未経験からWebマーケターになるには？おすすめスクールも解説

Webマーケターになるには？

Webマーケターになるための道は複数ありますが、未経験からスタートする場合、以下の3つの方法が特に有効です。

• Webマーケティングを学べるスクールを活用する
• 転職サイトやエージェントに登録する
• 書籍での学習・ブログ運営等で実績を積む

それぞれ個別に実践することはもちろん、必要に応じてこれら3つを組み合わせて進めていくことで、効率よくWebマーケターに近づいていけるでしょう。

Webマーケティングを学べるスクールを活用する

Webマーケターとしてマーケティング業務を行うためには、データ分析や広告運用といった専門的な知識・スキルが必要です。未経験から挑戦する際は、専門学校やオンライン教育プラットフォームを活用することで、必要なスキルを効率よく身につけていけることでしょう。

多くのWebマーケティングスクールは、現役のWebマーケターが講師を勤めています。独学では決して学ぶことができない、現場で使われる技術を間近で体感できる点は、スクールに通う大きな魅力と言えます。

受講後に「転職・キャリア支援」といったサポートが用意されているところを選べば、学び終わってから「この後どうすればいいんだ…」と迷ってしまう心配もありません。受講費がかかってしまうのは苦しいところですが、それ相応、もしくはそれ以上のリターンが得られることはまず間違いないでしょう。

転職サイトやエージェントに登録する

Webマーケティング業界の成長に伴ってWebマーケター求人が増加している今、未経験からいきなり転職活動を始めてみるのも有効でしょう。転職サイトに登録して未経験者向けの求人情報を収集したり、転職エージェントに相談したりすることで、見えてくることもあるはずです。

• Webマーケターになるためにはどんなスキル・実績が必要なのか
• 現状の自分にはどんなスキルが足りていないのか
• 未経験から転職するためにこれからやるべきことは何か　etc…

運よく未経験OKの転職先に巡り合えるかもしれませんし、受からなかったとしても今後の方針を定めることにつながるので、無駄になることはほぼありません。「Webマーケターになりたい！」という強い思いのもと、勇気をもって行動してみることをおすすめします。
参考：Webマーケティング転職エージェント

書籍での学習・ブログ運営等で実績を積む

スクールやエージェントに頼らず、まずは自己学習でWebマーケターに関する知識を深めてみるのも、決して悪くはない選択です。書店に並ぶ参考書をはじめ、昨今はYouTube等の動画コンテンツも非常に充実しています。学び方次第では独学でも十分なスキルを身につけられるでしょう。

ある程度学習が進んだら、自分でブログを立ち上げて運営してみる等して、実践に動き出してみるのがおすすめ。机上で勉強するだけではわからない・身につかないことも多々あるからです。もし運営が上手くいき何らかの成果が出れば、そのブログが実績となり、転職活動が効率よく進むことも十分あり得るでしょう。

ブログ運営からは「SEO」や「広告運用」をはじめ、昨今注目度の高い「SNSマーケティング」など、Webマーケターに必要な種々の知識・経験が得られます。独学でWebマーケターを目指すのであれば、ぜひ挑戦しておきたいところです。

Webマーケターの主な仕事内容

Webマーケターとは、Webを介した媒体に関連するマーケティングを行う仕事です。
具体的には、サイト・ブログ・SNSなどの流入経路・離脱率・回遊率などのデータを分析し、より流入を増やしたり閲覧から購入・ファン化につなげる施策を提案・実行します。

マーケティングに関する全般的な知識に加え、Webの特性や分析対象である媒体に関する知識も求められます。またWebマーケティングは、時代やトレンドによって手法が異なるため、常に新しい知識の習得も必要になるでしょう。
さらに戦略的に物事を考える思考力や戦略を実行に移す行動力などの素養も養っていかなければなりません。
参考：Webマーケティング仕事内容

Webマーケターになるのはやめとけ？将来性を紹介

Webマーケターへの転身を考えている人の中には、「今後の将来性が気になる」と懸念・不安を抱いている人もいるでしょう。
結論から申し上げると、Webマーケターの将来性は広く拓けていると言えます。

国内電通グループのデジタル広告領域を牽引する5社（CCI/D2c/電通/電通デジタル/セプテーニ・ホールディングス）の共同調査によると、2022年の日本の総広告費は通年で前年比104.4％となっており1947年に推定して以降、過去最高になったとのこと。また、インターネット広告媒体費は、前年比115.0％の2兆4,801億円となったと発表しました。
さらに検索連動広告型・運用型広告・ビデオ広告など各広告媒体費は、全て堅調に推移している結果も出ています。中には、高い成長率を維持している媒体もあります。

デジタル広告領域市場の拡大を伴い、Web領域のマーケティングを担うWebマーケターの需要は今後も高まると考えられます。
さらにWeb・マーケティング領域のみならず、業界の垣根を越えて様々な分野から必要とされる人材になると言えるでしょう。

引用：2022年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析
参考：Webマーケティングはやめとけ？

Webマーケターになるのがおすすめな理由

ここでは、Webマーケターになるのがおすすめな理由をご紹介します。

場所に囚われず働くことが可能

Webマーケターは、パソコン1つで業務に取り組める職種です。
リモートワークとも親和性が高く、場所に囚われず働くことができます。

Webマーケターとしてある程度の実績やスキルがあれば、郊外からリモートで業務に取り組むこともできるでしょう。
さらに旅行や出張先・お気に入りのカフェ・自宅など場所を選ばないため、人によってはプライベートの充実を感じられる働き方が叶うことも期待できます。

独立がしやすい

Webマーケターは、フリーランスとして独立する人も少なくありません。
またWebマーケターの需要の高まりに伴い、独立以外にも副業として取り組む人も増えてきました。
個人でも経験やスキルを活かし稼げる点は、Webマーケターの魅力と言えるでしょう。

独立にあたりあまり初期費用もかからず、会社員時代より稼げるようになったという人も。
またWebマーケターであれば需要が高く、フリーランスという働き方が合わなかったとしても会社員に戻りやすい職種です。

このようにWebマーケターは、自分にあった働き方を選択しやすい魅力的な職種でもあると言えるでしょう。
参考：Webマーケティングでフリーランスになれる？

未経験からWebマーケターになるのは難しい？

Webマーケターはマーケティング知識はもちろん、マーケティングする媒体やWeb全般の知識も必要になります。
またデータを用いて分析することも仕事の一環です。そのため、ある程度数学的センス・論理的思考力も求められるでしょう。

そのためWebマーケターは、未経験からだと挑戦が難しい仕事と捉えられがちです。
確かに、媒体や領域によっては高度な分析スキル・専門性の高いマーケティング知識が求められます。

しかし最近ではSNS運用など、消費者にとってより身近な媒体のマーケティングも重視されつつあります。
SNSであれば、プライベートで利用したことがある人も多いのではないでしょうか。

SNS運用やブログのデータ分析など身近な媒体に絞り勉強に取り組んでいけば、未経験からもWebマーケターに必要な知識を体系的に身に付けていくことができるでしょう。
参考：Webマーケティング未経験は厳しい？

WebマーケターになるためにおすすめのWebマーケティングスクール

ここでは、WebマーケターになるためにおすすめのWebマーケティングスクールを紹介します。

WEBMARKS 

WEBMARKSは、SEOとWeb広告運用の2つの知見を習得できる業界唯一のWebマーケティングスクールです。
同スクールの魅力は、アウトプット重視のカリキュラムのもと現役のWebマーケターから実践的な指導を受けられる点。

また確実なスキル習得を目指す『超実践型講座コース』と短期集中で学ぶことに特化した『動画講座コース』の2種のコースが用意されているため、学習目的や目標に合ったコースを選択できます。

なおどちらのコースも無制限質問対応や案件獲得サポートを受けられます。さらに座談会やセミナーの実施も充実しているため、確実かつ段階的にWebマーケターの道を切り拓いていくことができるでしょう。

Wannabe Academy（ワナビーアカデミー）

Wannabe Academyは、クライアントワークなどの実践的カリキュラムが魅力のWebマーケティングスクールです。
未経験からでも案件獲得できるWebマーケターを目指し、フリーランスで必須となる契約書や税金、確定申告などの知識も同時に学ぶことができます。

グループ会社の専門エージェントサービスや提携しているWebマーケティングエージェントサービスがあるため、卒業時には各エージェントからWebマーケティングに関する仕事の紹介を受けられます。また副業希望者には3万円の案件獲得保証もあり、独立までしっかりとサポートを受けられます。

もちろん、卒業後のサポートだけではなく、在学期間中も「マンツーマン補講受け放題」「無制限のチャット質問サポート」など手厚い学習支援を提供している点も魅力の1つ。入学から独立まで一貫したフォローにより、多くの卒業生がWebマーケターとしての活躍を叶えています。

マケキャンby DMM.com

マケキャンbyDMMは、未経験から最短3ヶ月でWebマーケターを目指すスクール。採用通過率1%のパーソナルキャリアトレーナーからの徹底サポートが魅力です。

また現役のWebマーケターから直接授業を受けられる点も嬉しいポイント。
動画コンテンツを活用したオンライン授業とスクールに通い実践的なワークを主体とするオンライン授業を組み合わせたハイブリッド学習方式により、インプットとアウトプットを繰り返しながらWebマーケティングの知識を定着させていきます。

1週間サイクルでWebマーケティングに必要なあらゆる知識のインプットとアウトプットを繰り返すため、卒業時には自走できるレベルまでスキルや知識を高めていくことができるでしょう。

Webマーケターに必要なスキル・知識

ここからは、Webマーケターとして成功するために備えておきたいスキル・知識についてご紹介します。闇雲に学習を進めるより、必要なものを優先的に身につけていった方が確実に効率的です。「Webマーケターになりたいけど、何から勉強したらいいかな？」と悩んでいる人は、ここで紹介する内容を参考にしてください。
参考：Webマーケティングに向いている人

• マーケティングスキル
• コミュニケーション能力
• 数字をもとに分析・改善できる思考力

マーケティングスキル

とにもかくにも、Webマーケターになるからには「マーケティングスキル」は欠かせません。Webマーケティングの世界では「4P」「3C」といったフレームワークが基本となっています。

• 3C分析…市場(Customer)・競合(Competitor)・自社(Company)
  自社の経営環境調査に用いられる分析手法
• 4P分析…製品(Product)・価格(Price)・Place(流通)・プロモーション(Promotion)
  いかに効果的に商品を売るかの施策を考えるための分析手法

なんとなくサイトを作成したり、意味なく広告を貼り付けたりしたところで、売上にはつながりません。上述した各種フレームワークをはじめ、マーケティングにかかわる知識を最低限身につけておくことができれば、Webマーケターとして首尾よく進めていきやすいでしょう。実務レベルで理解をすることはWebマーケティング独学だと難しい部分もあるため、Webマーケティングスクールでの学習がおすすめです。

Webマーケティングスクールであれば、転職サポートや副業・フリーランスを目指すための案件紹介を受けることができます。

コミュニケーション能力

Webマーケターは一人で黙々とパソコンに向かうばかりではなく、チーム内外のメンバーとコミュニケーションを取る機会も多い職業です。

• サイト構築を担うデザイナー
• 記事を執筆するライター
• プロジェクト全体を取りまとめるディレクター
• Webマーケティングを依頼してきたクライアント　etc…

上記の通り、決してWebマーケター一人ではプロジェクトを完遂できないことがわかるかと思います。クライアントの意向を正確に読み取り、納期に遅れることなく最良の成果を収めるためには、メンバー間での効果的な対話は必要不可欠と言えるでしょう。相手の話を聞く「傾聴力」、自分の考えを分かりやすく伝える「説明力」といったコミュニケーションスキルは、ぜひ備えておきたいところです。

数字をもとに分析・改善できる思考力

インターネット上での売り上げを最大化させることが目的のWebマーケティングにおいて「数字(データ)」は切っても切れない関係。

• 自社サイトに訪問してくれた人数
• 広告(商品)ページがクリックされた回数
• 広告ページから実際に購入してくれた件数　etc…

さまざまなデータから現状を分析し「さらに発生件数を増やすためにはどうすればいいか」「今月売上が伸び悩んでいる理由は何か」といった仮説を立てながら改善に取り組む必要があります。「なぜなぜ」を繰り返していくのがWebマーケティング業務の基本であることから、論理的思考力に長けている人ほど成功しやすいでしょう。

あわせて「Google Analytics」などの各種分析ツールの扱い方・活用方法なども身につけておけると、即戦力として業務に携われる確率がグッと上がるはずです。

Webマーケターに向いている人の特徴

ここまでWebマーケターに関する様々な情報を説明してきましたが「実際、Webマーケターに向いているのはどんな人なの？」と気になっている人も多いのではないでしょうか。一概には言えないものの、以下に記載するような特徴を多く備えている人ほど、Webマーケターとして成功しやすいと言えます。
参考：Webマーケティングに向いている人

• 好奇心旺盛
  市場や技術の変化に対して常に興味を持ち、新しいことを学ぶ姿勢がある
• 分析的思考が得意
  数字に強い興味がある。データを分析し、問題を解決することが好き
• 創造力がある
  自分ならではの独創的なアイデアを生み出し、実行に移すことができる
• マルチタスクに抵抗がない
  複数のプロジェクトを同時に管理することが苦ではない
• 円滑にコミュニケーションを図れる
  相手の話をしっかり聞き、自分に意見も明瞭に伝えることができる
• トレンドに敏感
  日頃からネットに触れていて、新たなトレンド・技術を敏感に察知できる
• 自己学習能力
  自己成長のために、自ら積極的に学習に取り組むことができる
• 責任感がある
  与えられた仕事に責任を持ち、途中で投げ出すことなく完遂することができる　etc…

上記のようなスキルに加え「Webマーケターになりたい」という強い思いを持っていれば、業界未経験でもWebマーケターとしてキャリアを積み始めることは不可能ではないでしょう。

なお上記はあくまで一例で、必ずしもすべて備えておかなければいけないわけではないことに、十分ご留意ください。少しでも「やってみたいな」という気があるのなら、思い切って飛び込んでみるのも一つの手です。

未経験からWebマーケターになるにはまとめ

当記事では「Webマーケターになるには何をしたらいいの？」と悩んでいる人に向けて、未経験からでもできる具体的な学習方法3選をはじめ、Webマーケターに必要なスキルや向いている人の特徴についてまで、詳細に解説してきました。

Webマーケターは必須となる資格があるわけでもないため、未経験からでもキャリアをスタートできる可能性のある魅力的な分野です。Webマーケティングスクールに入会する方も未経験の方が大半を占めますので、一度無料カウンセリングに参加してみることもおすすめです。