データサイエンティスト資格おすすめ8選!難易度や合格率も紹介
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大量の情報で溢れかえる現代社会にあって、いま、多様な情報を適切に分析し、私たちの生活に活用していくデータサイエンスに注目が集まっています。
これからプログラミングなどのリスキリングを検討しているなら、幅広い知識やスキルを習得できるデータサイエンスの学習を始めてみてはいかがでしょうか。
この記事では、データサイエンス学習におすすめの資格を厳選してご紹介します。
データサイエンス学習におすすめの資格一覧
ここでは、データサイエンスの学習に役立つおすすめの資格をご紹介します。参考:プログラミング資格
データサイエンティスト検定 リテラシーレベル
データサイエンティスト検定リテラシーレベル(略称「DS検定」)は、データサイエンティストの実務能力と知識を証明する民間資格です。第1回の実施が2021年9月と比較的新しく、データサイエンス初心者向けの内容になっています。DS検定では、データサイエンティストに必要な以下の3つのスキル領域を中心に出題されます。
- データサイエンス力=情報処理、人工知能、統計学などの情報科学系の知恵を理解し使う力
- データエンジニアリング力=データサイエンスを意味のある形に使えるようにし実装・運用できるようにする力
- ビジネス力=課題背景を理解したうえでビジネス課題を整理し解決する力
DS検定は高度な統計学やデータベースの知識が問われるため、難易度はやや高めです。また合格率は、直近のデータ(2023年6月実施・第4回)で44%となっています。出題範囲が広いため、資格取得に向けて入念に学習の準備を進める必要があるでしょう。
参考:過去実施結果|DS検定
G検定・E資格
G検定(ジェネラリスト検定)とE資格(エンジニア資格)は、ともに一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施するディープラーニングの検定試験です。G検定は、AIとディープラーニングの活⽤リテラシーについて出題されます。これにより、ディープラーニングをはじめとするAIに関するさまざまな技術的⼿法や、ビジネスへ活⽤するための基礎知識を有しているかどうかを確認できます。
求められる知識レベルが高く、難易度としては高めですが、直近のデータ(2024年第2回実施)の合格率は68.03%となっています。
参考:「2024年 第2回 G検定」開催結果を発表(5,527名が受験し、3,760名が合格)|一般社団法人日本ディープラーニング協会
E資格は、世界初のAIエンジニアの認定資格であり、ディープラーニングに関する理論や知識、実装能力について出題されます。2022年からは、プログラミング言語Pythonのフレームワーク「PyTorch」または「TensorFlow」を利用した実装試験も扱われています。
AIプログラミングの幅広い知識が問われるため難易度はこちらも高いですが、直近のデータ(2024年第1回実施)の合格率は72.61%と高くなっています。
参考:「E資格(エンジニア資格)2024#1」結果発表。(1,194名が受験し、867名が合格)|一般社団法人日本ディープラーニング協会
ディープラーニングやAIは今後の成長分野であることから、G検定やE資格を取得すれば、企業のDXやリスキリングにも役立ちます。
参考:E資格は意味ない?
統計検定
統計検定は、統計に関する知識と活用力を認定する民間試験です。総務省・文部科学省・経済産業省・内閣府・厚生労働省が後援しており、データを元に客観的に判断する能力や問題解決へ導く能力が問われます。検定種別は以下の10区分に分類されており(2023年10月現在)、自分のレベルにあったものを選択して受験できます。
- 統計検定4級
- 統計検定3級
- 統計検定2級
- 統計検定準1級
- 統計検定1級
- 統計検定 統計調査士
- 統計検定 専門統計調査士
- DS基礎
- DS発展
- DSエキスパート
難易度が一番低いのは「統計検定4級」で、主にデータと表やグラフ、確率などの基礎知識や統計活用力に関する設問が出題されます。試験はCBT方式(Computer Based Testing)で実施され、試験会場へは電卓を持ち込むことができます。
Python3エンジニア認定基礎試験
Python3エンジニア認定基礎試験は、プログラミング言語Pythonの基礎的な文法や使い方を認定する民間資格です。PythonはAIや機械学習、ディープラーニングに優れたライブラリを持っており、世界中で人気があります。試験の内容は文法基礎で、具体的には制御構造やモジュール、入出力、クラス、標準ライブラリなどについてです。主教材としてオライリー・ジャパンの『Pythonチュートリアル』が指定されており、掲載されている内容と一般的な知識から出題されます。
合格率は例年75〜80%程度で、初心者でも比較的難易度は低くなっています。プログラミング学習の第一歩として学習を進めるとよいでしょう。
データベーススペシャリスト試験
データサイエンスはデータ分析を行うものであり、データベースを設計・操作・管理できる能力も必要です。このようなデータベースのスキルを証明する資格としておすすめなのが、データベーススペシャリスト試験です。データベーススペシャリスト試験は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する国家資格です。情報処理技術者試験の高度区分に分類され、受験対象は「情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者」となっているため、学習や取得の難易度は高めです。
データベーススペシャリスト試験の合格率は平均して17~18%程度。他の資格試験と比べても極端に低く、取得を目指すのであれば徹底した対策が求められます。
データサイエンスを学ぶうえでデータベース知識は欠かせないため、データベーススペシャリスト試験を目指して学習を進めることで、高いレベルの知識や技術が身に付くでしょう。
OSS-DB技術者認定試験
OSS-DB技術者認定試験は、PostgreSQLを基準としたオープンソースデータベース(OSS-DB)の知識とスキルを認定するベンダー資格試験です。データベーススペシャリスト試験がデータベースに関する汎用的な知識や理論を問うのに対し、OSS-DB技術者認定資格は、実務レベルでの運用管理、トラブルシューティングなど、実際にデータベースを扱うための実践的なスキルを問うという違いがあります。OSS-DB技術者認定資格の取得に向けた学習をすることが、そのまま実務に直結するというわけです。
OSS-DB技術者認定資格にはGold/Silverの2種類があります。
- OSS-DB Gold:大規模データベースシステムの改善・運用管理・コンサルティングができる技術者向け
- OSS-DB Silver:データベースシステムの設計・開発・導入・運用ができる技術者
学習期間の目安はSilverで3ヶ月~半年、Goldでは半年~1年程度で、範囲の広さや難易度の高さがうかがえます。またおおよその合格率は、Silverで70%前後、Goldで60%前後と言われています。
OSS-DB資格を取得することで、現場レベルで役立つ即戦力のスキルを保有している証明になるでしょう。
海外でも使えるデータサイエンスの資格
ここでは、海外でも使えるデータサイエンスの資格についても見ていきましょう。オラクルマスター
オラクルマスターは、日本オラクルが公式認定するベンダー資格であり、Oracle Databaseシリーズを適切に管理・運用できるスキルを証明できます。Oracle Databaseシリーズは世界規模で高いシェアを誇っているため、資格を取得することで世界で活躍できるデータサイエンティストを目指せるでしょう。Oracle Database 19cに対応したオラクルマスター2019資格は、照明できるスキルに応じて5種類に分かれています。
認定資格名 | 前提条件 | 証明できるスキル |
オラクルマスターBronze DBA 2019 | なし |
|
オラクルマスターSilver DBA 2019 | なし |
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オラクルマスターGold DBA 2019 | 10g以降のSilver資格※ |
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オラクルマスターPlatinum DBA 2019 | 10g以降のGold資格※ |
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オラクルマスターSilver SQL 2019 | なし |
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参考:ORACLE MASTER Portal|オラクル
海外でも活躍できるデータサイエンティストを目指すのであれば、「オラクルマスターSilver SQL 2019」の取得がおすすめです。SQLはデータサイエンティストに必ず必要なスキルであり、これを効率的に活用できるスキルが証明できれば、海外でも有利に働くでしょう。
Professional Data Engineer
Professional Data Engineerは、検索エンジン大手であるGoogleが認定するベンダー資格です。ビジネス要件としてデータ処理ワークロードを設計、構築、デプロイ、モニタリング、維持、保護する能力が評価される内容になっています。具体的には、以下の内容が含まれます。
- データ処理システムの設計
- データの取り込みと処理
- データの保存
- 分析用データの準備と使用
- データワークロードの管理と自動化
Googleの持つ強大なビッグデータを適切に利活用できることを示せるProfessional Data Engineerは、取得できればデータサイエンティストとしての強みになるでしょう。
データサイエンスの資格を取得するメリット
ここでは、データサイエンスの資格を取得するメリットについて見ていきましょう。スキルの証明になる
データサイエンティスト資格だけに限った話ではありませんが、認定資格はスキルを客観的に証明するものです。したがって、専門性の高い資格を取得することによって、企業やクライアントなどに対し、適切に職務をこなせる能力を明示できるようになります。企業への転職、昇進・昇給や独立などを考えた際に、専門性の高い資格を保持していることは強みになるでしょう。また資格を保有していることが自信につながり、モチベーションを維持しやすくなります。
知識・技術を習得できる
資格を取得するためには、それに関連するさまざまな知識や技術を習得する必要があります。このように高度な知識・技術を習得すること自体が、資格習得のメリットと言えるでしょう。たとえばG検定の取得に向けて学習することで、ディープラーニングに関する体系的な知識を学べます。「AIが何となく流行っているから」という理由で学習しても、AIやディープラーニングの本質的な意味や役割を正しく理解できないかもしれません。しかし資格取得のための学習となれば、ビジネス領域においてどのようにAIを活用すべきかを自分事として捉えることになり、より深い知識や技術を習得できることが期待できます。
新たなコミュニティを築ける
データサイエンスの資格を取得することによって、新しい業務分野が開拓できたり、あるいはデータサイエンスに関連する人々との新たなネットワークが生まれ、これまでにない新たなコミュニティを築ける可能性があります。資格取得に向けた学習や資格取得によって新しい人脈が広がれば、それは新たなビジネスチャンスやキャリアアップにも繋がるでしょう。苦労して手にする資格だからこそ、積極的に活用していきたいところです。
データサイエンスが学べるおすすめスクール
続いて、データサイエンスが学べるおすすめデータサイエンススクールを紹介します。データラーニングスクール

データラーニングスクールは、未経験からデータサイエンティストに必要な知識を網羅的に学べることを強みとしたオンライン完結型のデータサイエンススクールです。
他のスクールとは違い、データサイエンティストの育成に特化しているため、これまで多くの未経験受講生がデータサイエンティスト転職を叶えてきました。
データサイエンティストは、学ぶことが多く簡単にスキルや知識を習得できる職種ではありません。そのため、学習に挫折する人もたくさんいます。
しかしデータラーニングスクールには、独⾃のオンラインコミュニティ「データランニングギルド」が用意されています。
第⼀線で活躍する先輩や、⼀緒に学ぶ同期の仲間と質問や交流ができるため、常にモチベーション高く勉強に取り組むことができるでしょう。
また『コーチング+グループメンタリングプラン』『コーチング+個別メンタリングプラン』は、厚生労働省指定の専門実践教育訓練給付金制度の対象講座に認定されています。条件を満たすことで受講料の最大70%が教育訓練給付金としてハローワークから支給されるため、費用面が気になっていた人も、ぜひ受講を検討してみてはいかがでしょうか。
- 20代 男性
- メーカー/製造業
- 在籍生
多くの人におすすめしたい、分析で新たな気づきを教えてもらえる!
★★★★★
4.0
私自身未経験でも、半年で社内のプロジェクトで成果物だす事ができたので、興味を持って取り組める人であれば、おすすめしたい。詳細をみる
- 30代 女性
- サービス業
- 在籍生
キャリアチェンジや転職を考えられている方におすすめです
★★★★★
5.0
分からないことがあればメッセージでの質問にも対応してくださったので未経験でも学習を進めやすかったです。詳細をみる
Aidemy

Aidemyは、オンラインAI学習サービス受講者数No.1を誇るオンライン学習サービス。
DX時代に必須となるAI(機械学習)やデータ分析にまつわるスキル・知識を網羅的に習得できるPython特化型の講座が魅力。全6つの講座の中から自分に合ったコースを選択できるため、目的に合わせて無駄なく学び進めていくことができるでしょう。
なお、受講コースに迷う場合は、無料のオンライン個別相談を利用することもできます。
AIやデータサイエンスについて理解を深めたり、キャリア相談もできます。Aidemyでの受講を考えている人はもちろん、データサイエンス職に興味がある人も、まずはオンライン個別相談で疑問や悩みを相談してみてはいかがでしょうか。
- 20代 女性
- メーカー/製造業
- 在籍生
未経験から、株式会社アイデミーのデータ分析講座を受講しました
★★★★★
5.0
学習が、小単元事に別れていて、学んだ後にすぐ確認テストがありました。 それが自分には合っていて、インプットだけでなくアウトプットしながら学習でき、定着も早かったかなと思います。詳細をみる
- 30代 男性
- 不動産
- 卒業生
【初学者からのススメ】プログラミング初学者は可能な限りオンラインを活用せよ
★★★★★
5.0
完全にオンラインで完結する、夕方から夜の時間帯に講師の方々に質問が出来る、スラックであればいつでも質問できる、など、学習意欲さえあればいくらでも学習できる環境が整っていました。詳細をみる
- 30代 女性
- 薬剤師
- 卒業生
先生方が素晴らしい!自分のペースで進められて育児中の母でも2コース修了できました
★★★★★
5.0
先生の質が高い。 完全オンラインのためモチベーションの維持が大変でしたが、先生のお陰で最後まで続けることができました。 転職活動中も励ましていただいたお陰で、アルバイトですがフルリモートで就職することができました。 講座が始まったばかりのころ、未経験でAIエンジニア、しかもフルリモートで働くのは厳しいと他の所で言われて凹んでいたのですが、Aidemyの先生がとてもポジティブに励ましてくださいました。 具体的にどのように転職活動すべきかアドバイスもくださり、その通り実践したところ内定をもらうことができました。 その後も、モチベーションが下がると先生方とカウンセリングして元気をもらい、当初予定していたデータ分析講座だけでなく、E資格講座も受講を終えることができました。詳細をみる
DMM WEBCAMP Pythonコース

DMM WEBCAMPの『Pythonコース』は、AIや機械学習にまつわる知識習得から特徴量作成・モデル構築・精度評価などの一連の技術習得を目標に掲げ、機械学習プログラムを開発することを目指すコースです。
実務に近い実践的なカリキュラムを用意しているため、現場で通用するスキルを身に付けられるでしょう。
また1人ではなかなか継続が難しい人も、週2回のメンタリング、いつでも質問できる「質問 | 課題レビューサポート」で、短期間のスキル習得を実現します。
さらに現役エンジニア講師が、一人ひとりの学びに合わせたマンツーマン体制で速戦力までの道のりをサポートしてくれます。
そのため、最後まで挫折することなく、社会から求められるデータサイエンティストへと成長していくことができるでしょう。
- 20代 女性
- 百貨店/小売
- 卒業生
未経験でも、アパレルからIT業界へ転職できました!
★★★★★
4.0
確実に力がついた、結果的に満足のいく転職ができたから、充実した学習期間だった詳細をみる
- 20代 女性
- 金融
- 卒業生
未経験業界・業種にはいりたい方であれば受講おすすめ
★★★★★
5.0
未経験業界・業種での転職活動だったため、何から始めたら良いのか、どういった企業があるのか、など右も左もわからない状態でした。その中でライフコーチの方やキャリアアドバイザーの方が将来の目標のために寄り添ってくださる環境が心強く感じました。 そのため、特に未経験業界である方にはおすすめしたいと思います。詳細をみる
- 30代 女性
- 運輸
- 卒業生
自走力とは"自ら"問題をみつけ解決法をみつけて目標に向かって進む力だと思います。
★★★★★
5.0
目標を見据えて、具体的な計画の立て方、自走力の付け方から教えてもらえるからです。 教材や指導は親切ですし、ステップに応じて難しくなるので、最初はとてもありがたいです。 スクールの方針をきいてモチベーションが上がらない人には、結局つまづくことになりそうなので、おすすめしません。詳細をみる
- 20代 その他
- サービス業
- 卒業生
本当にDMM WEBCAMPに入学してよかった!!!
★★★★★
5.0
サポート体制がかなり整っている。 学習中はもちろんですが、とくに転職活動ではサポートの手厚さに驚いた。詳細をみる
データサイエンティストを目指すなら資格獲得するのはおすすめ
データサイエンスは、データを分析し活用する未来志向の学問分野であり、リスキリングのための学習にも最適です。データサイエンティストを目指すのであれば、難易度の高い資格を取得することが近道に繋がるでしょう。AIやプログラミング、統計学などの幅広い知識を習得し、未来へつながるキャリアを築きましょう。
WRITERこの記事を書いた人
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