子ども向けプログラミング学習環境の『Scratch(スクラッチ)』。
最近では、学校教育や民間プログラミング教室にもよく使われています。
2020年小学校プログラミング必修化に向けて様々な情報がある中、どのような学習をするべきなのか?プログラミングと聞くと「難しそう」「分からない」といった先入観があるかと思い、シンプルにわかりやすく伝えるべくスクラッチの入門記事を執筆しました!
今回は、はじめての方にもわかりやすく簡単なチュートリアルを作ってみました。
内容もそこそこに気軽に見て、ぜひ試してみてください。
Scratch(スクラッチ)にまずは登録しよう!
スクラッチ公式サイトのトップページ
スクラッチを利用するには、サイトに登録する必要があります。
まずはスクラッチの公式サイト(ホームページ)にアクセス!
<スクラッチ公式サイト>
https://scratch.mit.edu/
① 『Scratchに参加しよう』ボタンを押してアカウントを登録します。
② 『ユーザー名』 『パスワード』 『メールアドレス』などを入力して次へ進みます。
③登録メールアドレス宛にに確認メールが届きますので、メール内のURLをクリックしてスクラッチにサインインします。
Scratch(スクラッチ)でいよいよプログラミング!
プロジェクトを作ってみよう
スクラッチの画面はインターネットブラウザ上で簡単に動かせます
画面左上の「作る」ボタンを押してプロジェクトを作ってみます!
背景画像をアップロードしよう!
背景画像はコエテコくん(仮称)が済む宇宙空間
背景画像をパソコンからアップロードして設定します。
画面左の青く囲った『ステージ1背景』をクリックし、赤く囲った箇所で背景を選びます。
お持ちのパソコンから画像を選びたい場合は、右から2番目のアイコンをクリックしてください!スプライト(キャラクター)を好きなものに
スプライトの画像はコエテコくん(仮称)
スクラッチではスプライトと呼ばれるキャラクターを設定できます。
先程、背景を選択したアイコンの隣のアイコンをクリックします。(初期設定では猫になっているので、そのままでいい場合は飛ばしてください)
同じ様に、好きな画像を設定できるので、お持ちの画像からお気に入りのものを選んでくださいね。
自分が好きなキャラクターが動くので、お子さんもさらにやる気がアップするかもしれません。
ブロックを組み合わせてさっそくプログラミング!
実際のプログラミングコード
スクリプトのブロックを動かして設定します。
スクラッチでは組んだプログラムを動かしたいときに、赤く囲った旗のアイコンを押して動かします。実際にこの様なプログラムを組んでいるので、下のURLから見てみてください!
★旗がクリックされたとき
ランダムな場所へ行く
【プログラミング!】と【1秒】言う
ずっと
y座標を10ずつ変える
もし【y座標】>【190】なら
【ランダムな場所】へ行く
【コエテコ!】と【1秒】言う
★このスプライトがクリックされたとき
【プログラミング!】と【1秒】言う
【すべて】を止める
「ブロックパレット」にあるいろいろなブロック(命令)を「スクリプトエリア」に置くと、「ステージ」にある「スプライト」をブロックの命令通りに動かすことができます。
「中を見る」ボタンを押すとスクリプトの詳細がわかります。
Scratch(スクラッチ)の良い点
スクラッチは、「ビジュアルプログラミング言語」と呼ばれているもののひとつになります。通常のプログラミング言語はテキストで入力する必要があり、しかも英語なので学習のためのハードルが高く感じがちです。ところが、スクラッチはマウス操作などで簡単にプログラミングを組むことができるので、入門としてはぴったり。ここで「プログラミングとは何か?」という概念を得てから本格的なプログラミングに入ると、スムーズに学習を進めることができるでしょう。
プログラミングは、様々な指令を行う部品をいくつも組合わせていく作業です。記述量が多ければ多いほど複雑になっていきますが、しかし高度な動作を行うことができるようになっていきます。テキストだけだとそれが分かりづらいですが、スクラッチはそれをビジュアルで表現してくれるので、非常に分かりやすくなっています。
まとめ
クリスマスバージョンにして遊んでみました
できたプログラムを共有すると、誰にでも作品を見てもらえます。
「リミックス」ボタンからその作品を改造して新しい作品を作ることもできます。
プログラムは何度でもやり直すことができるので、まずは気軽に試してみてください!
実際にプログラミングを初めて見ることで様々な気づきがあると思います。
スクラッチに限らず、プログラミング教室では様々なプログラミング体験授業を行っているので、
気になる方は体験してみるといいですね!