今回は、Webマーケティングの仕事内容を中心に、向いている人の特徴まで解説します。未経験からWebマーケターになる方法についても触れているので、ぜひ参考にしてくださいね。
Webマーケティングの仕事内容
Webマーケティングの仕事内容は、Webの様々なツールを利用してマーケティングを行うこと。企業やサービス認知やブランドイメージ向上、集客、アクセス向上、売上アップ、顧客満足度の向上など、クライアントの依頼に合わせて必要な施策を行います。厚労省の職業情報提供サイトによると、以下のように書かれています。
WebサイトやWeb技術を利用してマーケティングを行う。インターネットマーケティングとも言う。急速に発展している分野であり、その業務内容は多岐にわたるが、基本的にはWebを利用した市場調査、広告出稿、商取引の分析などのマーケティング活動を行う。Webマーケターは、Webサイト、SNS、動画サイトなど、Webに関連する様々な媒体を取り扱います。それぞれに合った適切な施策を行うために、多様な知識が必要となります。
引用元:厚生労働省「Webマーケティング(ネット広告・販売促進)」
事業会社の場合
事業会社でWebマーケティングを行う場合、企画立案の段階から業務に携わり、企業の意思決定に大きく影響する役割を担うことが多いでしょう。プロジェクトを推進するにあたっては、チームの調整や予算の確保といった業務も必要になります。クリエイティブなスキルだけでなくプロジェクトを推進する力も身に着けているWebマーケターが求められるでしょう。クライアントワーク・受託の場合
クライアントワークや受託でWebマーケティングを行う場合、プロセス全体のうち、特にWebマーケティングに特化した役割を担います。当然、事業会社でのWebマーケティングに比べて、より専門性の高さが求められると言っても良いでしょう。クライアントごとにニーズに合った施策を提案するための高い技術力も必要不可欠です。Webマーケティングを主な仕事とする就業者の労働状況
Webマーケターとして活躍している人数や労働状況などについてご紹介します。令和2年・3年のデータによると、以下のようになっています。就業者数 | 3,737,860人 |
平均労働時間 | 163時間 |
平均年収 | 620.9万円 |
平均年齢 | 40.7歳 |
Webマーケティングの主要な業種・職種
Webマーケティングの仕事内容は、Webサイトの運営やWeb広告の出稿、SNSの運用などを利用した、見込み顧客を集める施策全般です。Webマーケティングの手法では、まずWebコンテンツを制作します。見込み顧客を獲得できるよう、効果的なWebコンテンツを考える役割がWebマーケターです。
以下では、Webマーケティングで行われる代表的な施策について詳しく解説します。
SEO対策
SEOは「Search Engine Optimization」の略称で、検索エンジン最適化のことです。検索エンジンからサイトに訪れる人を増やすことで、Webサイトの成果を向上させます。具体的な作業としては、特定のキーワードで検索された場合に、自社のサイトが検索結果で上位に表示されるよう、ページやサイト内・外を調整します。SEOの大まかな流れは以下のとおりです。
- キーワードの選定と評価
- 実際にページやサイト内・外を最適化
次に選んだキーワードに合わせて、サイトのドメイン名・テーマを設定したり、ページのタイトルやmetaタグに内容を入れたりします。
キーワードの選定から最適化という流れでSEO施策を行い、狙ったキーワードで検索した際の上位表示を目指します。
Web広告運用
リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに合わせて表示される、テキスト形式の広告のことです。検索連動型広告とも呼ばれます。ユーザーが実際に検索したキーワードによって広告が表示されるため、特定のサービスや商品を申し込む確率が高いユーザーへアプローチすることが可能です。ただし、テキストのみでの訴求になるので、短い文字数でも効果的にアピールする必要があります。
リスティング広告のメリットは、低予算でも広告出稿ができることです。
一般的なマスメディア広告だと数千万円の広告費が必要ですが、リスティング広告の場合は広告が表示されただけでは費用がかかりません。ユーザーが広告をクリックした際に費用が発生する仕組みです。広告予算は自由に設定でき、「クリック数が多く予算がオーバーしてしまった」ということもありません。
低予算からはじめられるリスティング広告は、Webマーケティングにおいて効果的な施策のひとつです。
広告運用マーケターであれば、非常に重要な仕事になります。
サービス・商材の特徴やターゲットを考え「リスティング広告に予算をかける」「今回はSNS広告には出稿しない」などを判断し、予算を割り振り、入札を調整していきます。この戦略立案が私の業務の中心となります。出典:(取材)Webマーケターの1日のスケジュールは?求められる成果やリアルなお仕事事情を現役マーケターに聞く
参考:Web広告運用で副業できる?費用相場や初心者の方向け解説
参考:Web広告運用スクール
LPO
LPOは「Landing Page Optimization」の略称で、ランディングページ最適化のことを指します。LP(ランディングページ)とは、ユーザーが情報を得るために広告や検索結果をクリックした際、最初に表示されるページのことです。LPを最適化することで、サイト訪問者を途中離脱させずに、お問い合わせや申し込みへ導きます。LPOによって「サービス・商品を販売したい」「お問い合わせを増やしたい」といった、企業が求めるゴールへの確率を高めることが可能です。
ただし、LPOを導入したからといって、すぐに効果が出るわけではありません。市場分析やターゲティングをして綿密にプランを練り、テスト検証をするなど、PDCAを確実に回していくことが大切です。
SNS運用
Twitter、Instagram、Facebookなど、様々なSNSがあります。市場も拡大しており、サービスを拡散できたり、ユーザーと関わる機会を持てたりとメリットが豊富です。SNS運用をするには、各媒体の特徴をよく把握した上で行うことが求められます。例えばTwitterは140字以内のテキストに加えて、画像や動画も投稿にそえられます。「バズる」という言葉があるように、リツイート機能で拡散されやすく、「いいね」やコメント機能でユーザーの反応もわかりやすく、やり取りもしやすいです。
SNSによって必要となるコンテンツも異なり、またユーザー層や機能などもそれぞれです。どのSNSを使うのか。また、目的やコンセプト、ターゲットなどを企業側と綿密に決めた上で運用することが求められます。
参考:SNSマーケティング勉強
参考:SNS運用副業
動画制作
YouTube、Instagram、TikTokなど、動画コンテンツを利用するマーケティングもあります。動画はテキストよりも、たくさんの情報をユーザーに届けることができ、記憶にも残りやすいのが特徴です。動画マーケティングで行うのは、以下のようなことです。
- 動画制作の目的を明らかにする
- ユーザーのターゲットを決める
- 視聴回数、クリック率、コンバージョン率などの目標を設定する
- 動画を制作・配信する
- 効果を検証し、改善する
動画マーケティングでは、動画の配信先に合わせた施策を行います。
例えばYoutubeマーケティングでは、SEO対策が必要です。サムネイル、タイトルや説明文、タグなどを適切に設定することにより、検索や関連動画で表示されやすくなります。チャンネル運営以外にも広告出稿等の方法もあり、目的や目標によって効果的に組み合わせることが求められます。
参考:動画広告スキルが学べるスクール
Webマーケターの平均年収
doda平均年収ランキングによると、Webマーケターの平均年収は511万円。30代の平均年収は435万円といわれており、Webマーケターの給与は比較的高水準であることがわかります。もちろん、本人のスキルや職場の規模によっても幅広く変動しますが、経験値が高いWebマーケターであれば600万円超の年収というケースも多く、若いうちから高年収を稼ぎたいという人にもピッタリの業種です。
参考:Webマーケターの年収はいくら?仕事内容も徹底解説
Webマーケターに向いている人の特徴
Webマーケティングは、いくつもの施策を駆使して、成果を上げることが仕事です。以下では、Webマーケターに向いている人の特徴について紹介します。論理的思考ができる人
論理的思考とは、物事を筋道立てて考えることです。ビジネスパーソンとして必要不可欠なスキルで、ロジカルシンキングともいわれます。Webマーケティングでは、Web上で集客し、購入するまでの道筋を考えなければいけません。複雑な情報の関係性を把握して、物事の全体像をつかみ、理解する力が大切です。
データの数値をもとにした分析・施策立案が得意な人
Webマーケティングは、アクセス解析やクリック率など、数字を日々チェックする仕事です。数字を分析したうえで、売上アップにつながる戦略を練る必要があります。毎日数字に触れながら仕事を行うため、計算が苦手な人はWebマーケターに向いていないかもしれません。
社内・社外との調整が柔軟に対応できるコミュニケーション能力を持つ人
何事も柔軟に対応できる人は、Webマーケターの素質があります。Webマーケティングは、市場の変化に合わせて柔軟に動きを変える必要があるからです。また、Webマーケティングの手法は、日々進化しています。一度成果が出たやり方に固執するのではなく、常に新しいことに取り組んでいける人が、結果を出せるWebマーケターだといえるでしょう。
おすすめのWebマーケティングスクール8選
「Webマーケティング未経験だから、基礎から学びたい!」と考えるなら、Webマーケティングスクールを利用してみましょう。現役Webマーケターが講師を務めるケースが多いため、現場目線のスキルを習得しやすいことが強みです。ここでは、コエテコが厳選するおすすめWebマーケティングスクールを紹介します。Wannabeアカデミー(ワナビーアカデミー)
出典:Wannabeアカデミー(ワナビーアカデミー)料金 | 36万3,000円(税込)~(入学金:6万6000円(税込)+授業料:29万7,000円(税込)~) |
受講期間 | 3カ月(基礎学習のみ) |
転職支援 | 求人紹介&転職などのキャリアサポートあり |
ポートフォリオ開発 | 実在する企業で実務 |
返金保証 | 授業料全額返金制度あり |
開講時間 | 平日:10:00~22:00・土曜日:11:00~18:00 (※募集時期によって受講可能な日時は変動) |
教室/授業形式 | オンライン |
こんな人におすすめ | Webマーケティングに必要な知識を網羅的に学びたい人・実務を学びたい人 |
サポート体制 |
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学べるスキル |
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教室所在地 | オンライン |
運営会社 | 株式会社Shareway |
公式HP | ワナビーアカデミー |
「実務経験を積めるスクールで学びたい」という人におすすめのWebマーケティングスクールです。「基礎学習」「実践学習」「クライアントワーク」「案件獲得」と着実にステップアップできるカリキュラムが用意されており、完全未経験が経験者になるまで一気通貫のサポートを受けられます。
基礎学習の学習内容は、Webマーケティングに必要な基礎知識全般です。「Webマーケティングとは」という最初歩からスタートするため、「未経験であること」が不利にはなりません。プロ講師による丁寧なオンライン授業により、各種SNS広告の基本やアナリスティクスの仕組みまで理解できるようになります。
基礎学習を修了した後は、実務経験が積める実務研修に移行することが可能です。授業では実際の企業に対して施策を実施するため、Webマーケターとしての実績になります。職務経歴書に記載できる実績を得られるのは、今後仕事を獲得する上で大きなアドバンテージとなるでしょう。
またWebマーケターとして活躍したい人には、キャリアサポーターによる無料支援が提供されます。提携している求人情報の紹介や応募書類の書き方指導・面接練習などと支援内容は充実しており、Webマーケターとして活躍するチャンスを得やすいのも大きな魅力です。
マケキャンbyDMM
出典:マケキャンbyDMM料金 | 学習コース:165,000円~ 転職コース:330,000円 転職コースpremium:657,800円 |
受講期間 | 学習コース:2ヶ月 転職コース:3ヶ月 |
転職支援 | 転職コース:転職サポート6か月 転職コースpremium:転職サポート12ヶ月、転職保証あり |
ポートフォリオ開発 | 調査中 |
返金保証 | 転職コース:20日間返金保証 |
開講時間 | 調査中 |
教室/授業形式 | オンライン |
こんな人におすすめ | 少しでも早くWebマーケターになりたい人 |
サポート体制 |
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学べるスキル |
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教室所在地 | オンライン |
運営会社 | 株式会社インフラトップ |
公式HP | マケキャンbyDMM |
現役Webマーケターから質の高い個別指導が受けられるのは、オンライン学習のマケキャンbyDMMです。現場ですぐに活用できるデータ分析の方法や入稿対応について、基礎から学べることが特徴です。マンツーマン指導で、質問は無制限で対応しています。
卒業後はプロのWebマーケターとして活躍できるよう、学習サポートがあることも魅力の1つ。卒業生限定イベントやSNSコミュニティに卒業後も参加できるから、人脈を広げたい人に向いているスクールだといえるでしょう。
マケキャンbyDMMで学べる内容は、以下の通りです。
- 広告入稿方法(Google・Facebook・LINE・Twitter)
- SNSマーケティング
- Webマーケティング概論
- データ分析・Googleアナリティクス
受講料は、実務コースの4週間プランが月額16,335円(税込)、9週間プランが月額27,225円(税込)、戦略コースが月額20,468円(税込)となっています。実践的なスキルを身に付けたいなら、無料カウンセリングを利用してみましょう。
デジプロ
出典:デジプロ料金 | 通学及びオンライン集団プラン:385,000円(税込) マンツーマンプラン:495,000円(税込) |
受講期間 | 4ヶ月+転職支援 |
転職支援 | ○(キャリアカウンセラーによる書類添削・面接対策、求人紹介) |
ポートフォリオ開発 | なし |
返金保証 | 受講開始から1週間以内は料金の全額返金保証 |
開講時間 | 調査中 |
教室/授業形式 |
対面・オンライン |
こんな人におすすめ | ・実践に近いカリキュラムを希望する人 ・Google広告資格の取得を目指している人 |
サポート体制 | ・キャリアプランから考える転職支援 ・クライアント案件に取り組める ・資格取得補助制度 |
学べるスキル |
Webマーケティングの基礎、Google・Yahoo!・Facebook・Twitter広告の基礎、リスティング広告やディスプレイ広告の応用知識、Google Analyticsの使い方 |
教室所在地 | 渋谷、大阪、名古屋、広島、福岡、札幌、仙台 |
運営会社 | 株式会社Hagakure |
公式HP | デジプロ |
デジプロは、未経験から最短4ヶ月でWebマーケター転職を目指すWebマーケティングスクールです。
転職支援の手厚さは、業界内でも随一と謳われるだけあり、受講生の転職先には、サイバーエージェント社やキュービック社、電通デジタル社など大手企業や有名企業も含まれています。独自のパイプを活かし、多くの受講生を転職成功へと導いてきました。
そんな転職成功を叶えられる背景には、超実践型のカリキュラムが組まれているから。
入会後は、まず2ヶ月間動画や講義を通じて実践的学習に取り組みます。その後、座学で学んだ内容をクライアント案件でアウトプット。実際の案件に取り組むことができるため、卒業後の稼働や業務もイメージできるでしょう。
最後は転職に向けた活動ですが、ここでもデジプロのキャリアアドバイザーがマンツーマンで転職をサポート。さらにマーケティング職に特化した人材エージェントや就職支援サービスと業務提携をしているため、豊富な案件の中から自分にピッタリの案件を見つけることができるでしょう。
WEBMARKS
出典:WEBMARKS料金 | 入会金:70,000円(税込) 動画講座:385,000円(税込) 超実践型講座:495,000円(税込) |
受講期間 | 動画講座:3ヵ月 超実践型講座:5ヵ月 |
転職支援 | 職務経歴書の添削、推奨資格や推奨図書の斡旋、懇親会の開催など |
ポートフォリオ開発 | あり |
返金保証 | 14日間全額返金保証 |
開講時間 | 24時間 |
教室/授業形式 | オンライン授業 |
こんな人におすすめ | SEOとWeb広告の両方を本格的に学びたい人 |
サポート体制 |
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学べるスキル | SEO、Web広告運用スキル、コンテンツマーケティング、営業獲得など |
教室所在地 | オンライン |
運営会社 | 株式会社WEBMARKS |
公式HP | WEBMARKS |
SEOとWeb広告のスキル両方を本格的に習得できるのがWEBMARKSです。SEO専門企業とWeb広告専門企業がタッグを組むことで、未経験からでも即戦力マーケターになれる実践的なカリキュラムを実現しています。
完全オンライン型のアウトプット重視のカリキュラムは、案件獲得・転職率93%という実績を誇ります。さらに特別講座としてChatGPT講座、フリーランス講座などもあり、マーケティングのみならず幅広い知識を習得できるのもメリットです。
SEO・Web広告が両方学べるWEBMARKSのコースは、以下になります。
- 動画コンサルティング講座
- 超実践講座
実際のプロジェクトへ参加する実務課題研修では、現役マーケターからのマンツーマンサポートを受けながら実務経験と実績を作っていきます。ライターが作成した構成・記事のチェックやチームメンバーのディレクション・管理、実務で実際に使用している雛形・管理シートの閲覧など、座学では身に付かない経験を通じて、即戦力のWebマーケティングスキルを習得できるでしょう。
授業はオンライン形式ですが、ワークショップと懇親会が開催されるなど、密接なコミュニケーションによるサポートも魅力。交流会での質問相談も可能で、定期的に仲間と情報交換をして切磋琢磨できる環境づくりが工夫されています。
BMP
出典:BMP料金 | 入会金:33,000円(税込) ガッツリ学ぶ!12週間コース:360,800円(税込) |
受講期間 |
12週間 |
転職支援 | ○(マンツーマンでのキャリアカウンセリング、履歴書・職務経歴書の添削、転職相談、面接対策) |
ポートフォリオ開発 | ○ |
返金保証 | ○(学習システム(カリキュラム)にログイン実施前かつ、受講開始日の1営業日前まで全額返金) |
開講時間 | 調査中 |
教室/授業形式 |
オンライン |
こんな人におすすめ | Webマーケティングに関する幅広い内容を学習したい人 |
サポート体制 | ・BMP修了証明書の付与 ・実際の案件を持ち込める ・現役のWebマーケターによる添削 |
学べるスキル | Webマーケティング基礎、Web広告運用、SEOサイト構築、Web広告媒体の理解など |
教室所在地 | オンライン |
運営会社 | 株式会社ブレイク |
公式HP |
BMP |
BMPは、短期間でWebマーケティングに必要なスキルを段階的に身に付けられるWebマーケティングスクールです。
現役Webマーケターによる添削で合格した場合のみ次のステップに移行できるスタイルを採用しているため、苦手分野をそのままの状態にしてしまうようなことはありません。1段階ずつ現場に必要な実務スキルと知識を身に付けられるため、卒業時には即戦力レベルのスキルが身に付いているでしょう。
なお、受講にあたってはスマートフォンからも視聴できるため、通勤時間や寝る前などのスキマ時間を活用した学習も可能です。トータル200時間さえ確保すれば、前倒し終了も可能なため、すぐにでもWebマーケターに必要なスキルを身に付けたいと考える人にもピッタリ。過去には6週間で受講し終えた受講生もいるとか。
卒業時には、経験豊富なキャリアコンサルタントによる転職支援も受けられます。
Webマーケター転職を目指し、スピード感のあるスキル習得をしたいと考えている人は、ぜひ受講を検討してみてください。
WorX MARKETING CLASS
出典:WorX MARKETING CLASS料金 | 0円 ※転職成功時の後払い(月給の10%を24ヶ月分) |
受講期間 | 3ヶ月~ |
転職支援 | 自社求人を含めた求人紹介と専任アドバイザーによる徹底したサポートあり |
ポートフォリオ開発 | なし |
返金保証 | なし |
開講時間 | eラーニング:24時間 |
教室/授業形式 | リアルタイム授業(オンライン)+eラーニング |
こんな人におすすめ | 費用面を気にすることなくWebマーケティングのスキルを習得し、確実に転職を実現したい人 |
サポート体制 |
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学べるスキル | 基礎知識、プランニング、広告運用、ビジネススキル、キャリア講座など |
教室所在地 | オンライン |
運営会社 | WorX株式会社 |
公式HP | WorX MARKETING CLASS |
業界でも珍しい後払い型の支払いシステムを採用しているのが、WorX MARKETING CLASSです。料金の支払いは転職成功時の後払いになるため、費用面を気にすることなく、現役プロマーケターから超実践的カリキュラムを習得できます。
すべての授業がオンラインでの開講となっているため、仕事をしながら受講することも可能。休日や休暇を利用したリアルタイム授業と、スキマ時間に学習できるeラーニングを活用して、スキル習得を目指せます。
カリキュラムは現場に即した実践的な内容になっており、基礎知識、プランニング、広告運用だけでなく、ビジネススキルとキャリア講座まで幅広い分野を学習できます。習得した高いスキルが評価され、内定獲得に繋がったという卒業生の声もあるほどです。
WorX MARKETING CLASSで特筆すべき点が、手厚い転職サポート体制です。転職成功が前提のスクールなので、求人を3,000件以上も保有しており、専任アドバイザーによる徹底したサポートによって転職活動を二人三脚で伴走してくれます。また希望するキャリアや働き方を実現できるよう平均13回もの面談が設定されており、転職サポート期間が無期限というのも特徴的。「本気で転職を成功させたい!」と考えている人におすすめです。
インターネット・アカデミー
出典:インターネット・アカデミー料金 | 184,800円 |
受講期間 | 学習目安16~32時間(最長1年間) |
転職支援 | 就・転職用オリジナルサイト制作のアドバイス可 |
ポートフォリオ開発 | 就・転職用オリジナルサイト制作のアドバイス可 |
返金保証 | 調査中 |
開講時間 | オンライン質問対応はサポート時間内 |
教室/授業形式 |
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こんな人におすすめ | 自分の生活に合った授業スタイルを選びたい人 |
サポート体制 |
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学べるスキル |
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教室所在地 | オンライン |
運営会社 | インターネット・アカデミー株式会社 |
公式HP | インターネット・アカデミー |
IT業界の最先端で活躍する現役のプロが講師を務めるのは、インターネット・アカデミーです。授業スタイルは、自分のペースで学べるオンデマンド授業とライブ授業、マンツーマン授業やフリーレッスンなどを採用。オンラインでも通学スタイルでも学べるから、マーケティング初心者でも質問しやすい環境であることがメリットです。
インターネット・アカデミーのWebマーケティング向けコースは、以下の通りです。上記のなかで受講料が最大70%オフになるのは、Web担当者コースとIoTエンジニア育成コースです。なかでも、Webマーケティング初心者向けなのは、Web担当者コース。Webマーケティングのノウハウから効率的な集客方法まで学習できます。カリキュラムのなかで学べるスキルは、JavaScriptやPhotoshop、Dreamweaverなどです。
なお、Web担当者コースの受講料は605,660円(税込)で、受講期間の目安は4~6ヵ月となっています。分割払いにすれば、月々の支払いは18,150円(税込)となるので、費用を抑えてWebマーケティングを学びたい人にもおすすめ。
授業内容が気になる場合は、完全無料の7日間体験レッスンを利用してみましょう。公式サイトには、Webマーケター向けのコースの特徴が紹介されている10分間の無料動画も用意されています。
SHElikes(シーライクス)
出典:SHElikes料金 |
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受講期間 | 2〜3ヶ月 |
転職支援 |
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ポートフォリオ開発 | 調査中 |
返金保証 | 入会申込日から8日間以内は契約解除及び全額返金可能 |
開講時間 | 「もくもく自習室」(Zoom)は24時間利用可能 |
教室/授業形式 | オンライン、通学 |
こんな人におすすめ | デジタルマーケティングの基礎から学びたい人 |
サポート体制 |
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学べるスキル | デジタルマーケティングの基礎 |
教室所在地 | 銀座、名古屋、梅田、オンライン |
運営会社 | SHE株式会社 |
公式HP | SHElikes |
定額で30種類以上のスキル(※2023年6月22日時点)が学び放題なのは、SHElikesです。女性向けのオンライン完結型のスクールだから、育児中のママやキャリアアップを目指す女性などが受講生の大半を占めています。Webマーケティングだけではなく、Webデザインやライティング、プログラミングなども学べるため、幅広いスキルを習得したい人向けのスクールだといえますね。
SHElikesの「Webマーケティング」は、全6レッスン。Webマーケターに必要な基礎知識からデジタルマーケティング施策の概要まで学習できます。副業や転職、フリーランスを目指したい人が受講している傾向があります。
学習につまづいてしまったときには、Webかオフラインで講師に質問することが可能です。さらに、卒業後にスムーズに案件が取得できるよう、キャリア相談できる環境が整えられています。受講料は、1ヵ月プランが16,280円(税込)、6ヵ月プランが93,280円(税込)、12ヵ月プランが162,800円(税込)となっています。
気になる場合は、無料カウンセリングや無料体験レッスンを利用してみましょう。体験レッスンはオンラインで受講できるから、育児や仕事の隙間時間にも利用しやすいことが魅力です。
Webマーケターに向いていない、やめとけと言われる人の特徴
Webマーケターに向いていない人や「やめとけ」と言われてしまう人の特徴は以下の2つ。参考:Webマーケティングはやめとけ?
数値と向き合う分析などが苦手
数値と向き合うことや分析が苦手な人は「Webマーケターになるのはやめとけ」と言われてしまうことが多いようです。Webマーケターを起用する目的は企業の業績アップであるため、数字を見てロジカルに状況を判断できなくては仕事になりません。現在の課題がわからない人や自走力がない人も「やめとけ」と言わてしまう人の特徴の一つです。
新しいことに取り掛かるのが苦手
インターネットやSNSのアルゴリズムは日々変化しており、常に最新の情報を取り入れて順応する必要があります。Webマーケティングを学び続けたり新しい施策を取り入れたりといった柔軟な思考であればWebマーケターに向いているといえます。新しいことに取り掛かるのが苦手な人や新たな施策を考えるのが苦手な人の場合、「Webマーケターに向いていない」「Webマーケターはやめとけ」と言われてしまうことがあります。
未経験からWebマーケターになる方法
未経験からでもWebマーケターになることはできます。主な方法は、以下のとおりです。- IT企業やWeb企業でWebマーケターとして就職・転職する
- Web関連企業に就職・転職して、Webマーケターを目指す
- 個人でWebサービスやブログを運用し、実践で経験を積む
- スクールに通ってWebマーケティングを学んで、転職する
参考:未経験からWebマーケターになるには
IT企業やWeb関連企業でWebマーケターとして就職・転職する
IT企業やWeb関連企業では、Webマーケターの求人が多く見られます。応募して採用されれば、Webマーケターとして働くことが可能です。インターネット広告市場の拡大・マーケティング施策の多様化により、Webマーケターの市場ニーズは高まっています。「未経験可」とする企業はさまざまあり、未経験からの就職・他業種からの転職も不可能ではありません。
ただし未経験OKの求人は、ポテンシャル採用であることがほとんどです。応募先にもよりますが、20代半ばを過ぎてWebマーケターを目指す場合は、採用面接でアピールできるスキル・実績を身に付けることが必要となります。
参考:Webマーケティング転職に強いエージェント
Web関連企業に就職・転職して、Webマーケターを目指す
Web関連企業に就職してWeb周りの知識を付けた後、マーケティング部署に異動願いを出すのも有効です。例えばWebサイト制作やインターネットメディア運営などの仕事は、Webマーケターとリンクする部分があります。これらの知識やスキルを身に付けておくことは、Webマーケターとして活躍する上で役立つはずです。
Web関連企業に就職・転職したら、まずは与えられた仕事をしっかりとこなしましょう。配属された部署で高い評価を受ければ、異動願いも出しやすくなります。「Webマーケターになりたい」という希望も、スムーズに実現できるかもしれません。
個人でWebサービスやブログを運用し、実践で経験を積む
未経験からWebマーケターになれるとはいえ、Webマーケティングの実績や経験を持つ方が転職に有利なのは間違いありません。企業に応募する前に、Webサービスやブログ・SNS等を運用して実績作りに励むのもおすすめです。Webサービスやブログを始めるにあたっては、Webマーケティングの基礎を学ぶことが必要となります。書籍や無料動画等を利用して、原理や手法・施策の有効性についての理解を深めてください。
自身で考えて打ち出した施策によって効果が出れば、就職・転職時の実績として提示できます。
スクールに通ってWebマーケティングを学んで、転職する
「現場レベルのスキルを身に付けて、スムーズにWebマーケターとして活躍したい」と考える人は、Webマーケティングスクールで専門知識・スキルを学ぶのがおすすめです。Webマーケターはツールを使ってデータ分析を行ったり、コンバージョンを得るための施策を選択したりする必要があります。ツールの知識や数字を見て状況を判断するスキル・施策の有効性を判断するスキルは、独学のみで簡単に身に付くものではありません。
「Webマーケティング現場をよく知るプロ講師に学べる」「Webマーケティングに必要な内容が網羅されたカリキュラムで効率よく学べる」などのメリットがあるスクールは、本気でWebマーケターを目指す人にとっては非常に有益です。
またWebマーケティングスクールによっては、転職・独立のサポートが充実しているところもあります。Webマーケティング業界と強いコネクションを持つスクールで学べば、転職もスムーズです。
Webマーケティングスクールおすすめ講座18選【2024年最新版比較】
この記事では、おすすめのWebマーケティングスクールの講座内容・料金を分かりやすく一覧で比較しています。未経験からの挑戦、在宅勤務(リモートワーク)、フリーランス独立など、自由な働き方を実現。教育訓練給付金や関連する資格など、Webマーケティングスクールに関する知識をまとめました。
この記事をcoeteco.jp で読む >コエテコでは実際にWebマーケターの仕事内容について取材をしていますので、ぜひご覧ください。
出典:(取材)Webマーケターの1日のスケジュールは?求められる成果やリアルなお仕事事情を現役マーケターに聞く
WebマーケターとWebディレクターの違い
WebマーケターとWebディレクターの違いをまとめると、以下のようになります。Webマーケター | Webディレクター |
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WebマーケターとWebディレクターは「Web」部分が同じだけで、役割や業務内容は全く異なります。
両者の業務内容について詳しく見ていきましょう。
Webマーケターの業務内容
Webマーケターは、Web上でマーケティング活動を行うのが仕事です。顧客ニーズを探るための市場調査・分析はもちろん、分析結果に基づく仕様の提案から商品の認知度アップのための広告宣伝・プロモーション活動の効果検証まで、幅広い業務を担当します。
Webマーケターが行う主なマーケティング施策は以下のとおりです。
- SEO(Search Engine Optimization)
- LPO(Landing Page Optimization)
- 広告管理
- SNS運用
- アクセス解析
- データ分析
- 回遊施策
Webマーケターに求められるのは、Web上で商品やサービスが売れる仕組みを作ることです。
集客・販売・再訪促進のサイクルがスムーズに回るよう、Webマーケターは適切なタッチポイントの設置・ユーザーを満足させるWebコンテンツの提供・精度の高いアクセス解析などを実施しなければなりません。
Webマーケターは、担当したWebマーケティング施策の成果について責任を負います。
Webディレクターの業務内容
Webディレクターは、Web制作のプロジェクトを取りまとめる責任者です。Webサイトの企画立案からチームメンバーの割り当て・進捗管理まで、Webサイト制作に関わるあらゆるフェーズを取り仕切ります。Webサイト制作における「現場監督」のようなものと考えればよいでしょう。
Webマーケターがマーケティング施策にのみ責任を負うのに対し、Webディレクターはプロジェクト全体の進行や品質に責任を負います。プロジェクトの進捗管理はもちろんクライアントとの折衝が必要になる場面も多いため、スケジュール管理スキル・コミュニケーションスキルは必須です。
Webディレクターはどちらかというと管理職的な面が強く、誰でもなれるものではありません。Webデザイナーの中でもマネジメントスキル・スケジュール管理能力・コミュニケーションスキルの高い人が職務に就く傾向です。
マーケティング専門であるWebマーケターとWeb制作の監督者であるWebディレクターは、根本からして違います。
参考:Webディレクターに向いている人
参考:Webディレクタースクール
Webマーケターの仕事の進め方
Webマーケティングでは、PDCA(「PLAN=計画」「DO=実行」「CHECK=確認」「ACT=改善」)を意識した戦略・施策立案が必須です。大まかには、以下の流れでマーケティング業務を進めていきます。
1. ゴール設定:Webマーケティングで目指す目標を決める「業界シェア拡大」など
2. ターゲットの決定:集客したいユーザー層・属性を絞り込む
3. 手法の選定:使用するマーケティング手法や組み合わせを検討する
4. 施策の実行:具体的な目標(KGI・KPI)を設定した上で施策を実行する
5. 効果測定:定量・定性データから効果を測定する
6. 課題の抽出:改善点を見つけ出す
7. 再実行:改善策を実行する
マーケティング施策を実行する上で重要なのは、ゴール設定と目標設定です。
ゴール設定とは、「マーケティング施策の実施によって何を成し遂げたいか」を明確化することを指します。「売上をアップしたい」「認知度を高めたい」といった、抽象的なもので構いません。
一方目標は、具体性が重要です。ゴールを達成するために長期目標・短期目標を立て、確実な成果を目指します。
具体的には、KGI (Key Goal Indicator:重要目標達成指標)を『売上10%アップ』とし、KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)を『Webサイトのトラフィックを 20% 増やす』などにするなどです。
ゴール・目標を設定し施策を実行した後は、1~3カ月経ってから効果を測定します。
手法によって効果が出るタイミングは異なるため、効果測定のタイミングを適切に見極めてください。期待できる効果が上がらない場合は、適宜手を加えて施策の改善を図ることが必要です。
Webマーケティングでは、これらのサイクルを回し続けて売上の維持・向上を目指します。
参考:Webマーケティングは独学でも習得可能?勉強方法を解説
Webマーケティングの仕事内容まとめ
Webマーケティングの仕事内容は、Webサイトの運用やWeb広告の出稿を利用して見込み顧客の獲得を狙う、施策のすべてです。主な施策として、SEOやリスティング広告、LPOなどが挙げられます。Webマーケティングの施策は日々進化しているので、柔軟に対応でき、論理的な思考力をもった人がWebマーケターに向いているといえます。
また、未経験からでもWebマーケターになることは可能です。基本的に実践での経験を積むしかないので、IT企業やWeb企業に就職し、Webマーケターを目指しましょう。