても現場経験はゼロ。応募できる企業は少ないだろうと思っていましたが、程なくしてそれなりの規模のITベンチャーから声がかかったのです。「転職サポートが手厚いとは聞いていたけど、ここまで理想的な会社とマッチングできるとは……」と、山田さんにとっては嬉しい驚きでした。
人手不足のIT業界では、スクールを卒業したばかりの熱意ある若手が高く評価されることも多い様子。山田さんのまじめさや仕事へのポテンシャルが人事の目に留まったのです。
このITベンチャーに入社すれば待遇は現職より下がってしまうけれど、いずれ現職以上の待遇を得られる可能性があるし、リモートワークや服装自由など働き方の面でも魅力的。なによりスクールで「裁量ある動き方」「やりがい」の一端に触れたことは価値観を大きく揺さぶられる経験でした。
こうして山田さんはオファーを受けることを決め、エンジニアとしての第一歩を踏み出したのです。
入社後は、とにかくコードを書いてスキルアップする日々が楽しいという山田さん。メンバーの士気も高く、毎日充実しているんだとか。そして「20代最後のチャレンジをしてよかった!」と今でもスクール時代の思い出を振り返っているそうです。
山田さんのようなキャリアチェンジを、あなたもぜひ体験して!
山田さんのようなキャリアチェンジストーリーは決して珍しくありません。正社員で働きながら勉強時間を確保するのは大変ですが、需要が高いIT分野だからこそ今後のキャリアアップが期待できます。次のキャリアチェンジを果たすのはあなたかも?
ぜひボコエテコキャンパスで、あなたにピッタリのプログラミングスクールを見つけてみてください!
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