この記事では「動画」に焦点を当て、インスタに魅力的な動画を投稿するためにぜひ活用したいおすすめの動画編集アプリをご紹介していきます。誰でも気軽に使えるよう基本無料のものを中心に選定したので、好みに合いそうなものを選んでインストールしてみてください。
インスタグラムで使用される動画の種類
インスタグラムで使用される動画は、フィード投稿・ストーリーズ・リールの3種類です。それぞれの特徴を解説していきます。フィード投稿
インスタグラム上でフィード投稿を行うと、ユーザーのプロフィールにコンテンツとして恒久的に保存されます。フィード投稿は最も基本的な動画投稿の形式であり、多くのユーザーの目に留まりやすいのが特徴です。解除しない限り表示され続けるため、他のユーザーはいつでも閲覧でき、「いいね」や「保存」ができます。最大60秒の動画や10枚までの写真を一つの投稿として組み合わせることができ、カルーセル形式で複数の画像や動画を一度に紹介することが可能です。
ストーリーズ
インスタグラムのストーリーズは、24時間で消える一時的なコンテンツのことです。ストーリーズは、フルスクリーンで表示され、通常のフィード投稿とは異なる親近感やリアルタイム性があるのが特徴です。最大60秒までの動画を使用でき、質問やアンケートなどのスタンプを設置することで、閲覧している人と気軽にコミュニケーションを楽しめます。「親しい友達」を設定しておけば、閲覧できる人を限定することが可能です。
ストーリーズを24時間経過後も残しておきたい場合は、ハイライトを作成していつでも閲覧できるようにするといいでしょう。
リール
リールは、インスタグラム内で最大90秒までのショート動画を作成・共有できる機能です。縦型フルスクリーンで表示され、音楽やARエフェクトなど多彩な編集オプションを利用できます。運営側がリールを推奨していることから、リールを活用すれば幅広いユーザーアピールしやすくなるでしょう。「アカウントを運用したい」「フォロワー数を増やしたい」と考えているのであれば、リール投稿は欠かせません。近年流行しているSNSマーケティングも可能です。
参考:SNSマーケティングスクールとおすすめ勉強法
インスタグラムはアプリで直接動画編集することも可能
前提として、インスタグラムには動画の撮影機能や編集機能が最初から備わっているため、基本的な動画編集であればインスタアプリだけで完結することができます。新規投稿画面にて撮影したい動画種別(リール、ストーリーなど)を選択し、カメラボタンを押せば即撮影開始。もちろん、あらかじめ撮っておいた動画をフォルダから選択してもOKです。動画を撮影もしくはフォルダから選択した後は、そのまま編集画面へと移行していきます。利用できる主な編集項目としては以下のとおり。
- スタンプ
- 文字入れ
- フィルター
- エフェクト
- トリミング(カット)
- 再生速度
- 複数動画の連結(リールのみ)
最低限欲しいカット機能はもちろん、あって嬉しいフィルター・エフェクトなどもバッチリ搭載。UIもシンプルで使いやすいので、初心者でもすぐに魅力的な動画を作成できるでしょう。ちゃんとしたカメラや高性能な編集ソフトを持っていなくても、お手持ちのスマートフォンさえあれば誰でも楽しめるのがインスタグラムの魅力です。
【無料】インスタグラム用のおすすめ動画編集アプリ4選
ここからは、よりハイクオリティなインスタ動画を作成したい人におすすめの動画編集アプリを4つまとめました。無料で高機能なものを探している方は必見です。InShot
iPhone・Android共に利用できる、シンプルな操作感が魅力の動画編集アプリが「Inshot」です。基本的なカット編集・BGM挿入といった作業はもちろん、トレンドに合わせた機能も豊富に盛り込まれているため、映えるインスタ動画を作るのにもってこい。背景の削除や速度調整等もお手の物です。無料でもほとんどの機能を利用できますが、インスタ用の縦長動画の場合ウォーターマーク(ロゴ)が表示されてしまうため注意が必要。そのほか、動画の継ぎ目に当たる「トランジション」や、リッチに仕上げるための「フィルター」「ステッカー」等も、無料版だとやや物足りないかもしれません。サブスクだけでなくお得な買い切り版もあるので、使いやすいと感じたら移行するのもいいでしょう。
関連サイト:Inshot
CapCut
「CapCut」は、今大人気のSNSプラットフォーム「TikTok」を手掛けるByteDance社の動画編集アプリです。TikTok用動画によく使われますが、同じ縦長動画ということもありインスタにも十分活用可能。テンプレートが豊富で、初心者でも迷うことなく動画づくりを楽しむことができます。パソコン(Windows版)ソフトも用意されており、スマホと相互で編集していけるのも魅力。チームで共同作業できる機能が備わっていたりと、本格的にインスタに取り組んでいきたい人もぴったりでしょう。多数の素材が用意されていますが、一部商用利用不可のものも含まれているため、規約等をよく確認してから使うようにしてください。
関連サイト:CapCut
Filmora
使える素材の豊富さ等から、数ある動画編集アプリの中でも高い人気を誇っているのが「Filmora(フィーモラ)」です。合同会社ケーエスの調査によれば、Filmoraの利用者数は「Adobe Premiere Pro」「Power Director」という2大編集ソフトに次いで第3位。初心者向けのシンプルな操作性を重視していることもあり、多くのユーザーに選ばれています。動画の見栄えUPにつながるおしゃれな素材がとにかく豊富な点も、Filmoraの大きな特徴です。デザインテンプレートやAIエフェクト、音声素材にステッカーと実に多種多様。無料でもかなりの数が用意されていますが、有料プランなら1,000万種類以上のアセットが使い放題になります。映えるインスタ動画を作りたいなら、Filmoraを使ってみて損はないでしょう。
関連サイト:Filmora
iMovie
iPhoneユーザーならまず一度使ってみてほしいのが「iMovie」。デフォルトで搭載されているので、iPhoneを購入したその瞬間から即動画編集を始められる気軽さが魅力です。無料のプリアプリと侮ることなかれで、AI補助によって数回タップするだけで動画が完成する「マジックムービー」、豊富なテンプレートで制作プロセスを学べる「ストーリーボード」等、有料ソフトに引けを取らない機能を多数備えています。パソコンとの連携も簡単で、出先ではスマホ、家では腰を据えてMacといったようにシームレスに作業できるのもiMovieの魅力でしょう。もし物足りなさを感じたら、同じくApple社のソフトに「Final Cut Pro」が準備されているためステップアップも容易です。iPhoneを使ってインスタ動画編集をしていきたい人は、まずは完全無料のiMovieで感覚をつかんでみることをおすすめします。
参考:iMovieの使い方やできることは?
より魅力的なインスタ動画を作るならパソコン用編集ソフトもおすすめ
インスタアプリだけでも簡単な編集は楽しめますし、スマホアプリを使えばさらにクオリティを上げた動画を作ることもできます。一方で、ワンランク上の動画制作を求めるのであれば、やはりパソコン用の編集ソフトを利用するのがおすすめ。大きな画面で作業できるので効率が上がることはもちろん、使える編集機能もグッと増えて動画にさらなる魅力を与えることができます。パソコン用動画編集ソフトの代表例は以下の通り。
- Adobe Premiere Pro
- Final Cut Pro
これらは動画編集業界のプロも愛用するもので、あらゆる現場で重宝されるスキルです。習得しておけば、編集者としての新たなキャリアも開けるかもしれません。本格的な動画編集を求めるなら、ぜひパソコン用ソフトの利用も検討してみてください。
関連記事:おすすめの動画編集ソフト
インスタ動画編集に役立つスキルが学べるおすすめスクール
ここでは、インスタ動画編集に役立つスキルが学べるおすすめ動画編集スクールを紹介します。studio US
studio USは、未経験からプロの動画クリエイターを目指す動画編集スクールです。
基本的には900以上もの動画教材を順に追って視聴しながらスキルを学ぶスタイルになっているため、24時間好きなタイミングで学習に取り組めます。基礎段階においては動画編集アプリやソフトの基本的な使い方を学び、最終的には実践的なトレーニングや仕事の取り方まで学習します。動画教材は毎月新しいコンテンツがアップロードされるため、常に新しい知識やスキルを学べる点が魅力。
また、studio USが他のスクールと違う点は、最低でも15本以上の動画制作に携わる点であり、最大50本以上もの動画制作に取り組めます。動画クリエイターとしての基礎をしっかり固められる上に、ポートフォリオも充実するでしょう。
加えてstudio USでは、企業との連携により卒業後はすぐに案件にチャレンジする機会を得られます。インスタのようなショート動画制作の案件もあるかもしれないため、ぜひ積極的に案件にも取り組んでいきましょう。
デジハク
デジハクは、未経験から独学でプロになった経験を持つ講師陣から生まれたスクールです。
実践を通して、キャリアを自分で築くためのスキルが身に付く環境が用意されているため、本気で動画編集を仕事にしたい人にピッタリ。
動画編集技術のみならなず、マーケティングやディレクションといったフリーランスとして活動するにあたって必要なスキルまでワンストップで学べるようになっています。なお、カリキュラムの中には、ショート動画制作についても学べるため、Instagram向けの動画編集に関するスキルを学びたい人にもおすすめです。
まずは手ごろな価格でお試し受講できる『MINIコース』が用意されているため、気になる人はMINIコースの受講から始めてみてはいかがでしょうか。
MOOCRES
MOOCRESは、未経験から4ヶ月で動画編集スキルを身に付けることを目指すスクールです。
カリキュラムは少人数制のライブ受講となっており、オンライン・オフライン好きな受講形態を選べます。なお、クラスは受講形態問わず最大6人という少人数制を採用しているため、現役クリエイターから手厚い指導を受けられるでしょう。さらに4ヶ月の受講期間中に必ず実案件を受注し、納品まで体験できる保証を提供しています。在学中に副業やフリーランスに関する経験を積めるため、インスタ動画編集を副業にしたい人におすすめのスクールと言えるでしょう。
加えて、MOOCRESでは、『受講期間中PCレンタル無料』『動画編集ツール3ヶ月分無償』といったサービスも用意。動画編集に取り組むにあたって最初の敷居を限りなく下げてくれているため、思い立ったらすぐに取り組める環境があります。
初期コストを抑えたい人は、ぜひMOOCRESでの受講を検討してみてください。
インスタグラムに投稿する動画を編集する際のコツ
ここでは、インスタグラムに投稿する動画を編集する際のコツをご紹介します。音楽・エフェクトを追加する
インスタグラムの動画に音楽やエフェクトを追加することで、視覚的な魅力を高め、視聴者の関心を引くことができます。音楽は動画の雰囲気やテーマを強調し、エフェクトは視覚的なインパクトを与えるのに効果的です。また、音楽と同様にサウンドエフェクトも活用することで、より臨場感のある動画を作成できます。編集アプリを使用し、動画にぴったりの音楽やエフェクトを追加しましょう。
テキストを活用する
テキストは、動画の内容やポイントを強調し、視覚的なアクセントとして機能します。テキストのフォントや色を工夫することで、動画全体のデザインと調和させることが重要です。文字数を少なくして伝えたい内容を強調したり、使用している動画と類似した色をしようしたりするのも効果的でしょう。文字入れした動画をフィード投稿もしくはリールに使用したい場合は編集ソフトやアプリが必要ですが、ストーリーズの文字入れは公式アプリでも対応できます。
スタイルに統一感を出す
統一感のあるスタイルは、アカウント全体のプロフェッショナルな印象を強化してくれるだけでなく、新規フォロワーの獲得にも繋がります。統一感を出すためには、色合いや加工方法、テーマなどを揃えることが大切です。構図を固定したり投稿順序を工夫したりするのもいいでしょう。インスタグラムのプロフィールを開いたときに、フィード全体に統一感が感じられればgoodです。インスタ動画編集まとめ
当記事では「インスタに魅力的な動画を上げたい!」と考えている人に向けて、インスタそのものを使った編集方法をはじめ、無料で使えるおすすめの動画編集アプリについてまで、詳細に解説してきました。インスタは動画撮影機能も編集機能もバッチリ備えたアプリであるため、これから動画投稿を始めるという初心者であれば特別な準備がなくても十分楽しむことができます。ただし当然できることは限られるため「もっと魅力的なエフェクトを追加してみたい」「AIを使った編集機能を試したい」といった気持ちが生じてきた際には、編集アプリを導入してみるといいですね。
SNS運用代行スクールに通って、収益化の勉強をすることもいいでしょう。