この記事では「AIについて興味はあるけれど取り組むべきことがわからない」「最近よく聞く生成AIって何?」と悩んでいる人に向けて、AIを習得するためのおすすめ勉強方法を3つご紹介していきます。
記事後半では、AIの勉強手順を3STEPで簡潔にまとめましたので「何から手を付けていいかさっぱり…」という初心者の人もぜひ参考にしてみてください。
【前提】AIを勉強する目的・意義を明確化しよう
無計画に勉強を始める前に「AIを勉強したい」と考えた理由を今一度思い返してみることをおすすめします。というのも、一言にAIと言ってもできることは多岐にわたるため、目的がないと何のために勉強しているのかがわからなくなってしまうからです。早期に挫折してしまう原因となってしまうでしょう。参考までに、AIの活用事例についていくつかご紹介します。
- 車の自動運転
- 翻訳サービス
- 音声アシスタント
- お掃除ロボット etc...
上記はほんの一例で、医療・建築といった現場でも積極的に採用されていますし、昨今注目を集めているチャットボット「ChatGPT」もAIで実現しているサービスの一つです。このように「とりあえずAIを学んでみたい」では決して学びきれないほど膨大な分野であることを、十分理解しておくべきでしょう。
「なぜAIを身につけたいのか」「身につけたAI知識を使って具体的に何を作りたいのか」といったことを深く自問自答し、AIを学ぶ意義を明確にしたうえで勉強を始めるようにしてください。
社会人がAIを勉強するメリット
ここでは、社会人がAIを勉強するメリットを紹介します。市場価値を高められる
社会人がAIを勉強するメリットとして、自身の市場価値を高められる点が挙げられます。IT人材の需要は、テクノロジー技術の発展と共に大きく伸び続けています。
経済産業省が平成28年6月に公表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査1」によれば、2030年にはIT人材の不足は最大で約79万人に拡大する可能性があると試算されています。
“IT人材不足”は、IT業界に関わる人でなくても、もはや頻繫に耳にする事象でしょう。
新しいビジネスの担い手としてAIやビッグデータを使いこなし、付加価値の創出や革新的な効率化を図ることを期待されるIT人材の需要は、今後もより一層高まると考えられます。
そのような背景もあり、AIを学ぶことは、社会人として優位性を獲得する1つの手段と言えるでしょう。
引用:経済産業省『IT 人材需給に関する調査』
AIの活用法を理解できる
AIの活用法を理解できれば、自社における事業にどのようにリンクさせていくか、自身の仕事にどう活用していくかを考えられるようになります。今ある情報・人材・事業などのあらゆる資産をAIを軸とするテクノロジー技術に関連付けることで、新しい事業やサービスの創出が可能になるでしょう。さらには競合とも差別化を図ることができるようになったり、既存の商品に新しい価値を生み出すこともできるようになります。
社会人がAIを習得・学習することは、新たな可能性を秘めたビジネスチャンス創出の第一歩と言えるかもしれません。
ー私たち一般の消費者もAIの知識を身につける必要はあるのでしょうか?出典:(取材)AIを活用し、活躍するビジネスパーソンを育成。日本ディープラーニング協会が目指す、一億総AI人材社会
これからどんどんAIが当たり前の世界になっていくと考えられますので、知識を身につけておいて損はないと思います。ただ、身につけようと構えなくても、知らず知らずのうちに理解して受け入れていると思いますよ。例えば宅配業者のクロネコヤマトでは一部のサービスでAIオペレーターが電話対応をしていますし、フリマサイト大手のメルカリでも、あらゆるシステムにAIが活用されています。すでにAIが当たり前の社会に生きていると言えるかもしれません。
AIを習得するためには何から始める?おすすめの勉強方法は?
ここでは「AIを使えるようになりたいけれど、勉強の仕方がわからない!」といった人に向けて、おすすめのAI勉強方法について3つご紹介していきます。AIを身につけるための道筋は1つではありません。ここで紹介する方法のどれを選択するかは学習者次第になりますので、自分に合った方法で進めてみてください。本(参考書)で勉強する
「そもそもAIがどういうものかわからない」「まずは気軽にAI・プログラミングの世界に入ってみたい」といった完全初心者の人には、本(参考書)を用いて勉強することをおすすめします。主なメリットは以下の通り。
- 時間に縛られることなく、自分のペースで学習を進めることができる
- 勉強を始めるためのコスト(初期費用)が少なくて済む
- ネットにある無料教材・サイト等よりも情報が信用できる
本業に勤しむかたわらでAIも勉強しようとなると、どうしても時間が足りなくなってしまいがち。書籍であれば、講師を呼んだり教室に足を運んだりする必要がないので、スキマ時間でも効率よく学習に励むことができるでしょう。そのほか、一般的に書籍は「編集者の校正」を突破したもののみが販売されているため、ネットなどに転がっている情報と比べて「信頼性が高い」「わかりやすい」といったメリットもあります。
また、書籍は高くても数千円程度の買い切り。出費が小さいので、初学者にありがちな「初めては見たものの、自分には合わなそうかも…」と挫折してしまった場合の金銭的負担が抑えられるのも嬉しいところでしょう。
参考:プログラミング独学は何から?
勉強会に参加する
AI勉強に際して「まとまった学習時間を確保できる」という人には、各所で開催されている勉強会に参加するという方法もあります。講師の指導の下で学習を進められるので、本やネットによる独学では挫折してしまいそう/してしまったという人に特におすすめです。AI等のテック系イベント・勉強会を探すのには、以下のようなサイトが便利でしょう。「AI」や「人工知能」といったキーワードで検索すれば、目当ての勉強会がきっと見つかるはず。
- Doorkeeper
- TECH PLAY
- connpass
オフライン限定開催の勉強会も多いですが、基本的には無料で参加できるものがほとんど。費用を抑えつつ独学の不安も解消できるので、利用してみる価値は十分ありますよ。
Web教材・プログラミングスクールを活用する
「なるべく遠回りせず、最短でAIを活用できるようになりたい」という学習意欲の高い人は、有料のWeb教材やAIが勉強できるAIが学べるプログラミングスクールを利用するといいでしょう。必要な知識が体系的に学べるようにカリキュラムが組まれているので、本やネットから自分で情報を集めて独学するよりも圧倒的に効率的です。Web教材やスクールを活用すれば、大抵は「講師のサポート」や「質問できる環境」が付帯するので、モチベーション高く学習を継続していけるはずです。独学に自信がない場合には、各種教材の利用も検討して損はないでしょう。
参考:おすすめのプログラミングスクール
また、生成AIなどのプロンプトを学習できるスクールも増加しています。
参考:プロンプトエンジニリングスクール
AIの効率的な勉強手順3ステップ
ここまで、AIの勉強方法には複数の手段があることを説明してきました。一方で「何から・どんな順番で手を付けていったらいいのかわからないな…」と悩んでいる人もきっといるはず。そこでここからは「AIの勉強手順3STEP」として、初心者がAIの勉強を始める際の基本的な流れをご紹介していきます。「なるべく効率よく学習を進めたい」と考えている人、必見です。- AIを深く理解するために「数学」を身につける
- プログラミング言語「Python」や機械学習を学ぶ
- 自分の目的に合わせて「必要となるスキル」を補う
AIを深く理解するために「数学」を身につける
AI・プログラミングといった技術系分野は、数学をはじめとするさまざまな数理科学系の知識が関わっています。いきなりAI自体の学習を始めるよりも、基礎的な部分だけでも数学を身につけておいた方が、学習の理解度が全く変わってくるはず。以下に「AIを身につけるならぜひ学んでおきたい数学の分野」の例をまとめました。
- 微分積分
- 線形代数(回帰分析)
- 確率統計 etc...
ただAIを作るだけであれば、数学の知識が問われない場合も当然あります。しかし「このAIの中身はどうなっているのか?」といった技術的な視点で考えられるワンランク上のAI人材になるためには、少なくともここで紹介した3分野の数学知識は身につけておいた方が良いでしょう。
プログラミング言語「Python」や機械学習を学ぶ
AI開発の現場では、プログラミング言語に「Python」を用いるのが一般的。本格的なプログラム構築はできないまでも、コードを記述するうえで基礎となる知識は身につけておいたほうが良いでしょう。具体的には、以下のような内容が該当します。
- データ構造(リスト・タプル・辞書・集合)
- 関数
- クラス
- 各種演算子(算術演算子・比較演算子・論理演算子) etc...
また、AIとは切っても切り離せない「機械学習(深層学習)※」に関してもぜひ理解しておきたいところ。
* 機械学習とは…AIにおけるデータ分析手法のひとつ。与えられたデータをコンピューター(機械)が自ら学習し、そのデータに潜むルール・規則性を見つけ出す。
先ほど述べたプログラミング言語「Python」を用いれば、機械学習のアルゴリズム(作業手順)を実装することが可能です。Pythonには機械学習を行ううえで便利な機能(ライブラリ・フレームワーク)が多数用意されているので、ある程度基礎を学び終わったら機械学習にまで手を広げてみることをおすすめします。
参考:プログラミング言語「Python」について徹底解説
自分の目的に合わせて「必要となるスキル」を補う
数学・Python・機械学習まで勉強したら、AIに関する基礎はあらかた身についたと言ってもいいでしょう。ここからは、冒頭でも触れた「自分がAIを利用する目的」に併せて、不足するスキルを補っていくことになります。というのも「AIを作る人」「AIを使う人」「AIを提案する人」といったように、AI活用の選択肢にも複数あり、その一つ一つで求められる技術が異なってくるからです。
-
AIを作る人:AIエンジニア
必要となるスキル…さらに踏み込んだ数学知識・プログラミング技能など -
AIを使う人:データサイエンティスト
必要となるスキル…デジタルリテラシー「D-Lite」、統計学の知見 -
AIを提案する人:データアナリスト
必要となるスキル…マーケティングスキル、プロジェクト管理能力
基礎を学び終わった後は「一人ひとりやらなければいけない勉強内容が異なってくる」ということを覚えておきましょう。自分の目指すキャリアを実現するために、あとは何を身につけたらいいのかを熟考し、必要になるスキルをあぶり出していってみてください。
参考:データサイエンティストの年収はいくら?仕事内容も解説
AIの勉強ができるスクールおすすめ4選
AIについて効率的に学ぶにはデータサイエンススクールの活用がおすすめです。独学でつまずきやすい箇所も、スクールなら講師のサポートを受けられるため、挫折せずに学習に取組やすいでしょう。ここではおすすめのAIスクールを紹介します。データラーニングスクール
未経験者からデータサイエンティストになりたい人におすすめなのは、データラーニングスクールです。多くの利用者がさまざまな職種から、データアナリストやデータ分析コンサルなどの職種へ転職を成功させています。データラーニングスクールは、オンラインコミュニティで共に励まし合える仲間が見つかりやすいことが強みです。現役データサイエンティストが丁寧にメンタリングを行うため、気軽に質問をしやすい環境が整えられています。入会金は110,000円(税込)となっており、コーチングプランは448,000円(税込)で利用することが可能です。
Aidemy Premium(アイデミープレミアム)
Aidemy Premium(アイデミープレミアム)は、未経験から3ヶ月でAIを使いこなせる知識やスキルを身につけることを目指すスクールです。例えば「AIアプリ開発講座」や「自然言語処理講座」では、画像認識や自然言語処理などのAI技術を活用し、プログラミング言語Pythonによってオリジナルプロダクトを作成できるスキルを学べます。
いつでも質問できる体制や、学習の進捗が遅れ気味のときには声掛けがあるのも特徴です。効果的なサポートにより、学習に対するモチベーションを維持しやすいでしょう。
.Pro(ドットプロ)
.Proは、プログラミング未経験からAIに関するプログラミング技術を学べるスクールです。
本スクールの一番の特徴は、業界最安値水準となる228,000円(税込)で一通りの技術を学べるリーズナブルな料金。価格を抑えつつも毎回対面式で現役エンジニアから講義を受講できるため、プログラミング的思考や細かなニュアンスも、その場で解説を受けられる環境があります。動画講義やテキスト講義に不安がある人も.Proであれば、満足できる学びを得られるのではないでしょうか。
なお.Proでは、現役エンジニアから直接講義を受けられる他、下記サポートも提供されています。
- 24時間オンラインチャットサポート
- 学習進捗管理
- ポートフォリオ作成サポート
- 転職時のキャリア相談 など
AIに関するプログラミングスキルを学びたいと明確に目標を定めている人は、ぜひ受講を検討してみてはいかがでしょうか。
DMM WEBCAMP学習コース
転職や副業が目的でAIを勉強したい方は、DMM WEBCAMP学習コースがおすすめです。完全無料で転職・副業をサポートしてもらえるため、学習の効果を最大化しやすいでしょう。未経験でも短期間でスキルアップできる独自のカリキュラムが用意されており、最短で成果を出したい方に向いています。
学習をスムーズに進められるよう、現役エンジニア講師が週に2回(1回25分)定期メンタリングを実施。1週間の振り返りや改善点の洗い出し、疑問点の解消などを行っています。マンツーマンのメンタリングにより、学習が効率よく進められるようになり、挫折のリスクも減らせます。
キカガク
40以上の講座が無期限で見放題になるキカガクには、AIに関する講座も複数用意されています。資格試験やリスキリングに向け、これまでに受6万人以上が受講しているスクールです。初めてAIについて学ぶ場合、理解が難しいこともあるかもしれませんが、チャットで何度でも質問できるため、分からないところを残しません。学習内容はもちろん、勉強方法や学習スケジュールに関する質問も可能です。定期的に1対1のメンタリングも実施しているため、相談しやすい環境が整っています。また希望のタイミングで転職支援サポートを受けられるのもメリットです。
AIの勉強ができるおすすめWeb教材
続いて、AIの勉強ができるおすすめWeb教材を紹介します。AIについて少しずつ勉強したいと考える人は、まずWeb教材などから学習を進めてみましょう。
SAMURAI TERAKOYA
SAMURAI TERAKOYAは、月額2980円(税込)から始められる日本最安級のサブスク型プログラミングスクールです。未経験から即戦力エンジニアになるための実践型教材が50種類以上用意されており、好きな時に好きな場所で学習に取り組むことができます。
動画視聴型の教材になるため「挫折してしまわないか?」と、心配になる人も少なくないでしょう。
その点、SAMURAI TERAKOYAでは、月に1回レッスンチケットが付与されます。レッスンでは現役のエンジニアと1対1で学習における悩みや転職、作りたいWebサービスについてなど様々なトピックの相談ができます。
また質問コーナーでは、Google検索で解決できなかった抽象度の高い質問にも現役のエンジニアが即時回答。
このように、独学で挫折した人も改めて学習に取り組める環境が整っています。
費用を抑えてAIの勉強を始めたい人にピッタリのWeb教材です。
ドットインストール
ドットインストールは、初心者や独学の人でも無理なく勉強が続く3分動画プログラミング学習サービスです。本Web教材の特徴は、全ての動画が3分で完結する点。Web制作の基礎や子供向けのゲーム制作レッスンの他、システム開発にまつわる講座など全て3分以内に終了するため、気軽に学ぶことができます。
現在は、511レッスンを 7,728本の動画が提供されています。
なお無料会員の場合は、74レッスンの動画が無料視聴できます。
プレミアム会員にグレードアップすると、全ての動画を視聴できるだけではなく、256timesへのアクセスや先生への質問も可能になります。
256timesでは、自らコードを書いたり、日替わりの課題でに取り組めます。読み書きできる参加型のプログラミング勉強会の場であり、実際に手を動かしながら学習に取り組める点も嬉しいポイントと言えるでしょう。
なお、プレミアム会員の費用は1,000円/月とリーズナブル。
スキマ時間を活用し、AIの学習を始めてみたい人にピッタリのWeb教材です。
無料会員 | プレミアム会員 |
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AIの勉強におすすめの本
ここではAIについて勉強する際に、ぜひ一緒に読んで頂きたい本を紹介します。一般教養としての人工知能入門
文・理を問わず体系的にAIが学べる画期的な教科書! 人工知能(AI)の第3次ブームが来ていると言われて久しいが,ディープラーニングを中心とした機械学習による本格的な社会実装が始まっているのが大きな特徴でもある. 2021年度より文・理の区別なく大学初学年からAIに関する教育が実施されることが文科省で決まり,AI技術は本格的な過渡期に突入しようとしている ...
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