受託開発とSESの違いは?契約・年収・働き方を現役エンジニアが徹底比較
「受託開発とSESは何が違うの?」——エンジニアとして働き方を選ぶとき、多くの人がこの疑問にぶつかります。
どちらも他社のシステム開発に関わる点は似ていますが、契約形態・報酬の考え方・働く場所・身につくスキルは大きく異なります。
この記事では、受託開発とSESの違いを「契約形態・報酬・働き方・責任・キャリア」の5つの観点から整理し、それぞれのメリット・デメリットや向いている人をわかりやすく解説します。
あわせて、SES・受託・自社開発の3つをすべて経験した現役エンジニア・水無瀬さんの体験談も紹介。
用語の解説だけではわからない“現場のリアル”まで含めて、自分に合う働き方を見極めるヒントをお届けします。
- 1. 受託開発とSESの違いが一目でわかる早見表
- 2. 受託開発とは?請負契約で「成果物の完成」に責任を持つ働き方
- 3. SESとは?準委任契約で「技術力・労働」を提供する働き方
- 4. 受託開発とSESの違いを5つの観点で比較
- 5. 受託開発のメリット・デメリット
- 6. SESのメリット・デメリット
- 7. 【体験談】SES・受託・自社開発をすべて経験してわかった、リアルな現場と違い
- 8. 受託開発とSESはどっちが向いている?向いている人の特徴
- 9. SES・受託・自社開発からキャリアを広げるには
- 10. 受託開発とSESに関するよくある質問
- 11. まとめ|受託開発とSESの違いを理解し、自分に合う働き方を選ぼう
受託開発とSESの違いが一目でわかる早見表
まずは、受託開発とSESの違いを主要な項目でまとめました。細かい解説はこのあと順番に掘り下げますが、全体像をつかむための地図としてご覧ください。
| 項目 | 受託開発 | SES |
|---|---|---|
| 契約形態 | 請負契約 | 準委任契約 |
| 報酬の対象 | 完成した成果物 | エンジニアの稼働(工数・時間) |
| 成果物の完成義務 | あり | なし(業務の遂行が役割) |
| 不具合への責任 | 契約不適合責任を負う | 原則負わない(善管注意義務) |
| 主な勤務場所 | 自社(受注企業)が中心 | クライアント先への常駐が中心 |
| 指揮命令権 | 自社(受注企業) | 所属するSES企業(常駐先にはない) |
| 年収の傾向 | 比較的高めになりやすい | 案件・単価により差が出やすい |
| 向いている人 | 上流から完成まで一貫して関わりたい | 多様な現場で幅広く経験を積みたい |
受託開発とは?請負契約で「成果物の完成」に責任を持つ働き方
受託開発とは、クライアントから依頼を受けてシステムやソフトウェアを開発し、完成した成果物を納品する働き方です。契約形態は民法上の「請負契約」にあたり、開発会社は“仕事を完成させること”そのものに責任を負います。
報酬は稼働時間ではなく、完成した成果物に対して支払われます。
要件定義や設計といった上流工程から、開発・テスト・納品までを一貫して担うことが多く、プロジェクト全体を通じてものづくりに関われるのが特徴です。
開発は基本的に、受注した自社のオフィス内で進めます。
なお、納品後に不具合(バグ)が見つかった場合は、「契約不適合責任」(旧・瑕疵担保責任)として修正対応を求められることがあります。
“完成させて終わり”ではなく、成果物の品質にまで責任が及ぶ点が、受託開発の大きな特徴です。
SESとは?準委任契約で「技術力・労働」を提供する働き方
SES(システムエンジニアリングサービス)とは、エンジニアの技術力や労働力をクライアントに提供する働き方です。契約形態は「準委任契約」にあたり、受託開発と違って“成果物を完成させる義務”は負いません。
あくまで「依頼された業務を遂行すること」が役割になります。
報酬は成果物ではなく、エンジニアの稼働時間(工数)に対して支払われます。
働く場所はクライアント先への常駐が中心で、現場ごとに扱うシステムや技術が変わるため、幅広い経験を積みやすいのが特徴です。
ここで押さえておきたいのが指揮命令権の所在です。
準委任契約では、エンジニアへの指揮命令権はあくまで所属するSES企業側にあり、常駐先のクライアントにはありません。
この線引きが曖昧になると「偽装請負」として問題になるため、SESを理解するうえで重要なポイントです。
受託開発とSESの違いを5つの観点で比較
ここからは、受託開発とSESの違いを具体的な5つの観点で見ていきましょう。①契約形態:請負か準委任か
最大の違いは契約形態です。受託開発は「請負契約」で、成果物の完成に責任を負います。
一方SESは「準委任契約」で、完成義務はなく業務の遂行が役割です。
この違いが、報酬や責任のあり方すべての土台になっています。
②報酬・年収の決まり方
受託開発は完成した成果物に対して報酬が決まるため、規模や難易度に応じて単価が上がりやすく、年収も比較的高めになりやすい傾向があります。SESは稼働時間(工数)に対して報酬が決まるため、案件の単価や契約内容によって収入に差が出やすいのが特徴です。
③働き方・勤務場所
受託開発は自社に持ち帰って開発するのが基本で、チームで腰を据えて取り組めます。SESはクライアント先への常駐が中心で、プロジェクトごとに環境や人間関係が変わります。
腰を据えたいか、環境の変化から刺激を得たいかで感じ方が変わる部分です。
④責任の範囲
受託開発は成果物の完成に責任を負い、納品後の不具合には契約不適合責任が生じます。SESは完成義務を負わず、善良な管理者としての注意義務(善管注意義務)を果たしながら業務にあたります。
プレッシャーの質が大きく異なります。
⑤身につくスキルとキャリア
受託開発では、要件定義から納品まで一貫して関わることで、技術力に加えて要件整理・スケジュール管理・顧客折衝といった総合力が磨かれます。SESでは、多様な現場を経験することで幅広い技術と現場適応力が身につきます。
どちらも、次のキャリアの土台となる力を得られます。
受託開発のメリット・デメリット
受託開発の主な特徴を、メリットとデメリットに分けて整理します。【メリット】
- 上流工程から納品まで一貫して関われ、ものづくりの達成感が大きい
- 成果物ベースのため報酬・年収が比較的高めになりやすい
- チームでの開発力・プロジェクト推進力が身につく
- 納期・予算のプレッシャーがあり、スケジュール管理が厳しい
- 仕様変更や炎上案件で負担が大きくなることがある
- 成果物の完成責任(契約不適合責任)を負う
SESのメリット・デメリット
続いて、SESのメリットとデメリットです。【メリット】
- さまざまな現場・技術を経験でき、スキルの幅を広げやすい
- 未経験や経験の浅い段階でも参画しやすく、キャリアのスタートに向く
- 完成義務がなく、現場によっては残業が少なくワークライフバランスを取りやすい
- 常駐が中心のため帰属意識が育ちにくく、孤独感を覚えることがある
- 案件や単価によって年収が伸びにくいことがある
- 携わる工程が限定され、上流経験を積みにくい場合がある
【体験談】SES・受託・自社開発をすべて経験してわかった、リアルな現場と違い
エンジニアとして10年以上のキャリアを歩む中で、私はこれまでにSES、受託、自社開発という3つの異なる働き方を経験してきました。それぞれの現場での仕事内容や環境は大きく異なり、苦労も学びもたくさんあったと感じています。
ここでは、私が経験してきたいくつかの現場と仕事内容から、リアルなエンジニアの現場の様子をご紹介しましょう。
メーカーのメール配信システム(SES)
私のエンジニア人生のスタートは、メーカーの現場にSESとして常駐した経験でした。社内研修で学んだばかりのJavaを使い、メール配信システムの開発に携わっていました。
初めての現場で右も左も分からず、知らないことだらけの日々。
先輩と二人だけの少人数の環境だったため、相談相手も少なく、正直なところ寂しさを感じることもありました。
また、現場が田舎にあったため、駅までの帰り道が暗く、ちょっとした恐怖を感じながら通勤していたのも思い出深いです。
この現場の経験として、忘れられない出来事があります。
テストのつもりでプログラムを起動したところ、誤って本番環境で実行してしまい、クライアントから厳重注意を受けたのです。
エンジニア人生初の「やらかし」には相当落ち込みましたが、幸運にも(?)その際に大きなバグが発覚し、結果的には大きな問題にはならずに済みました。
この経験を通じて、テスト環境と本番環境を慎重に、それはもう慎重に、穴が空くほどにしっかり確認することの重要性を学びました。
メーカーの在庫管理システム(SES)
2年目にして任されたのは、メーカーの在庫管理システム(C#)の開発でした。SI企業(企業向けのシステム開発を請け負う企業)の担当者の指揮のもと、中国の会社が開発したシステムを引き継ぎ、継続開発するというものです。
私は当時神戸に住んでおり、クライアントの現場は都内。
さすがに常駐するわけにもいかないので、自社内でメールと電話を使ってやりとりをしながら作業を進めました。
今思えば、SESというより受託開発のような感じでしたね。
なんで受注したんだ…。
「出張?
ラッキー!」と最初こそ喜びましたが、「泊まりはNG、日帰りで」というお達しのもと、多いときは週に4回も日帰り出張することがあり、心身の負担が半端なかったです。
過酷な労働環境のなかストレスは日に日にひどくなり、耳鳴りが止まなくなったため、「このままではヤバい」とプロジェクトをリタイア。
あのときは本当に悔しかったです。
後日談ですが、私の仕事を引き継いでくれた主任さんから、「あの仕事はしんどすぎる。
今までよく頑張ってやってたね」というお声がけをいただきました。
関連記事:SESはやめとけ?向いている人の特徴も解説
フレームワークを用いた業務システムなど(SES)
大手情報システム会社にSESとして常駐し、Javaフレームワークを用いた業務システムの開発に携わりました。社内では複数のプロジェクトが並行して進んでおり、同じ会社からの常駐メンバーも多く、にぎやかで活気のある現場でした。
SES向けの専用区画が設けられており、他社のエンジニアとも自然に交流できたため、楽しくも貴重な経験が出来た現場だったと感じています。
関連記事:Javaが学べるプログラミングスクールランキング
基本的な業務の流れとしては、リーダーから画面や機能ごとの仕様書が渡され、それに基づいてコーディングとテストを行うというものです。
ほとんどの機能には帳票出力が含まれており、処理部分の実装に加えて、帳票が正しく出力されるか、レイアウトが崩れていないかを実際に印刷して確認する必要がありました。
この印刷確認が想像以上に手間がかかり、思い通りに出力されずイライラすることも多かったです。
仕事自体はとても楽しかったのですが、残業の多さは正直つらかったですね。
ひとつのプロジェクトが終わると次のプロジェクトへと移る流れのなかで、炎上案件に投入されることも少なくありませんでした。
終電帰りは当たり前で、夜22時に退社できると「今日は早い!」「今から飲みに行く!
?」と盛り上がったのも、今となっては懐かしい思い出です。
そんな環境ではありましたが、仲間との一体感は強く、忙しさのなかにも充実感がありました。
また、この時期を乗り越えたことで得た経験やスキルは、私がエンジニアとして働くうえでの自信につながったと感じています。
PHPを使ったオリジナルCMS開発(受託)
SESから受託開発に移りたいと上司に相談したところ、「PHPの仕事ならある」と勧められ、初めてPHPを使った案件に携わることになりました。案件は、メディア企業のWebサイト用CMS(コンテンツマネジメントシステム)の開発で、仕様決めからコーディング、テストまで一貫して担当しました。
初めてのPHPには不安もありましたが、Javaと構文が似ていたため、スムーズに習得できました。
また、JavaScriptもほとんど扱ったことがなかったので、同時に勉強しました。
当時、登場したばかりのAjax(※)を試して、Web画面が動的に動く様子に「すげー!」と感動したのを覚えています。
Google Mapsのように地図をスムーズに動かしたり、フォーム入力中にリアルタイムでデータを取得するなど、よりインタラクティブなWebアプリケーションを実現できる。
3人の小さなチームで進めたプロジェクトで、納期は比較的タイトでしたが、マネージャーが柔軟に調整してくれたおかげで、大きな負担なく進められました。
先輩から「受託は忙しい」と聞いていましたが、想像していたよりも無理のない働き方ができたのはありがたかったです。
この案件ではWebデザイン会社と協力しながら進めたため、私にとって初めてWebデザイナーという職業の人たちと関わる機会にもなりました。
初対面のとき、彼らの名刺のデザインがとてもオシャレだったのを見て驚いたのを今でも覚えています。
デザイン会社とのやり取り、クライアントとの打ち合わせ、仕様決め、納品の流れなど、実務を通じて多くの経験を積むことができました。
納品後、エンドユーザーの声を直接聞くことができたのも初めての経験でした。
それまで携わっていた現場では、ユーザーの感想や意見を聞く機会は一切ありませんでしたが、初めて実際のユーザーから「ありがとう」と感謝の言葉をもらえたのは本当に嬉しかったです。
ユーザーからの反応が、私のエンジニアとしてのモチベーションにつながるんだということに気づきました。
PHPを使ったデータ分析システムの開発(自社開発)
現在、私は自社向けのデータ分析システムの開発に携わっています。主な業務は、PHPとJavaScriptを使った既存システムの改修や機能追加。
システムの利用者は社内のメンバーのみのため、納期に追われることなく、柔軟にスケジュールを調整しながら働ける環境です。
入社当初、このシステムには仕様書が一切なく、バグだらけで正常に動作する画面も少ししかありませんでした。
どこから手をつければよいのか分からず、頭を抱えたのを今でも覚えています。
さらに、出産・育児のブランクを経て11年ぶりにPHPを扱う私にとって、この混沌とした状況を整理するのは容易ではありませんでした。
それでも少しずつ仕様を整理し、機能図やER図をドキュメントとしてまとめ、バグ管理表を作成しながら、できる範囲で修正を進めました。
また、社員が1日数十回も手動で行っていたデータアップロードを自動化。
この改善には社員の皆さんから大いに感謝され、大きな達成感を得ました。
今ではチームメンバーも4人に増え、システムの安定性も向上しました。
「あのときの頑張りがあったからこそ、今の環境がある」と、自分でも誇りに思っています。
SESがキャリアにもたらすこと
SESの現場経験は、私のエンジニアとしての基礎を築くために欠かせないステップでした。JavaやC#といったプログラミング言語を実践的に習得できただけでなく、課題を乗り越える中で実務感覚やプロジェクト進行のノウハウを身につけられたのは、SESの経験があってこそです。
また、多様な現場で異なるシステムに携わったことで、柔軟な対応力や課題解決力も磨くことができました。
もちろん、孤独感を感じる場面や過酷な労働環境もありましたが、それを乗り越えた経験は自信となり、エンジニアとしての成長に大きく寄与したと感じています。
このように、SESの働き方は、幅広い技術や現場適応力を学ぶ機会に恵まれます。
プログラミング言語を習得したばかりの人や、実務経験が少ない人にとっては、SESの経験が将来のキャリアの土台となることでしょう。
関連記事:SESからの転職におすすめのエージェント6選!成功させるコツも解説
受託開発がキャリアにもたらすこと
受託開発の経験は、私のエンジニアとしての視野を広げ、責任感を育んでくれました。クライアントとのやりとりや仕様決定など、プロジェクト全体を一貫して担えたことで、技術だけでなく、コミュニケーション能力や調整力も磨かれました。
また、クライアントの要望に応じた柔軟な対応が求められる環境で、多角的な視点を持てたのも大きかったです。
タイトな納期やスケジュール調整の難しさに負担を感じることもありましたが、さまざまな経験を乗り越えたことで、キャリアにおける忍耐力やタフさを培うことができたと感じています。
このように受託開発の現場は、技術力を深めるだけでなく、エンジニアとしての総合力を高める場として非常に有意義です。
クライアントとの連携を学びたい人や、プロジェクト全体に関わりたい人には、特におすすめの働き方といえるでしょう。
関連記事:未経験からSIerになれる?向いている人やSESとどっちがいいのか解説
自社開発がキャリアにもたらすこと
自社開発の経験は、私のエンジニアとしての働き方を大きく変えると同時に、やりがいや満足感をより深く感じるきっかけとなりました。自社製品の開発に携わることで、プロジェクトに長期的な視点で取り組めるだけでなく、納期に追われることなくじっくりと品質を追求できるようになりました。
また、システムの利用者が同じ会社の社員であるため、直接感謝の声を聞けることが大きなやりがいにつながっています。
一方で自社開発は、限られた技術スタックの中で開発を進めることが多く、新しい技術に触れる機会が少なくなりがちなのは課題です。
しかし、それでもプロダクトに深く関わることで得られる達成感や、働きやすい環境のメリットの方が大きいと感じています。
自社開発は、プロダクトに深く関わりながら、働きやすさとやりがいを両立できる働き方です。
長期的にキャリアを築きたい人や、自分の手がけたシステムで直接ユーザーに貢献したい人にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
受託開発とSESはどっちが向いている?向いている人の特徴
ここまでの違いを踏まえ、それぞれに向いている人をまとめます。受託開発が向いている人
- 要件定義から納品まで、ものづくりに一貫して関わりたい人
- チームでプロジェクトを完成させる達成感を得たい人
- 成果に応じた報酬・年収アップを目指したい人
- いろいろな現場・技術に触れて経験の幅を広げたい人
- 未経験からエンジニアのキャリアをスタートしたい人
- ワークライフバランスを取りながら働きたい人
それぞれのリアルな違いは、このあとの体験談で詳しく紹介します。
SES・受託・自社開発からキャリアを広げるには
どの働き方を選んでも、そこで得た経験は次のキャリアの土台になります。SESで基礎を固めてから受託開発や自社開発へステップアップする人も多く、「今の働き方が合わない」と感じたら、別の形に移ることも十分に可能です。
受託開発のリアルをもっと知りたい方は、実際に受託から自社開発へ転職したエンジニアの体験談「受託開発はやめとけって本当?自社開発へ転職したエンジニア体験談」もあわせて読んでみてください。
自分に合う働き方を考えるヒントになるはずです。
受託開発とSESに関するよくある質問
受託開発とSESはどちらが年収が高い?
一概には言えませんが、成果物に対して報酬が決まる受託開発のほうが単価が上がりやすく、年収も高めになりやすい傾向があります。ただしSESでも、スキルや単価の高い案件に入れれば高収入は十分に狙えます。
SESは「やめとけ」と言われるのはなぜ?
常駐で帰属意識が育ちにくい、単価が伸びにくい案件がある、といった点からそう言われることがあります。一方で、幅広い経験を積める・未経験から始めやすいといった明確なメリットもあり、案件や企業の選び方次第で評価は大きく変わります。
受託開発についても同じように言われることがあります。実際に受託から自社開発へ移った方の話は「受託開発はやめとけって本当?自社開発へ転職したエンジニア体験談」でまとめています。
未経験でも受託開発に入れる?
可能ですが、いきなり受託開発というより、SESなどで基礎を固めてから受託へ移るケースが多く見られます。まずは実務経験を積み、そこから上流工程に関われる受託開発を目指す流れが現実的です。
SESと派遣・受託の違いは?
SESは準委任契約で指揮命令権がSES企業側にあるのに対し、派遣は派遣先に指揮命令権があります。受託は成果物の完成に責任を負う請負契約です。
契約形態と指揮命令権の所在が、それぞれを分ける最大のポイントです。
まとめ|受託開発とSESの違いを理解し、自分に合う働き方を選ぼう
受託開発とSESの最大の違いは、「成果物の完成に責任を負う請負契約(受託開発)」か、「業務の遂行を担う準委任契約(SES)」かという点にあります。ここから、報酬の決まり方・勤務場所・責任・身につくスキルまで、あらゆる違いが生まれます。
どちらが優れているということはなく、大切なのは自分が何を得たいかです。
幅広い経験を積みたいならSES、ものづくりに一貫して関わりたいなら受託開発、というように、自分のキャリアの方向性に合わせて選びましょう。
体験談も参考に、あなたに合う働き方を見つけてください。
WRITERこの記事を書いた人
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当時の社外とのやり取りは、メールか電話が主流でした。
自社内メンバーとのやりとりにはチャットも使っていましたが、その際は「MSNメッセンジャー」や「IP Messenger」というソフトを使用していました。