Chromebookでプログラミング学習!子どもにおすすめの理由や選び方を紹介
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「プログラミング学習に使えるパソコンを購入したい」と考えるご家庭は、子どもが使い慣れているChromebookから最適な1台を探してみてはいかがでしょうか。
本記事では、子どものプログラミング学習にChromebookがおすすめの理由や、端末を選ぶポイント、さらには、Chromebookで学べるオンラインプログラミングスクールをご紹介します。
参考:GIGAスクール構想に関する各種調査の結果について|文部科学省
プログラミング学習にChromebookをおすすめする理由
Chromebookは以下のような特徴があり、プログラミング学習用端末に最適といわれています。- 起動・動作が速い
- 価格が安価
- 適切な学習環境の構築が容易
それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。
起動・動作が速い
パソコンの起動や動作が速いと、プログラミング学習中のストレスがありません。子どもの集中力が途切れず、プログラミング学習に集中しやすくなります。Chromebookの起動・動作が速いのは、「ChromeOS」を搭載しているためです。
ChromeOSとは、GoogleがLinuxカーネルを元に独自に開発した、ブラウザベースのOSのこと。WindowsやMacOSと比較して起動や動作に必要なプロセスが少なく、メモリやCPUの使用量を抑えられます。
操作の快適性は、Chromebookの大きな魅力といえるでしょう。
価格が安価
ChromebookはWindowsやMacOS搭載のパソコンと比較して、安価な傾向です。子ども用端末として気軽に購入しやすく、家計の負担を抑えられます。ChromeOSはGoogleが無償で提供しており、ライセンス料が発生しません。加えてソフトウェアはオープンソースのものが多く、Chromebookはソフトウェアの料金も低く抑えられています。
またブラウザベースのChromeOSは、データの保存にクラウドを活用するのも特徴です。WindowsやMacOSに比べて本体のメモリやCPUの使用量が少なく、スペックの低いハードウェアでも十分に動きます。部品代を安く抑えられることから、製造コストも安価です。
ソフト面・ハード面ともに高コスパで作られているため、エントリーモデルなら1万円台で購入できるものも見つかります。
適切な学習環境の構築が容易
Chromebookは、「フィルタリングをかけやすい」「オンラインゲームで遊びにくい」などの点も魅力です。子どもにパソコンを与えると、プログラミング学習以外の用途で使ってしまうリスクがあります。Chromebookならフィルタリングをかけることで有害サイトの閲覧を防いだり、利用時間を制限したりすることが可能です。
またChromebookはインストール型のゲームに対応しておらず、遊べるゲームが限られます。高負荷なゲームには対応できない機種も多く、WindowsやMacOS対応のパソコンほどゲームを楽しめません。
「子どもがゲームで遊ぶのでは……」と不安なご家庭にとって、Chromebookはとくにメリットが大きいといえます。
子どもChromebookはどう選ぶ?プログラミング学習におすすめのスペック
Chromebookは1万円台から購入可能とはいえ、スペックが低すぎると学習に支障が出るかもしれません。子どもの学習用Chromebookを選ぶとき、チェックしたいポイントをご紹介します。CPU
CPUとは、コンピューターの機能を司る「頭脳」のようなパーツです。低スペックなCPUを搭載したChromebookを選んでしまうと、動作が重く学習が進まなくなるリスクがあります。現在のところ、CPUの種類はIntelの「Core」シリーズとAMDの「Ryzen」シリーズが主流です。プログラミング学習に使うなら、Core i5 / Ryzen 5以上を搭載したChromebookだと、ストレスを感じにくいでしょう。
ストレージ
ストレージは、パソコンのデータを記録する場所です。システムやアプリのデータが入るため、容量が少ないとすぐにいっぱいになってしまいます。ストレージに余裕がないと動作が遅くなり、プログラミング学習に支障が出るかもしれません。Chromebookを選ぶときは、最低でも64GB以上がおすすめです。余裕を持たせるなら、128GBを選択してもよいでしょう。
メモリ
メモリは、CPUの処理に必要なデータを一時的に保存する場所です。容量が少ないと、CPUが1度に処理できる情報が少なくなります。Chromebookの処理速度が遅くなり、快適な学習が困難です。快適な操作性を求めるなら、8GB以上のChromebookを選んでください。
ディスプレイ
ディスプレイは、小さすぎると見にくくなります。11~14インチ程度を選ぶと、携行性と見やすさを両立できるでしょう。なお14インチとは、A4サイズくらいの大きさです。
文部科学省が推奨するChromebookのスペック
以下は、文部科学省が「GIGAスクール構想の実現標準仕様書」で推奨しているChromebookのスペックです。前項まででご紹介したスペックよりもやや低めの数値ですが、「学校に準拠したい」というご家庭は、文部科学省の提示するスペックを参考にしてみてください。
- CPU:Intel Celeron 同等以上 2016 年 8 月以降に製品化されたもの
- ストレージ:32GB以上
- メモリ:4GB以上
- ディスプレイ:9~14 インチ(可能であれば 11~13 インチが望ましい)タッチパネル対応
家庭でのプログラミング学習を充実!おすすめのオンラインプログラミングスクール
Chromebookを購入すれば、オンラインでのプログラミング学習が可能となります。「家庭でも質の高い学びを」と考えるなら、気軽に学べるプログラミングスクールの受講を検討してみてはいかがでしょうか。ここからはおすすめの子ども向けオンラインプログラミングスクールをご紹介します。
LITALICOワンダーオンライン
LITALICOワンダーオンラインは、生徒2人までの少人数授業を行っているプログラミング・ロボット教室です。継続して受講する子が多く、継続率は驚異の97%。子どもの興味や個性、つくりたいものに合わせて自分のペースで楽しく学べる環境が好評なようです。オーダーメイド感覚で最適な内容を提案してもらえるのも、同教室の魅力。300以上の独自コンテンツと子どもの個性を掛け合わせ、一人ひと合った学びが提供されています。
4つのコースが用意されており、すべてオンライン授業を選択できるので、全国どこからでも受講可能です。5歳から高校生まで、年齢やスキルに応じて楽しみながら学べるでしょう。
コース名 |
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対象学年 |
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入学金 | 16,500円(税込) |
授業料 | 【教室受講】
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【オンライン受講】
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授業形式 | 教室受講、オンライン受講 |
無料体験 | あり |
【体験レッスン+口コミ投稿でAmazonギフトカードプレゼント】口コミ掲載数No.1!LITALICOワンダーオンラインの口コミ・評判・料金をわかりやすく紹介。カリキュラムや特徴など、気になる情報が満載
https://coeteco.jp/brand/litalico-wonder_online >
これからKIDSオンライン(現在募集停止中)
引用:これからKIDSオンライン (現在募集停止中のためアクセス不可)
子どもの「プログラミング的思考」の獲得をサポートするプログラミングスクールです。楽しい学び・質の高い授業に定評があり、ロボットコースからゲームコースまでさまざまなクラスが用意されています。
基本的には通学型のスクールですが、オンライン校なら全国どこからでも受講可能です。ChromebookでZoomを利用できるようにしておけば、月4回のライブ授業を受講できます。
授業内容は、実践的なコードを学ぶというよりは、身近なプログラミングに焦点を当てた内容です。プログラミングって何?というレベルの子どもでも、気軽に楽しく学べます。
毎月初めにおこなわれる第1回目のレッスンは、誰でも参加できる無料体験クラスです。授業内容や子どもとの相性が気になるご家庭は、ぜひ気軽に参加してみてください。
※2024年3月現在、募集停止中となります。
コース名 | オンラインコース (現在募集停止中) |
対象学年 | 4歳から中学生 |
入学金 | 不要 |
授業料 | 8,800円(税込)/月 |
授業形式 | 大人数型ライブ配信 |
無料体験 | あり |
デジタネ(旧 D-SCHOOLオンライン)
引用:デジタネ(旧 D-SCHOOLオンライン)
100以上あるミッションから、好きな教材を好きなだけ学べるオンラインプログラミングスクール。月額定額制で、どれだけ利用しても料金が上がりません。カリキュラムは難易度の低いビジュアルプログラミングから現場レベルのテキストプログラミングまでと幅広く、子どものレベルやニーズにマッチした学習が可能です。
基本的には子どもが動画で1人で学ぶ学習スタイルではありますが、月に1回のライブ授業や他の受講者と遊べるマルチプレイタイムなどがあります。コミュニティ機能も充実しており、他の受講者と気軽につながれるのが魅力です。
なお受講中の質問・疑問はチャットサポートや学習応援タイム(月1~2回)で解消できるため、学びが止まる心配はありません。パソコンに初めて触れる子どもには「パソコンの使い方講座」もあり、Chromebookを購入したばかりの子どもも安心です。
ただしカリキュラムによっては、Chromebookに対応していないものもあります。受講を検討するときは、Chromebookの対応可否について必ず確認してください。
コース名 | Scratchコース |
対象学年 | 小学3年生〜中学生 |
入学金 | 不要 |
受講料 | 年間プラン:3,980円(税込)/月・月々プラン:4,980円(税込)/月 |
授業形式 | オンデマンド型 |
無料体験 | あり |
プログラミング学習にChromebook利用する際の注意点
ここでは、プログラミング学習にChromebook利用する際の注意点を紹介します。自由度が低い
プログラミング学習にChromebook利用する場合、Google Playにあるアプリしか使用できません。WindowsやMacで使用できる学習アプリやシステムは利用できないため、学習ツールに制限がかかってしまうでしょう。
特に以前WindowsやMacで使用していたアプリがある場合、Chromebookへの利用に切り替えることで使用できなくなってしまうことも想定されます。その場合、Chromebookで使用できる自分に適した新しいアプリやシステムを探す必要があるでしょう。
基本スペックが低い
PC自体のスペックが低いため、オフラインでは大きなデータを利用出来ない可能性があります。特に動画などメモリ量の多いデータを編集する場合やローカル環境にデータ量の多い情報を保存したい場合は、対応しきれないケースもあるでしょう。
このようにダウンロードトラブルが生じたり、データの読み込みに時間がかかったりするなど、快適な動作環境を実現できない懸念も想定されます。
Chromebookの使用を想定している場合は、なるべくデータ容量の大きいモデルを選択しましょう。
オフライン作業がしづらい
Chromebookは、基本インターネットに接続した上で作業に取り組むことを想定しているため、オフライン環境では使用に制限がかかってしまいます。そのためプログラミング学習や作業にChromebookを用いることを前提とした場合、インターネット環境は必須になるでしょう。一部ドキュメントの編集などはオフライン状態でも可能ですが、一度保存されたデータはオンライン環境下でないと閲覧できません。家庭にインターネット環境がない場合やインターネット環境がない場所で作業に取り組むことを想定している場合は、Chromebookの利用は不向きかもしれません。
Chromebookで学習できるブログラミング
初心者向けの基本的なプログラミングは、Chromebookでも十分学習できる環境があります。なお、Chromebookで学習できるブログラミング言語には、次のような言語が挙げられます。
- Python
- Java
- Ruby
- PHP
ただし、C言語を用いたプログラミング環境を構築する場合は、Linuxをセットアップする必要があります。やや複雑な工程を踏む必要があるため、プログラミング初心者には難易度が高いと感じられるかもしれません。
Chromebookではむずかしいプログラミング
ゲームプログラミングなどの高度なプログラミングは、スペック的に難しいでしょう。その理由として、ゲームをプログラミングする際は、ゲームライブラリや高速なゲームエンジンが必要になります。しかし、Chromebookではスペック観点における利用時の条件を満たしにくく、快適な開発環境を構築できません。
ゲームプログラミングなどに取り組む予定のある人は、WindowsやMacの使用を推奨します。
小学生のプログラミング学習に最適なChromebook向けアプリ
続いて、小学生のプログラミング学習に最適なChromebook向けアプリを紹介します。ScratchJr
ScratchJr(スクラッチジュニア)は、小学校の授業でも利用される、プログラミング入門者向けアプリです。プログラミング用の図形ブロックを組み合わせ、キャラクターを動かしたり、ジャンプさせたりとブロックに見立てたコードを操作しキャラクターを動かします。
日本語にも対応している上にひらがな表記のため、低学年のお子さまでもストレスなく利用できるでしょう。
またアプリを強制終了しても自動保存してくれるため、うっかりブラウザをクローズしてしまった時でも続きからプログラミングを開始できる点は嬉しいポイントです。
参考:ScratchJr
Tynker Junior
Tynker Juniorは、簡単なゲームを作れる子ども向けのプログラミング学習アプリです。
世界中6,000万人の子どもたちに遊ばれている他、世界中の90,000を超える学校で使用されている実績を誇るとか。
提供されているコンテンツは、5つのパズルベースのアドベンチャーと2つのプロジェクト作成スタジオです。
5つのパズルベースのアドベンチャーは、次の5種。
- オーシャンオデッセイ
- ロボット!
- ワイルドランブル
- パニックパニック
- スーパースクワッド
いずれもゲーム感覚で取り組めるため、飽きずにプログラミングを学べるでしょう。
またプロジェクト作成スタジオは、「アートと音楽スタジオ」「アニメーションスタジオ」が用意されており、音楽やアニメーションを作成できるようになっています。
子どものクリエイティブな発想を刺激してくれるChromebook向けアプリと言えそうです。
参考:Tynker Junior
プログラミングゼミ
プログラミングゼミは、教育現場の声が反映された、子ども向けのプログラミング学習アプリです。
2023年5月からは、 セガの世界的人気ゲーム「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」とコラボを開始し、キャラクターが54体登場したり、背景やBGMがソニック仕様になったりと、さらに楽しめるようになりました。(2025年3月31日までの期間限定)
また豊富なコンテンツが集約されており、自分で作品を作ったり、パズルに取り組んだり、基本的なプログラミングを動画で学んだりできます。
さらには、他のユーザーが制作した作品も閲覧できるため、他のユーザーの作品を参考にしてさらに難しい作品の制作に取り組むこともできるでしょう。
参考:プログラミングゼミ
chromebookは子どものプログラミング学習入門に最適!
Chromebookは、多くの小学校で採用されているコスパのよいノートパソコンです。スペックや価格の幅が広いため選択肢も多く、プログラミング学習に使えるパソコンを探しているご家庭におすすめできます。ただし、高度なプログラミングになるとChromebookでは対応できません。子どもがより高いレベルの学びに進みたいと言い出したときは、WindowsやMacOS搭載のパソコンへの移行を検討しましょう。
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