UI・UXデザイナーになるには?将来性や年収も解説

UI・UXデザイナーになるには?将来性や年収も解説
近年、さまざまなアプリやサービスが登場し、製品やサービスを作るうえで重要になる「UIデザイナー・UXデザイナー」の仕事が注目されてきています。

「UI・UXデザイナーになるには、どうしたらいい?」と悩んでいる人や、転職を考えている人もいることでしょう。この記事では、UIデザイナー、UXデザイナーになるために必要なスキルや勉強法・おすすめの資格を紹介します。

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UI・UXデザイナーの仕事内容

UI・UXデザイナーの仕事内容を確認しておきましょう。

  • UIデザイナー利用者が「使いやすい」デザインを作る
  • UXデザイナー利用者が「使って楽しい」「心地よい」と思えるデザインを作る
  • Webデザイナークライアントの要望をもとにデザインやレイアウトを考えてWebサイトを構築する

UIは、UXの一要素であり、業務の幅はUXデザイナーのほうが広くなります。
UI・UXデザイナーとWebデザイナーには、「利用者を起点にしているか、クライアントを起点にしているか」といった違いがあります。
参考:Webデザイナー仕事内容

UIデザイナー・UXデザイナーの将来性

近年は、顧客体験が収益化や利益率向上に大きく影響を与えることが分かっており、多くの企業が自社のコーポレートサイトやECサイトのユーザビリティー向上に取り組んでいます。サイトのユーザビリティー向上には、顧客体験をデザインするUIデザイナー・UXデザイナーの存在が欠かせません。

またUIデザインの市場規模は、2021年時点で約2,336億円に達し、2028年までには約5,406億万円規模にまで拡大すると言われています。今でも需要の高いUIデザイナー・UXデザイナーですが、本市場予想からもUIデザイナー・UXデザイナーの需要は今後さらに増大すると考えられます。

そのため、UIデザイナー・UXデザイナーは、将来性の高い職業であると言えるでしょう。

UIデザイナー・UXデザイナーの年収

日本でUIデザイナー・UXデザイナーという職種が定着したのは、ここ数年の話。
またフリーランスとして活動している人も多いため、正式なデータはまだないようです。

ただ、大手転職サイトに掲載されている求人情報では、400万円~1000万円/年収が相場のようです。求められるスキルや経験によって大きく差が開きますが、日本の平均年収が430万円前後であることを考えると、高収入の部類に入るでしょう。

しかし、今後UIデザイナー・UXデザイナーの認知がさらに拡大し、需要が高まれば、年収相場がさらに高額になることも期待出来ます。今のうちからスキルを磨いておくことで、市場の拡大に伴い、近い将来高収入を得られる可能性も高まるでしょう。
参考:Webデザイナー年収

UI・UXデザイナーになるには?必要な資格や免許はある?

UI・UXデザイナーに必須の資格や学歴はありません。ただ、即戦力が求められる傾向があるため、求人によっては「実務経験が求められる」「デザインツールの操作スキルを採用条件にしている」ケースもあります。

未経験からUI・UXデザイナーを目指す場合はとくに、知識やスキルを身につけたほうが活躍できるでしょう。
参考:未経験からWebデザイナーになるには

UI・UXデザイナーになるためにおすすめのスクール3選

ここでは、UI・UXデザイナーを目指すにあたって受講をおすすめするUI・UXデザインスクールを紹介します。

デジタルハリウッドSTUDIO|Webデザイナー専攻 超実践型就職・転職プラン


デジタルハリウッドSTUDIOが提供する『Webデザイナー専攻 超実践型就職・転職プラン』は、マイナビワークスとコラボした独自の就職・転職支援が魅力のプラン
マイナビワークスの専門アドバイザーが、受講生1人ひとりの希望に沿った就職・転職支援を提供してくれます。さらにデジタルハリウッド生専用の求人サイトも利用できるため豊富な選択肢の中から希望にマッチした案件を選択できるでしょう。未経験からであっても、卒業と同時にUI・UXデザイナーに関する仕事への就業も叶えられるかもしれません。

またアウトプット重視の課題にも定評があり、卒業時には11もの作品を手掛けている状態になるとのこと。ポートフォリオが充実した状態で卒業できるため、UI・UXデザイナーを目指した就職・転職活動も優位に進められるでしょう。


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DMM WEBCAMP Webデザインコース


DMM WEBCAMPが提供する『Webデザインコース』では、DMM WEBCAMPが認定した現役デザイナーによる指導を受けられます。
また本コースはデザインのみならず、サイト制作のスキルや知識を身に付けられる点が魅力。サイト制作や運用を見据えたデザインを再現できるため、現場に出てから重宝されることでしょう。

なお受講期間は、8週間・16週間・24週間・32週間から選択できます。
プライベートや現職との両立を図りながら自分のペースで学べる環境が用意されているのも魅力の1つ。いずれの料金プランでも週に2回メンタリングが設けられているため、適宜不安や疑問点を解消できるでしょう。

また本コースは、経済産業省のリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業に認定されているため、最大70%分のキャッシュバックを受けられます。UI・UXデザイナー転職に向けてスキル習得を考えている人は、ぜひこの機会に受講を検討してみてはいかがでしょうか。
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RaiseTech


最速で稼げるスキルが身に付くと評判のRaiseTechは、他にはない圧倒的なサポート力が評判のITスクールです。
Webデザインに関するスキルや知識について理解を深められるよう、様々な支援やサポートを提供している点が魅力。たとえば現役デザイナー講師によるリアルタイム授業の提供や常に最新情報にアップデートされてる動画教材の無期限視聴、無期限オンラインサポートなど、Webデザイナーへの成長を支えてくれる支援が充実しています。

さらに受講生同士が参加できるコミュニティの提供、RaiseTech内で開催されるコンペなどイベントや交流機会も豊富。
転職支援のサポートは無期限で提供されているため、UI・UXデザイナー転職に向けて好きなタイミングで転職サポートを受けることもできるでしょう。


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テックアカデミーWebデザインコース

テックアカデミーWebデザインコースは、実務経験のある現役Webデザイナーのメンターから現場に即したサポートを受けられると評判のスクール。カリキュラムはWebデザイン、Webサイト制作、バナー制作の実務経験までを網羅しており、本気でWebデザイナーを目指す人におすすめです。

受講中に作れるようになるデザイン成果物としては、バナーデザイン、架空のベーカリーサイト、Webサイト構築、オリジナルポートフォリオサイトなど多数。実践学習を通して、Webデザインの原則はもちろん、FigmaやPhotoshop、バナーデザイン、Webサイトデザインなど、Webデザイナーとして活躍するための幅広いスキルを習得できるでしょう。


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SHElikes

SHElikesは、Webデザイン・Webマーケティング・ライティングなど30コース以上のスキルを定額で学び放題という、今話題の女性向けキャリアスクールです。PC一つで働けるクリエイティブスキルを幅広く学ぶことで、先行き不安定な時代にあっても生き抜いていけるマルチクリエイターを育成しています。

Webデザインコースでは、Webデザイナーに必要な基礎的なスキルはもちろん、配色・レイアウト・フォントなどデザインの基本原則について学ぶことができます。 その他にもIllustratorコース、Photoshopコース、Figmaコース、Webサイト制作デザインコース、Webサイト制作コーディングコース、UIデザインコースなど、目的やレベルに応じた動画レッスンを受けられるので、目指すキャリアに合わせて学習を進められるでしょう。


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Find me!

Find me!は、一生涯使えるスキルを身に付け、自分らしいキャリアや働き方を叶える女性向けのITスクールです。本格的なWebデザインの学習を最短一か月で習得でき、マンツーマン・完全オーダーメイドによる質の高い学習を進められます。

提供されている動画カリキュラム200本以上はすべて現役Webデザイナーが監修しており、未経験者からプロを目指す人向けの実践的な内容までを網羅しています。分からないことがあったら24時間質問し放題のチャット相談サポートがあるのも嬉しいところです。カリキュラム受講が完了した後のお仕事紹介サービスもあるので、Webデザイナーとしての着実な一歩を踏み出せるでしょう。


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未経験からUI・UXデザイナーになるために必要なスキルや知識

UI・UXデザイナーになるには、デザインに関する知識や分析力、コミュニケーションスキルなどが必要になります。
参考:未経験からWebデザイナーになるには

デザインに関する知識やスキル

UI・UXデザイナーも、デザインに関する基礎知識や、デザインツールを操作できるスキルなどを持ちあわせているほうが望ましいです。

デザインに関する知識・スキル
概要・例
デザインの知識
  • 色彩設計 … 色の対比や配色に関する知識
  • タイポグラフィ … 文字やレイアウトを読みやすく整え、視覚的に伝える知識
デザインツール
  • Photoshop … 画像の色調整や合成などの加工を行う画像編集ソフト
  • Illustrator … ロゴやイラストなどを作成するグラフィックデザインソフト
プログラミング言語
  • HTML … 見出しを作ったり段落を変えたり、表を定義したりする基礎的な言語
  • CSS … 太字にする、文字色を変えるなど、文書の装飾を施す言語。HTMLとあわせて使用する
  • JavaScript … ポップアップ画面のような、Webサイト上で「動き」をつける言語

細かなデザインは、ほかのデザイナーに任せる場合もありますが、デザインの基礎はUI・UXデザイナーも覚えておいて損はありません。連携しているほかの人とのコミュニケーションのしやすさも変わってくるため、最低限の知識は学んでおくとよいでしょう。

リサーチ力・分析力

UI・UXは、利用者の目線に立ってデザインを設計していくため、「利用者が何を求めているのか」「どのようなものを使いやすいと感じるか」を考えることが重要になってきます。そのため、利用者の人物像や傾向を収集する力を要します。

また、「どのような利用者がサイトに訪れているか」というアクセス解析をしたり、「AとBどちらの反応がよいか」をテストする「A/Bテスト」をしたりし、分析や改善をおこなうスキルも必要です。

コミュニケーションスキル

コミュニケーションスキルも、必要なスキルのひとつです。エンジニアなどのチームの人に説明をする際だけではなく、クライアントからサービスの目的を聞く際や、利用者の声を直接聞く際にもコミュニケーションは欠かせません。

「人と話すのが苦手なんだけど…」と思った人もいるかもしれませんが、必ずしも流暢に話さなければならないわけではありません。「アイデアを提案する」といったこともコミュニケーションのひとつになります。自分のアイデアなども提案してみましょう。

UI・UXデザイナーに必要な「デザインスキル」の勉強方法

UI・UXデザインのスキルを身につけたい場合、独学で勉強する方法と、スクールに通う方法があります。自分に合っている方法で知識をインプットしつつ、実際にデザインツールを操作してみましょう。

独学で勉強する

UI・UXデザインについて学べる参考書や教材を活用して、デザインのスキルを身につける方法です。参考書や教材では、UI・UXをはじめデザインの理論や基礎知識を学べます。

また「空いた時間にコツコツする」「気になるところを集中的に勉強する」など、自分のペースで進められるところも独学のメリットです。初心者向けの入門書から実践的なテクニックまで、さまざまな書籍があるため、自分のレベルに合わせて選びましょう。
参考:Webデザイン独学

スクールに通う

「独学だと続かない」「挫折してしまう」という人は、UI・UXデザインに特化したオンラインスクールに通う方法もあります。Webデザインスクールのメリットは、なんといっても講師から直接指導を受けられるところでしょう。

わからないこと・困ったことがあるときに、相談できる専門講師や仲間がいるのは、心強いものです。実践的なプロジェクトを通じてスキルを磨くこともできるため、独学が苦手な人は検討してみるとよいかもしれません。

Webデザインスクールおすすめ20選【2024年最新版比較】

この記事では、おすすめのWebデザインスクールの講座内容・料金を分かりやすく一覧で比較しています。未経験からの挑戦、在宅勤務(リモートワーク)、フリーランス独立など、自由な働き方を実現。社会人や主婦におすすめのWebデザインスクールや関連する資格など、Webデザイナーに関する知識をまとめました。

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実際にデザインツールを操作する

知識をインプットすることも大切ですが、実践も重要です。「頭でイメージできていても、やってみたら思ったようにいかなかった」というケースも珍しくありません。

実際にデザインツールを使って操作してみることで、アイデアを形にするスキルも身につけられでしょう。また、デザイン担当者や技術者に、要望やイメージを伝えやすくなるメリットもあります。

UI・UXデザイナーになるためにおすすめの資格

UI・UXデザイナーに必須の資格はありませんが、スキルを客観的に証明できる資格があります。おすすめの資格を紹介します。
参考:Webデザイナー資格

アドビ認定プロフェッショナル

アドビ認定プロフェッショナルは、アドビ社が主催している国際資格です。合格すると、Adobe製品であるPhotoshopやIllustratorなどの基本スキルがある証明になります。

アドビ社が公認している国際資格のため、海外でも活かすことができ、活躍できる場が広がるでしょう。

Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験は、Web制作スキルを証明する認定試験です。デザインスキルやコーディングスキル、Webサイト設計など、Webサイト制作で求められる実践スキルを身につけられます。

合格すると、業務に活かせるほか、就職や転職の際に有利になる可能性があります。

未経験からUIデザイナー・UXデザイナーになるにはまとめ

UI・UXデザイナーになるために必要な資格や学歴はありません。そのため、時間はかかりますが未経験からでもUI・UXデザイナーは目指せます。

UI・UXデザイナーになりたい場合は、独学やスクールなどでデザインの知識を学び、実践的なスキルを身につけていきましょう。実務経験を積むには、就職・転職をするのも近道です。デザインスキルを習得し、磨くことで、UI・UXデザイナーとして活躍できる幅が広がるでしょう。

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  • 質問 未経験からでもWebデザインのスキルは身につけられますか?

    答え Webデザインスクール受講生のほとんどが未経験からキャリアアップを目指しています。近年Webデザインの需要が高まっている背景を受けて、初心者向けのコースを設置しているスクールも多いようです。カリキュラムについていけるか不安という方は、定期的な講師やメンターとの面談やチャットでの質疑応答といったサポートが充実しているコースを選ぶのがおすすめです。まずは目標を達成するまで学習を続けていくのが大切でしょう。

  • 質問 Webデザインスクール入会前に考えておくべきことはありますか?

    答え 入会前にWebデザインスクールの受講目的を明確にしておきましょう。講義開始前に学習内容を決めるヒアリングを行うスクールもあるので、自分が将来Webデザイナーとしてどのような活動をしていきたいかを伝えられるように準備しておくことが大切です。自分の方向性を決めておくことで効率的な学習計画を立て、無理のないペースでスキルを身に着けられます。どのスクールが良いかわからないという方も、自分の目的を決めておくことで最適な学習方法を見つけられます。

  • 質問 Webデザインスクール卒業後のキャリアには、どのような選択肢がありますか?

    答え スクール卒業後のキャリアは人によってさまざまです。Webデザイナーは多くの業界で需要が高い分野なので、個人ごとに活躍できる場所が異なります。たとえば就職や転職はもちろん、副業で在宅ワークをはじめたり個人で独立を目指したりとさまざまな選択肢があるでしょう。キャリアについて経験豊富なスタッフと相談しながら決めたいという人は、就職・転職サポートが手厚いWebデザインスクールを選びましょう。スクール入会前の無料相談会で、受講生の就職状況を聞いておくのもおすすめです。

  • 質問 未経験からでもフリーランスとして独立できますか?

    答え 未経験者の場合、まずは副業などで実績を積んでからフリーランスに転身するのがおすすめです。Webデザインスクールを受講することで現場で即戦力となるスキルを身に着けることができますが、実務経験が無いクリエイターは高単価の受注に苦戦することもあります。実案件を受注できるWebデザイン講座であれば受講中に実績を積むことができますが、現場で通用する高いスキルも求められます。まずは仕事を受注したいという方は、クラウドソーシングサイトで仕事を受注しながらポートフォリオを充実させていくのが良いでしょう。

  • 質問 Webデザインスクールに通って副業スキルは身につきますか?

    答え Webデザインスクールには副業を目指すコースもあります。案件獲得のポイントやポートフォリオ制作も可能なWebデザイン講座であれば、副業を目指すことも可能です。無料カウンセリングでWebデザイン副業を叶えた卒業生の事例を聞いてみるといいでしょう。