NHK Eテレ「Why⁉プログラミング」って何?子どもと一緒に大人も学べる番組

NHK Eテレ「Why⁉プログラミング」って何?子どもと一緒に大人も学べる番組
2022年に小学校でプログラミングが必須化されたことに伴って、プログラミングを習わせたいと思っている方は多いと思います。

しかし、

「プログラミングってどういうことをするの?」
「将来プログラミングは必要になりそうだけど、何から始めたらいいの?」

など自分がプログラミング教育を受けたことがない場合、たくさんの疑問がでてくると思います。

プログラミングをもっと身近に感じるためにも、親子でプログラミングに親しんでみることをおすすめします。

ここでは、子どもだけでなく大人も一緒にプログラミングを学ぶのにおすすめなEテレの「Why⁉プログラミング」を紹介していきます。

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Eテレ「Why⁉プログラミング」ってどんな番組?

NHK Eテレ「Why⁉プログラミング」は、2016年3月から放送されている小学生~中学生向けのプログラミング番組(10分)です。この番組は国際的な評価も高く、2017年の国際エミー賞にもノミネートされました。

人気お笑い芸人で、IT企業役員や教育分野でも活躍している厚切りジェイソン演じる「ジェイソン」が、2体のパペット、天才プログラマー「ラム」と「プログ」と一緒に、プログラムで動いている世界のさまざまなアクシデントを直していく番組です。番組を通して、プログラミングを楽しみながら学ぶことができます。

■NHK Eテレ「Why⁉プログラミング」
http://www.nhk.or.jp/sougou/programming/

教材はMITメディアラボ開発の「Scratch(スクラッチ)」

出典:https://scratch.mit.edu/


番組は毎回「Scratch(スクラッチ)」で作られた「スクラッチ・ワールド」で何かしらのトラブルがおき、その不具合を解消していくという流れです。

Scratch」は、アメリカのマサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラボのチームが開発した世界中の子どもや大人に親しまれているプログラミング環境です。学校教育や民間プログラミング教室でも、幅広く利用されていることでも有名。

番組を見る前に「Scratch」に登録しておけば、スムーズに学習をスタートできます。

■どこよりも簡単!「Scratch」の登録方法
https://coeteco.jp/articles/10041

番組のHPのリンクから、実際に番組内に登場する「スクラッチ・ワールド」を触って動かすことができます。自分だけのオリジナルスクラッチ・ワールドをつくることもできますよ。

「Why⁉プログラミング」のコンセプト

番組では「壊れた魚を動かせ」「カエルをジャンプさせろ」など、毎回ミッションが与えられます。
エラーが発生しているプログラムを解決するために、少女ラムと弟のプログが「スクラッチ・ワールド」を救うためにレスキュー隊を結成し、そこに厚切りジェイソンも加わって不具合を解消していきます。

出典:http://www.nhk.or.jp/sougou/programming/


この番組がプログラミングの初歩としておすすめな理由は、プログラムのどこを直したら、どう動くのか、ということを番組の10分間で体感できるところです。

“予期しない出来事がおこる”
“失敗ばかりでうまくいかない”


プログラムを修正していく中で、そんなこともあるかもしれません。それでも、どう直せばよいのかを考え、修正し、実行していく。このトライ&エラーこそが、プログラミングです。トライ&エラーを経て、課題解決の経験を積み重ねるこができます。

またゼロからプログラムを書くには時間がかかるものですが、番組を見ながらプログラミングに触れることで楽しみながら知識を身に付けられます。

実際に「スクラッチ・ワールド」を動かしてみる

番組内の「スクラッチ・ワールド」は、実際に動かしたり改造したりできるので、プログラミング初心者の息子(4歳11ヶ月)と一緒に「第1回 壊れた魚を動かせ」を触ってみました。

複雑に改造することは難しいですが、動く回数を変えたり、スクリプトから追加して、また動かしてみる、といった作業は息子でもできました。
番組の対象である小学生~中学生であれば、より複雑に改造できると思います。


公式サイトの「きょうざい」ページに、動かし方が書かれているので、一度大人がやってみて、子どもがわからない時や困った時に教えてあげるといいかもしれません。

出典:http://www.nhk.or.jp/sougou/programming/

改善のプロセスを学ぶことができる

実際にプログラミングを行う際には、大きく分けて2つの方法があります。

1つは、何もない状態から自分でプログラミングを書き始める方法。まっさらなところから書き始めるので難しそうに見えますが、手順さえ分かっていれば自分の好きなように進めていくことができます。

そしてもう1つは、すでに存在しているコードを読みながらプログラミングを行っていく方法。実際の仕事などでは、誰かが作ったソフトウェアやアプリなどを改修したり自分好みにカスタマイズしていくことが多いです。そしてそのためには、すでにあるコードを読み解いていく必要があります。自分が書いているわけではないので、どこに何が書いてあり、どこをどう書き換えれば何が変わるのか一見しただけでは分かりません。

「Why⁉プログラミング」では、既存のプログラムをどのように手直ししていけば良いのか、そのプロセスを教えてくれます。そのため、実際にプログラミングを行う時にも非常に役立つ考え方を身につけることができるのです。

まとめ

「Why⁉プログラミング」について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

大人が真剣に取り組んでいると、子どももその姿を見て「プログラミングって面白いものだ」と思うはずです。プログラミング教育の導入として、ぜひ親子で番組を見ながら挑戦してみてください。

NHKの公式サイトには、各放送回の動画も公開されていますので、気になった方はそちらもチェックしてみてくださいね。


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