ビジネス英語アプリおすすめ5選！メリット・デメリットを解説

ビジネス英語アプリのおすすめの選び方

英語アプリは複数あるため、どれにしようか迷う人もいるでしょう。選び方のコツを紹介します。

目的に合ったアプリを選ぶ

自分の目的に合ったアプリを選びましょう。英語学習アプリにも、「ビジネス英語に特化したもの」や「ビジネスシーンから日常会話、旅行シーンまで幅広く学べるもの」など、多様にあります。

また「聞き取れるようになりたい」のか、「話せるようになりたい」のかでも、適したアプリは変わってきます。「とりあえず始めてみたい」という人は、まず目的を決めると次の選択肢が見えてくるかもしれません。
参考：スピーキングアプリ
参考：リーディングアプリ
参考：シャドーイングアプリ

自分のレベルに合ったものを選ぶ

自分のレベルに合ったアプリを選びましょう。英語スクールなどでは「レベルチェック」があり、自分の英語レベルを知ることができますが、アプリの中にはレベルチェックがないものもあります。

自分にとって簡単すぎる、あるいは難しすぎるレベルを選ぶと、挫折につながりかねません。「初心者向け」「中級者向け」の文言や、アプリの口コミを参考にしながら、自分のレベルに合うものを探しましょう。
参考：ビジネス英語勉強法

無料か有料かで選ぶ

目的やレベルを考慮してもわからない場合は、無料か有料かで選ぶのも、ひとつの手段です。無料と有料の違いは、機能の充実さや広告の有無です。有料にすると、幅広い機能を使えるようになったり、広告が入らなくなったりします。

迷った際は、無料のほうから始めて、使い勝手を確認してみるとよいでしょう。

口コミや評価を確認する

公式サイトや広告ではアプリの良い面が強調されていますが、実際の使い勝手や効果を知るためには、他のユーザーの体験談を参考にすることが役立ちます。特にアプリの操作性や学習内容が自分に合っているかどうかを見極めるため、口コミや評価をしっかりと確認しましょう。アプリが使いにくいと途中で挫折する原因にもなるため、使いやすさも確認しておくことをおすすめします。

また良い評価だけでなく、ネガティブな口コミや中立的な意見も確認することで、アプリの弱点や注意点を把握できます。幅広い視点から情報を集め、自分に最適なアプリを選ぶことで、効果的にビジネス英語を学習できる環境を整えましょう。

ビジネス英語アプリおすすめ6選

ビジネス英語が学べる英語学習アプリを5つ紹介します。

気遣いなく英会話をしたいなら「スピークバディ」

出典：AI英会話スピークバディ

スピークバディでは、感情豊かなキャラクター（AIバディ）との対話を通じて、発音やフレーズを学びます。そのため、「英語を話せるようになりたいけれど、人前で話すのは恥ずかしい…」という人も、気遣いなく学習できるでしょう。

旅行や日常、ビジネスなどのさまざまな英会話シーンが設けられていたり、1日の学習時間を10分～15分に設定されていたりと、楽しく継続できる仕組みも施されています。

スピフル

ビジネス特化型の英会話トレーニングを提供しているスピフルなら、スピーキングの正解が身につきます。

スピーキング力が伸びない理由は、インプットトレーニングが足りていないから。あくまでも英会話の場は実践や力試しの場であるため、インプットトレーニング不足していれば望む成果は得られません。スピーキング力を伸ばすためには、アウトプットを振り返ることも大切です。アウトプットした内容を振り返り復習することで、効率よくPDCAを回せるようになります。

スピフルは、インプットもアウトプットもスマホ1つで完結できるサービスです。1日30分インプットとアウトプットを繰り返すことで、スピーキング力を向上させます。サービスを開発したのは、17,000人以上の英語力を伸ばした実績を持つ英語コーチングのプログリット。培ってきた経験をもとに、スピーキング力の向上に特化したサービスを実現しました。

ネイティブキャンプ

出典：ネイティブキャンプ

ネイティブキャンプはユーザー数260万人のオンライン英会話です。「今すぐレッスン」を利用すれば、最短5分のスキマ時間でレッスンを受けられます。場所もタイミングも問わず気軽に英会話に取り組めるアプリです。ビジネス英会話を学ぶための教材やコースも充実しています。

また通常の4倍のスピードで英語を習得できるといわれているカランメソッドを受けられるのも特徴。スピーキングの力を素早く高められます。

DMM英会話

出典：DMM英会話

自由な形式で英会話を学べるのが特徴なのはDMM英会話です。目標に合わせて学び方を選べるため、ビジネス英会話の中でも、商談をスムーズに進められる英会話力、魅力的なプレゼンができるスピーチ力などに特化して学びを進められます。

自分に合う講師を選びやすいのもポイント。講師の紹介動画の印象や、ユーザーの評価、趣味などを参考にしながら講師を選び、楽しくレッスンを受けられます。

スピーキングに特化するなら「レアジョブ英会話」

出典：レアジョブ英会話

オンライン英会話「レアジョブ英会話」は、スマホアプリからも英会話レッスンを受けられます。最初にレベルチェックがあるため、自分のレベルに合わせたレッスンが可能です。

日常英会話やビジネス英会話までカバーされているので、教材も豊富に用意されており、用途に合ったものを選べます。たとえばビジネスの場合は、ビジネスシーンで使う語彙や表現を学べるので、実践的な英会話が身につけられるでしょう。

英単語を学習するなら「mikan」

「mikan」では、TOEICや英検、大学受験、中学英語、英会話など豊富な学習コースが用意されており、目的に合わせた英単語を学べます。収録されている単語数は63,000語あり、発音とともに学べるため、リスニングスキルも身につけられるでしょう。

無料で活用できますが、有料コースを選択すると、TOEICや英検の実践問題の学習もできるようになります。

レシピー

レシピーは、ビジネス英語を効果的に学習できるアプリで、無料プランと有料プランが提供されています。利用者のレベルや目的に応じて、学習内容をカスタマイズできるため、初心者から上級者まで幅広く利用できるでしょう。特にTOEIC対策に強みがあり、最大300点のスコアアップを実現した実績もあります。

またビジネスニュースや業界別の記事を使ったリーディングトレーニングなど、実践的な学習が可能です。シンプルで使いやすいインターフェースも魅力で、学習をスムーズに進められます。無料プランでも十分に機能を試せるため、まずは気軽に始めてみたいという人におすすめです。
参考：英語学習プラットフォームレシピー｜polyglots

ビジネス英語アプリを活用するメリット

アプリを活用するメリットには、「自分のペースで進められる」「能動的に学べる」などのメリットがあります。

自分のペースで学べる

英語アプリの最大の魅力は、時間や場所を問わず、手軽に英語に触れられる点です。朝食前や通勤の移動中、休憩時間といった「すきま時間」にサッと活用できます。また、参考書を持ち運んだり、その都度開いたりする手間もありません。

英語を身につけるには、毎日英語に触れることが大切です。仕事をしている場合、まとまった時間の確保は難しいものですが、アプリであれば、「毎日10分ずつ」「1項目ずつ」と自分でペースを決めて進められるので、無理なく続けやすいでしょう。
参考：ビジネス英語勉強法

能動的に学べる

ゲーム形式になっているなど、学習者が能動的に学べる設計になっているところも、英語アプリのメリットでしょう。たとえば、以下のようなものがあります。

【例】

• ゲームのようにステージをクリアしながらストーリーを進めていくもの
• ほかの学習者と競い合いながらランキング上位を目指すもの
• 公式キャラクターが褒めたり励ましたりしてくれるもの
• リマインド通知など継続しやすい仕組みになっているもの

継続には、モチベーションが欠かせません。ゲーム感覚で学べるアプリなら、楽しみながら続けられるでしょう。

目的に合わせてピンポイント学習もできる

自分が身につけたい英語のスキルに合わせた、ピンポイント学習もできます。アプリには、単語学習に特化したアプリから、「読む・聞く・書く・話す」すべてのスキルを網羅したアプリまで、さまざまなものがあります。

「朝は単語」「帰宅後はスピーキング練習」と、目的に合わせて使い分けるのも、よいかもしれません。

ビジネス英語をコスパよく学べる

ビジネス英語アプリは、英会話スクールやコーチングと比較して、低コストで学習を進められる点が大きなメリットです。多くのアプリは月額料金が数千円程度で、無料プランやトライアル期間も用意されているため、費用を抑えつつ効率的にビジネス英語を学びたい人に最適と言えるでしょう。

またアプリは自分のペースで学習できるため、無駄な通学時間やスケジュール調整の手間もかかりません。コストを抑えながらもビジネスシーンで即戦力となる英語スキルを習得することが可能となるため、特に限られた予算で成果を出したいと考えている方におすすめです。

ビジネス英語アプリを活用するデメリット

デメリットには、「だらだらしてしまう可能性がある」「実践する機会がない」点があげられます。

だらだらしてしまう可能性がある

アプリの手軽さゆえに、「あとでやろう」「明日やろう」「いつでもできるし…」と、だらだらしてしまう可能性があります。また、メッセージの通知などに気を取られてしまうケースも考えられるでしょう。

だらだらしているうちに、「いつの間にかアプリを開かなくなっちゃった」なんていうこともあるかもしれません。アプリを活用する際は、「10分だけでも毎日する」と自分を律して習慣づける意識が大切です。

実践する機会がない

アプリはインプット向きのため、ライティングやスピーキングのようなアウトプットのスキルを伸ばしにくい側面があります。英語学習は、インプットももちろん大切ですが、アウトプットも非常に重要になります。

ビジネス英語を含め、英語力を高めたい場合は、アプリだけではなくオンライン英会話に参加してみたり、TOEICや英検などの試験を受けてみたりと、実践できる機会を作っていきましょう。
参考；ビジネス向けおすすめオンライン英会話

ビジネス英語初心者がアプリを上手に活用するポイント

ここでは、ビジネス英語初心者がアプリを上手に活用するポイントについて詳しく見ていきましょう。

無料体験を活用する

有料のビジネス英語アプリには、無料体験期間が設けられているケースが多くあります。いきなり課金するよりも、まずはこの無料体験期間を活用して、自分に合ったアプリかどうかを確認しましょう。アプリの使いやすさや学習コンテンツの内容は、自分の学習スタイルや目的に合致しているかがポイントです。

また無料期間中に、どの程度効果を実感できるかを見極めることにより、長期的に使用しても満足できるアプリかどうか判断することが可能になります。特に初心者は自分に最適な学習ツールを選びやすくなるため、無料体験を積極的に利用するとよいでしょう。

アプリを1つに絞る

ビジネス英語アプリはそれぞれカリキュラムや学習方法が異なるため、複数のアプリを同時に使用すると混乱を招く可能性があります。効率的に学習を進めるには、1つのアプリに絞ることが重要です。

最初は複数のアプリを試し、使いやすさや自分の学習スタイルに合ったものを見つけていき、最終的には一つに絞るという方法がおすすめです。一貫したカリキュラムに沿って学ぶことで、目標達成までの道のりがスムーズになるでしょう。

学習時間を決めておく

ビジネス英語を効率的に学ぶためには、毎日の学習時間を決めて取り組むことも重要です。時間を決めることで、英語学習を習慣化でき、無理なく継続することが可能になります。

例えば毎日朝の30分や夜の1時間を学習に充てるといった具体的な時間を設定することで、生活リズムの中に英語学習を組み込めます。忙しい日常でも、決めた時間に学習する習慣を身につけることで、効率的にスキルを伸ばすことができるでしょう。アプリの通知機能を活用することで、学習のリマインダーとして役立てることもできます。

計画的に学習時間を確保し、着実に学習を進めるために、学習時間を決めておくことを心がけましょう。

英会話スクールやコーチングスクールも検討する

ビジネス英語を効果的に学ぶためには、アプリだけでなく、英会話スクールやコーチングスクールの利用も検討するのがおすすめです。特に、より実践的なスキルを身につけたい場合や、個別の指導を受けたい場合には、アプリで学習した内容をスクールで実践することで、効率よくスキルを伸ばすことが可能になります。

スクールでは、講師との対話やフィードバックを通じて、アプリでは得られないリアルなコミュニケーション力を養えます。アプリとスクールを組み合わせることで、総合的な英語力の向上が期待できるでしょう。

ビジネス英語アプリ以外でおすすめのコーチングスクール

ビジネス英語アプリのデメリットか気になる方は、英語アプリよりも効果が期待できる英語コーチングスクールを活用するといいでしょう。コーチングスクールなら、英語アプリのデメリットを補い、独学よりも効率よく学習を進められるでしょう。

コーチバディ（旧スピークバディ パーソナルコーチング）

コーチバディ（旧スピークバディ パーソナルコーチング）は、スピーキング学習に特化したコーチングスクールです。いくら英単語や文法をインプットしても、アウトプットできなければ意味がありません。

覚えた知識を使える状態にするために、自動化トレーニングを実施。「覚える」から「使える」をスピードアップさせる独自メソッドと第二言語習得理論に基づいた科学的トレーニングにより、効率的に英会話を習得することが可能です。毎週行われるコーチとの英会話や使い放題のAI英会話も、英会話上達の要因でしょう。

講師をあえて日本人のみにすることで、ストレスのないコミュニケーションを実現。外国人講師のように、フィードバックの内容がわからなかったり質問しにくかったりすることがありません。日本人講師とはいえ、スピーキングの専門家であり、難しい発音の指導方法も習得済みです。

ENGLEAD（イングリード）

ENGLEADでは、専属英語コーチにより、目標を達成するための最適な学習カリキュラムを組んでもらえます。正しく効率的な方法で英語を学ぶことで、短期間で英語力を伸ばすことが可能です。個人の状況にオーダーメイドの学習スケジュールを組んでもらえるため、無理なく続けやすいでしょう。

学習カリキュラムは、3ヶ月に1度行われるチェックテストをもとに作成されます。チェックテストは、自分の実力を知るためにも重要です。学習内容と学習記録は、専用アプリで確認できます。学習内容が可視化されることで、モチベーションアップにつながるでしょう。

LINEでコーチに相談・質問できるのも、嬉しいポイント。毎日の学習添削から振り返り、英語の疑問など、LINEで徹底サポートしてもらえます。

PRESENCE（プレゼンス）

英会話力の向上が期待できるコーチングスクールですが、マンツーマンは料金が高いのが一般的。しかしPRESENCEなら、高い学習効果とコストパフォーマンスを両立することが可能です。グループコーチングなのでマンツーマンよりも安く、独学よりも効果を出しやすい環境を実現できます。

同スクールの学習メソッドは、PDCAを回す力を培うコーチング。自らPDCAを回せるようになれば、インプットとアウトプットをバランスよく行えるようになり、短期間で英語力を伸ばせます。マンツーマンと違って同じ目標を持つ仲間がいることも、魅力の1つ。仲間と切磋琢磨することで、学習効果を最大化しやすくなるでしょう。

楽しみながらビジネス英語を学ぶならアプリを活用するのがおすすめ

英会話アプリは、いつでも・どこでもできる手軽さがあります。また、ゲーム形式だったり、公式キャラクターがいたりと、継続しやすい工夫が施されているため、楽しみながら学習できるでしょう。

実際、10代～50代の社会人が最も継続できた英語学習方法として、「アプリ」は4位にランクインしています。仕事よりもプライベートな場面で英語を活用したい人にとっては、英会話アプリが手軽に取り組めて継続しやすいものであることの証明であると言えるでしょう。

出典：PRTIMES

とはいえ、英語の習得にはアウトプットも必要になります。オンライン英会話なども活用しながら、ビジネス英語を習得しましょう。