今回は、東進ハイスクール・東進衛星予備校の特徴や料金を紹介するとともに、口コミから考察する利用メリットなども解説します。
東進ハイスクール・東進衛星予備校の概要
東進ハイスクール・東進衛星予備校は、難関大学への現役合格実績No. 1を誇る予備校です。現役合格実績No. 1を実現している秘密は、のべ百万人を超える指導経験とビッグデータの分析。他の予備校にはない圧倒的に豊富な経験値と高い分析力をもとに、多くの生徒を現役合格へと導いています。
ビッグデータとAIを融合させることで、一人ひとりに最適な学習課題を提案。優先度もAIが明確にしてくれるため、効率よく学習を進められるでしょう。
質の高い授業も魅力の一つ。全国から選りすぐった精鋭の講師陣が行う授業は、わかりやすいのは当たり前です。学問の魅力に迫る話も交えながら授業を行い、生徒のやる気を引き出しています。
授業は毎日受講できるため、1年分の授業を最短2週間から1ヶ月程度で集中して受講・終了することも可能。カリキュラムはレベル0(高校入門)からレベル11(東京大学理科三類、京都大学医学部)まで細かく設定されており、自分のレベルに合わせて受けられます。
教室は、「東進ハイスクール」と「東進衛星予備校」の2種類あります。東進ハイスクールは運営元である株式会社ナガセの直営校で、東進衛星予備校はフランチャイズ校です。カリキュラムや教材、サポート内容などに差はないため、特に気にする必要はありません。
難関大学合格を目指す方や受験日まで効率よく学びたいという方は、全国どこにいても全国トップレベルの授業を受けられる東進を検討してみて損はないでしょう。
サービス名称 | 東進ハイスクール・東進衛星予備校 |
対象学年 | 高0生・高2生・高1生・高3生 ※高0生とは高校生レベルの学力を持った中学生のこと |
対応デバイス | ・タブレット ・スマホアプリ ・パソコン |
支払い方法 | 銀行振込orクレジットカード |
運営会社 | 株式会社ナガセ |
東進ハイスクール・東進衛星予備校の料金と特徴
東進入学時には、入学金・担任指導費・受講料・模試費の支払いが必要となります。担任指導費は、志望校合格から逆算したスケジュールに基づき、担任や担任助手が行う学習指導にかかる費用です。通気講座受講料は、単科1講座あたりにかかる費用のことで、受ける講座分の費用を支払わなければなりません。東進では、定期的に入試本番レベルの模試を行っているため、模試費も必須。入試本番レベルの模試を受けることで、志望校と自分との距離や学力の伸びを把握し、適切に学習計画を修正できます。模試により自分の実力が可視化されれば、志望校合格に向けて何をすべきかが明確にわかるようになるでしょう。
英語・数学・国語・理科・地歴公民・情報Iの6教科に対応しており、コースは2つ。高等学校対応コースはテストで+20点を目指しすコースで、大学受験コースは志望校が決まっている方向けのコースです。
入学金 ※初年度のみ |
33,000円(税込) |
担任指導費 ※年度ごと |
・高校0~1年生:44,000円 ・高校2年生:44,000円 ・高校3年生:77,000円 ※申し込み講座が3講座以下の場合は33,000円 |
通期講座(単科)受講料 ※年度ごと ※テキスト代を含む |
77,000円 |
模試費 ※年度ごと |
・高校0~1年生:12,650円 ・高校2年生:14,850円 ・高校3年生:29,700円 |
東進ハイスクール・東進衛星予備校の口コミ
ここでは、東進ハイスクール・東進衛星予備校の口コミを紹介します。東進コンテンツの中で特に役立ったのが東大本番レベル模試と過去問演習講座です。本番レベル模試は、模試特有の緊張感の中で実力を出し切るためにはどんな行動をしたらいいのか、どんな心持ちでいればいいのかを考えながら受験するようにしていました。また、入試当日、配られた解答用紙と問題用紙が模試とほとんど同じだったので、かなり落ち着いて問題を解くことができました。
高3の時期は、メンタルがやられやすいので、東進で友達と話せるのが救いになりました。高3の間、実力はついているはず?なのに点数が安定しない、上がらない、といったことがあり、学力以外の要素で点数を上げられないか考えました。
僕は中学3年の時から東進で勉強をしていて、早いうちから大学受験を意識した勉強をすることができ、先取り学習を進められたことで、合格に向けて大きなアドバンテージを得ることができました。東進の口コミを見ると、先取り学習や大学受験を意識した学習を効率よく行える点が高評価を得ているようでした。中には、勉強以外のことも相談してメンタルを支えてもらったという声もあり、手厚いサポート体制が伺えます。
東進ハイスクール・東進衛星予備校の良い評判
ここでは、ネット上の口コミから考察する東進ハイスクール・東進衛星予備校の良い評判を紹介します。講師の質の高さ
東進の最大の魅力は、全国から選りすぐった精鋭の講師陣。各分野のプロたちが集められており、熱意たっぷりの指導を行っています。「わかりやすいのは当たり前」を謳っており、わかりやすいだけではなく面白くてやる気の出る授業を約束していることから、講師の質の高さに自信を持っていることが伺えるでしょう。講師の熱意ある授業を受ければ、モチベーションを高めることもできます。わかりやすい授業ならスピーディーに理解できるため、時間を無駄にせずに済むでしょう。
AI演習で効率よく志望校対策ができる
東進では、これまでに得た膨大な量のデータと最新のAIを融合し、生徒が目的を達成できるようにさまざまな演習講座を実施しています。実施されているのは、過去問演習講座・志望校別単元ジャンル演習講座・第一志望校対策演習講座・個人別定石問題演習講座など。過去問演習講座では、過去問を通して共通テストや志望校の出題傾向・特徴をつかみ、志望校合格に向けて有効な対策を練ることができます。志望校別単元ジャンル演習講座は、AIによる学力診断をもとに、必勝必達演習セットを提案してもらえる講座です。
第一志望校対策演習講座は、大きな伸びしろが期待できる苦手単元・ジャンルを克服したり、志望校から求められる力に対応するための演習セットに取り組んだりする講座。入試直前期の総仕上げとして最適で、志望校が求める解答力を身につけられます。
入試問題の正答率を上げるためには、解き方を見抜く力も大切です。個人別定石問題演習講座では東進が厳選した定石問題を演習問題として用意されており、取り組むことで解く力が磨き上げられます。
仲間と切磋琢磨できる
東進では、担任・担任助手の指導のもと、5~6人程度の生徒でチームを組みます。チームでは定期的にミーティングが行われており、1週間の学習計画をチーム全員で共有して励まし合うのがルールです。仲間と楽しみながら努力できることで、1人だけで勉強の取り組むよりも何倍もの学習量と学習効果が期待できます。仲間と切磋琢磨できる環境は、モチベーションが落ちたりメンタルが崩れたりしがちな受験前は特に重要です。努力は、向上得点として可視化され全体で共有されます。向上得点とは、生徒の努力量を数値化したもの。周りの向上得点を見ることで闘争心が生まれ、切磋琢磨するための起爆剤となるでしょう。校舎では個人向上得点を競う向上得点マラソンが行われており、ゲーム感覚で楽しめます。
部活動と両立しやすい
部活動と両立しやすいのも東進のメリットです。映像授業がメインのため、生徒は自分の好きな時に好きなペースで学習を進められます。映像授業は1コマ20~30分の短時間なので、通学時間や部活動が始まる前の時間などのスキマ時間を活用しやすいでしょう。短時間なら、集中しやすく、部活動で疲れているときでも無理なく取り組めます。部活動が忙しくなる時期が分かっているのであれば、忙しくなる前に先取り学習しておくのもおすすめ。先取り学習しておくことで、忙しい時期に勉強が思うように進められなくても焦らずに済みます。
東進ハイスクール・東進衛星予備校の悪い評判
さまざまなメリットを得られる東進ハイスクール・東進衛星予備校ですが、注意点もあります。映像授業の場合は自己管理が必要
映像授業は、時間や場所に縛られずに学習できるという利点がある反面、自己管理能力が求められるというデメリットも存在します。自己管理が苦手な生徒にとっては、授業を後回しにしてしまったり学習計画が崩れてしまったりといったリスクがあるでしょう。映像授業は、ある程度自主性を持って学習に取り組める生徒向けです。自走力が弱い生徒の場合は、映像授業よりも個別指導塾や家庭教師の方が向いています。
参考:個別指導塾おすすめ
参考:オンライン家庭教師おすすめ
講座を取りすぎると授業料が高くなる
東進ハイスクール・東進衛星予備校では、受講する講座数に応じて授業料が決まるため、多くの講座を受講すると必然的に費用が高額になります。授業料を少しでも安く抑えたいのであれば、講座を選ぶ際に必要な科目や自分の学習ペースをしっかりと考慮し、無理のない範囲で講座を選択することが重要です。授業料の他に初期費用(入学金・担任指導費・模試費)や講習費用、志望対策講座や過去問演習講座などの費用もかかるため、まとめていくらかかるのか考え、払える額かどうか検討しましょう。
東進ハイスクール・東進衛星予備校と他の予備校を比較
東進ハイスクール・東進衛星予備校と他の予備校の違いを表にまとめました。東進ハイスクール | 四谷学院 | 駿台予備校 |
河合塾 | |
---|---|---|---|---|
校舎数 | 首都圏を中心に100校ほど | 全国に約30校 | 全国に約30校 |
全国に約500校 |
料金 | 入学金:33,000円 担任指導費44,000円~ 講座(単科)受講料:77,000円 模試費:12,650円~ |
入学金:33,000円 授業料(1単位):147,400円 諸経費:28,600円 |
入学金:33,000円 授業料(1コマ):164,500円~ システムサポート料:5,000円/月 |
入学金:33.000円 授業料(受験対策講座):6,150円/月(1講) 授業料(目的別講座):25,500円 塾生サポート料:6,930円/月 |
授業形態 | 映像授業 | 集団/個別/オンライン | 集団/オンライン | 集団/オンライン |
授業時間 | 90分 | 60分 | 50分 | 90分 |
東進は、映像授業に特化していて、スケジュールに柔軟に対応できるのが大きな特長です。好きな時間に受講できることで、部活や学校、習い事で忙しい生徒でも隙間時間を活用して効率よく学習できます。
映像授業の特性上、品質が安定しているのも嬉しいポイントです。倍速で再生したり分からない箇所を見直したりすることができ、学びやすいというメリットもあります。
東進ハイスクール・東進衛星予備校に関するよくある質問
ここでは、東進ハイスクール・東進衛星予備校に関するよくある質問をご紹介します。東進ハイスクールと東進衛星予備校の違いは?
東進ハイスクールは直営校であり、全国に展開している校舎で一流講師の映像授業を受けられます。一方、東進衛星予備校はフランチャイズ形式で運営されており、各地の塾が東進の映像授業を提供しているのが特徴です。東進衛星予備校は運営する企業によって経営方針やサポート体制に差が出ることはありますが、基本的な授業内容や教材は変わりません。強いて違いを挙げるとすれば、東進ハイスクールは、スタッフが全員元東進生ということです。講師視点だけでなく、東進の先輩視点でも有益なアドバイスを得られます。
東進ハイスクール・東進衛星予備校は浪人生も可能?
東進ハイスクールと東進衛星予備校は、どちらも浪人生に対応しています。浪人生向け予備校は、少人数制のクラスで集中して学習できる環境です。さらに、校舎は朝から夜まで開館しており、年間を通してほとんど休館日がないため、いつでも集中して学習できます。無駄を徹底的に省いた完全オーダーメイドの合格プログラムも作成してもらうことができ、苦手な部分や合格に足りない部分だけをピンポイントで補強可能。志望校合格のために必要なことだけを重点的に学べるため、試験まで充実した時間を過ごせるでしょう。
参考:浪人生向けオンライン予備校
東進ハイスクール・東進衛星予備校は途中入会できる?
東進ハイスクールと東進衛星予備校では、どちらも学年の途中から入会することが可能です。学習プログラムを柔軟に組むことができるため、受験勉強に乗り遅れたと感じる場合でも、気軽に学習を開始できます。限られた時間でも最大限に効率化できる最新の学習システムにより、学年途中の入会でもすぐにスタートダッシュをかけられるのが嬉しいポイントです。とはいえ、受験勉強は早く始めるに越したことはないので、思い立ったらすぐに始めることをおすすめします。
東進ハイスクール・東進衛星予備校まとめ
東進ハイスクール・東進衛星予備校は、効率よく学力をアップさせられる仕組みが充実しています。膨大な量のデータとAIを融合させることで、志望校から逆算して受験対策を行うことも可能です。さまざまなサポート体制や演習講座は、東進ハイスクール・東進衛星予備校でしか実現できないものばかり。さすが民間教育サービス業界大手である株式会社ナガセが運営するだけのことはあります。実力派の講師陣による映像授業は、「わかりやすくて面白い」と特に高い評価を得ており、やる気がいまいち出ない高校生ややる気を加速させたい高校生に最適でしょう。学力を効率よくアップさせたいと考えているご家庭や難関校への受験を考えているご家庭は、ぜひ一度東進ハイスクール・東進衛星予備校を試してみてはいかがでしょうか。