英会話は独学で何から始める?初心者でもマスターできるやり方を紹介

英会話は独学で何から始める?初心者でもマスターできるやり方を紹介

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子どもから大人まで人気のある習い事の一つ、英会話。「趣味を増やしたい」「海外映画を字幕なしで観たい」「英会話スキルを使って海外の友達を作りたい」など、さまざまな理由で英会話が人気です。しかし英会話スクールに通学する手間や費用を考えると、なるべく独学で英会話を身につけたいという人も多いでしょう。

今回は独学で英会話学習を行うメリットやデメリット、事前に知っておくべき注意点や英会話独学に向いている人の特徴などを詳しく解説します。

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独学で英会話習得はおすすめ?

英会話を独学で身につけることは可能です。

しかし独学で英会話ができるようになるには、徹底した学習管理が必須です。理解度や目標に合った学習プランを立てたりモチベーションを維持したりといった工夫が必要でしょう。間違った方法で学習を進めてしまうと「英単語や文法の習得に想像以上に時間がかかったのに、実践力が足りない」という状況に陥ったりすることがあります。

まずは事前に英会話学習の手順をイメージして、効率よく学習を進める方法を把握しておくのがおすすめです。さらに英会話を独学で始める際のメリットデメリットを知っておくことで失敗を避けることができるでしょう。

英会話を独学で何から始めるべき?

英会話を身につけるには、しっかりとした土台が必要です。独学で英会話を学ぶと決めたら、「基礎固め」を徹底してください。
参考:社会人がゼロから英語を勉強するための独学方法

ここでは、独学で英会話を学ぶ際にまずすべきことをご紹介します。

英語の基礎知識の習得

英語の基礎知識の習得とは、英語において基本とされる単語や文法の決まりを理解しておくことです。

どの言語でも、日常会話のほとんどは簡単な単語・シンプルな言い回しで構成されています。基礎的な英単語や英文法をきちんと覚えることが、英会話スキルの向上には必須です。

英会話を独学で習得したいなら、以下の基礎学習をきっちりとこなしましょう。

  • 英語の語順を適切に理解する
  • 頻出する単語について正しい発音を学ぶ
  • 基礎的な英単語を網羅的に覚える

英語の学習では「アウトプットが重要」といわれます。しかし適切なアウトプットを実現するためには、質のよいインプットが欠かせません。

英会話スキルを上げたい初心者は、まず正しい文法・フレーズ・単語・発音を「たくさん覚えること」に注力してください。
SNSの影響もあってか、英語が得意な人のやり方を真似して難易度の高い勉強法を取り入れてしまう人も少なくありません。しかし、自分のレベルに合っていない勉強に手を出してはいけません。

基礎的な文法や単語がまだおぼつかない人は、単語帳や文法の参考書を定着するまで何周も解く勉強法が一番いいのではないでしょうか。ちょっと泥臭いですけど、やっぱり最初はそういう勉強法から基礎を身につけることが大事だと考えています。
引用:(取材)Haruさん|独学でTOEIC990点!人気英語YouTuberに聞いた、留学なしで英語を習得する方法とは?

英会話の日常会話をカバーする約3,000語の暗記

英語ネイティブは20,000から30,000語の語彙を持つといわれますが、日常会話で使われるのは3,000語程度です。独学での英会話習得を目指す人は、3,000語を最低ラインとして暗記しましょう。

文部科学省が定める学習指導要領によると、中学校卒業までに習う英単語は1,600から1,800語ほどです。英単語を覚えるときは、まず中学英語までの英単語を全て暗記した上で、1,000から2,000語をプラスする……という流れがよいかもしれません。

ただし、日常英会話について「3,000語では浅い会話しかできない」とする声もあります。日常英会話を不自由なくこなしたい人は、高校卒業レベルの単語数「4,000から5,000語」を目標としてください。語彙のストックが5,000語あれば、日常会話はよりスムーズになります。

参考:学習指導要領の改訂等について|文部科学省

英会話を独学で上達する方法を5ステップで解説

独学で英会話を身につけたい人が上達しやすい手順は以下の5ステップです。まずは基礎英語のスキルを高め、単語や文法への抵抗感を減らしながら英会話の感覚に慣れていくという一連の流れを解説していきます。

中学生レベルの英語力をマスターする

日常会話の大半は中学英語レベルの単語や文法で構成されているため、まずは英語の基礎を学習しましょう。中学卒業程度の英語力が問われる英検®3級の場合、覚えるべき英単語数は約1,300~2,100語といわれています。

また伝えたい内容を的確に表現するためには文法の知識を身につけることも大切です。「初心者のうちは英単語さえ覚えれば最低限の英会話ができる」といわれることもありますが、めちゃくちゃな文法ばかりでは上質な英会話に辿り着くのは難しいでしょう。独学を始めたいという英会話初心者は「中高生向け」や「英検®3級」を目安に参考書を購入してみましょう。CD付きの書籍であれば発音の基礎も学習することができます。

英語で表現することに慣れる

中学英語レベルの英単語や文法、発音を覚えてきたら、伝えたいことを英語でアウトプットしてみましょう。

英文が読めるようになっても、いざ自分で表現しようとすると簡単な単語が出てこないということもあります。日常生活で思い浮かんだひとり言を英文に言い換えてみたり、英語で日記をつけてみたりするのもおすすめです。「独学をしたいけど仕事やプライベートで忙しい」という人は、隙間時間を利用して英語で気持ちを表現する訓練を繰り返しましょう。

リスニング力を上げて英語脳をつくる

英文を聴いたときに日本語に翻訳せず、英語のまま理解しようとすることでリスニング速度が上がります。英語脳に切り替えるのは一見難しそうですが、英会話のラジオを聴いたり洋画を英語のまま観たりすることで感覚的に英語を聴く癖をつけるという方法もあります。

自分の理解度やキャパシティを越えてしまうと英会話を学ぶモチベーションが下がってしまうため、まずは自分が興味のある分野や内容を把握しているストーリーから読み聴きするのがおすすめです。慣れてきたら分からない英単語の割合を増やしていきましょう。
ーリスニングはどのように学習するのがおすすめですか?

自分の好きなコンテンツを視聴することで、特定の分野に強くなることから始めると良いでしょう。たとえばバドミントンが好きなら、好きな選手のインタビューをたくさん見るとか。一つの分野に絞って、マニアックに極めるんです。

興味のない教材を必死に聴いても、結局のところ継続できず、英語力は伸びません。内容に関する背景知識もないので、「難しすぎる」と挫折してしまうリスクもあります。その点、好きなコンテンツであれば継続しやすいですし、背景知識が足場となってインプットもスムーズです。

引用:(取材)嶋津幸樹さん|英語教育エキスパートが教える、IELTSの本当の価値とは?

実際に英会話をして実践力を磨く

英会話スキルをインプットしたら積極的に英語を使って会話をしてみましょう。英会話の独学ではアウトプットの機会を作りにくいと思われがちですが、友達や家族と話したりSNSで発信したりとさまざまな方法があります。英会話は継続して学ぶことで知識や感覚が定着するため、なるべく毎日英語に触れる意識が重要です。

最近ではオンライン英会話スクールも人気が高く、ネイティブと英会話をするうちにコミュニケーションスキルが向上します。会話中で相槌を打ったり単語の間を埋めたりと臨機応変に対応する必要があるため、より自然な日常会話スキルが身に付くでしょう。
参考:英語を話せるようになるには?

シャドーイング・ディクテーションなどを行う

シャドーイングとは、流れる英語音声を影のように追い掛けながら復唱する英語学習方法です。英語音声から1~2語遅れて発音を繰り返すことで、英語の発音・リズム・抑揚の習得、リスニング力の向上などを期待できます。

シャドーイングのやり方は、以下の通りです。

  • 英語レベルに合った英語音声を流す
  • 英語音声を即座に復唱する
  • 聞き取れなかったところはスクリプトなどを見て内容を確認する
  • 正しく復唱できるまで繰り返す

独学での英会話習得をスピードアップしたい場合は、自分の発音を録音し、発音チェックまで行うのがおすすめです。

一方ディクテーションとは、英語音声聞き、その内容を正しく書き取る英語学習方法です。自分の手を使ってアウトプットを行うことで、リスニング力・ライティング力・文法力・スペリング力を鍛えられます。

ディクテーションの手順は、シャドウイングとさほど変わりません。

  • 英語レベルに合った英語音声を流す
  • 聞こえてくる英語フレーズを書き出す
  • 英語音声のスクリプトなどを見て、正しく書き取れたかをチェックする
  • 正しく書き取れるまで繰り返す

シャドーイング・ディクテーションを行うときのポイントは、自分の英語レベルに合った英語音声を用意することです。

自分のスキルでは聞き取れない英語音声を使うと、なかなか先に進めません。「できた」という達成感を得られないまま独学を続けることとなり、挫折リスクが高まります。初心者は、短くゆっくりと流れる英語音声からチャレンジするのがおすすめです。

またシャドーイングもディクテーションも、継続しないと効果を実感できません。間違いが多くても気にせずに、楽しみながら続けることが大切です。
参考:シャドーイング教材
参考:シャドーイングアプリ

英会話を独学で勉強するときのポイント

英会話を独学で学ぶときには、ポイントを押さえておくと効率的です。数回勉強してすぐに身に付くものではないからこそ、毎日無理なく取り組める工夫が役立ちます。

スキマ時間を上手く利用する

毎日1時間の勉強時間を確保するのは難しいかもしれません。仕事や家事などで忙しいなら、まとまった時間を作ろうとするのではなく、スキマ時間の活用がおすすめです。

英語の学習は耳さえ傾けられればできます。通勤時間や家事をしている間に英語を聞き流しているだけでも、聞く力を伸ばせるでしょう。10分ほどあればできるため、自分のペースで無理なく学習を進められます。

英会話を学ぶ目的を明確にする

独学で英会話をマスターするにははっきりした目的があるとよいでしょう。例えば英語でスムーズにプレゼンできるようになりたい、海外旅行のときに英語でコミュニケーションを取れるようになりたい、などです。

また目的は小さなステップに分解しましょう。最終的な目的がスムーズなプレゼンだとしたら、最初は必要な英単語を覚えることを目的にします。次はよく使うフレーズを覚え、短めのスピーチをしてみてもよいでしょう。

英会話を独学で身に付けるには長い時間がかかります。目的がはっきりしていなければ、途中で諦めてしまうかもしれません。目的をはっきりさせ達成までの間に小さなステップを設定すると、モチベーションをキープし学び続けやすくなります

英語の勉強を習慣化する

勉強を毎日当たり前にやる習慣の1つにすることも、英会話を独学で身に付けるときのポイントです。歯磨きや入浴と同じように、英語の勉強をするのが習慣化すれば、自然と学習を進められます。

習慣化するには、毎日同じタイミングで勉強するのがおすすめです。例えば寝る前の10分間は英語の時間と決めてしまえば、迷わず続けやすくなります。

ユーチューブなどの動画を活用する

独学で英語を学ぶときには、ユーチューブといった動画サイトも活用しましょう。英会話の学習に役立つ動画がたくさんあります。例えば聞き流しに向いている動画や、シャドーイングに使える動画などです。

自分のレベルに合う動画を探し活用すれば、教材にかかる費用を抑えつつ独学で英語を学べます

英会話を独学するメリット・デメリット

英会話に独学で取り組んだ場合、以下のようなメリット・デメリットがあります。

英会話を独学するメリット
英会話を独学するデメリット
  • 費用が安い
  • 自分のペースで英会話学習を進められる
  • 学びたい分野から学び始めることができる
  • 挫折しやすい
  • アウトプットできる環境がない
  • 間違った学習方法を続けてしまう

ここでは、メリットとデメリットの内容を詳しく解説します。

英会話を独学するメリット

独学で英会話を習得するメリットは以下の3つです。

  • 費用が安い
  • 自分のペースで英会話学習を進められる
  • 学びたい分野から学び始めることができる

費用が安い

英語スクールなどで英語を学ぶ場合、入会金や月額1~2万円程度の授業料・教材費などが必要です。独学ならスクール関連費用の負担がなく、英会話学習にかかるコストを安く抑えられます。

もちろん独学でも英語教材は必要ですが、無料のオンライン教材・動画を活用すればさほど費用はかかりません。有料の学習アプリを利用しても数千円で済むケースが多く、コストの調整は比較的容易です。

自分のペースで英会話学習を進められる

独学なら、学習時間・学習場所を自分で決められます。仕事やプライベートを優先しやすく、すき間時間を利用した効率のよい学習が可能です。学習ペースも自由に調整しやすく、ゆっくり学びたい・ガンガン学びたいといった多彩なニーズにも対応できます。

英語スクールは、受講日や時間が決まっていることがほとんどです。入学後は自分でスクールまで足を運び、規定の授業をこなしていかなければなりません。自分の都合よりもスクール優先になる傾向が強く、マイペースな学習は困難です。

特に仕事が忙しい人・就業時間が不規則な人にとって、スクールでの英会話学習はハードルが高いかもしれません。ライフスタイルに合わせやすい独学の方が、英語学習時間の確保は容易です。

学びたい分野から学び始めることができる

独学なら、自分で学習プランを立てられます。

一般的な英語スクールは、定められたカリキュラムに従って英語学習を進めます。固定のカリキュラムはカスタマイズが難しく、学習の自由度が高いとはいえません。

「海外留学したい」「ビジネスシーンで使える英語を身に付けたい」……、英語学習を始める理由は、人によって異なります。学びたい分野に特化して学習の進度や内容を調整できるのは、独学ならではのメリットです。

英会話を独学するデメリット

「独学で英会話を身につけたい」という人が知っておくべきデメリットは以下の3つです。

  • 挫折しやすい
  • アウトプットできる環境がない
  • 間違った学習方法を続けてしまう

挫折しやすい

独学には外からの強制力がなく、勉強を止めるも続けるも自分次第です。「勉強したくない」「面倒くさい」「遊びたい」というモードに入ったときにモチベーションを維持しにくく、挫折してしまう人もいます。

また誰かと自分を比較すること・誰かに叱咤激励されることは、学習意欲を刺激する重要な要素です。1人で黙々と勉強していると孤独を感じる場面も多くなり、英語を学ぶことがつらくなります。

学習意欲が低いまま学習を続けても、効果は期待できません。「効果が出ない→モチベーションが下がる→効果が出ない……」という負のサイクルに陥りやすく、多くの人が英語学習をあきらめてしまいます。

アウトプットできる環境がない

英語スキルの習得を目指すなら、バランスのよいインプットとアウトプットが必須とされます。しかし独学では、英語を話す相手や機会の確保は困難です。インプット過多の、アンバランスな学習に陥ってしまうケースが多々あります。

またスムーズに英会話をこなすには、場数を踏むことも大切です。

頭だけで英語を理解した状態では、いざというとき必要な英語が出てきません。たくさんのアウトプットを行って英語への抵抗を無くすことが、自信を持って堂々と英語を話せるメンタルを作ります。

独学で英語学習を行う場合は、「オンライン英会話」「スピーキング練習サービス」などを積極的に活用し、アウトプットの機会を作るのがおすすめです。

間違った学習方法を続けてしまう

独学の場合、学習管理を行うのは自分です。

「学習方法が適切かどうか判断するのが難しい」「間違いがあっても気付きにくい」「間違いを修正するチャンスがない」などの点から、合わない学習方法・間違った学習方法を続けてしまうリスクがあります。

間違った学習方法を続けても、学習効果は期待できません。学習意欲の低下や、挫折リスクの増大を招く可能性があります。

独学での学習で重要なのは、適切な学習目標・学習計画を立てること・徹底した学習管理を行うことです。

学習目標・計画が定まっていれば、学習がうまくいっているかどうか判断しやすくなります。思うような効果が出ていないときは、学習方法の変更が必要と分かるでしょう。

英会話の独学に向いている人の特徴

英会話の独学に向いている人の特徴は、次の通りです。

目標が明確でモチベーションが維持しやすい人

英会話の独学に向いている人の特徴の1つに、目標が明確でモチベーションが維持しやすい人が挙げられます。

たとえば「英会話スキルを武器に転職をして収入アップしたい」「1年以内に英語の資格試験に合格する」など、具体的な夢や目的がある人は独学においても日々のモチベーションを保つことができるでしょう。また英会話にまつわる理想の自分を目標にすることで、現在どんな課題に取り組むべきかが定まります。

まずは英会話を楽しめるような目標を掲げ、課題を達成するためのスモールステップを設定することが独学を継続させるポイントです。

物事を継続して続けるのが得意な人

英会話は、ほんの少し学習に取り組むだけで急激に上達するのもではありません。
コツコツと勉強を継続することによって、はじめてある程度の成果が表れてくるものです。

そのため、物事を継続し続けるのが得意な人は英会話の独学に向いていると言えるでしょう。

目標を達成したことがある人

過去に自分の定めた目標を達成した経験を持つ人は、英会話を独学でも学べる素質を持っている可能性が高いと考えられます。
実直に目標に向かって努力を積み重ねられる人は、独学で英会話を習得するという目標に対しても真摯に勉学に取り組めるハズです。

独学で英会話を習得したいと考えている人は、過去に達成した目標を振り返り目標の難易度と照らし合わせ、自身が独学でも英会話習得可能なのか考えてみましょう。

英会話の独学に向いていない人の特徴

続けて英会話の独学に向いていない人の特徴をご紹介します。

明確な目標が決まっていない人

語学学習は、モチベーション維持が難しいと言われています。
特に独学で習得を目指す場合、常に自分でモチベーションのコントロールを行わなければなりません。

高い志を持って語学学習に取り組める人でないと一定の学習効果は期待できないため、英会話を勉強するにあたり「目標が明確でない人」もしくは「明確な理由がない人」は英会話の独学には向いていないでしょう。

指導者がいないと勉学を継続できない人

英会話を習得する際は、指導者が居なくても、自身で目標を定め自身のモチベーションをハンドリングし、適切な学習環境に身を置ける人でなければ、 なかなか成果には繋がりません。

そのため、指導者がいないと勉学を継続できない人は、英会話を独学で学ぶのは難しいかもしれません。英語コーチングであれば、コンサルタントに立ててもらった学習プランをもとに勉強を進めることができます。

独学で英会話に取り組むときの注意点

独学で英会話に取り組むときの注意点は、以下の2つです。

  • 発音の間違いを正すことができる対策を考えておく
  • 独学と並行してオンライン英会話スクールを受講したり資格試験を受けたりする

それぞれどのようなことなのか、詳しくご紹介します。

発音の間違いを正すことができる対策を考えておく

独学で特に苦労しがちなのが、正しい発音の習得です。

「日本人は英語の発音が苦手」などといわれるのには、以下のような理由があります。

  • 英語の方が子音・母音の数が多い
  • 音節(シラブル)の区切りが異なる
  • リズム・抑揚が異なる

英語が24の子音と約15の母音を持つのに対し、日本語は子音15・母音5と少なめです。加えて英語の音節は「子音+母音+子音」のようにまとまりで区切るため、日本語の音節の区切り方とは対応しません。

独学で発音を身に付けようとしても、ネイティブには通じないカタカナ英語に終わってしまうことが多々あります。

英語の発音を正しく身に付けるには、ネイティブの音やリズムに慣れること・正しい口や舌の動かし方を学ぶことが必須です。独学で英会話を身に付けたいと考えるのであれば、自分の発音を客観的に判断して、改善点を確認できるよう対策を取らなければなりません。

参考:英語の発音と発音記号|東京大学
参考:日本語 ことばの概説|東京外語大学
参考:英語の発音方法! ネイティブのように上手く発音するコツや練習方法を紹介|麗澤大学

独学と並行してオンライン英会話スクールを受講したり資格試験を受けたりする

正しい英語の発音を効率よく身に付けるなら、オンライン英会話スクールの受講を検討しましょう。

オンライン英会話とは、デジタルデバイスで英語の指導を受けられる、インターネット型の英会話スクールです。通学の手間がない・受講時間を調整しやすい・安価なスクールが見つかるなどのメリットがあり、自宅でも正しい発音を身に付けやすくなります。

また独学では「学習のモチベーションを保ちにくい」「レベルアップを感じにくい」などと感じている人は、英語試験の受験がおすすめです。資格の取得具体的な点数の獲得を目標に据えることで、英語学習の方向性を定めやすくなります。

目標の達成は、英語学習の大きな自信・モチベーションとなることは間違いありません。

オンライン英会話おすすめ32選【2024年最新版比較】

この記事では、おすすめのオンライン英会話について、講座内容や料金相場を分かりやすく一覧で比較しています。安い・無料のオンライン英会話、オンライン英会話のメリット・デメリット、独学や通学型との比較など、必要な知識がすべてわかります。

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コエテコ byGMO 英語編集部
コエテコ byGMO 英語編集部

2025/01/18 18:57

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英語の独学でおすすめしない勉強方法

独学で英語を学ぶときには勉強方法に注意しましょう。1人で学んでいるからこそ、目標とずれた学習方法に気づけず、実力を身に付けにくくなる恐れがあります。

資格試験や受験だけのための勉強

資格試験の合格やスコアアップなど、明確な目標の設定はモチベーションアップにつながります。ただし資格試験の結果にだけ注目していると、試験に正解するためのテクニックを知り満足してしまいかねません

これでは合格やスコアアップなどの目標は達成できても、「英語で話せるようになりたい!」という目標には近づけなくなってしまいます。資格試験を通して何を達成したいのかを明確にした上で受験すると良いでしょう。

難易度の高すぎる目標設定

英会話学習は継続が重要です。目標を高く設定するのは悪いことではありませんが、高すぎる目標は先が見えずモチベーションを下げるきっかけになるかもしれません

学習に取り組み始め最初のうちは難なくクリアできたノルマも、慣れると面倒に感じることもあります。「今日は疲れたから」「明日早起きしないといけないから」など何かと理由をつけてついついサボり、気付くとやらなくなっていたという結果も起こり得ます。

無理なく自分のペースで進められるよう、忙しいときや疲れているときでも取り組める目標を設定しましょう。

英会話を独学で勉強するときにおすすめのサービス

ここでは、英界会話を独学で勉強するときにおすすめのサービスを紹介します。

英語アプリを利用する

独学で英会話を勉強する際は、英語アプリの利用がおすすめです。
英語アプリと一口に言っても、目的に合わせて次のように様々なサービスが提供されています。


通勤や寝る前などスキマ時間を活用したいと考えている人は、英単語を覚えるアプリを利用し語彙力を高めましょう。
また英会話力を高めたいと考えている人は、英語圏のバラエティーやドラマ、ニュースを視聴できるアプリを利用することで独学でも様々な言い回しを覚えられるでしょう。
参考:英語学習アプリ

オンライン英会話を利用する

英会話力を高めたいと考えているのであれば、オンライン英会話を利用するのも1つです。

オンライン英会話であれば、安価な価格で外国人講師と直接英語でのコミュニケーションを図ることができます
アウトプット機会を増やすことで、より短期間で英会話力の向上を期待できるでしょう。

また間違った言い回しやより適切な言い回しの指摘・アドバイスをもらえる点もオンライン英会話の魅力。
正しい英語を身に付けられるため、自分の英語にも自信が付くでしょう。

英語コーチングを利用する

英語コーチングとは、その名の通りコーチングを通じて英語力の向上を図るサービスです。
選び抜かれたトレーナーによる徹底したマネジメントを受けることで、短期間で確実にレベルアップを期待できます。

料金は、英会話スクール比較してやや高めですが、多くの利用者が効果を実感しています。
正しい英語の勉強法やライフスタイルに合った効率的なスケジュールの組み方なども学べるため、英語コーチングを卒業しても継続的に効果的な勉強に取り組めるでしょう。

英語の独学におすすめのアプリをご紹介

英語の独学には、スキマ時間で場所を選ばず学習できるアプリを使用すると便利です。スクールに通うより費用を抑えられる上に、空いた時間で楽しく学べるので、無理なく学習を続けることができます。本項目では、おすすめの英語学習アプリを紹介します。

Duolingo

Duolingoは、ゲームのように楽しく単語や文法、発音を学べる外国語学習アプリです。本アプリは数百万人の学習データの分析をもとに、日々効率良く英会話を学べるように改善されているので、常に満足度の高い学習が可能です。 英語の文法や単語、発音がゲームのように勉強できるので、飽きることなく学習を続けられます。

プロンテストシリーズ/プロンテスト・コール

プロンテストシリーズのプロンテスト・コールは、英語力を身につけられるスピーキング練習アプリです。一つの練習時間をたっぷりとったカリキュラムにより、自己紹介などを行う会話練習を発音から練習することで、確かな英語力を身につけることができます。

アプリで使用される英語は日常で使えそうな表現が多いので、日頃から英会話を実践してみたいと考えている方にもおすすめです。

英会話独学ではなくオンライン英会話も!おすすめスクール

オンライン英会話は、教室を構える対面式英会話スクールよりも料金が安く、時間の自由度が高いという特徴があります。
また目的や英会話レベルに合わせて、多様なオンライン英会話スクールから自分に合ったスクールを選ぶことができます。

このように、オンライン英会話は独学で英会話を習得したいと考えている人のニーズにマッチしているサービスです
またオンライン英会話の中には、サポートサービスや学習支援が充実しているスクールもあります。

独学で英会話習得を目指す人は、オンライン英会話を活用することで効率的に英会話スキルの向上を図ることができるでしょう。

ECCオンラインレッスン


スクール名 ECCオンラインレッスン
費用 ■フィリピン人講師
月4回プラン:月額3,080円~(税込)    
月8回プラン:月額4,620円~(税込)    
1日1回 プラン:月額8,866円(税込)    
1日2回 プラン:月額13,640円(税込)
■ネイティブ・バイリンガル 日本人講師
月2回プラン:月額8,360円(税込)    
月3回プラン:月額12,540円(税込)    
月8回 プラン:月額31,680円(税込)
初期費用 無料
オンラインレッスン マンツーマンオンライン
受講目安期間 特になし
返金制度 なし(受講回数に満たない場合でも返金はなし)
無料体験 会員登録完了後、1レッスンまたは2レッスン無料
サポート体制 日本人スタッフにメールやチャットで相談可能
教室所在地 オンライン
おすすめポイント
  • 日本人学習者のために作られたオリジナル教材を使用
  • 厳しい基準をクリアしたプロ講師による指導
  • 5段階のレベル分けにより、英語スキルに合わせた学習が可能
運営会社 株式会社ECC
公式HP ECCオンラインレッスン

ECCオンラインレッスンは、経験豊富な語学教育のプロフェッショナル講師が魅力の英会話スクールです。

長年培った英語指導ノウハウを有する株式会社ECCが運営する英会話スクールだけあり、初心者向けのカリキュラムが充実している点が特徴です。
また講師への研修時間は100時間以上かけており、レッスンの質は業界随一。

さらにレッスンに用いる教材は、ECCが独自開発した日本人向けに設計されたオリジナル教材
第二言語を習得する日本人に合わせて「聴く」「まねる」「繰り返す」「応用する」「使う」のサイクルで英語を習得できるよう、作成されています。
テキストはレベル別に用意されているため、1段階ずつ英語力を高めていくことができるでしょう。
ECCオンラインレッスンはこちら

コーチバディ(旧スピークバディ パーソナルコーチング)


スクール名 コーチバディ(旧スピークバディ パーソナルコーチング)
費用 ・ベーシックコース:283,800円(税込)/12週
・スピーキングマスターコース:415,800円(税込)/12週
・マスタープラスコース:787,600円(税込)/24週
初期費用 55,000円(税込)
オンラインレッスン あり
受講目安期間 12週間
返金制度 30日間全額返金保証
無料体験 なし(無料カウンセリングのみ)
サポート体制 ・AI英会話「スピークバディ」使い放題
・週に1度の専属コーチとの英会話トレーニング
・優秀な日本人コーチが学習を伴走
教室所在地 オンライン
おすすめポイント
  • 日本人のプロコーチが徹底指導
  • コーチとの英会話+AI英会話アプリのハイブリット学習
  • 受講生のレベルに合ったフィードバック
運営会社 株式会社スピークバディ
公式HP コーチバディ

コーチバディ(旧スピークバディ パーソナルコーチング)は、スピーキング力向上に特化した英語コーチングサービスです。
音声認識・会話AI・デジタル音声等の技術を活用したAI英会話アプリ『スピークバディ』を開発した株式会社スピークバディが運営しています。

科学的かつスピーキングメカニズムに基づいた多数のトレーニングからカリキュラムを設計している点が特徴。
一時的に覚えた知識を脳に定着させるだけではなく、継続的に活動できる知識へと変換します。
そのため、目に見えて英語上達を実感できるでしょう。

また同サービスではアウトプットを重視しており、週に1度の専属コーチとの英会話トレーニングやAI英会話アプリ『スピークバディ』を用いて実践的な英会話力の向上を促します。
“話す”ことに特化した最短ルートのカリキュラムだからこそ、最速で英会話力を高められるでしょう。
コーチバディはこちら

英会話を独学で勉強しようと検討している人からよくある質問

本項目では、英会話を独学で勉強しようと検討している人からよくある質問をご紹介します。

英会話を独学するときYouTubeはおすすめ?

最近ではYouTubeでも英会話を勉強する人が増えてきました。
無料で視聴できる・豊富なコンテンツがあるなどのメリットに加え、英会話教室の公式アカウントから学習動画が公開されているケースもあります

時間や場所を選ばずに視聴できるため、自分のレベル・目的に合ったコンテンツがあれば『お気に入り登録』をしておくと良でしょう。

ただし視聴しているだけでは、完全にインプットはできません
英会話学習の目的・ゴールにもよりますが、視聴しながら同時に発生練習をしたり、要点をノートにまとめるなど自発的に取り組むことで効果的な学習効果を得られるでしょう。

英会話を独学で学ぼうと思っているときの本の選び方は?

英会話の教材は多岐に渡ります。
独学で英会話を学習しようと考えている方は、下記ポイントを意識して教材を選びましょう。

  • 学習目的とレベルに合っているか
  • リスニング音声付きか
  • 実用的な日常会話を取り扱っているか

特に教材選びは自分のレベルに合っているかが非常に重要です。
レベルが高い教材は、学習意欲を減退させてしまいます。反対にレベルが低い教材は、効果的な学びを得られません。
口コミやサンプルなどを参考に自分に合った教材を選びましょう。

英語は独学でペラペラになる?

日本人が英語を習得するには、2500~3000時間が必要と言われています。
また教養のある・大卒の英米人の平均語彙数は、3万5千~5万語だそうです。

上記を踏まえ0ベースから英会話学習に取り組む場合、独学でペラペラを目指すには相当な頑張りが必要と言えるでしょう。
決して不可能ではありませんが、相当な覚悟が必要であることを理解した上で取り組まなければなりません。

独学で英会話を始めるなら具体的な目標を立てよう!

英会話を独学で始めることで、英会話スクールの受講費用を抑えたり興味のある分野から学ぶことができたりといったメリットがあります。しかし独学では自分に合った学習方法を見つけられなかったり発音の間違いを矯正できなかったりといった点でなかなか身に付かないという失敗談も多いようです。

また独学継続を支えるモチベーション維持の方法については、できるだけ具体的な目標を立てて自分の理想の姿を思い描くことが重要です。課題を達成するための小さな目標を設定して英会話学習に臨みましょう。

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