この記事では、多様な働き方を実現するエンジニア副業の仕事内容や収入について詳しく解説します。案件の探し方や注意点も紹介しますので、興味のある人は参考にしてください。
エンジニア副業ってどんな働き方?
副業としてエンジニア業を行う場合、どのような働き方になるのでしょうか。具体的に見ていきましょう。参考:プログラミング副業
週2~3日だけ稼働する
平日の週2~3日のみ稼働する働き方です。業務負荷はそれほど高くありませんが、少ない稼働でも着実に成果を出せる実力が求められるため、それなりのスキルや実績が必要になります。はじめて副業としてエンジニア業を始める人は、週2~3日稼働の案件がおすすめです。
なお稼働日数の少ない案件は、インターネットでの検索ではなかなか見つからないかもしれません。エージェントが非公開求人として保有している可能性があるので、興味のある人は問い合わせてみると良いでしょう。
参考:副業エージェント
参考:副業サイト
土日だけ稼働する
平日ではなく、土日の1~2日間のみ稼働する働き方です。土日は多くの企業が休みのため、社員などとのコミュニケーション量が少なく、フルリモートで作業できる仕事が多くなっています。土日のみの稼働なので平日の仕事や生活を圧迫する必要がないのはメリットですが、プライベートの時間が減ることになるため注意が必要です。体調やメンタル、時間などを自分自身で適切に管理ができる人に向いています。
参考:プログラミング副業土日
リモートで働く
エンジニアの仕事の多くはパソコンに向かって黙々と作業するものなので、リモートとして働ける副業案件もそこそこ多いです。クライアントの求める経験やスキルを持っていれば、本業後のリモートワークで収入を増やせるでしょう。リモート案件の場合、仕事で必要な機器類をすべて自分でそろえなければならないのがデメリットです。開発に必要なスペックのパソコンを購入する場合、それなりのコストがかかる可能性があります。
単発案件をこなす
クラウドソーシングなどで単発案件に応募する働き方です。クラウドソーシングサービスに登録することで、難易度や報酬の高いものから低いものまで、さまざまな種類の案件を見つけられるでしょう。エンジニアを始めたばかりの人は実務経験が少ないため、単発案件をいくつもこなすことで実績にできるのがメリットです。
ただし初心者向け案件の場合、極端に報酬が低いものも少なくないので、契約する際には必ず単価を確認しましょう。
エンジニア副業でどのくらい稼げる?
一般的にエンジニア副業によって稼げる収入のスタイルは、以下の2つに分類できます。- 時給制:時間に応じて給与が支払われるスタイル
- 固定報酬制:成果物に応じて給与が支払われるスタイル
スキルの高いエンジニアであれば、時給制より固定報酬制の方がコストパフォーマンスが良いのでおすすめです。未経験や経験の浅いエンジニアであれば、時給制の案件を選んだほうが良いでしょう。
エンジニアの副業案件の時給相場は2000円~6000円程度と言われています。未経験、初心者向け案件の場合には、1000円~3000円程度の時給が目安です。
実務経験やスキル、実績に応じて時給は変化します。経験豊富なエンジニアほど高い収入を得られるので、クライアントから高く評価されるようなエンジニアを目指しましょう。
エンジニア副業の案件の探し方
ここでは、エンジニア副業の案件の探し方について具体的に見ていきましょう。人脈から探す
もっとも手っ取り早く仕事を探せる方法は、人脈を活用するというものです。身近な知人・友人や関係者などにコンタクトを取り、エンジニア副業を求めている人がいないか確認してみましょう。直近で仕事を紹介してくれる人は少ないかもしれませんが、必要になった際に声をかけてもらえる可能性が広がります。
SNS営業をする
近年増えているのが、SNSを活用した営業です。X(旧Twitter)やInstagramなど、利用者や繋がっている人の多いプラットフォームを活用するとやりやすいでしょう。ハッシュタグで「#エンジニア副業」のように検索することで、必要な情報が収集しやすくなります。エンジニアに仕事を依頼したいという個人や企業アカウントを見つけたらフォローし、積極的に応募していくことが大切です。また日常的にエンジニアとしての経験やスキル、実績をアピールすることで、応募した際の信頼性が高まります。
一方で、「高収入」「簡単にできる」などとうたって詐欺まがいの行為を繰り返すアカウントも少なからず存在します、SNS営業で依頼を受ける際には、依頼主の過去の投稿や関連情報をしっかり確認し、信頼できるアカウントがどうかを見極めることが大切です。
クラウドソーシングで探す
エンジニア副業の初心者が仕事を探しやすいと言われているのがクラウドソーシングです。クラウドソーシングとは、個人や企業がインターネット上で業務内容や条件を提示して受注希望者を募り、これを見て応募してきた人から選定して仕事を依頼する業務委託の方法です。短期間で完了できるような単発案件が多いことから、エンジニア副業としても近年多くの人に利用されています。
案件には初心者向けや経験の浅い人向けのものもあるため、エンジニア副業に慣れるまでクラウドソーシングで実績を積むというのも一つの方法でしょう。
一方で、クラウドソーシングは基本的に報酬の15%程度がシステム手数料として差し引かれる点に注意が必要です。高額の案件を受注すれば、そのぶん高い手数料がかかることを覚えておきましょう。
エージェントからの紹介
エンジニアや副業に特化したエージェントサービスを利用して仕事を得る方法もあります。さまざまな種類のエージェントがあるので、自分に合ったところを探してみると良いでしょう。一般的にエージェントでは、専属のアドバイザーによるカウンセリングが行われ、エンジニアとしてのスキルや経験、職歴、希望条件などを伝えます。アドバイザーはヒアリングの内容に応じて案件を提案し、選考に向けてのサポートを行います。
インターネット上で公開されている副業情報を探すより、エージェントからの紹介の方が高単価案件を見つけやすい傾向があります。このため複数のエージェントに登録し、より条件の良い案件を探すのがおすすめです。
エンジニア副業案件が探せるおすすめのエージェント
続いて、エンジニア副業案件が探せるおすすめの副業エージェントを紹介します。クラウドテック
![](https://static.coeteco.jp/coeteco/image/upload/c_limit,f_auto,q_auto,w_1400/v1/cs-product/froala/JAqyHyuarZ8ndXBiiiBeJg.png)
クラウドテックは、フリーランスのエンジニアやクリエイターに向けた案件紹介サービスであり、職種に特化した案件が強み。
このように職種特化型を実現している背景には、グループに大手クラウドソーシングサービス『クラウドワークス』を保有しているから。働き手を探している企業の中でもより専門性に長けた人材を欲している企業は、クラウドテックを利用することから、レベル・質共に申し分ない特化型の案件が多数集まる仕組みとなっています。
さらにクラウドテックは柔軟な働き方ができるよう、週3日・4日の案件やリモートワーク可の案件も多数取り扱っています。
副業のように柔軟性の高い案件を望む人も、希望に沿った働き方を叶えられる案件がきっと見つかるでしょう。
参考:クラウドテックの評判・口コミ
ITプロパートナーズ
![](https://static.coeteco.jp/coeteco/image/upload/c_limit,f_auto,q_auto,w_1400/v1/cs-product/froala/nef8bSl9puf06803rG1IzQ.png)
ITプロパートナーズは、フリーランス専門エージェントであり常時3,000件以上の案件を取り揃えています。
週2日から働ける案件を豊富に取り扱っている点が特徴であり、週 2、3 日の案件数はフリーランス向けエージェントの中でも随一。さらにフルリモートなど副業に取り組むにあたって嬉しい条件の案件も多数保有しています。
またエンド直案件が全体の9割を占めることから、高単価な案件が多いのも魅力。
多くのフリーランスが本サービスを通じて収入アップを叶えています。副業であってもITプロパートナーズを利用すれば、満足できる収入を実現できるのではないでしょうか。
さらにスタートアップやベンチャーの案件も多く、新しいトレンドの技術を取り入れている会社が多くを占めます。技術者として面白みを感じられる案件やスキルアップにつながる案件も多数あるため、副業を通じてエンジニアの幅も広げることできるでしょう。
ITプロパートナーズの評判・口コミ、利用の流れ、特徴などがバッチリ!フリーランス・転職・副業サービスで自分に合ったキャリアを選択しましょう!
この記事をcoeteco.jp で読む >エンジニア副業を始める際の注意点
エンジニア副業を始める際に注意すべき点についても見ておきましょう。副業OKかどうか確認する
今働いている会社の就業規則を確認し、副業がOKかどうかをチェックしましょう。副業をすること自体は法律で認められていますが、会社の規則としてNGとしている企業もあるため注意が必要です。会社のルールで副業がNGでありながら副業をしてしまうと、就業規則違反となり、懲戒処分などが課される場合があります。
無理のない範囲で働く
本業にプラスで副収入が入る副業は魅力的ですが、これにより本業が疎かになっては本末転倒です。特に慣れないうちは頑張りすぎてしまい、体力配分や体調管理がうまくできなくなる可能性があります。あくまでも副業であることを念頭に置き、週2~3日の案件から始めるなど、本業や心身に無理のない範囲で始めるようにしましょう。
初めから稼げるわけではないことを理解する
エンジニアとしての経験が浅いうちは、頑張ってもなかなか思うような収入を得られないかもしれません。しかし、誰しも初めから大金を稼げるわけではないので、焦らず着実に成果を重ねることを心がけましょう。与えられた仕事を一つ一つ丁寧にこなしていくことが、稼げるようになるための近道です。
実績アピールのためのポートフォリオが重要
エンジニア副業で仕事をする際には、これまでの実務経験や実績をアピールするためのポートフォリオが重要になります。内容はもちろん、見栄えにもこだわったポートフォリオを作成することで、エンジニアとしての信頼性がより高まるでしょう。
確定申告が必要になる場合も
1月1日から12月31日までの収入が年間で20万円を超える場合には、確定申告が必要です。エンジニア副業は他の仕事と比べると単価が高いため、それほど多くの稼働でなくても確定申告が必要になる可能性があります。確定申告には、会計ソフトを活用するのがおすすめです。簿記などの知識が無くても簡単に申告書類が作れます。無料・有料やクラウドなど、さまざまな種類があるので、興味のある人は調べてみると良いでしょう。