この記事では、Webマーケティングに向いている人・向いていない人の特徴をわかりやすく紹介します。
Webマーケティングに向いている人の特徴5選
それでは、Webマーケティングに向いている人の特徴を見ていきましょう。ロジカルに考えられる人
Webマーケティングの仕事は、PDCAをロジカルに分析し、改善施策を考え続ける能力が求められます。さらに、ネット上で多くの人を集客するためには、ターゲットに刺さる計画を立案する必要があります。なお、PDCAとは、以下の内容を指します。
- 施策を立案:Plan(計画)
- 施策を実行して検証:Do(実行)
- 施策の結果をもとに評価:Check(評価)
- 評価をもとに改善案を提示:Action(改善)
好奇心旺盛な人
好奇心旺盛な人は、市場の激しい変化にも対応しやすいことが特徴です。トライ&エラーを繰り返すWebマーケターは、新しい視点から解決策を探る必要があります。そのため、好奇心旺盛な人にとって、やりがいのある仕事だといえるでしょう。また、以下のような情報を積極的に得られる人がWebマーケターに向いています。
- SEO対策に関する知識
- SNSに関する知識
- ネット広告に関する知識
- ホームページ分析に関する知識
新しい情報を得るだけではなく、プログラミングなどに関する新たなスキルを身に付けることに意欲的な人もWebマーケターに向いているでしょう。
物事に没頭できる人
趣味や仕事など、何か1つの物事に没頭した経験がある人は、Webマーケターの素質があるといえます。なぜなら、Webマーケターは疑問に思ったことに対して、貪欲に探求するスキルが必要だからです。Webマーケターは、データ分析をする際に膨大な量の数字と対峙することが特徴です。そのため、根気強く自分の役割を全うできる人や集中力を切らさずに業務に携われる人も、Webマーケターに向いていることが特徴です。
心理学に興味がある人
Webマーケターは、消費者の行動心理やプロセスを読み解くことが業務の1つです。つまり、消費者が何に悩みを抱えて、行動を起こすかということを判断することが重要です。消費者の行動心理を理解することで、より効果的な計画を立てられるようになります。そのため、心理学に興味がある人や心理学を学んでいる人にとって、Webマーケターは向いている職業だといえます。消費者の行動心理を把握したら、実際に周りの人にリサーチするなどの行動力も必要になります。
計算が得意な人
Webマーケターは、アクセス解析やクリック率、お問合せ率などのような数字を日々チェックします。数字を把握したうえで、売上アップを推進するよう戦略を練る必要があります。戦略を立てる際には、費用対効果の良い方法を模索します。なお、Webマーケターは以下のような計算式を使用します。
- 離脱率=当該ページから離脱した回数÷当該ページのページビュー×100
- 直帰率=最初のページから離脱されたセッション数÷最初のページとなったセッション数×100
- CVR(コンバージョン率)=コンバージョン数÷セッション数×100
- CTR(クリック率)=クリック数÷広告のインプレッション数
- CTC(クリックに対するコンバージョン率)=コンバージョン数÷クリック数×100
- CPC(クリック単価)=広告費÷クリック数
- CPA(顧客獲得単価)=総広告費÷コンバージョン数
- CPO(顧客獲得費用)=広告費÷購入人数
Webマーケティングに向いていない人の特徴
Webマーケティングに向いていない人の特徴は、以下の通りです。- 失敗を恐れ行動に映せない
- ルーティンワークを好む
- 新しいトレンドに興味がない
- 変化を嫌う
- オフィス仕事が苦手な人
Webマーケティングが向いている人はどうするべき?
ここでは、Webマーケティングが向いている人は、どのような方法でWebマーケターへの道を歩むのかについて説明します。Webマーケティングスクールに通う
Webマーケティングが初心者なら、Webマーケティングスクールに通うことを検討してみましょう。オンラインスクールを利用すれば、本業がある人でも隙間時間に勉強しやすいことがメリット。現役のWebマーケターが講師を務めるスクールなら、現場で活かせるスキルを習得できます。副業を始める
Webマーケティングの基礎知識がある人なら、副業としてスタートする方法があります。クラウドワークスやクラウディアなどのクラウドソーシングを利用すれば、初心者向けの案件も見つかります。Webマーケティングは、1本あたり30万円ほどになる案件もあることが魅力の1つです。IT業界に転職する
IT業界の転職市場では、Webマーケティングの需要が高いことが特徴です。そのため、未経験者や初心者などを積極的に採用している企業も多い傾向があります。ただし、大手企業やベンチャー企業、広告代理店などによってWebマーケティングの業務内容は異なるため、求人内容を把握したうえで応募したいですね。まとめ
Webマーケティングは、知識やスキルを伸ばすことでキャリアアップしやすいといわれています。そのため、「自分のスキルで独立したい」と考える人にも向いている職業だといえます。消費者の反応が数字となって現れるため、仕事に対するやりがいも得られるでしょう。Webマーケティングの適性を判断したうえで、副業やIT業界への転職を考えたいですね。