そこで今回の記事では、通信教育のタブレット学習に興味のある保護者向けに代表的なタブレット学習6つを厳選し、最初に簡単な比較表を、その後に詳しい解説(特徴や学習方法の流れなど)を載せています。
さらに実際に利用している親御さんの評判も加えました。個人的な意見ですが参考として頂ければと思います。
タブレット学習・通信教育6社を比較!
月額 | 対象 | 科目 | ・端末 | |
スタディサプリ | 1,980円 | 小4〜小6 中学受験 |
4教科 | ・タブレット ・PC ・スマホ |
すらら | 8,000円 | 小1〜小6 受験対策 |
4教科 | ・タブレット ・PC |
スマイルゼミ |
1年生 2,980円〜 6年生 5,700円〜 学年や支払い方法による *タブレット代別途 |
小1〜小6 発展クラスあり |
4教科+英 プログラミング |
・専用端末 |
チャレンジタッチ |
1年生 2,980円〜 6年生 5,730円〜 学年や支払い方法による |
小1〜小6 受験対策 |
4教科+英 プログラミング |
・専用端末 |
デキタス | 3,000円 | 小1〜小6 |
小1〜小2 4教科 小3〜小6 4教科+英 |
・タブレット ・PC ・スマホ |
Z会小学生 タブレットコース |
2,992円〜 学年・支払い方法による |
小1〜小6 中学受験コース |
小1〜小2 国・算・英 総合学習 プログラミング 小3〜小6 4教科+英語 プログラミング 総合学習 |
・タブレット ・高学年はiPad Z会カスタムあり |
スタディサプリ
- 1ヶ月1,980円と安い
- 15分〜の動画でスキマ時間に勉強できる
- 先取り・戻り学習が自由にできる
- まなレポ(保護者用管理画面)で子どもの学習時間や正答率などがわかる
学習の流れ

② テキストやノートに解説を見ながらポイントを書き込み要点ノートを作る(推奨)
③ テキストの確認テストを行う
*テキストはプリントアウトするか、テキストクーポンを利用して郵送してもらう。
スタディサプリの評判・口コミ
解説の動画を観るだけなので小学生より中学生や高校生向けかなと思う
- 教科書や参考書を開いて親が教えるよりもスタサプの解説動画のほうがわかりやすい!(Kさん・子ども 小6)
- 料金も安いし塾や学校の「ヘルプ」として利用するならコスパがいいと思います。理解度にあわせて途中で止めたり戻したり、最初のうちは動画視聴のやり方を一緒に教える手間はありますが高学年ならすぐに慣れますね(Aさん・子ども 小5)
- シンプルに単元を解説しているが、とにかく講師の話が上手。テキストと併用、他のドリルや学校の宿題をやって、できない部分をスタサプでフォローする方法がベストっぽいです。というわけで親がある程度、学習管理してあげないとダメですが、この値段なので納得(Kさん・子ども 小6)
すらら
- アニメのキャラが話しかけながら学習を進めるイメージ
- 無学年方式で分からないとこまで戻って学習、先取り学習もできる
- すららコーチが学習サポート
- 保護者とコーチがメール等で子どもの様子を確認・相談できる
- 間違った問題にあわせてレベルを自動調整し学び直しができる
学習の流れ

① キャラクターと対話する形でレクチャーを受講
② 理解したらドリル機能で復習
③ 間違えたら自動的に難易度を調整し並び替え問題を提出
④ 学校の教科書とテスト範囲を指定すると自動的にテスト問題を作成→解答
すららの評判・口コミ
ゲームっぽい感じで子どもは楽しんでやっています。正解と間違いで鳴る音が違うんですが、いちいち子どもが反応している(笑)テーブルでやっているとキッチンにいる私にも聞こえてくるので勉強しているのがわかるのもいいかな。
在宅ワークになって子どもの家庭学習を間近で見るようになりました。アニメみたいな作りで子どもも飽きずにやってはいるが、好きなことしかやらないので、やはり横について見守っていないとあまり学習効果はないかなという印象を受けました。
- すららコーチはあくまでカリキュラム作成と簡単な報告をしてくれる感じなので、塾の先生みたいなサポートを期待しないことですね。カリキュラム自体は子どもが楽しく学べる工夫がたくさんあって良いと思います(Eさん・子ども 小3)
- 今の学年だけでなく戻って学習できるところがいいです。ウチの子は算数が苦手で、特に割り算がからっきしダメ。すららはかなり前まで戻ってやり直していけるので追いつくことができました(Oさん・子ども 小4)
- 勉強するたびに動物が育ったり、なんか学習時間(自動的に記録される)をオンラインで競ったりとお楽しみ?機能がスゴイ(Hさん・子ども 小5)
スマイルゼミ
- 教科書準拠
- 親はスマホで子どもの学習がわかる
- 専用タブレット+ペンで書きながら学べる
- 漢検と算数ドリルは戻り・先取り学習も可能
- 英語とプログラミングも標準配信
学習の流れ

毎月、専用端末に登録した教科書にあわせた学習カリキュラムを配信
① 今日のミッション(問題)が出るので行う
② 自動丸付けと解説が出る
③ 間違えた問題は解き直しシステムで後日、優先的に出題し復習する
④ 問題を解くとスターがもらえる
スマイルゼミの評判・口コミ
タッチペンがとても使いやすいみたいです。漢字の練習とか楽しくやっているし、市販のドリルは途中で挫折してしまいましたが、スマイルゼミは続いています!
下は男の子なんですが、最初の1回だけで後は私がしつこく言わないとやらず一括払いしたのは大失敗。でもお姉ちゃんは学習してもらえるスター集めに夢中になって毎日勉強している。向き不向きがありますね。
- 低学年から英語があるのがいい(Aさん・子ども 小2)
- 勉強をするとスターが貰えて、スターを集めると自分のアバターが表彰されたり、スターをゲームアプリと交換できるのが子どもにとって大きなモチベーションになっています。私の時代は勉強するとシールもらえて、シールたまると鉛筆とかシャーペンとか貰えたんですけど、時代は進んでいるな~っと実感(^^;)(Kさん・子ども 小3)
- 1ヶ月3,000円くらいならいいか、と思ったが学年によってけっこう料金が違います。それに一括にしないと割高。さらに専用タブレットも早々に途中退会しようとすると3万くらい取られる!こういう説明をハッキリわかりやすくしてほしい。ちなみに教材はとても良いです。タブレットもよくできていて、特にペンは使いやすく、繰り返しの漢字練習を楽しくできて良い面も多いだけに、必ず最初に公式サイトのシミュレーションを使い、会費を確認することが大事です(Nさん・子ども 小3)
チャレンジタッチ(進研ゼミ小学講座)
- アニメやイラストたっぷりで子どもが興味を持ちやすい
- 専用端末でペンで書き込める
- 思考力問題は赤ペン先生が個別指導
- オンラインライブ授業もあり
学習の流れ

① 電源をいれるとすぐに子どもにあったプログラムが表示される
または設定するとアラームで時間になると学習が始められる
② アニメーション解説を聞き、見る
③ 確認問題などを行う
④ 自動丸付け→間違えたら解き直し
チャレンジタッチの評判・口コミ
自分もやっていたチャレンジだからいいかなと。カラフルで遊び感覚で学べるので低学年にはピッタリだと思います。勉強するともらえるジュエルをためて、ごほうびコーナーでゲームなどと交換できるのも面白がって、やる気が出たみたいです。特にコロナ禍の休校期間中はチャレンジタッチのおかげで助かりました!
家庭学習というよりオモチャ感覚ではないでしょうか。
- 専用タブレットでも赤ペン先生いた!タブレットで○×がすぐついて親が丸付けしないですむから助かるけど、国語や算数はやっぱり先生のひと言アドバイスがあったほうがいいなと感じるので、チャレンジタッチがベストな選択(Sさん・子ども 小3)
- チャレンジタッチが、というよりタブレットでやるせいか、ソファだったり床に寝っ転がってやるのが困る。けっこう適当にやっていたりするし、うちではあんまり意味がない感じがしたので1年でやめました(Tさん・子ども 小4)
- 共働きで3年で学童をやめたのと同時にチャレンジタッチに申込みました。学習の進み具合が登録した私のスマホに通知されるので、親がいない間でもどれくらい学習したかがわかるのが便利です。中学受験やトップの成績を狙うなんていう子には向いていないでしょうが、ひとまず学校の成績で落ちこぼれず、テストで70点以下は取らないくらいの学力キープが目的なら充分ではないでしょうか(Oさん・子ども 小4)
デキタス
- キャラクターやアニメがかわいい
- 教科書準拠で学校の学習サポートに向いている
- 大手進学塾による監修
- 先取り・戻り学習も可能
- テストモードで単元を選択すれば範囲にあわせた演習問題がでる
学習の流れ

① 単元を選択し授業動画を観る
② ○×の簡単チェックで授業をふりかえり
③ 10問の基本問題(記述式もあり)を行う
④ 100点をとると応用問題にチャレンジ
⑤ 間違えた問題は「キミ問ピックアップ」に蓄積
デキタスの評判と口コミ
子どもが「あさって算数のテスト!」って言ってきたら、一緒にデキタスを開いて、私が確認しながらテスト範囲の単元を選ぶと、それにあわせた問題が作成されるのが便利。おかげでテストの点数が全体的にアップしました。うまく使えば効果大!
ママ友にお勧めされたんですが、うちのようなガサツなスポーツ系男子にはちょっと向いていない感じ・・・。なんだかやたら可愛いキャラであまり興味を示しませんでした。私が見た感じではたしかに解説はとてもわかりやすいので、もうちょっとキャラクターというかイラストを工夫してほしい
- 学年に関係なく、先取り学習もできるのがいいですね。娘は得意な算数はどんどん進めています。キャラクターもかわいいし、アバターにもハマってます。コロナのせいで自宅にいる時間が増えましたが、ゲーム感覚で勉強してくれるから助かります(Kさん・子ども小1と小5)
- 料金が1ヶ月3,000円とシンプル!家にあるタブレットでできるし、料金も安く、毎月払いだからダメならすぐにやめられるので、とりあえず続くかどうかやらせてみれるところが実は他ではありそうでない良い点です(Fさん・子ども小2)
- 家のタブレットを使わせているが見張っていないと、すぐYouTube見たり、何かアプリ触ったりしている。特にウチは共働きで家にいない時間があるので、必要なものしか利用できない専用タブレットのほうがいいなと後から思いました(Rさん・子ども小5)
Z会タブレットコース
- シンプルで学習内容が濃い
- 紙のテキストワークブックも併用
- 保護者はアプリで学習状況を確認できる
- 担任の先生からアドバイスあり
- 小3からトータル指導プランで教材とタブレット学習併用で中学受験対策ができる
- 習い事など予定をいれると自動的に学習スケジュールを作成
学習の流れ

① 立ち上げると今日の学習が出てくるので行う
② 授業(要点と確認問題)を行う
③ 自動的に丸付け→間違えた問題は正解するまで解き直す
④ その日のまとめ「練習問題」を行う
⑤ 月のまとめに提出課題に取り組み、提出→担任が添削
⑥ 毎月25日前後に担任の先生とメッセージ交換による定期面談
⑤ 年に何回か紙でのテストやワークブック(学年により違う)が配布されるので行う
Z会タブレットの評判・口コミ
中学受験を考えているがコロナ禍もあり塾についてはまだ検討中。去年1年間、Z会タブレットコースの内容に満足していたので、ドリルや教材が届く中学受験用のトータル指導プランに変更し対応する予定。
内容がうちの子には難しすぎました。
- 担任というか担当の先生がいて、毎月の課題を提出すると添削されて戻ってくるのがよかった。先生とメッセージ交換もあり、指導を受けている接点があるので挫折しづらいのがよいと思う(Hさん・子ども 小4)
- ポイント(ぷちぽ)が貯まるという単純明快なご褒美が意外と子どものモチベーションをアップしています。アニメーション動画での解説もあり、わかりやすいですが、キャラクターやゲーム感覚ではなく、きちんと学習に徹しているところがいいですね(Iさん・子ども 小3)
- 高学年はiPadとペンが必要だし、会費も学年があがるとけっこう高い。それなりに成績がよいが近くに塾もなく、受験は考えていないが中学ではトップクラスになるために小学生のうちからしっかり学習したい、という家なら値段と内容も一致する。ウチの子のように、そもそも成績が良くなく、学習習慣もない子には、もっとゲーム感覚で楽しく取り組めるタブレット学習のほうが向いていると感じたのでやめました(Uさん・子ども 小5)
小学生向けタブレット学習の選び方ポイント3つ
タブレット学習は「自分ですでに学ぶ意欲がある子・学習習慣がある程度ついている子」と「あまり家庭学習をしないからタブレット学習で楽しく勉強を進めたい」大きく分けるとこの2つで選ぶのがポイントです。加えて次の3つのポイントを意識するといいですよ。
選び方ポイント3つ
① 子どもの性格
② 子どもの学習レベル
③ 目的
まったく勉強が嫌いで毎日「やりなさい」「早く勉強しなさい!」と親が声がけするようなケースなら、ゲーム感覚だったりアバターが作れたり、さまざまなギミックがついているタブレット学習のほうが飽きずに進められるますね。たとえばスマイルゼミやすららが選択肢となります。高学年だとデキタスは特に女の子に人気のようです。
ドリルや宿題もコツコツできるけど、家庭学習としてもっと内容を濃くしたいなら、スタディサプリやZ会タブレットコースがいいかもしれません。
できるところがどんどん先に進める、あるいは戻って学習できるカリキュラムのタブレット学習(スタサプやすらら)は、子どもの得意・不得意科目がハッキリしている子に向いています。
さらに、目的やゴールを考えてみましょう。
学校のテストで点数アップしたいのか、とにかく毎日「勉強する時間」を作りたいのか、適当な塾がないので通信教育で進んだ学習をさせたいのか、共働きで学童が終わり家庭学習の時間を親が不在時もしっかり確保したいのか。あるいは将来的に中学受験を視野に入れているのか。目的と各タブレット学習の特徴をつきあわせて選ぶのもポイントのひとつです。
料金も保護者にとっては外せないポイントです。特に「1,000円〜」といったように「〜」がついている表示は、学年やオプション、また専用端末の購入などによって大きく金額が違うので必ず正確な金額を公式サイトで確認しましょう。塾と比べて安くは感じますが、1年で合計するとそれなりの金額になります。
タブレット学習は似たような雰囲気ですが、細かく見ていくとそれぞれ特徴があります。多くのタブレット学習には体験やお試しがありますが、最初はほとんどの子どもがタブレットに興味を示します。1つだけでなく、いくつか体験させて「続けられる約束」ができるものを選ぶといいですね。
タブレット学習にお任せ!と過度な期待はかけないこと

親が無関心であれば、どの学習方法でも最大の効果が出るとは思えないというのが結論です。
特に低学年のうちは子どもは親に褒められると嬉しくなりモチベーションもアップします。また高学年になってからは、中学へと続く学習の基本が身についているかを親が確認するのが大事です。
あきらかに遅れている・理解できていないところはタブレットで復習させるにしろ、市販のドリルでやり直しさせるにしろ、やりたいことだけやらせるのではなく、苦手な「穴」をふさいでいくサポートは必要でしょう。
穴のあいたバケツにいくら水を注いでも漏れていくばかりです。でも子どもはタブレット学習を進めることだけが楽しくなり、内容を身に付けないまま進んでいくことも少なくありません。ドリル教材も苦手なところで嫌気がさして、そのまま挫折……というのもよく耳にすることです。
タブレットがどれほどよく出来ていても、学習の「支援ツール」であることには変わりありません。勉強の中心は小学校の授業であり、出された宿題をきちんとやることです。プラスαのサポート学習としてタブレットを選ぶつもりで、過度な期待を寄せずに、うまく活用する方法を見出すのがベストかなと思います。
家庭学習は「過干渉」でも「無関心」もよくない
家庭学習でよくあるのが、親子ゲンカです。「なんでわからないの!」「昨日もやったよね!?」「ちゃんと聞いてる?」「だいたい、あなたはね」とエスカレートしていくこと、よくあった……
しかも最初のうちは「がんばりなよ」くらいですが、鉛筆グルグル回したり、テーブルにうっぷしてノートに殴り書きしていたり、タブレットのゲームばかりやって学習内容を進めてなかったり、ついでに「やったってば〜」高学年くらいになると「うざ」なんて言われたあかつきには、親の堪忍袋の緒が切れるのもわかりますとも。
家庭学習は親が出過ぎず、かといって無関心ではなく、ほどよい感覚で見守るのが理想です。とはいえ、これが難しいのが現実。先輩ママやパパたちはどう対応したのでしょうか?
家庭学習で親子ゲンカにならないように気をつけたことは?
- ずっと子どもの横にいるのではなく、始めるときに一緒に確認し、終わるときにパッと見て「がんばったね」と声をかけるようにした(Hさん)
- ひとつ怒ったらふたつ褒めると意識した、でも褒めるところを2つ見つけるのが大変だった……(Aさん)
- 子どもが勉強している間は自分も仕事の資料を整理したり、本を読むなど時間を共有しながら子どもだけに集中しすぎないようにしました(Uさん)
- 共働きなので土曜日にまとめてパパが子どもの学習したところを見せてもらったり、聞いて確認するようにしました。わたしはどうしてもイライラして怒鳴ってしまいがちなので(Kさん)
- そもそも、自分も勉強嫌いだったしな、と常に思い出し自制しました(笑)。勉強嫌いな子どもの気持ちも理解しながら「がんばろうよぅ〜」とゆるーく励ますようにしました(Sさん)
タブレット学習vsドリル・プリント教材「親の意見は」
タブレット学習がいい!
- 共働きなのでタブレット学習だと何をやったかスマホに通知がくるのが便利(Nさん)
- ゲーム感覚で飽きずにできる(Sさん)
- 塾や個別は高いし、小学生で学校の成績をもうちょっとあげたいな、くらいで行かせる必要性は感じない。かといって紙の通信教材は親がつききりで見ていないとできないし、丸付けやわからないところを教えるのが大変!タブレットは中間くらいでちょうどいい(Wさん)
ドリルやプリント学習がいい!
- ドリルは最後までやらないと言うが、結局タブレットだろうがドリルだろうが、親が確認しなければ途中で挫折するのは一緒。タブレットにこだわる必要がない(Hさん)
- 書いて覚える。小学生のうちはこれが基本。タブレットでもペンで書けるのはわかるが、要点やポイントをノートにまとめるために「考える」ことも大切な学習のひとつだと思う(Kさん)
- 宿題をきちんとやらせ、必要に応じて市販のドリルを選んでやらせている。タブレット学習もチェックしたけど、機能がいろいろありすぎて複雑。小学生はシンプルに毎日、教科書を開く、ドリルをやるといった学習方法を定着させるほうが大切と感じた(Mさん)
学習効果の本質は「親の関わり」にある
GIGAスクール構想が本格的に動きだし、実際に公立小学校でもタブレットの貸し出しを始めたところが増えています。タブレット端末で勉強するのが当たり前になる時代はすぐそこまできている中、家庭学習もタブレットの通信教材で!というのも確かに良い選択肢に思えます。しかし、タブレット学習にせよ、通信教材にせよ、市販のドリルをやらせる、塾に行かせるにしろ「すべてお任せ!何もしなくて大丈夫!」なんてことはないのです。
たしかに、子どもの学習を見守るのは大変です。
毎日だと、丸付けするのも大変なんですよね!
いっぽうで、ドリルの丸付けは大変ですが、そこで子どもが何が苦手なのか把握できたり、勉強の何が嫌なのかがわかったりする「気づき」が多いのはドリルやプリント教材学習のメリットです。
タブレット学習でも、子どものやったことが親のスマホで確認できたとしても「割り算やったんだね、難しかった?」と一声かけることや、時には隣にすわって一緒に見ながら「すごいね〜、正解するとごほうびがもらえるんだ」と興味を示すことは大切なのではないでしょうか。
小学校時代は、親が子どもの勉強や学んでいることに興味を持ち、毎日は無理でも時々は見守ってあげられるといいですね。
先生の解説がとてもわかりやすいので、苦手な科目や、わからないところをピンポイントに利用するといいですよ!