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今日のポイント
1.Scratch(スクラッチ)とは?
2.【オフライン版・Windows向け】Scratch(スクラッチ)のダウンロード方法
3.【オフライン版・macOS向け】Scratch(スクラッチ)のダウンロード方法
4.【オンライン版・ブラウザ向け】Scratch(スクラッチ)の始め方
Scratch(スクラッチ)とは?
スクラッチは、2002年に米国のマサチューセッツ工科大学(MIT)が開発したプログラミング言語です。ブロックをつなげていく直感的な操作で、オリジナルのアニメーションやゲームなどを自由に作れます。
8~16歳の子ども向けに開発されたもので60以上の言語に対応しており、150以上の国や地域で利用されています。現在は非営利団体のScratch財団と共同で設計、開発、運営されており、インターネットで無料配布されています。
スクラッチを使ってできること
Scratch(スクラッチ)の特徴は、命令や指示が書かれたプログラミングブロックをクリックし、ドラッグ&ドロップでつなげていくだけの簡単な作業でプログラミングができることです。画面上で動かして確認しながら編集できるため、反復や条件文などの概念も体感的に学べます。完成したアニメーションやゲームは、プロジェクトとしてオンラインコミュニティ上にシェアできます。シェアされたプロジェクトは、コピーして自分のアイデアを加える「リミックス」ができるため、ゼロから作らなくても創造力を発揮できます。
5歳~7歳向けにデザインされた「ScratchJr(スクラッチジュニア)」もあるため、より早い時期からプログラミングに興味を持たせたいときはScratchJrから始めてみるのもおすすめです。
教育現場でも活用されている
Scratch(スクラッチ)は教育の現場でも活用できるように設計されており、アメリカでは学校の授業に取り入れられている例もあります。単にコンピューターのプログラミング教材として採用されているのではなく、たとえば古代エジプトに関するゲームをつくる、俳句のアニメーションを創作するなど、各教科で学んだことをさらに深く掘り下げたり、他の人と共有したりするために活用されているのが特徴です。
アニメーションやゲームのコーディングを自由にできるようになるには時間がかかりますが、各教科に対する理解が深まったり、創造的思考や問題解決、コミュニケーション力などの幅広いスキルを身につけられたり、多くの成果が報告されています。
アップデートで使いやすくなった「Scratch3.0」
2019年にリリースされた最新版「Scratch3.0」が現行のバージョンです。パソコンだけでなく、タブレットでも使えるようになり、アニメーション用のキャラクターやプログラミングブロックなどの種類も増えました。タブレット端末でも動作しやすいようにプログラミングブロックが大きくなったため、マウス操作もしやすくなり、使い方をナビゲーションしてくれるチュートリアルライブラリーも整備されました。
「Scratch3.0」の動作環境
「Scratch3.0」には、ブラウザで操作するオンライン版と、インターネットに繋がずに使えるオフライン版(Scratchアプリ)があります。オンライン版に対応しているブラウザは下記の通りです。
<デスクトップ>
- Chrome (バージョン63以上)
- Edge (バージョン15以上)
- Firefox (バージョン57以上)
- Safari (バージョン11以上)
- Internet Explorerはサポートされていません。
- Mobile Chrome (バージョン63以上)
- Mobile Safari (バージョン11以上)
- Windows10以上
- macOS10.13以上
- ChromeOS
- Android6.0以上
【オフライン版・Windows向け】Scratch(スクラッチ)のダウンロード方法
ここから、Scratch(スクラッチ)のWindows版アプリのダウンロード方法を解説します。1.Scratch(スクラッチ)のサイトにアクセスする
まず、スクラッチ公式サイトの「アプリダウンロードページ(https://scratch.mit.edu/download)」にアクセスしましょう。Windowsを選びます(青くなっていればOKです)。
2.Windows用のScratchアプリをダウンロードする
画面のなかほどにある「直接ダウンロード」という青い文字をクリックします。
パソコンに保存する画面が表示されるので、保存先にデスクトップを選んで「保存」をクリックします。
3.パソコンにインストールする
デスクトップにアイコンができているので、アイコンをクリックします。
下記のセットアップ画面が表示されるので「インストール」をクリックしましょう。
4.インストール完了
下記の画面が出たらインストール完了です。「完了」ボタンを押すとスクラッチが起動します。
初めて起動したときのみ、下記の画面が表示されます。
スクラッチのチームに自分の使用状況を送信しても良い場合は上を、送信したくない場合は下を選び、Closeをクリックして完了です。
5.Scratch(スクラッチ)を起動する
次回からはデスクトップのアイコンをクリックすればスクラッチが起動します。ダブルクリックしましょう。
スクラッチが起動し、エディター画面が表示されます。これでプログラミングを始める準備ができました。
【オフライン版・macOS向け】Scratch(スクラッチ)のダウンロード方法
続いて、macOS用のアプリのインストール方法を解説します。1.Scratch(スクラッチ)のサイトにアクセスする
スクラッチ公式サイトの「アプリダウンロードページ(https://scratch.mit.edu/download)」にアクセスします。macOSを選びます(青くなっていればOK)。
2.macOS用のScratchアプリをダウンロードする
「直接ダウンロード」をクリックしてパソコンに保存します。
3.ダウンロードしたファイルを開いてインストールする
ファイルをダブルクリックして開きます。
ウィンドウが開いたら、「Scratch Desktop」のアイコンを右側の「Applications」にドラッグ&ドロップして、コピーします。
コピーが完了したらインストール完了です。
4.Scratch(スクラッチ)を起動する
アプリケーションフォルダにあるScratch(スクラッチ)のアイコンをクリックします。
初めて起動したときのみ、スクラッチチームに使用状況を送信しても良いかどうかを確認する画面が表示されます。送信しても良い場合は上を、送信したくない場合は下を選び、Closeをクリックして完了です。
スクラッチが起動します。これでプログラミングを始める準備ができました。
【オンライン版・ブラウザ向け】Scratch(スクラッチ)の始め方
ここからは、オンラインでスクラッチを使う方法を解説します。1.Scratch(スクラッチ)のサイトにアクセスする
スクラッチの公式サイト(https://scratch.mit.edu/)にアクセスします。画面上の「作る」というメニューをクリックします。
2.Scratch(スクラッチ)のブラウザ版を起動する
ブラウザ版のスクラッチの画面に切り替わります。これでプログラミングを始める準備ができました。画面中央に表示されているチュートリアル動画を参考にして、始めてみましょう。
また自宅などでScratchを独学するだけでなく、より本格的に学びたい場合は教室学習もおすすめです。
代表的な子ども向けプログラミング教室には「LITALICOワンダー」があります。ゲームやアプリをつくる「ゲーム&アプリプログラミングコース」や、ロボットをつくる「ロボットクリエイトコース」などが用意されており、プログラミングを通して「ものづくり」をする力を育むことができます。
東京、神奈川、埼玉に18カ所で展開。オンライン教室もあり、自宅で学習したい方や遠方で教室に通えない方、海外在住の方も受講可能になりました。講師は技術面だけでなく子どもとの関わり方などについても社内研修を受けているので、プログラミングの知識はもちろん子どもたちへの柔軟な対応も安心して任せられます。年に1度、全国のLITALICOワンダーに通う子どもたちから参加者を募り、作品を発表しあう「ワンダーメイクフェス」も好評です。
参考:子ども向けプログラミングスクール
※Scratch(スクラッチ)[ウェブアプリ、パソコン・タブレット用アプリ]。Scratchは、MITメディア・ラボのライフロング・キンダーガーテン・グループの協力により、Scratch財団が進めているプロジェクトです。https://scratch.mit.eduから自由に利用できます。CC BY-SA 2.0。