ここでは、おすすめのグラフィックデザインスクールを詳しく紹介します。
グラフィックデザインスクールの特徴
グラフィックデザインスクールでは、描写力や造形力などを学習することが特長です。主にPhotoshopやIllustratorなどのソフトを利用し、画像加工や写真の合成方法など幅広いデザインの制作方法を学習します。グラフィックデザインスクールの講師は、現役デザイナーや現役クリエイターが講師を務めていることが一般的です。そのため、現場で即戦力になれるスキルを身に付けられるのがメリット。なお、グラフィックデザインスクールの料金相場は、160,000~760,000円程度となっています。グラフィックデザインではなく、Webデザインを学べるスクールも多数あります。
グラフィックデザインスクールの選び方
ここでは、失敗しないグラフィックデザインスクールの選び方を解説します。PhotoshopやIllustratorのスキルが身に付くか
スクール卒業後に安定して案件を取得したい場合は、PhotoshopやIllustratorのスキルが習得できるかを確認しましょう。PhotoshopやIllustratorのスキルは、案件を獲得するうえで必要最低限のスキルだといえます。Webデザイナーを目指してスクールを選ぶなら、ソフトの扱い方のほかにも、コーディングやプログラミング、マネジメントスキルなども指導してもらえるスクールを選びたいですね。
参考:Photoshop(フォトショップ)が学べるWEBデザインスクール一覧
参考:Illustrator(イラストレーター)が学べるWEBデザインスクール一覧
オンライン学習に対応しているか
働きながらデザインの学習をしたい場合は、オンライン学習に対応しているかをチェックしましょう。オンライン授業を行っているスクールでは、受講時間を柔軟に選べるケースが多くあります。また、地方に住んでいる人でも、オンライン授業を行っているスクールを選べば、質が高い講師の授業を受けることも可能でしょう。
参考:Webデザイン通信講座!オンラインスクールも
転職支援サービスが充実しているか
デザインのスキルを習得したうえで転職を検討しているなら、転職支援サービスが充実しているスクールを選びたいですね。転職支援サービスには、面接対策や履歴書・職務経歴書の作成のサポートなどが挙げられます。さらに、ポートフォリオが制作できるスクールなら、転職時に自身のスキルをアピールしやすくなるのがメリットです。
参考:就職支援が手厚いWebデザインスクール
グラフィックデザインをスクールで学ぶメリット・デメリット
グラフィックデザインをスクールで学ぶメリットとしては、次のような点が挙げられます。- 体系的に学べる
- プロもしくは業界に精通した講師から添削を受けられる
- クライアントワークに取り組めることもある
無駄なく効率的に学べる点や、講師からフィードバックをもらえる点は独学にはないメリットでしょう。
最短ルートでグラフィックデザインを学びたいのであれば、スクールに通うことをおすすめします。
一方、グラフィックデザインをスクールで学ぶデメリットには次のようなものが挙げられます。
- スクール費用がかかる
- スクールで学ぶための時間を捻出しなければならない
費用と時間が大きなネックとなるケースが多く、スクールに通うのであれば相応の決意が求められます。
Webデザインも同時に学べるスクールが多いため、参考にしてください。
参考:Webデザインスクールおすすめ
グラフィックデザインスクールに通う際の注意点
グラフィックデザインスクールに通うことを検討しているのであれば、次の点に注意しましょう。- スクールや講座によって習得できるスキルが異なる
- レッスン時間以外に予習や課題をこなす時間の確保が必要
- 実務レベルまでレクチャーしていないスクール・講座もある
- 案件紹介・転職支援を提供していないスクールもある
特に目的に沿ったスクール・講座を見極める必要がある点に留意しておくことが大切です。
そのためにも「なぜグラフィックデザインスクールに通いたいのか」その目的を明確にしておくようようにしましょう。
グラフィックデザインスクールおすすめ7選!オンラインも可能
ここでは、おすすめのグラフィックデザインスクールを紹介します。デジタルハリウッドSTUDIO|Webデザイナー専攻 超実践型就職・転職プラン
デジタルハリウッドSTUDIOのWebデザイナー専攻 超実践型就職・転職プランは、就職・転職に強いグラフィックデザインスクールです。8割の受講生が未経験からの転職ですが、大手企業への就職・転職に多数成功しています。
就職・転職に強い理由は、大きく分けて3つ。1つ目は、マイナビワークスと連携して独自の就職・転職サポートを行っていること。マイナビワークスは、求人数が豊富な転職エージェントのため、希望に合う求人を見つけやすいでしょう。
2つ目は、実案件の課題に取り組める点です。実案件にトライするということは、現場で役立つスキルを効率良く習得できるのはもちろん、質の高いポートフォリオ制作につながります。ポートフォリオが充実すれば、就職・転職活動で大いに役立つでしょう。
自分に合った学習スタイルで学べるのが、3つ目の理由です。通学とオンラインを組み合わせて自由に学べるため、仕事と両立しながら学ぶことができます。
コース | Webデザイナー専攻 超実践型就職・転職プラン |
受講料 | 613,800円(税込) |
期間 | 6ヶ月 |
講師 | 業界のプロ |
授業スタイル | 通学、オンライン |
学べる内容 | illustrator、Photoshop、Figma、JavaScript、jQury、CSS、HTML、Visual Studio Codeなど |
サポート | ・転職エージェントと連携した転職サポート ・ポートフォリオ制作 ・オリジナル映像教材 ・仲間とのコミュニティ |
運営会社 | デジタルハリウッド株式会社 |
SHElikes
出典:SHElikes女性が利用しやすいグラフィックデザインスクールは、SHElikesです。全38種類のさまざまな職種のスキルが定額で学び放題だから、幅広いスキルを見つけたい女性におすすめです。コースのなかでも人気が高いのは、全10レッスンのWebデザインコースです。
Webデザインコースは、最短2ヵ月間でWebサイト制作のスキルを身に付けられます。カリキュラムを修了すると、広告やSNSなどのバナーを制作できるようになります。入会金は162,800円(税込)となっており、スタンダードプランは1ヵ月あたりの受講費が16,280円(税込)です。なお、転職支援は行っていないため、注意しましょう。
コース | Webデザインコース |
受講料 | 受け放題プラン:13,567円(税込)/月 |
期間 | 1カ月、6カ月、12カ月から選択 |
講師 | SHE株式会社CEOである福田恵里さん |
授業スタイル | 対面・オンライン |
学べる内容 | Webデザインの基礎知識、Illustrator、WordPress、ロゴ・CI、UI/UXデザイン |
サポート | ・女性向け ・40種類以上のコースが定額で受講し放題 |
運営会社 | SHE株式会社 |
Find me!
出典:Find me!Find me!は、完全未経験者と女性向けに特化したグラフィックデザインスクールです。月々4,980円から始められるリーズナブルな料金設定で、デザインの基礎からプロレベルのスキルまで幅広く学べます。
最大の魅力は、200本以上の動画カリキュラムを完全オンラインで提供し、永久に見放題であること。忙しい方でも好きな時間に学習を進められるため、自分のペースでスキルアップできます。また、24時間質問し放題の体制が整っており、いつでも疑問を解決できます。最短1ヶ月でWebデザイナーとしてのスキルを身につけられるため、効率的に学習を進めたい方にもおすすめです。
学習後の転職・就職サポートも充実しており、デザイン業界でのキャリアを築きたい方をサポート。完全オンラインでの提供により、場所を選ばずに学べる点も嬉しいポイントです。初心者の方や時間の制約がある方でも、確実にデザイナーとしての一歩を踏み出せるでしょう。
コース |
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受講料 |
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期間 | 1ヶ月~ |
講師 | 現役Webデザイナー |
授業スタイル | オンライン |
学べる内容 | Illustrator、Photoshop、Figma、XD 、HTML/CSS、WordPress、マーケティング |
サポート |
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運営会社 | 株式会社Zealox |
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
出典:デジタルハリウッドSTUDIO by LIG通学スタイルとオンラインスタイルから自由に選べるのは、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGです。9万人以上のクリエイターを輩出した実績があり、現役クリエイターがLIVE授業を行うことが特長です。
業界のプロが転職面談やポートフォリオ添削など、マンツーマンで丁寧にサポートします。Webデザイナー専攻コースでは、IllustratorやPhotoshop、Dreamweaverなどのソフトの扱い方を学習します。カリキュラムでは、Webサイト制作の一連の流れを実際に学べることがメリット。受講料は、一括で495,000円(税込)となっています。
コース | ・Webデザイナー専攻 ・Webデザイン入門プラン |
受講料 | ・Webデザイナー専攻:495,000円(税込) ・Webデザイン入門プラン:187,000円(税込) |
期間 | ・Webデザイナー専攻:6ヶ月 ・Webデザイン入門プラン:3ヶ月 |
講師 | プロ講師・現役デザイナー |
授業スタイル | 対面・オンライン |
学べる内容 | Illustrator、Photoshop、XD、DreamWeaver、デザインスキル |
サポート | ・マンツーマンサポート体制 ・ソフトの習得からポートフォリオ制作まで丁寧にフォロー |
運営会社 | 株式会社LIG |
RaiseTech
RaiseTechが提供するデザインコースは、他にない圧倒的なサポート体制が魅力のWebデザインを学べるコースです。
現役デザイナー講師によるリアルタイム授業が受けられる他、動画授業の無制限閲覧、講座終了後も質問できる無期限オンラインサポートなど、卒業後も継続して学習できる環境が整っています。また悩みを持つ受講生に対しては、代表との個人面談も提供しており、成功者とのリアル対談が叶うのもRaiseTechならではのサポートと言えるでしょう。
基本的には自主学習が中心ですが、週に一度メンターとのグループミーティングが開催され、学習状況をチェックしてくれます。状況に応じたアドバイス・困っている部分のフォローを受けられるため、継続できるか不安な人もRaiseTechであれば、必要スキルを確実に会得できるでしょう。
コース | デザインコース |
受講料 | 448,000円(税込) ※学割適応の場合:288,000円(税込) |
期間 | 4カ月 |
講師 | 月収80万円以上を稼ぐ現役WEBデザイナー |
授業スタイル | オンライン |
学べる内容 | Photoshop、Illustrator、Adobe XD、Figma、LPデザイン |
サポート | ・無制限のチャットでの質疑応答 ・サポート期間無期限&課題添削無制限 ・希望者には代表に直接相談できる個別面談を実施 ・受講生同士の繋がりを重視したコミュニティの提供 |
運営会社 |
株式会社RaiseTech |
Winスクール
出典:Winスクール年間で17,000人が受講しているのは、Winスクールです。グラフィックデザインが学べるのは、クリエイティブデザインコースです。クリエイティブデザインコースには、IllustratorデザイナーやPhotoshopデザイナーなど、幅広い講座が用意されています。
たとえば、Illustratorデザイナー講座の受講期間は3ヵ月間となっており、受講費用は181,500円(税込)です。作品制作の知識やテクニックが身に付きやすい講座として、人気を得ています。なお、入学金の19,800円(税込)と教材費の7,700円(税込)も費用に含まれています。
コース | デザイン制作実習コース |
受講料 | 55,000円(税込) |
期間 | 1カ月 |
講師 | プロ講師 |
授業スタイル | 対面・オンライン |
学べる内容 | Illustrator、Photoshop、HTML/CSS |
サポート | ・スクール内で開催される「デザインコンペ」に参加可能 ・対面・オンラインの選択可能 |
運営会社 | ピーシーアシスト株式会社 |
デジハリONLINE
出典:デジハリONLINEオンラインで学習が完結できるのは、デジハリONLINEです。動画授業は何度でも繰り返し視聴できるから、初心者でも学んだ内容が定着しやすいことが強み。学習につまづかないよう、担当スタッフが最適な学習方法を提案し、カリキュラム修了までをサポートします。
グラフィックデザイナー講座スタートプランでは、受講期間は全6ヵ月間です。カリキュラムでは、バナー制作やカラーレイアウト、著作権概論など幅広い内容を学習します。受講費は、203,500円(税込)となっています。なお、動画授業は受講期間終了後は閲覧できないため注意したいですね。
コース | グラフィックデザイナー講座スタートプラン |
受講料 | 203,500円 |
期間 | 6ヶ月 |
講師 | 経験豊富な現役プロ講師 |
授業スタイル | オンライン |
学べる内容 | Illustrator、Photoshop、InDesign、バナー制作、カラーレイアウト、著作権概論 |
サポート | 質問サポートサービス(+¥33,000円)で下記サポートを提供 ・質問回数 ・就転職サポート ・3回の課題添削 ・受講生限定イベントへの参加 ・交流会への招待 ・修了証の発行 |
運営会社 | デジタルハリウッド株式会社 |
グラフィックデザイナーに関するよくある質問
ここでは、グラフィックデザイナーに関するよくある質問を紹介します。グラフィックデザインを学べる大学はどこですか?
グラフィックデザインの技術を学べる学校と言えば、専門学校やスクールをイメージする人が多いかもしれません。しかし中には、大学でもグラフィックデザインを学べる学部・学科があります。
- 東京造形大学(造形学部デザイン学科)
- 京都芸術大学(情報デザイン学科)
- 武蔵野美術大学
- 東京藝術大学(美術学部デザイン科)
- 日本大学藝術学部(デザイン学科)
- 多摩美術大学(美術部グラフィックデザイン学科)
- 九州産業大学(芸術学部ビジュアルデザイン学科)
- 千葉大学(工学部総合工学科)
- 女子美術大学
- 東北芸術工科大学(グラフィックデザイン学科)など
美大や芸大が中心ですが、情報系や工学系の学部・学科でも学べる大学はあります。
大学でグラフィックデザインを学びたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
グラフィックデザイナーの給料はいくらですか?
厚生労働省 職業情報提供サイトjob tagによると、グラフィックデザイナーの平均年収は480.6万円とのこと。給与額別の人数割合をみると、約26万円前後がレッドゾーンであり、次に29万円・20万円・47万円前後の割合が多いようです。引用:厚生労働省 職業情報提供サイトjob tag『グラフィックデザイナー』
日本国内の平均収入よりも上回る結果となっていますが、収入分布が幅広く波も大きいようです。
企業規模やキャリア、実績などが収入に大きく反映されている様子が伺えます。
グラフィックデザイナーはどんな人に向いているか?
グラフィックデザイナーに向いている人の特徴は、次の通りです。- デザインセンスに優れている人
- PC操作が得意な人
- トレンドに敏感な人
- 新しい技術に関心がある人
- 批評を受け止め次に活かせる人
業務を遂行する上で必須となるデザインセンスやPC操作については、なくてならないスキルと言えるでしょう。
またグラフィックデザイナーに求められるセンスや技術は日々変化します。そのため、トレンドや新しい技術に関心を示し、キャッチアップできる人が望まれます。
時には、自身のデザインに批判や苦言を受けることもあるでしょう。
第三者からの意見も真摯に受け止め、次の制作に活かせる人は、グラフィックデザイナーとして大成できる素養があります。
参考:グラフィックデザイナー向いている人
グラフィックデザインで何を学ぶ?
グラフィックデザインでは、基礎となるデザインの他、多様な表現を体現する技法の習得や、想像力・発想力を養う必要があります。さらにグラフィックデザインに関する専門的な知識、1つのデザインを完遂させる計画力も身に付けていく必要があるでしょう。
中には、著作権概論や歴史などを学ぶ大学やスクールもあります。
グラフィックデザインの世界は、トレンド流動が激しい業界です。
そのため、大学やスクールなどで履修を終えた後も、常に新しい技術を学び現場に還元できるスキルの習得が求められます。
参考:グラフィックデザイナーはやめとけ?
最適なオンライングラフィックデザインスクールを選ぼう!
働いている人が隙間時間に学習しやすいのは、オンライン授業に対応しているグラフィックデザインスクールです。スクールによって講師の質やカリキュラムの内容は異なるため、複数のグラフィックデザインスクールを比較してみるのがおすすめ。お得にグラフィックデザインを学びたい場合は、返金保証や補助金などが利用できるWebデザインスクールを選びましょう。