現在は未経験で知識もあまりない。
どのように学べばいいかもよくわからない。
でも、意欲だけは十分にあるという人も多いでしょう。
ここでは未経験の方が本格的にプログラミングを学ぶとき、考慮すべきポイントをまとめてみました。
後半にはコエテコおすすめスクールも記載されていますよ。
未経験者向けプログラミングスクールとは?
社会人になってから、もしくは大学生活の途中からプログラミングを学びはじめる。しかも、これを就・転職の武器にしたいと考える。
残念ながら、子どものときからスクールに通っていたり、大学や専門学校で情報処理を学んで来た人に比べると遅れてのスタートとなることは否めないでしょう。
スピード感を持って学ぶことが求められます。
このために「未経験者歓迎」をうたうスクールには以下のような特徴があるようです。
比較的短期間のカリキュラム
すべてにおいて早く結果が求められるのが大人向けスクールの宿命かもしれません。子ども用のプログラミングスクールからはじめた人なら10年間かかる内容も集中的な学習が求められます。
学習目標となるプログラミング言語の種類を限定して、最短で1ヵ月以内~3ヵ月、半年などのカリキュラムがあり、最長でも1年未満で完了するケースが多いようです。
就・転職活動と連携
大人になってから未経験者がプログラミングを学びはじめる場合、その動機が趣味であるよりも、もっと差し迫った理由からはじめる人が多数派のようです。このために就・転職のカウンセリングに大きな力を入れているスクールが多くなっています。
スクールによっては人材紹介会社と提携し、就・転職に成功すると受講料が無料になるところもあります。
人気のプログラミング言語が学べる
じつはプログラミング言語の種類は数百もの種類があり、独学では最初どれから学んでいいか迷ってしまう人も多いでしょう。未経験者のためのスクールでは、就・転職に有利にするために現在の開発現場で中心的に使われている人気の言語、JavaScript、HTML5/CSS3、Pythonなどから学びはじめるところが多く見られます。
40~50代でもはじめられる
社会人になってプログラミングを学びはじめる。年々ハードルが高くなる気がする人も多いかもしれません。
とくに転職を希望する人のなかには「年齢が高いからむずかしいかも」と考えている人も多いでしょう。
でも、実際はどうかというと40~50代でも未経験からプログラミング学習をはじめて転職の目標を達成している人もいるようです。
その背景にあるのは現在のIT業界が常に人材不足で売り手市場になっていること。
このために幅広い人材を受け容れる環境が整っています。
40~50代で新しい機会に向けて動きだすには恵まれた時代になってきました。
カウンセリングに力を入れている
短期間で集中して、現在の開発現場に直結する言語を学ぶ。もちろん、それは口で言うほどに簡単なことではないでしょう。
意欲が維持できなくなるときもあるでしょう。
考えてもわからない疑問にぶつかるときもあります。
脱落してしまうのは誰もハッピーになりません。
カウンセリングに力を入れて全員がゴールにたどりつけるようサポートしてくれるスクールを選びたいものですね。
95%以上の高い転職成功率を記録しているスクールもあるようです。
チャンスは確実にある、でも、スクール選びにはこだわりたい。それが、未経験からエンジニアを目指すために重要なポイントと言えるかもしれません。
公的給付金で受講料が70%オフになることも
普通に考えて、どんな世界でもお金を多く使うのが大きな効果を出す最短距離かもしれません。とはいえ、これから就・転職をめざす人にとって高額なスクールの費用を捻出するのはむずかしいものです。
一方で最近は、無料で学べるプログラミングスクールも現れていますが、サポートや授業内容に不安を持つ人がいるのもうなずけます。
できることなら高レベルのサポートと授業内容を低価格で受けてみたい。
一見わがままな希望を満たしてくれる方法がじつはあります。
公的な給付金の利用です。
現在、プログラミングスクールで利用できる給付金の代表が下の2種類で、利用の仕方によっては最大で70%までの受講料の補助が得られます。
経済産業省「第四次産業革命スキル習得講座」
ITを中心に将来の成長が強く見込まれ、雇用創出に貢献する分野で活躍するために、社会人が高度な専門性を身に付けてキャリアアップを図る、専門的・実践的な教育訓練講座を経済産業大臣が認定して支援する制度です。AI、IoT、データサイエンス、クラウド、高度なセキュリティやネットワークに関する技術の習得が対象になり、2020年に行われた第6回の申請では11事業者・40講座が認定されました。
厚生労働省「教育訓練給付制度」
社会人として働く人の主体的な能力開発、または中長期的なキャリア形成を支援し雇用の安定と再就職の促進が目的の制度です。教育訓練に支払った費用の一部が支給されます。
未経験者におすすめのプログラミングスクール
RaiseTech

初歩的なPCスキルさえあればカリキュラムに参加できるのは、RaiseTechです。豊富な動画教材が用意されていることで、全国どこからでもオンライン受講できます。動画教材は最新の内容に随時更新されているため、最新のWeb知識を学習できるのがメリット。
現役エンジニアが講師を務めるため、現場目線の知識やスキルを習得しやすいスクールだといえます。質疑応答はSlack内で行いますが、退会しない限りは半永久的にSlackから質問できます。学習内容に加え、案件取得方法や税務まで気軽に相談しやすいことが魅力です。
DMM WEBCAMP

未経験からのエンジニア転職を見据えて現場で活かせるスキルを学びたい人におすすめなプログラミングスクールは、DMM WEBCAMPです。
RubyやHTML/CSS、Ruby on Railsの初歩から学習し、初心者が理解しやすいようテキストは専門用語が最小限に抑えられていることが特徴です。
DMMだからこそのメンターエンジニアの質と600社を超える紹介求人数は卒業生からの満足度が高いポイントになっています。
チャットサポートは毎日利用することができ、厳しい選考を通過した現役エンジニアに質問することが可能です。働きながら転職を目指す「就業両立コース」においては、挫折せずに学習を継続するためにライフコーチとスケジュールやモチベーションの管理を行うことも可能。給付金が使用できる専門技術コースは350,800円〜となっています。入会を検討している場合は、公式サイトから無料相談に申し込んでみましょう。
テックアカデミー

テックアカデミーは、この2つの給付金を利用して最大受講料70%オフにできるスクールの1つです。
現役プロのエンジニアがメンターとして、きめ細かなサポートをしてくれるのが大きな魅力。
- 週2回、ビデオ会議でパーソナルメンターとのマンツーマンメンタリング
- 疑問点にはいつでも質問でき、即回答がもらえるチャットサポート
- 課題ができるまで何回でもメンターにチェックしてもらえる回数無制限の課題レビュー
まとめ|未経験者こそ両立したいハイレベルな教育内容と低コスト
どんな分野でも未経験からスタートするのは大きな不安とプレッシャーが伴うものです。プログラミングも同様です。
できるだけ低料金で必要な知識と、できれば就・転職先も獲得したい。
しかし、無料プログラミングスクールから有料のスクールまで、料金もカリキュラムもサポート体制も千差万別でよくわからなくなるという声も聞きます。
こうしたなかで、給付金の有無は強力な選択規準になるかもしれません。
- 経済産業省や厚生労働省が、そのカリキュラムについて審査して認めたスクールである
- 利用により最大70%の授業料が返金される