中学生は高校受験勉強に向けて何からすればいい?
受験勉強を始める際は、まず以下の3ステップから始めましょう。
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志望校を決める
志望校がまだ決まっていない場合は、先に志望校を決めましょう。志望校によって、受験勉強に必要な時間や難易度が変わってくるからです。また、目指すものがあると、そこに向かって目標も立てやすくなります。まずは、行きたい高校を決めましょう。
自分の立ち位置を知る
志望校が決まったら、志望校に対して自分がどの位置にいるのか、現時点の状況を確認しましょう。志望校に合格するためには、自分を見つめ直すことがとても大切です。以下のことを確認してみましょう。
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志望校に受かるには何点必要で、自分はどのくらい足りていないのかを知ることで、現状の分析ができて受験のゴールに向かって進みやすくなります。
「志望校に対して自分がどのくらい足りていないのかがわからない」という場合は、志望校の過去問を解いてみたり、模試を受けてみたりすると、判断しやすくなるのでおすすめです。
計画を立てる
志望校が決まり、現状分析もできたあとは、計画を立てて勉強を始めましょう。受験勉強は短期間でできるものではありません。長期間にわたって膨大の勉強をすることになるため、計画的に勉強を進めることも大切なポイントです。無計画、あるいは自分にとって無理な計画では、かえってうまく進められないケースもありますが、「1日〇時間勉強する」「夜ご飯を食べたあとに勉強する」など計画を立てて、勉強する習慣を身につけていきましょう。
中学生が受験勉強をする際の重要ポイント
受験勉強をするにあたって、重要なポイントを紹介します。参考:中学生の家庭学習
基礎をしっかり理解する
勉強は基礎が大切です。基礎がわからないまま応用を解こうとしても、うまくはいきません。反対に、基礎をしっかり理解できれば、これまで難しいと感じていた問題も解けるようになるでしょう。わからなかったところがわかるようになると、成績アップにつながります。勉強をする際は、基礎固めをしてから応用、過去問(問題演習)へと学習を進めていきましょう。
問題は繰り返し解く
問題は一度解いて終わりではなく、繰り返し解きましょう。何度も繰り返すことで、知識や記憶が定着しやすくなります。たとえば、漢字を忘れにくくなったり、計算が速くなったりといった具合です。また、わからなかった問題や間違っていた問題では、どこでつまずいたのかを見直し、もう一度解いてわかるようにすることも重要です。どんどん解けるようになると、自信をもてるようにもなります。
復習は、苦手な教科や、あまり成績が振るわない教科を多めにして、「苦手意識」をなくしましょう。
志望校の傾向を調べる
志望校の傾向を調べることも、重要ポイントです。たとえば、公立高校の受験科目が、英語・国語・数学・理科・社会の5科目なのに対し、私立高校の受験科目は英語・数学・国語の3科目であるケースがあります。難関私立高校と呼ばれる学校によっては、教科書では習わないような難解な問題が出題されたり、長文読解の問題が多く出題されたりする場合もあります。
志望校の過去問を一年分解くと、出題傾向がなんとなく把握できるようになるので、傾向を知り対策を立てていきましょう。
負けない気持ちをもつ
気持ちのもち方も大切です。受験勉強は5教科分の復習が必要なため、量の多さに気持ちが下がってしまう日もあるでしょう。苦手な教科や、わからない問題ばかりに直面すると、くじけそうになることもあるかもしれません。そうしたときに、「自分はダメだな」と落ち込んだり、苦手意識をもったりせず、できるようになるまで負けない気持ちをもつようにしましょう。
1回で完璧にできる人はいないので、今の自分を認めて「がんばろう」と前を向いて進めることもまた、強い心のひとつです。
中学生が高校受験をする際におすすめの勉強法
教科別に押さえておきたい勉強法を紹介します。複数科目の勉強を考えている方は、高校受験にも対応可能な中学生におすすめのオンライン塾や中学生向けタブレット学習を検討してみてください。
英語
英語では、単語と文法の基礎固めが欠かせません。高校や大学の英語を学ぶ際にも、中学校で習う単語や文法が土台となるため、今のうちから何度も繰り返し復習し、正確に使えるようにしておきましょう。参考:中学生向け英語塾
国語
国語では、漢字と文法の問題を繰り返し復習しましょう。漢字は、音読み、訓読みで読めても「書けない」というケースも起こり得るため、自分でも書けるように練習しておくとよいでしょう。参考:国語専門オンライン塾のおすすめ!中学・高校・大学受験対策も!
数学
数学では、公式や定理をただ覚えるのではなく、しっかり身につけましょう。数学は積み重ねの学問ともいわれており、基本の定理を土台にしてどんどん複雑になっていくからです。たとえば、中3で習う「二次関数」は、中1や中2で習う「方程式」や「一次関数」がわからなければ解けません。解けるようになるには一度「一次関数」などの単元に戻り、定理から復習し直すことが大切になってくるのです。
理解したあと、再度問題にチャレンジすると、これまでわからなかったところも理解しやすくなっているでしょう。
参考:中学生向け数学塾
理科
理科は、これまでに習った内容を復習しましょう。たとえば、以下のような単元を習ったはずです。
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苦手なところもあるかもしれませんが、全体的に復習しておきましょう。
参考:理科対策におすすめのオンライン塾
社会
社会も理科と同様に、これまで習った地理と歴史の復習をしましょう。とくに歴史は暗記が多くなるため、自分なりに覚えやすい工夫をしていくことがポイントになってくるといえます。参考書を読み込むのはもちろん、時代の流れや出来事をノートに時系列でまとめたり、年表や関係図を作って視覚的に覚えやすくしたりと、工夫しましょう。
中学生で受験勉強は何からしたらいいのか迷った時におすすめの塾
ここでは、中学生で受験勉強は何からしたらいいのか迷った時におすすめの中学生向け塾を厳選してご紹介します。忙しい場合は中学生向けオンライン塾がおすすめです。
そら塾
そら塾は、10万人以上の指導実績を誇る東証上場企業スプリックスが提供しており、信頼性と実績に裏付けられた指導が受けられるオンライン塾です。月額授業料は税込み5,400円からとリーズナブルな価格設定で、全国どこからでも受講できます。授業は1回80分とじっくり学べる内容で、テキストは学校の教科書に準拠しているため、定期テスト(期末・中間)にもしっかり対応しています。長期休みの講習では生徒一人ひとりの理解度に合わせて復習した後、通常授業では個別指導では珍しい予習型授業を実施。学校の授業内容を先取りして学ぶことで、定着度を高めます。
地域ごとの担当スタッフによる受験指導も行い、大手塾との提携により豊富な受験情報を提供しているほか、オンライン面談を通じて二人三脚で志望校合格を目指せるので安心です。
家庭教師の銀河
家庭教師の銀河は、中学校の教員や大学教授、保護者の80%以上が「推奨する」「信頼できる」と回答しており、信頼性の高さに定評のある個別指導塾です。勉強が嫌いなお子さんでも自ら進んで勉強するようになる独自の学習カリキュラムが組まれており、やる気を引き出す指導を受けられます。通常指導とオンライン指導のどちらも選択可能で、特にオンライン授業では手元カメラを使用するため、対面授業に近い感覚で学習に取り組めます。
高額になりがちな個別指導塾ですが、1コマ30分あたり1,375円と非常にリーズナブル。そのほか、講師紹介料や講師交代費、年会費、兄弟同時指導(ペアレッスン)などの費用がすべて無料で、月々の費用は2万円前後で始められます。また受験生になっても料金が据え置きとなっているため、長期的なサポートを安心して受けられるでしょう。
森塾
森塾は、「先生1人に生徒2人まで」という体制で必ず先生が隣について指導を行い、生徒一人ひとりの理解度や個性に合わせて丁寧にサポートしてくれる個別指導塾。勉強が苦手な生徒でも安心して学べるよう、きめ細かい指導を受けられます。入塾後2学期以内に成績が上がらなかった場合、1学期間の授業料を免除する制度を導入しており、指導力に確かな自信があることを証明しています。また個別指導ながら5,400円(税込)~というリーズナブルな価格設定も魅力です。
全国から集めた数万枚のテスト分析データをもとに、生徒が通っている学校に合わせたテスト対策を行い、一人ひとりの苦手分野や対策が不足している分野を徹底的に指導してくれるので、無駄のない勉強法で着実な成績向上を目指せます。
受験勉強は何からすればいいのか迷っている中学生に向けて
高校受験の勉強では、中1、中2の全教科の復習が必須になります。とくに「基本」が大切なため、「基礎をしっかり理解する→応用問題を解いてみる→過去問を解いてみる」の流れで行うのがポイントです。受験勉強は長期的な学習になるので、部活動や塾などとの兼ね合いもみながら、計画を立ててコツコツしましょう。