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コーディングは「命令が書かれたブロックを組み合わせるだけ」と簡単ですが、複雑な動作を実装したゲームも作れます。公式のプラットフォームでは、スクラッチユーザーが作成したさまざまなゲームで遊ぶことが可能です。
この記事では、スクラッチで遊べる3Dゲームの種類や、スクラッチの学び方についてまとめました。スクラッチ学習におすすめのオンラインプログラミングスクールもご紹介しているので、詳細をチェックしてみてください。
「スクラッチで3Dゲームは難しい」といわれる理由
3Dとは、x軸(横)とy軸(縦)・z軸(奥行)で表現される3次元座標空間です。スクラッチはx軸とy軸の2次元設定しかなく、「奥行をどのように表現するか」がプログラミングの難易度を上げています。とはいえx軸とy軸しかないスクラッチでも、設定を工夫することで「3D風」に見せることはできます。スクラッチのプラットフォームを見れば、ユーザーが作成した多種多様な3Dゲームが見つかるでしょう。
スクラッチで作れる!おすすめの3Dゲーム
スクラッチで公開されているゲームは、誰でも自由にリミックス(アレンジ)してよい決まりとなっています。3Dゲームを作ってみたい場合は、他のユーザーが作った3Dゲームをベースにするとスムーズです。ここからは、スクラッチで制作された3Dゲームから、評価の高いものをピックアップしてご紹介します。
ボール転がしゲーム
出典:Scratch [3D]ボールころころ1|by s00384206
転がるボールを操作して、ゴールを目指すゲームです。ルートから外れたり穴に落ちたりすると、その時点でゲームオーバー。分かりやすく単純明快なルールで、子どもでも直感的に遊べます。
ペンで描いたシンプルな画面ですが、奥行を感じる立体的な世界観です。スクラッチユーザーからの評価は高く、さまざまなリミックスバージョンが公開されています。
迷路ゲーム
出典:Scratch 3D迷路ゲーム|by aoizame
迷路をさまよいながら、「星」を探すゲーム。敵を避けながら全ての星を集めると、ゲームクリアとなります。矢印キーで移動できますが、3Dマップを見たりスムーズに操作したりできるようになるまでには、やや時間がかかるかもしれません。
画面には奥行があって、本当に迷路の中を進んでいるかのような感覚になります。モンスターデザインもかわいらしく、遊びのストレスが少ないのもうれしいポイントです。
なおゲームのベースは、有名なスクラッチャー「griffpatch」さんのYouTube動画だそうです。
レースゲーム
出典:Scratch 3Dレースゲーム|by JSRank
サーキットで車を走らせるレーシングゲームです。疾走感のある音楽が心地よく、楽しくゲームに熱中できます。基本操作は矢印キーのみですが、カーブ操作にテクニックが必要です。
レースゲームとはいえ1台のみで走るタイムアタックスタイルで、走りに集中できるのが魅力。ゲームファンからの評価も高く、こちらもさまざまなリミックスバージョンがあります。
シューティングゲーム
出典:Scratch BATTLEFIELD(バトルフィールド)3DFPSゲーム|by kanett
自分視点のキャラクターを操作してシューティングをおこなう、「FPS」スタイルのシューティングゲーム。現われる敵を打ちながら、建物の奥へと進んでいきます。敵の数は15体あり、全て倒すとゲームクリアです。
上下矢印キーとスペースキーのみのシンプル操作により、直感的なプレイが可能。zキーを押すと、全体マップも見られます。
作り方の詳細はYouTubeで公開されているそうなので、作ってみたい人は動画を要チェックです。
スクラッチの3Dゲーム作りを学ぶ方法
スクラッチの3Dゲームで遊んでいるうちに、「自分も作ってみたい!」と感じる子どもも出てくるかもしれません。スクラッチでゲームを作りたいときは「独学」「プログラミングスクールで学ぶ」の2つの方法があります。それぞれのメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。
独学
スクラッチについては、さまざまな無料動画や教本が見つかります。「マイペースに勉強したい」という子どもは、動画や教本でコーディングの方法を学ぶのも1つの方法です。3Dゲームを作るときのポイントは、「奥行をどのように表現するか」ということ。先述のとおり、スクラッチにはz座標の設定がありません。x・y・zを組み合わせた「等角図」を描くか「遠近法」で奥行を表現するのが一般的です。
いずれの方法もスクラッチ初心者にはやや難易度が高く、基本のプログラミングを理解しておくことは必須となります。子どもが手こずりそうなときは、保護者も一緒にプログラミングに取り組むのがおすすめです。
プログラミングスクールで学ぶ
プログラミングスクールなら、学習効率のよいカリキュラムが組まれている上、分からないことも丁寧に教えてもらえます。スクラッチに初めて触れる子ども・3Dの原理がよく分からない子どもも、スムーズなスクラッチ学習が可能です。義務教育でのプログラミング学習が必修化された現在、プログラミングを学べるスクールは増えています。全国どこからでも受けられるオンライン形式を導入しているスクールも多く、ご家庭でも質の高いプログラミングスクール授業を受けることが可能です。
「3Dゲームの作り方をフォローできない」と感じているご家庭は、気軽に受講できるオンラインプログラミングスクールをチェックしてみてはいかがでしょうか。
スクラッチで3Dゲーム作りにチャレンジ!おすすめのオンラインプログラミングスクール
「スクラッチで3Dゲームを作りたい!」……、子どもがこのように言い出したときは、オンラインプログラミングスクールの受講がおすすめです。スクラッチ&ゲーム作りを学べる、おすすめのオンラインプログラミングスクールをご紹介します。ロジックキッズラボ オンライン
出典:ロジックキッズラボオンライン子どもに大人気のサンドボックスゲーム「Minecraft」でプログラミングを学ぶオンラインプログラミングスクールです。マイクラの世界を冒険しながらプログラミングを学ぶ「ゲーミフィケーション」の手法により、子どもは飽きずに集中してプログラミングを学べます。
コースは小学生以上を対象とした「マイクラコース」と、中学生以上を対象とした「ゲームクリエイターコース」の2つです。マイクラコースでは、スクラッチと同様のビジュアルプログラミングでコーディングのコツを学びます。
ビジュアルプログラミングをマスターした後は、テキストプログラミング言語「JavaScript」でより本格的なゲームを作ることが可能です。
コース名 | マイクラコース |
対象学年 | 小学生 |
入会金 | 11,000円(税込) |
受講料 | 6,380円(税込) |
無料体験 | あり |
テラコヤエッジ
出典:テラコヤエッジ現役プログラマーが講師を務める、少人数制のオンラインプログラミングスクール。子ども1人ひとりにしっかりと目が行き届くため、初めてプログラミングを学ぶ子どもも置き去りになる心配がありません。教材には小・中学生専用のプログラミングテキストが用意されており、着実にプログラミングスキルが身につく仕組みです。
受講できるコースには「Scratchゲームプログラミングコース」「Unityゲームプログラミングコース」「HTML,CSS,JavascriptWEBアプリ開発コース」があります。スクラッチでプログラミングのカンを身につけたら、より難易度の高いテキストプログラミングに挑戦してみるのがおすすめです。
なお受講者は、基礎の映像教材を自由に利用できます。自分で学習を進めたいこどもは、授業がない日もプログラミング学習に勤しむことが可能です。分からないことは随時チャットサポートに相談できるため、学習が止まる心配もありません。
コース名 | Scratchコース |
対象学年 | 小学1年生~中学3年生 |
入会金 | 4,980円 |
受講料 |
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無料体験 | あり |
まとめ
スクラッチではゲームのプログラミングもできますが、3Dゲームはやや難易度が高めです。3Dゲームに興味のある子どもは、まずスクラッチのプラットフォームにある3Dゲームで遊ばせてあげてください。どのような3Dゲームを作れるのか、イメージしやすくなるでしょう。また子どもが「3Dゲームを作りたい」と言ったときは、プログラミングスクールでプロのサポートを受けるのがおすすめです。遠近の表現方法など、3Dゲーム作りの難しいポイントについてアドバイスをもらえます。
スクラッチを極めることができれば、テキストプログラミングへの移行もスムーズです。