「リスニングが苦手でネィティブの会話内容がうまくつかめない」
「職場で流れてくる英語Eメールの意味をとらえるのに時間がかかる」
「発音がジャパニーズイングリッシュでうまく伝わらない」
などなど。
この記事では目的別の英語学習方法おすすめについて解説し、おすすめスクール情報も掲載しています。
英語学習はおすすめ?スランプの種類
どんな人でも学習をはじめてグングン上達している間は学習も楽しいものです。でもやがて、驚くほどにどんな人にも停滞期が訪れるようです。考えてみると当然の話で、楽しく感じる部分の学習は、どんどん進む一方で、苦手な部分はどちらかといえば避けてしまうのが人の常。とはいえ、いつまでも苦手を放置していれば英語の総合力は身につきません。まずこちらでは、英語学習スタートしてしばらくすると訪れるスランプの種類についてリストアップしてみました。
①ネィティブが早く話すと聴きとれない
オンラインや通学方式の英語スクールでうまく会話できるようになったと思って自信をつけても、英語で進行する会議に出ると早口すぎてよく理解できないことがあります。「ああ、スクールの講師は、私のためにゆっくり話してくれていたのか?私の耳はまだ実践には役立たないのか」と改めて自信喪失してしまうパターンです。②ボキャブラリー不足
会話の途中で「えっとえっとあれなんだっけ?」という状態になり、会話の内容が深まらないのは大概がボキャブラリーが不足しているためです。また、英単語を見ると意味がわかっても、自分が英語を発声する場面になると頭に浮かんだイメージを英語に変換できないのもボキャブラリーが身についていないためのようです。
③イディオムに弱い
言葉は生き物、とくにビジネスシーンにおいてはたえず新しいイディオムやジャーゴン(仲間内だけで通用する言葉、職場用語)が生まれます。これを知らずに海外勤務などをしても、取り残されてしまうリスクは否めません。④自分流の発音
近年、日本の英語スクールではディクテーション(聞き起こし)とシャドーイング(音声に重ねて模倣する)を重視する傾向があります。音声どおりの発音ができればいいのですが、得てして自分ではできているつもりでも通じない発音になってしまうケースがあるようです。海外勤務をしたときなどに苦労しがちなのが、このパターンとも言われます。
⑤ケースバイケースの対応力がない
日本語でもそうですが、友人同士で話すときと、会社の上司、さらにはクライアントと話すときでは用語も言葉づかいも変わってきます。この区別がつかなくなると、ものすごくえらい人にWhat's up?と軽い調子で挨拶をして常識を疑われるトラブルも起きかねません。ケースバイケースの状況に即した正しいマナーの英語も必要になります。
⑥話せるが書けない
会話同様書き言葉にもマナーはあります。これを知らないと、海外の顧客やニューヨーク支社のスタッフからEメールが舞い込んできたとき作法にかなった返信ができなくなります。話し言葉をそのまま書き起こしても正しい書き言葉にならないのは日本語と同じ。会話を学ぶのと同じぐらいの時間をかけてライティングも学ぶ必要があるかもしれません。
英語学習に最適なおすすめスクール
英語の能力をまんべんなく安定したものとするには、一つのメソッドや学習方式にとらわれず、複数の方法を試してみるといいと言われます。多くの学習方式は、それぞれ独自の考え方にもとづいてカリキュラムが組まれていて、講師やコンサルタントの指導に忠実に学習を進めても、一部のスキルが突出する傾向があるからです。参考:オンライン英会話おすすめ
参考:英会話スクールおすすめ
参考:英語コーチングおすすめ
コーチバディ(旧スピークバディ パーソナルコーチング)
コーチバディ(旧スピークバディ パーソナルコーチング)は、短期間で英語を話せるようになるための、1日1時間のスピーキング特化型コーチングサービスです。「最速で英語が話せるようになりたい」「忙しくて英語学習にあまり時間が割けない」「これまでの学習であまり話せるようにならなかった」という人に特におすすめです。科学的かつスピーキングメカニズムに基づいた独自メソッドと、「話す」ことに特化した最短ルートのカリキュラム、業界最高レベルの英語指導力を持った専属の日本人コーチの伴走によって、英語を話すために必要なスキルを習得できます。
日常的に「話す」トレーニングを継続するため、AI英会話アプリ「スピークバディ」が無料で利用できるのはユニークなポイントです。AIキャラクターを相手に英会話を繰り返すことで、アウトプットにも役立ちます。
ネイティブキャンプ
ネイティブキャンプは、パソコンやスマートフォン、タブレットから英会話レッスンをいつでもどこでも受講できるスクールです。「プレミアムプラン」「ファミリープラン」と「ネイティブ受け放題オプション」が用意されており、24時間365日いつでも思い立った瞬間にレッスンを受けられます。
「レッスン回数無制限」という独自のサービスを提供しており、時間や回数を気にすることなく英会話に触れられる仕組みになっています。アメリカやイギリスなどのネイティブスピーカーをはじめ、世界130ヵ国以上の講師が在籍しているため、それぞれの特性を活かしたバラエティー豊かなレッスンを体験できます。
7日間の無料トライアルが提供されているので、興味のある人はお試しで受けてみるとよいでしょう。
フラミンゴオンラインコーチング
フラミンゴオンラインコーチングは、TOP1%コーチとマンツーマンで英語力を高められる英語コーチングです。
英会話教室と比較してやや費用は高額になるものの、最新理論を取り入れたパーソナライズな指導により目標達成を目指します。過去に英会話教室を挫折した人もフラミンゴオンラインコーチングであれば、下記のような伴走型の支援を受けられるため、最後まで学び通すことができるでしょう。
- コーチと週1回のオンライン面談
- コーチによる毎日の学習サポート
- カリキュラム設計
- レベルや興味関心にフィットする教材の選定
さらに手厚いサポートと保証を希望するなら『あんしん保証付きプラン』をオプションで選択できます。あんしん保証付きプランでは、休会保証や30日間返金保証など、いざ学習が困難なシーンに直面しても返金を受けられる制度があります。
英語学習に興味がある人は、選択肢の1つとして受講を検討してみてはいかがでしょうか。
ECCオンラインレッスン
ECCオンラインレッスンは、英会話で有名な株式会社ECCの運営するオンライン英会話スクールです。日本人学習者向けに開発された教材を用い、厳しい採用基準をクリアした講師によって、国際規格「ISO29993」の認証を受けた高品質の学習サービスが提供されています。レッスンでは、「5段階理論」(聴く、まねる、繰り返す、作る、使う)による指導と長期的で効率的なカリキュラムにより、着実に「話せる」スキルを養います。またレッスン以外の学習に役立つサポートツールも提供されており、レッスンごとに復習用のチェックテストを繰り返し受けられるのも嬉しいポイントです。
ECCオンラインレッスンでは、2回の無料体験サービスが提供されています。学習を続けられるか不安に感じる人は、申し込み前に利用してみると良いでしょう。
ビジネス英語学習方法のおすすめは?
多くの人は最初、日常会話から英語を学習しはじめます。ただ、将来的に海外勤務や海外クライアントへの営業など本格的なビジネスの世界で英語を使っていこうとすると、ボキャブラリーも用法もビジネスに適した英語を使いこなせるようになることが求められるでしょう。幸い最近のオンライン英語スクールではビジネスコースを設置して、専用のトレーニングを行ってくれるところも増えてきました。
参考:ビジネス英語勉強法
おすすめスクール|ライザップイングリッシュ
ライザップイングリッシュはボディメイク指導で有名なライザップが手掛けるオンライン英会話スクールです。受講生の7割がビジネスパーソンで、休憩時間や退社時間などを考慮した継続しやすいオーダーメイドの学習設計によって英語力を飛躍的にアップさせます。
カリキュラムでは最短3か月でプレゼンや会議で役立つ英語脳を習得することができます。オンラインはもちろん店舗への通学や自習スペースの利用も可能なので、自分にとってストレスのない英語学習方法を見つけることができるでしょう。さらに専属トレーナーによる進捗管理やLINE相談でモチベーションを維持しやすい環境構成になっているのも社会人におすすめなポイントです。
- 英会話コースでは3か月でVERSANT®最大18点UPの実績あり
- TOEIC® L&R TESTスコアアップコースでは2か月でTOEIC®スコア最大361点UPの実績あり
- 給付金利用可能&30日間の全額返金保証制度があり、初心者でも始めやすい
おすすめスクール|レアジョブ英会話
日本語がわかるカウンセラーと学習相談ができ最短でもっとも効果的な学習ができると評判なのがレアジョブ英会話。幅広く日常表現を学ぶ日常英会話コースに加えて、特別なトレーニングを受けた認定講師とコース専用教材でよりビジネスに特化した英語を学べるビジネス英会話コースも設置されています。
また「ビジネスの現場で通用する英語」を16週間の短期集中で話せる英語コーチングのレアジョブSMART Method®もビジネス英語を学びたい人の人気を集めています。
- 特別なトレーニングを受けた認定講師とコース専用教材によるビジネス英会話コースあり
- 「ビジネスの現場で通用する英語」獲得を16週間でめざす英語コーチングも
- 日本語がわかるカウンセラーとの学習相談からはじまる無理と無駄のない英語学習
リスニング英語学習方法おすすめは?
リスニング上達のためには2つの能力を鍛える必要があると言われます。①日本語と微妙に違う音を判別する耳の解析力
②耳から入った単語のつながりを文として意味を把握する理解力
どちらも正しいネィティブの発音を耳にして応える繰り返しのなかから得られるスキルです。
英語教育のエキスパートである嶋津さんも、英語学習における取材時に以下のように述べています。
語彙には受動語彙(見てわかる、聴いてわかる語彙)と発表語彙(話せる、書ける語彙)の2つがあります。ただ丸暗記するだけでは受動語彙にしかならず、発表語彙にはなりません。使える語彙力を身につけるためには、使うシチュエーションを考えながら語彙を覚えることが重要です。引用:(取材)嶋津幸樹さん|英語教育エキスパートが教える、IELTSの本当の価値とは?
教材やネットから得られる音声を聞いて理解するだけではなく、ネィティブスピーカーとの生きた会話が繰り返されるなかで、現実の場面で使いこなせるリスニング力も身につきます。
おすすめスクール|CAMBLY(キャンブリー)
CAMBLY(キャンブリー)は数あるオンライン英語会話スクールのなかでもアメリカ、イギリス、オーストラリアなど出身のネィティブ講師が多いと定評があります。また、講師のレベルも高く、オンラインで行うリアルな対話を通じて、聴いて→理解する能力を形成するのに適しているようです。- アメリカ・イギリス・オーストラリアなど出身のネィティブ講師が多いオンラインスクール
- 本場の発音を習慣的にシャワーのように体感できる
- リアルな会話のなかで聴いて→理解する能力を高める
ボキャブラリー強化英語学習おすすめは?
ボキャブラリーを強化するにはTOEICや英検対策の単語学習テキストを購入して学習するのも一つの方法です。ただ、だれもが学生時代に痛感したように単語を丸おぼえする作業は単調で苦しい学習方法といえます。また、意味として理解しても、自分の言葉として使ってみた経験が少ないと大事な場面で記憶から取り出すことがむずかしいようです。「使えるボキャブラリーが少ない」と思った人にお試しいただきたいのが、毎日のニュースを読みディスカッションすること。CNN、BBCなど無料で読める英語ニュースサイトは数多くありますが、ディスカッションする相手が見つからないときはオンライン教室を利用するのも一つのアイデアです。
おすすめスクール|DMM英会話
Daily Newsは公式ホームページによるとDMM英会話でもっとも人気のある教材です。世界の最新ニュース記事が毎日追加され、これに即して講師と内容をディスカッションできます。
最新のニュース用語に関するボキャブラリーを強化できると同時に、要約し、自分の意見をまとめるプロセスで、初見の単語を確実に自分のものにしていけます。
- Daily Newsは最新のニュース記事について講師とディスカッションできる人気教材
- ニュースの記事を要約し、自分の意見をまとめる過程でボキャブラリーが定着する
- 時事用語をはじめとする単語理解の幅を広げていける
慣用句(イディオム)強化|アプリを使って使える会話を増やしていく
慣用句学習のむずかしいところは理屈でも考えてもわからないので徹底的に繰り返し反復学習するしかないところです。このような場合は講師とともに学習するというより、自宅や仕事の休憩時間に自習するのが効果的であり、またコスト的にも安上がりですみそうです。慣用句を学べるアプリを使えば、ちょっとした時間のスキマに学習できていいですよね。
参考:英語学習アプリ
参考:シャドーイングアプリ
おすすめアプリ|Talking Marathon®(トーキングマラソン)
Talking Marathon®(トーキングマラソン)は、株式会社アルクが提供するスマホおよびタブレット用アプリケーションです。最大の特徴は6秒レスポンス。画面に現れるネィティブスピーカーの問いかけに6秒以内に適切な回答を行う繰り返しにより英語会話能力の強化を進めていきます。会話の内容はすべて実際に使われているネィティブスピーカーの会話からとったもので、慣用句(イディオム)の充実は他の追随を寄せ付けません。月あたり料金は税込4,378円。2週間のお試し期間も好評です。
- 会話の応答を反復練習する。非常に多くのイディオムが学べる
- 画面に現れる問いかけに6秒以内に応え、瞬発力を鍛える
- 2週間のお試し期間あり、この間にキャンセルすれば無料に
こんな記事もおすすめ!
英語学習アプリは、通勤通学時の学習もできるので大きな人気を集めるようになってきました。でも、そこで悩ましいのは「本当に成果があがるかどうか」でしょう。 その疑問を解消すべく、TOEIC®L&Rテスト870点、全国通訳案内士資格取得者のコエテコライターが体験レポートをお届けします。
この記事をcoeteco.jp で読む >発音強化英語学習おすすめは?
「自分では話せているつもりなのだけれど、通じない」。発音の矯正のむずかしいのは、一度ついてしまったクセは意識してもなかなか修正できない点にあります。発音に弱点を感じる人は、あえて出発点に立ち戻るのがいいかもしれません。フォニックス読みは、ひとつひとつの音を発声するための口の形や舌の動きを練習していくというもの。単語を構成するひとつひとつの音素を確認することで、ネィティブに通じる英語に近づけそうです。
参考:英語発音アプリ
おすすめスクール|学研のオンライン英会話Kimini
「発音」トレーニングは、学研のオンライン英会話Kiminiの人気コースです。文字と音の関係を理論的に示すフォニックス読みの考え方に従って、音→単語→文の順に進み正しい発音をトレーニングできます。
毎回ひとつひとつの音を学習でき全部で45レッスン。英語の発音を網羅的にマスターして日本語発音から抜け出すことができます。
- 文字と音の関係を論理的に示すフォニックスの考えにもとづく練習ができる
- 毎回ひとつひとつの音を学習して全45レッスンで英語の発音を網羅する
- 月額980円(税込1,078円)からのはじめやすい料金プランが好評
学研のオンライン英会話Kimini編|ライターの体験レポートシリーズ
学研グループが提供するオンライン英会話Kimini。実際にお金を出して体験して感じた特徴とメリット・デメリット、使い方などをTOEIC®L&Rテスト870点、全国通訳案内士資格取得者のコエテコライターがお届けします。
この記事をcoeteco.jp で読む >おすすめスクール|ECCオンラインレッスン
ECCオンラインレッスンは、 経験豊富な語学教育のプロフェッショナル講師がレッスンを担当する高品質なレッスンが魅力のスクールです。
100時間以上の研修を受けた講師がレッスンを担当するだけあり、「発音がきれい」「講師の質が高い」などユーザーからも高い評価を得ています。
また5段階理論に基づいた独自のECCメソッドでは、最短で英語を身に付けられるノウハウが凝縮しています。
無理なく自分のペースで英語学習に取り組みたい人にピッタリのスクールと言えるでしょう。
- 学習サービスの国際規格「ISO29993」の認証を取得
- 最低100時間以上の研修をクリアした講師がレッスンを担当
- 日本人学習者向けのオリジナルテキスト
ライティング強化|4技能をバランスよく学べるスクールを選ぶ
日本人の英語は会話に弱いという定評がありました。最近は、その反省からスピーキングとリスニングに力を入れるスクールが増えています。一方で、過去の反動からか、ライティング&リーディングという英語の基礎を十分に学べないところもあるようです。いうまでもなく英語は聴く/読む/話す/書くの4技能からできていて、どれかを軽視していいものではありません。英語の総合力を上げるには、英語4技能をトータルで学べるスクールを選びたいものですね。
おすすめスクール|WiLLies English(ウィリーズ英語塾)
WiLLies English(ウィリーズ英語塾)は4技能/6つの力(音声認識力・文章認識力・意味理解力・要約力・発話力・文章力)を連携させながら繰り返しトレーニングしていくという独自のメソッドを展開しているスクールです。日本語と異なる文章構成ルールの理解と、そのルールのなかでよく使う言い回しなどライティングテクニックも学べるので、よりトータルな英語力が獲得できると評判です。
- 受講者それぞれの現状を理解する担当講師が最後まで伴走
- 4技能6つの力を繰り返しトレーニングして定着させる
- オンライン英語スクールでは珍しくライティング力も身につく
英語学習方法おすすめまとめ
近年、短期集中型の英語スクールやコーチングも増えてきました。それぞれに独自のメソッドにより、資格・検定や社内での昇進試験を目標にしている人には確実な効果をもたらしているようです。また、留学エージェントを利用して、留学によって英語力を高めるという方法もあります。とはいうものの、完全な英語力を獲得できたとしても使わなければ衰えていきます。目標のスコアや社内での地位を獲得できたとしても、話す機会に恵まれず少しずつ衰えていってしまうのは、学習した期間がもったいないと言えるでしょう。
また、順調に学んでいると思っていても、あるときから伸び悩んでいるようなスランプに陥ることもあります。だからこそ、ときどき自分の英語力を確認してブラッシュアップしてみることをおすすめします。最近は低料金でネィティブスピーカーと会話のできるオンラインスクールも増えてきました。まず、無料体験などを試してみて、弱点の補強ができればいいですね。
それぞれ誰でも思いあたるところはありますよね。では、弱点を強化するにはどうすればいいのでしょうか?