ゲームでプログラミングを学べるPCサイト5選。学習の注意点もチェック
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この記事では、ゲームでプログラミングを学べるPCサイトを5つピックアップしました。いずれも無料で利用できる(一部途中から有料)ので、プログラミング学習のきっかけ作りに利用してみてください。
【PC】ゲームでプログラミングを学べるおすすめサイト
幼少期からのプログラミング教育が重視されている昨今、子どもでも利用できるプログラミング学習サイトはさまざまあります。小さな子どもから利用できるビジュアルプログラミングサイトや、やや高度なテキストプログラミングサイトをご紹介します。
Viscuit(ビスケット)
合同会社「デジタルポケット」代表の原田 康徳氏によって開発された国産ビジュアルプログラミング言語です。対象年齢は4歳からと低く、子どもの初めてのプログラミングにぴったり。小学校のプログラミング教育必修化に際しては、文部科学省推薦の研修教材として採用されました。Viscuitでプログラミングを行うときは、子どもが自分で好きな絵を描き、「メガネ」とよばれるツールで命令を出すだけ。簡単な迷路ゲームやパズルゲームなら、直感的に制作できます。アイデアが欲しいときは、「ゲームセンター」で他のユーザーが作ったゲームを参考にすることも可能です。
2020年4月より小学校でプログラミング教育が必修化します。この記事では「コンピュータは粘土だ!!」というポリシーで開発された、対象年齢4歳以上のビジュアルプログラミング言語Viscuit(ビスケット)についてまとめます。
2025/02/20 18:02
Scratch
アメリカ・MIT(マサチューセッツ工科大学)・メディアラボで開発されたビジュアルプログラミング言語です。スプライトとよばれるキャラクターに命令を出したり、画面効果を設定したりすることで、多種多様なゲームを作成できます。プログラミングを行う際は、命令が書かれたブロックを組み合わせていくだけです。操作はほぼマウスのみで完了するため、タイピングスキルが未熟な子どもでも気軽に始められます。
またScratchのサイトでは、他のユーザーが作成したゲームで遊ぶことも可能です。ゲームは自由なカスタマイズが認められているため、好きなゲームを自分仕様にアレンジし直すこともできます。
小学校でのプログラミング教育必修化を前に、家庭で何かさせてみようかな?と考える方もいるでしょう。無料で使えるMITメディアラボ開発の「Scratch(スクラッチ)」はその一歩に最適!どんなことができるのかまとめました。
2025/03/18 10:50
Hour of Code(アワーオブコード)
コンピュータサイエンス教育の普及に取り組むアメリカの非営利団体「Code.org(コードオルグ)」が主体となって展開する、プログラミング教育の普及プログラムです。プログラムにはビル・ゲイツ氏やマーク・ザッカーバーグ氏・オバマ大統領も賛同しており、180以上の国・地域から数千万人の子どもが参加しています。公式サイトの「アクティビティ」をチェックすると、ゲーム感覚でプログラミングを学べる教材がたくさん。アクティビティによっては、大好きなディズニーキャラクターをプログラミングで動かしたり、Minecraftの世界を探検したりできます。
「Hour」という名前のとおり、どのアクティビティも1時間程度で終了する簡単なものばかりです。対象年齢は4歳からとなっており、集中力の維持が難しい子どもでも取り組めます。
プログラミングを初めて習う場合「どれを選んだらいいの?」となる方も多いのではないでしょうか? プログラミング入門に使える「ビジュアルプログラミング言語環境」を紹介し、その一例として「Code.org」というサイトを紹介します。
2025/03/11 15:11
「Code with Anna and Elsa」は、ディズニー映画「アナと雪の女王」のキャラクターを使ってプログラミングを実行できるプログラミング学習教材です。この記事では、アナと雪の女王の世界をプログラミングで楽しめる「Code with Anna and Elsa」の概要や使い方、さらにはおすすめのオンラインプログラミングスクールをご紹介します。
2024/06/03 10:58
Swift Playgrounds
Apple社が開発したプログラミング言語「Swift」の基礎を学べる学習サイト。カラフルな画面とかわいいキャラクターにより、子どものモチベーションも上がります。ただしビジュアルプログラミングサイトと比較すると難易度は高く、対象年齢は11歳以上です。レッスンでは現場仕様のプログラミング言語をそのまま使うため、実践力が身に付きます。最初は指定されたとおりにコマンドを並べていくだけなので、子どもでもクリアするのは難しくありません。
1つひとつミッションをクリアしていくことで、「コマンド」「関数」「ループ」といったプログラミングの基礎が身に付きます。
CodeCombat
RPG風の本格ゲームを楽しみながら、コーディングスキルを磨けるサイト。対象となるプログラミング言語はPythonやJavaScript・Luaを含む6種類があります。アクション操作やコマンド選択のたびにコードを打ち込む必要があるため、自然にコーディングの基礎が身に付くのが魅力。ステージをクリアするごとに新しいステージが開放され、着実にプログラミングスキルを積み上げられます。
注意点は、無料で遊べるのは中盤ステージまでであることです。高いレベルに進みたい場合は、課金が必要。ゲームの進行にはある程度のタイピングスキルが求められるため、推奨年齢は7歳以上です。
株式会社FCEエデュケーションは、CodeCombat Inc.と提携し、世界中の子ども達にプログラミングを学ぶ機会を提供するために開発された「英語&ゲームで学ぶ本格的プログラミング」カリキュラム『CodeCombat』の日本での展開を開始します。 CodeCombatは、世界190カ国で2000万人のユーザー、30,000以上の学校で10万人以上の教師に利用されています。
2022/12/14 00:00
子どもにゲームでプログラミングを学ばせるときの注意点
ゲームによる学習は、子どもがプログラミングに興味を持つ入口として最適です。ただし学習効果を高めるなら、保護者による適切な学習管理も必要となります。子どもにゲームでプログラミングを学ばせるとき、気を付けたいポイントを見ていきましょう。時間管理を徹底する
ゲーム好きな子どもなら、パソコン画面にずーっとクギ付け……となる可能性があります。長時間デジタルデバイスを見続けるのは、子どもの健康上避けなければなりません。保護者が学習時間を管理し、「休憩しよう」などの声掛けを行ってください。大人のVDT作業でも、「1時間以上連続して作業した場合は15分程度の休憩を取ること」が推奨されています。子どもであればなおさら、長時間パソコン画面を見ることは避けるべきです。
また就寝1時間前のデジタルデバイスの操作は、不眠を引き起こしやすいといわれています。ゲームを使ってのプログラミング学習は、日中に取り組むのがおすすめです。
子どものレベルに合ったサイトを選ぶ
一口に「ゲームでプログラミングを学べるサイト」といっても、難易度は異なります。プログラミング学習を効果的に進めるなら、子どものタイピングスキル・興味にマッチしたサイトを選ぶことが必要です。サイト選びのポイントは、年齢や学年ではなく「パソコンへの慣れ」を重視すること。テキストプログラミングでゲームを進めるサイトは、タイピングスキルが必須です。安易に手を出すと歯が立たず、子どもがプログラミング嫌いになってしまうリスクがあります。
パソコンに不慣れな子どもは、まずビジュアルプログラミングでパソコン操作を覚えるのがおすすめです。
本格的にプログラミングを学びたい子どもに!おすすめのオンラインプログラミングスクール
「自分でゲームを作りたい」「プロのサポートを受けたい」という子どもは、ゲームでプログラミングを学べるオンラインプログラミングスクールがおすすめです。理解の難しいところは講師のヘルプを受けられるため、独学よりもスムーズに高いレベルに到達できます。ゲームを教材とする、人気の高いプログラミングスクールを見ていきましょう。
デジタネ(旧 D-SCHOOLオンライン)

100種類以上のゲームを自分で作れる、ゲーム好きにおすすめのオンラインプログラミングスクール。初心者から上級者まで幅広い教材を備えており、子どものレベルにマッチした学びを得られます。
授業は、レクチャー式の動画を見て自分で学習を進めるオンデマンド型。動画の視聴に回数制限・時間制限はなく、定額料金で好きなだけ学べます。スキルが上がればテキストプログラミングコースに移行して、本格的なゲーム作成に取り組むことも可能です。
学習中の疑問・質問はチャットで相談できるほか、Zoomの「学習応援タイム」や生配信授業で講師に直接質問できます。「密に指導を受けたい」「対面式で指導してほしい」というご家庭は、個別指導コースを選択してもよいでしょう。
コース名 | Scratchコース |
対象学年 | 小学3年生〜中学生 |
入学金 | 不要 |
月額料金 | 年間プラン:3,980円(税込) 月々プラン:4,980円(税込) |
質問機能 | メール・チャット・Zoom「学習応援タイム」(月に1~2回)、ライブ配信(月1回程度) |
無料体験 | あり |
テラコヤエッジ

現役プログラマーが講師として指導してくれる、少人数式のオンラインプログラミングスクール。プログラマー視点の実践的な指導により、子どものプログラミングスキルを効率的にアップできます。
受講できるコースは、「スクラッチゲームプログラミングコース」「Unityゲームプログラミングコース」「HTML、CSS,、JavaScript WEBアプリ開発コース」の3つ。受講回数も選択でき、月2回の「ライトコース」・月4回の「スタンダードコース」、完全マンツーマン式・月4回の「プレミアムコース」があります。
講師とコミュニケーションを取りながら学習を進めていくスタイルのため、必要なときすぐに講師のサポートが入ります。「分からない」「できない」と悩む時間が少ない分、子どもが「プログラミングって楽しい!」と実感しやすいのが魅力です。
ビジュアルプログラミングをマスターしたら、本格的なゲーム作りやWebサイト作りにチャレンジできます。
コース名 | スクラッチゲームプログラミングコース |
対象学年 | 小学校1年生から中学校3年生 |
入会金 | 4,980円 |
授業料 | 3,980円~ |
授業時間 | 50 |
無料体験 | 水曜日・土曜日・日曜日(週により変動) |
まとめ
「パソコンの扱いに慣れる」という意味でも、パソコンからプログラミング学習サイトにアクセスするのは有益です。ミッションをクリアしていくゲーム式の学習スタイルなら、子どもは飽きることなくプログラミングに集中できます。無料で利用できるプログラミング学習サイトはさまざまありますが、スムーズな学習を目指すならプロのサポートを受けられるプログラミングスクールがおすすめです。
特にテキストプログラミングは、子どもだけでの習得は困難を極めます。保護者がサポートできる場合をのぞき、プロの力を借りましょう。
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