大人であっても、タイピングが得意でない方は仕事で苦労したという声をよく耳にします。タイピングスキルは、特にプログラミングやデジタル作業において重要です。
プログラミングでは普段は使わない文字や記号も多く使用されるため、タイピング練習を済ませてキーボード配列をしっかり覚えた状態で始めることが推奨されます。タイピング練習を通じて、手の動きが自動化され、思考と入力の間にストレスがなくなるでしょう。
この記事では、『タイピングを練習できるサイト』を紹介します。これを参考にしてタイピング練習に取り組むことで、大人になってからも苦労することが少なくなるでしょう。
タイピングの練習ができる無料サイトおすすめ10選
タイピングの練習といっても、ただキーボードとにらめっこしながら文字を打っていたら、子供はすぐに飽きてしまいますよね。タイピングの練習ができるサービスを使えば、ゲーム感覚で楽しく取り組めるはずです。今回は10の無料サイトをご紹介しますので、ぜひお子さまと挑戦してみてください。
Playgram Typing(プレイグラムタイピング)
小学生から始める無料のローマ字タイピング練習アプリ | プレイグラム タイピング
小学生から始める無料のローマ字タイピング練習アプリです。コンピュータを知的創造のツールとして使いこなすための基礎となる、タイピング能力を身につけることができます。五十音から段階的に日本語のローマ字入力方法を学び、苦手なキーを特に重点的に反復練習することができます。
この記事をtyping.playgram.jp で読む >Playgram Typing(プレイグラムタイピング)は、タイピングの正しい指使い、正確性、スピードを身につけることを目指した無料のタイピング練習教材です。五十音表に沿ったローマ字入力の練習カリキュラムに沿って学べるから、タイピングと一緒にアルファベットを学ぶことも可能。画面上の指使いを真似しながら、早く正確なタイピングをするための「ホームポジション」を覚えられます。
正確性や入力速度によって星★を獲得できるシステムになっているので、お子さまのやる気も持続しやすいのが特長。学習履歴から苦手なキーを自動判別し、重点的に反復練習できる仕組みになっています。
ちなみに開発元は、国内屈指のAIスタートアップ企業 Preferred Networks(PFN)。パズルを解くような感覚で未経験から一流のプログラマーを目指せるプログラミング教材「Playgram(プレイグラム)」で有名です。ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
【体験レッスン+口コミ投稿でAmazonギフトカードプレゼント】口コミ掲載数No.1!プログラミング教育 HALLOの口コミ・評判・料金をわかりやすく紹介。カリキュラムや特徴など、気になる情報が満載
この記事をcoeteco.jp で読む >コエテコではハイレベル英会話スクールKids Duo advancedに併設するHALLO三鷹校に取材し、お話を伺ってきました。HALLO三鷹校では、授業の冒頭でPlaygram Typingによるタイピング練習をおこなっています。
お子さまのやる気を引き出すPlaygramを導入した授業のなかでは、小学3年生の生徒がPythonコーディングに果敢に挑戦する姿もみられます。なかには、大人にも負けないほどのスピードでタイピングする生徒も。
小学生にとって馴染みがあるScratchに似たブロックを利用して、プログラムを組むところから学習は始まります。作品のシェア機能を搭載したクリエイトモードは生徒から人気があり、生徒のやる気を伸ばす起爆剤になっているんだとか。生徒達が真剣にPlaygramに取り組む姿を、ぜひチェックしてみてくださいね。
(教室取材)小3でPythonコーディングも!0からプロ水準を目指せる「プログラミング教育 HALLO powered by Playgra
今回、コエテコでは、昨年(2020年)11月に開校したプログラミング教育 HALLO powered by Playgram x やる気スイッチ™️三鷹校を取材!現場ではなんと、小3にして英語を流暢に読み上げながら、Pythonのコーディングにチャレンジするお子さんを目の当たりに。授業のようすを、写真を交えて詳しくお伝えします!
この記事をcoeteco.jp で読む >寿司打(すしだ)
「寿司打」はローマ字入力用のタイピング練習ゲームです。無料&ブラウザで遊べますので、ちょっとした空き時間の練習や暇つぶしにどうぞ。複数の入力に対応しており、表示されているキー以外にもお好みの打ち方でタイピングいただけます。
この記事をtypingx0.net で読む >寿司打(すしだ)は、ローマ字入力用のタイピング練習ゲームです。このゲームでは、お皿が流れる前に画面の文字をタイピングして、どれだけ食べられるかを競います。楽しみながらタイピングの練習ができるのが大きな魅力です。
また、ふりがなつきプレイでは、読めない漢字がある子供でも安心して練習できる仕様になっています。このように、寿司打は子供から大人まで幅広く楽しむことができ、タイピングスキルを向上させるのに役立ちます。
寿司打には時間制限があり、スピードと正確さを要求されるため、ゲーム感覚で自然にタイピング力を鍛えることができます。多くのユーザーから高い評価を受けており、特に初心者にとっても楽しみながら学べる内容となっています。
Popタイピング
Popタイピングは、タイピングを通じてポップコーンを集めるゲームです。プレイヤーは1分間でどれだけ多くのポップコーンを集められるかに挑戦します。タイピングするたびにアニメーションでポップコーンがはじけ飛ぶ様子が見られ、楽しみながらスピードを競うことができます。
このゲームの楽しさは、プレイ中のビジュアルエフェクトにあります。ポップコーンが弾けるアニメーションが癖になると多くのプレイヤーが感じており、ゲームを進めるうちにタイピングスキルが自然と向上します。
また、Popタイピングは、短時間で集中して練習できるため、忙しい方にもおすすめです。タイピングの基礎を身につけたい方や、子供たちに楽しく練習をさせたい保護者にとっても最適な選択肢と言えるでしょう。ポップコーンマスターを目指して、ぜひ挑戦してみてください!
できるかな?タイピング
※「まちがいさがし」「ぬりえ」カテゴリはニフティキッズのオリジナルゲームです。 ※[提供:Yahoo!きっず]のゲームは「Yahoo!きっず」サイトにリンクします。 【Yahoo!きっずとは?】 インターネットの検索や図鑑、ゲームなど、みんなが安全に気軽に楽しめて新しいことに出会えるサイトだよ! ぜひ遊びにきてね♪ ...
この記事をkids.nifty.com で読む >「できるかな?タイピング」は、子供向けにデザインされた楽しさ満載のタイピングゲームです。このゲームは、難易度が『かんたん』『ふつう』『むずかしい』の3段階に分かれているため、初心者から少し経験がある子供まで、幅広く楽しむことができます。
ゲーム中は、画面下部に次に打つキーを光で知らせる表示が出るため、まだキーボードの配列を覚えられていない子供や、初めてタイピングに挑戦する子供でも楽しく取り組むことが可能です。
バズ・ライトイヤー タイピングレンジャー
「バズ・ライトイヤー タイピングレンジャー」は、ディズニーの人気キャラクターであるバズ・ライトイヤーになりきり、タイピングミッションをクリアする楽しいゲームです。プレイヤーはミッションを選択し、指定された時間内にカタカナで表示される単語を15個入力します。
このゲームは初心者でも楽しみながら取り組めるように設計されており、カタカナの短い単語が表示されるため、タイピングに不安がある子供でも安心です。また、ゲームの最後には自分のタイピングの正確さがパーセンテージで表示されるため、結果が明確になり、達成感を得られることがモチベーションに繋がります。
こどもタイピング
「こどもタイピング」は、子供向けに設計されたタイピング練習サービスで、カラフルで親しみやすいデザインが特徴です。このサービスは、子供たちが楽しくタイピングを学ぶ手助けをすることを目的としています。
ユーザーからは「打ちやすくて良かった」との高評価があり、特に初心者や小学生にとってアクセスしやすい環境が整っています。
FMVキッズ めざせ!タイピングマスター
あこがれのタッチタイピングができるように"めざせ!タイピングマスター"で練習してみよう!タイピングは、誰(だれ)でも練習すればするほどうまくなる。タイピング練習で、どんどん練習していこう。
この記事をazby.fmworld.net で読む >「めざせ!タイピングマスター」は、初心者向けの「きほんコース」や「夏まつりタイピング」など、ゲーム感覚で楽しめるタイピング練習プログラムです。子供たちが遊びながらタイピングを学ぶことができるため、学習意欲を高めるのに役立ちます。
このプログラムには、初心者から中級者向けの「じつりょくアップコース」があり、長めの文章のタイピングを反復練習できます。具体的な内容や練習課題が豊富に用意されているため、着実にレベルアップすることで、正しいタイピングを身に付けられるのが大きなメリットです。
ココアの桃太郎タイピング
キーボードタイピング練習の決定版! なんども遊びたくなるから上手くなる、それが新発想の「タイピングRPG」です!タイピングをキホン中のキホンから学べる「たいぴんぐ道場」も充実。 いざ、『ココアの桃太郎たいぴんぐ』であやかし退治の旅へ!
この記事をpokedebi.com で読む >「ココアの桃太郎タイピング」は、可愛いキャラクターが登場することで女の子からも人気を集めているタイピングゲームです。桃太郎のココアが仲間たちと共に妖菓子(あやかし)を退治するというストーリーの中で、楽しくタイピングを学ぶことができます。
このゲームでは、タイピングのスピードや正確さによって敵にダメージを与えたり、防御したりすることができます。ロールプレイングゲームの要素が盛り込まれているため、ただのタイピング練習にとどまらず、ストーリーを楽しみながらスキルを向上させることが可能です。
桃太郎のココアと一緒に冒険に出かけながら、タイピングスキルを高めてみてはいかがでしょうか。
マイタイピング
日本最大級のタイピング練習サイト。初心者向けの練習から歌詞タイピングまで、全部で200000本以上のタイピングが無料で楽しめるユーザー投稿型のタイピングサイトです。
この記事をtyping.twi1.me で読む >「マイタイピング」は、歌詞タイピングやビジネスメールのタイピング練習など、様々なジャンルからタイピングを学べるプラットフォームです。
特に人気のある機能は、ユーザーが自由に作成したタイピング練習ができる点で、最新のヒット曲の歌詞や、ビジネスシーンで役立つメール文面を使用した練習が可能です。
また、英語のタイピング練習も充実しており、英文タイピングや英単語の練習を通じて、タイピングを楽しみながら英語の学習を深めることができます。難易度は「超簡単」から「激ムズ」までの5段階に分かれているため、初心者から上級者まで自分のスキルに合わせた練習ができるのも大きな魅力です。
Typing Tube
Youtubeの動画に合わせて歌詞をタイピング練習できます。 初心者から上級者まで楽しく遊べるタイピングゲームです。授業などのタイピング学習におすすめです!
この記事をtyping-tube.net で読む >「Typing Tube」は、小学生向けの合唱曲や流行曲などが流れる動画に合わせてタイピングを楽しむことができるユニークなタイピング練習サイトです。お気に入りの曲に合わせてタイピングをすることで、楽しみながらスキルを向上させることができます。
このサイトでは、レベルが1から5まで設定されているため、初心者は自分のスキルに合ったレベルからスタートすることができ、徐々に難易度を上げていくことができます。特に、歌詞の一部やYouTubeの説明文を検索できる機能があるため、好みの曲を探しやすく、興味を持って取り組むことができる点が魅力です。
これからの時代にタイピング練習は必須!
プログラミングを初めて習う子は、直感的に使い方を理解できる『ビジュアルプログラミング』から習い始める場合が多いと思います。ビジュアルプログラミングでは、文字を使わず、絵を操作して学びます。プログラミングを意識せずに概念が把握できるのが最大のポイントです。
しかし、いつか本格的にコードを書くためにはタイピングは非常に重要です。実際、デジタル時代において、タイピングスキルはさまざまな職業で求められる基本スキルとなっています。
プログラミングでは、パソコンを使ってさまざまな作業や計算をスムーズに行う必要があるため、文字をすらすらと入力できるタイピング力がいずれ必要になります。タイピングの不慣れさで、プログラミング学習に心が折れてしまってはもったいないですよね。
タイピングの面白さを知っていれば、今後の学習も楽しくなるはずです。例えば、最近ではゲーム感覚で楽しみながらタイピング練習ができるアプリやウェブサイトが増えてきています。これらを活用することで、より楽しく効果的にタイピングスキルを向上させることができます。
タイピングはローマ字の練習にも最適!
小学校3年生になるとローマ字を学習しますが、使用する教科書や先生によって「どれくらい学校でローマ字を学ぶか」は異なるのはご存知でしょうか。小学3年生でローマ字を習ったあとに「ローマ字入力(ローマ字とタイピング)」の授業があるところ、4年生でふたたびローマ字学習があるなど、やり方はさまざまです。
中学や高校、大学の情報処理の授業や、社会人になって日常的にパソコンが必要になる人もいるため、パソコンのローマ字入力を見据えて、ローマ字を学ぶことが重視されています。
タイピングはローマ字入力が主流で、学校やパソコン教室で習うのもほとんどがローマ字入力です。正しいポジションで正しく早くローマ字入力ができるようタイピングを練習することで、ローマ字学習の家庭学習にもなります。さらに、タイピングスキルが向上することで、作文や課題提出の際にもスムーズに文章を書くことができ、学業の効率化にもつながります。
学校や教育センターでもタイピング教育が導入されている
2020年より小学校でプログラミング教育が必修化され、またGIGAスクール構想の一環で、小学生・中学生の児童生徒1人に1台のパソコンやタブレットが支給されました。ITが身近になる昨今、タイピングができることの重要性は高まっていると言えるでしょう。最近では、タイピングを習得するために学校や教育センターといったところで、タイピング練習を導入するところも増えています。例えば、一部の学校ではタイピングの授業を設けたり、プログラミング教育と連携したタイピングプログラムを実施したりするようになっています。こうした取り組みは、子どもたちがプログラミングやコンピュータを扱う際に、よりスムーズに作業が進むことを目的としています。
さらに、教育関連の研究によると、タイピングスキルが高まることで、学業の成果にも良い影響を与えることが示されています。したがって、早期からタイピング教育を受けることで、子どもたちの学習環境をより良いものにすることが期待されます。
小学生がタイピング練習するメリット
正しいポジションでタイピングが速くなると、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは3つの視点でタイピング練習のメリットをご紹介します。作業が速くなる
タイピングが速くなれば、おのずとパソコンを使った作業が速くなります。例えば、画面を見ずにキーボードを打つ「タッチタイピング」ができるようになると、身につけていない人に比べて2倍のスピードで作業をこなせると言われています。実際、タッチタイピングをマスターした場合、平均して1分間に60~100語を打てるようになることが多いです。これに対して、非習熟者は30~40語程度とされています 。タイピングは一度体で覚えてしまえば、自転車の乗り方と同じで一生忘れることがないスキルになり、学校の授業や課題提出、仕事などさまざまな場面で作業効率がアップして有利に働くといえます。
パソコンへの抵抗感が減り、ツールとして使いこなせるように
音声入力が普及してきているとはいえ、学校の授業や課題、仕事でパソコンを使う際にはキーボードの入力は必須です。タイピングに慣れておらず、いちいちキーを探すのに時間がかかってしまうと、パソコンへの抵抗感に繋がりかねません。特に、ビジネスシーンにおいては、迅速なデータ入力や情報検索が求められます。したがって、タイピングがスムーズであれば、より効果的にタスクを遂行できるでしょう 。
しかし、ひとたびタイピングに慣れて速く入力できるようになれば、パソコンへの抵抗感も減って、調べ物や学校の課題がスムーズにできるようになり、ツールとして使いこなせるようになるはずです。
いずれ実施されるCBT(コンピュータを活用した入試や試験)にも役立つ!
近い将来、コンピュータを使った入試や試験(CBT)が導入されると言われています。大学入試等でパソコンを使用した試験が行われるようになれば、タイピングが遅い人や間違いが多い人は試験で不利になりかねません。すでに、一部の英語外部検定ではCBTテスト(コンピュータにより試験を受ける)が導入されています。これにより、受験者はタイピングスキルを活かして試験に臨むことが求められます。
記述問題の回答ともなれば、長い文章を速く正確にタイピングする必要があり、タイピングに慣れていない人には試験で不利になる可能性も考えておいたほうがいいでしょう。
小学生がタイピング練習で速くなるために必要なポイント
効率よくタイピングが速くなる方法はいくつかあります。ここでは、タイピングが速くなるために重要なポイントを2つご紹介します。ホームポジションと指使いを覚える
タイピングを速くするためには、まず正しいホームポジションと指使いを覚えることが重要です。ホームポジションとは、キーボード入力を最も効率的に行うための指の配置のことです。
キーボードのほとんどには、触覚的にホームポジションを判断しやすくするために、両手の人差し指を置く[F]と[J]のキーに凸みが設けられています。これにより、目を使わずとも自分の指の位置を把握できます。
「正しいホームポジションをなかなか覚えられない」と感じる方は、まずは[F]と[J]に左右の人差し指を置くことを意識してみてください。これが、タイピングの基礎を身につける第一歩です。
安定したタイピングの姿勢を身につける
正しいホームポジションと指使いを覚えることは大切ですが、未就学児や小学生などは手が小さいため、ホームポジションを維持するのが難しいことがあります。その際には、人差し指や中指を1本だけホームポジションに残したり、キーボードの縁やスペースキーのあたりに親指をキープしたりと、一部を固定して手の位置を安定させる方法も有効です。
無理に正しいホームポジションを習得しようとするのではなく、お子様の成長に合わせて臨機応変に安定した姿勢を身につけることも、タイピングが速くなる秘訣と言えるでしょう。
参考:Playgram Blog「安定したタイピングの姿勢を身につけよう」
小学生のタイピング練習、いつから始めればいい?
では、いつからタイピングを習得すれば良いのでしょうか?2020年から小学校でプログラミング教育が取り入れられていますが、授業の進め方まで明確に決められているわけではありません。
パソコンの台数が限られている場合、全員が授業で毎回タイピングを経験できるわけではありません。そうなると、自宅でのタイピング学習が有効であると言えるでしょう。
小学生は初め、指1本でたどたどしくキーボードを打つと思います。正しいポジショニングを覚えさせなければ、大人になっても間違った指の使い方をしてしまい、スピードが遅かったり、手が疲れたりする原因になります。
タイピングは「おはしの持ち方練習」と同じです。文字が読めるようになり、タイピング学習を始めるタイミングは早ければ早いほど良いでしょう。目安としては、ローマ字を学習する小学3年生頃から練習を開始するのがおすすめです。この時期にタイピングのスキルを身に付けることで、自信を持ち、プログラミング学習も楽しんでくれるはずです。
多くの教育者が、この時期にタイピングを学ぶことが今後の学習において非常に重要であると述べています。適切なタイピングスキルは、今後の学業や将来のキャリアにも役立つでしょう。
小学生のタイピング練習の目安
小学生のうちに、どれくらいタイピングができれば良いのでしょうか。目安が分かると、どれくらい頑張れば良いのかがわかりやすいですよね。文部科学省の『「教育の情報化に関する手引」検討案』では、タイピングの文字入力に関する目安が示されています。そこでは、小学生は10分間でローマ字200文字程度の文字入力ができることが目安とされています。ここで注意したいのは、「ローマ字」で200文字程度ということです。日本語は子音と母音の組み合わせで入力することが多いため、日本語になおすと100文字程度入力できることが目安となります。
また、これは小学校6年生までの目標なので、焦らずにゆっくりと習得できると良いでしょう。
タイピングの練習は、ピアノ練習にも似ています。最初は「どの鍵盤を鳴らせばどの音が出るかわからない」と困りますが、何度も反復練習しているうちに体が覚えてしまいます。体が覚えてしまえば、何も考えずにタイピングを行うことが可能です。
このような練習を通じて、タイピングのスキルは自然に向上し、日常生活や学業においても大いに役立つことでしょう。継続的な練習を心がけ、タイピングを楽しむことが大切です。
参考:『「教育の情報化に関する手引」検討案』第4章
タイピング練習と音声入力との比較
近年は、音声入力の精度がかなり高くなってきました。スマートフォンやPCのマイクを使って入力しても、体感として9割くらいは感知してくれるようになってきています。そんな中で、タイピングを学習する意味はあるのでしょうか?結論としては、まだまだタイピング能力は重要だと言えます。
音声入力は精度が上がっているとはいえ、ある程度ゆっくりと喋る必要があります。あまり速く喋りすぎると、あるところから認識してくれなくなります。一方でタイピングは、慣れれば慣れるほど入力速度が速くなっていきます。最初のうちは音声入力の方が速いと感じるかも知れませんが、長い目でみると、まだまだキーボードによる文字入力の方が高速です。
また、今後プログラミングを仕事や生活の中で使うことを考えると、さらにタッチタイピングは重要になってきます。というのも、プログラミングを行う際はたくさんの記号を入力することになるからです。“バックスラッシュ”と口に出して言うよりも、“\”とキーボードで入力する方が圧倒的に速いですよね。
場合によっては音声入力の方が速い場合もあります。あるいは、今の小学生であれば先にフリック入力を習得するかもしれません。しかし、プログラミングを行うということにおいてはまだまだキーボードを使う機会が多いと思いますので、ぜひタッチタイピングのトレーニングをしておきましょう。
小学生向けタイピング練習ができるおすすめ教室
タイピングを習得し高速で文字入力できれば、作業スピードを上げられます。効率的にタイピングを練習するには、教室へ通うのもよいでしょう。おすすめの教室を紹介します。LITALICOワンダーオンライン
LITALICOワンダーオンラインは、年長から高校生を対象にしたオンラインプログラミング・ロボット教室です。
1人の講師に対して生徒2人までの少人数制を採用しているため、授業ごとにしっかりとスキルの定着を図ることができるでしょう。
なおコースは、大きくゲーム&アプリ制作とロボット関連のコースに分かれています。
お子さまの好みや得意をベースにITスキルを伸ばせるのもLITALICOワンダーオンラインの魅力。
楽しくプログラミング、ロボット学習に取り組む中で自然とタイピング力も向上することでしょう。
また講義は習熟度や興味関心に合わせて、300以上の独自コンテンツから1人ひとりにあった授業を展開してくれます。そのため「難しくて挫折する」「途中で投げ出してしまう」など、お子さまの習い事にありがちな悩みにも直面することなく、楽しく学び続けられるでしょう。
アクティメソッド
アクティメソッドは成果を出すことを重視し英語教育を行っている教室です。成果を出すために学習のスピードを重視しており、ライティングをパソコンで行っています。英単語や文章をタイピングすることで英語をスピーディーに身につけつつ、自然とタッチタイピングの練習ができる仕組みです。レッスンは1回60分間で、英語トレーニング30分間と英語タイピング学習30分間で構成されています。定期的に30分間タイピングをすることで、素早いタイピングができるようになるでしょう。タイピングの練習を目的とした教室ではありませんが、結果的にタイピングの速度アップが期待できます。
「マイクラ」でプログラミングの勉強!?おすすめタイピング練習教材
以上、タイピングを練習するのにぴったりな無料サービスを6つ紹介しました。ここではもう一つ、タイピングと同時にプログラミングも覚えられるおすすめスクールをご紹介します。
デジタネ(旧D-SCHOOLオンライン)がすごい!
デジタネ(旧D-SCHOOLオンライン)は、小中学生を対象にした英語&プログラミングスクール。といっても教室に通うわけではなく、サイトにログインして自宅で学ぶことのできる、オンライン形式のスクールになっています。とくに人気があるのが「マイクラッチコース」で、小学生に大人気の「マイクラ」を教材にしたコースとなっています。
料金は月額3,980円(マイクラッチコース)。年間一括払いなら2,985円/月と、まさかの3000円以下でバッチリプログラミングの勉強ができてしまいます。
オンライン教材だからめんどうなスクールへの送迎もなし。小学生の大好きな「マイクラ」が教材だから、「やりなさい!」とうるさく言わなくてもいいのが嬉しいですね。
授業の準備は、講師役の「マイクラキング」がぜんぶ動画で教えてくれます。
むずかしい設定はよくわからなくて苦手……という方も、マイクラキングの説明にしたがって操作をするだけなので安心です。各ダウンロードサイトも順番にクリックできるようになっているので、小学4年生くらいのお子さんなら自分でできるのではないでしょうか。
今なら14日間、無料体験受付中!2週間もたっぷり試せるから、「とりあえずやらせてみようかな」という方におすすめです。
【体験レッスン+口コミ投稿でAmazonギフトカードプレゼント】口コミ掲載数No.1!デジタネの口コミ・評判・料金をわかりやすく紹介。カリキュラムや特徴など、気になる情報が満載
この記事をcoeteco.jp で読む >小学生向けタイピング練習できる無料サイトまとめ
この記事では、お子さんでも気軽に楽しめるタイピングサービスをご紹介しました。将来的に必ず触れることになるタイピングを早いうちに習得しておけたら安心ですよね。「いきなりプログラミングはちょっと……」と感じる方も、まずはPCのキーボードに慣れ親しんでおくことから始めるとよいでしょう。
プログラミングはタッチタイピング(いわゆるブラインドタッチ)ができるようになっていればさらに効率が良くなります。親子で楽しみながら、スキルを身につけましょう。