そこでこの記事では、大学中退からIT業界への就職を目指す人におすすめのプログラミングスクールを、3社厳選してご紹介していきます。IT人材の不足が叫ばれている今、スクールで正しくスキルを身につければ、各社から重宝される人材になることは十分可能ですよ。
大学中退・IT未経験からの就職を目指せるプログラミングスクール5選
大学を中退し、IT未経験の状態からプログラマー就職を実現するには、自分に合ったスクール選びが非常に重要です。コエテコが厳選したおすすめプログラミングスクールを紹介しますので、ぜひ検討の一助にしてみてください。DMM WEBCAMP エンジニア転職
「DMM WEBCAMP エンジニア転職」は、IT未経験からでも最短3か月でエンジニア転職を目指せる、未経験者特化として特におすすめのプログラミングスクールです。現役エンジニアの約8割が「未経験者でも挫折しにくい」と太鼓判を押すカリキュラムで学べることもあって、実に98.8%の受講者が未経験からの転職を成功させています。
DMM WEBCAMPは、転職エージェントが実施してくれるような各種キャリアサポートもしっかり完備。現場で必要なビジネススキルを身につけられる独自研修をはじめ、自分の強みを引き出すためのヒアリングやその他書類添削・面接対策等まで、一貫した支援を受けることができます。経済産業省の認定講座であり費用面の負担も大幅に軽減できるので、大学中退・IT未経験からプログラマーを目指すならDMM WEBCAMPは非常におすすめです。
LINEヤフーテックアカデミー
LINEヤフーの圧倒的な経験と技術力がふんだんに盛り込まれたカリキュラムで学べる点は大きなメリットです。転職保証がついた「エンジニア転職保証コース」も用意されているので、未経験からでも確実にIT職のキャリアを積み始めることができるでしょう。運営の安心感で選ぶなら、日本最大級のWebサービス企業が手掛ける「LINEヤフーテックアカデミー」は特におすすめです。
侍エンジニア
侍エンジニアは、目的に合わせた学習プラン×挫折させないマンツーマン指導を提供する転職・副業・フリーランスの実現を目指すプログラミングスクールです。他のプログラミングスクールとの大きな違いは、目標にそって必要なプログラミング言語を選定しオーダーメイドカリキュラムを作成してくれる点。目指すキャリアやエンジニア像から逆算して必要スキルを習得できるカリキュラムを用意してくれるため、大学中退歴をカバーできるスキルを身に付けられるでしょう。
また、侍エンジニアでは、入学から卒業まで現役のエンジニアがインストラクターとしてマンツーマンでレッスンを提供してくれます。細やかな学習支援はもちろん、今後のキャリアイメージとしても一役買うかもしれません。
このように侍エンジニアには、未来を実現できる環境が整っているため、新しい未来を切り拓きたいと考えている人は、ぜひ利用を検討してみてください。
テックアイエス
テックアイエスは、自立した活動とスキル習得を徹底サポートしてくれるプログラミングスクールです。ちょっとした疑問や不安にもきめ細やかに応えてくれる講師陣はもちろん、コミュニティを通じて仲間と共に切磋琢磨できる環境も魅力。
加えて、専門のスタッフが就業や自立を実現できるまで徹底サポートしてくれます。
そんなテックアイエスでは、未経験からWebエンジニアに転職を目指す人向けに『長期PROスキルコース』が用意されています。Webエンジニアとして必要なスキル(PHP, SQL, JavaScript, HTML, CSS等)を学べるカリキュラムが提供されているだけではなく、エンジニア転職を成功させるための環境と体制が用意されています。
ゼロからエンジニアとしての就職を目指す人は、テックアイエスでぜひ新しいスキルを身に付けてみてはいかがでしょうか。
RaiseTech(レイズテック)
サポート体制の手厚さで選ぶなら「Raise Tech(レイズテック)」も選択肢の一つ。チャットや通話による質疑応答が無制限に利用することができるうえ、受講期間も無期限という、圧倒的な支援力が特徴です。プログラミングは一つのつまずきから挫折してしまいやすいので、いつでも相談できる環境が整っているレイズテックなら、未経験者も継続しやすいでしょう。
カリキュラムを終えた後には、転職支援や案件獲得のサポートまで制限なく受けることができます。会社員プログラマーとして経験を積みたい人も、思い切ってフリーランスとして独立したい人も、レイズテックを受講すれば理想のキャリアを叶えられるはず。
大学中退からプログラマーになった場合の年収はどれくらい?
「大学中退という経歴が年収に響くことはあるのかな…」と不安を感じる人も多いかと思います。結論、大学を中退すると最終学歴は高卒になってしまうので、大卒のプログラマーと比べると年収が低くなってしまうことは確かです。厚生労働省の賃金構造基本統計調査でも、高卒と大卒では月収に10万円近い差が生じることがデータとして示されています。高卒の平均年収 | 大卒の平均年収 | |
---|---|---|
男性 | 30万6100円 | 39万9900円 |
女性 | 23万500円 | 29万9200円 |
上記は全職種を平均したデータなので、プログラマーに絞った場合も見てみましょう。エンジニア転職サービスを手掛ける「株式会社セルバ」の調査によると、やはり大卒の方が高年収を実現している割合が高いようでした。本データに限って言えば、高卒エンジニアで年収600万円を超えている人はいない様子。
もちろん、スキルを高めたり実績を積み重ねたりしていけば評価が見直される場合もあります。それでも、大卒と比べると中退者の年収は低くなりやすい点には十分注意が必要です。
参考:未経験ITエンジニアの年収
プログラミングスクールは何歳まで受講できる?大学中退後に間に合う?
「プログラミングスクールはポテンシャルのある若者しか受講できないのでは」と思っている人もいるかもしれませんが、基本的にプログラミングスクールに年齢制限はありません。30代・40代から学び始める人も少なくないので、大学中退程度の年齢であれば余裕で受講できるでしょう。プログラマーは年齢よりもスキル・実績が重視される職種であり、しっかりと技術を身につけておけば何歳であっても就職・転職を成功させることは可能です。IT業界には「35歳定年説」なるものも囁かれていますが、IT人材が著しく不足している今、35歳以上になっても現役で働いているエンジニア・プログラマーは多数います。もし雇用が厳しくなっても、フリーランスとして長く活躍できる職種です。
このことから、大学を中退したからと言って「もうスクールの受講が間に合わないかも」「スキルを身につけても就職先が見つからないかも」と心配する必要はないでしょう。悩むことなく、学習にとりかかり始めてOKです。
関連記事:プログラミングスクールの年齢制限は?制限がないスクールも解説
大学中退OKなプログラミングスクールまとめ
当記事では、大学中退からプログラマー転職を目指す人におすすめのスクールを3社厳選して解説してきました。年収や年齢制限といった気になる点にも触れてきたので、今後のキャリアが少し明確になったのではないでしょうか。「2030年までに約80万人規模でIT人材が不足する」とすら予測されている今、プログラミングのスキルを持っている人には高い需要があります。大学中退という経歴があったとしても、確かな実績があればプログラマー就職を実現することは決して不可能ではありません。
とはいえ、行動が遅くなればなるほど求人が少なくなったり、選り好みできなくなったりしてしまいやすい点には要注意。独学ももちろんありですが、キャッチアップに時間をかけすぎないよう、各種プログラミングスクールも上手く活用していけるといいですね。