Webデザイン業務に必要なパソコンのスペックは?CPU・メモリ・ストレージ等それぞれ解説

Webデザイン業務に必要なパソコンのスペックは?CPU・メモリ・ストレージ等それぞれ解説

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副業解禁等に伴って多様な働き方が認められてきた昨今、さまざまな職業の中でも「Webデザイン」に興味を持つ人は増えています。副業・フリーランスとしても人気が高く、教材やスクールが充実してきたこともあり「自分も始めたい」という人は多いのではないでしょうか。そこで一つ壁となるのが「どの程度のパソコンが必要なのか」といった点です。

この記事では「Webデザインを始めてみたいけど、どんなパソコンを買えばいいんだろう」と悩んでいる人に向けて、Webデザインに必要なパソコンのスペックを徹底解説していきます。本記事がパソコン選びの一助となれば幸いです。

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Webデザインに必要なパソコンのスペック

パソコンを買うときに見ておきたいポイントは様々ありますが、ことWebデザインに関しては、最低でも以下6点はしっかり抑えておくようにしたいところ。

  • OS
  • CPU
  • メモリ容量
  • ストレージ容量
  • GPU
  • ディスプレイ

価格やデザインだけで選んでしまうと「思ったように作業が進まない…」といった事態にもなりかねません。スペックの見方は覚えておいて損はないでしょう。

OS

まず最初に悩むのがOSの問題かと思います。具体的には「Windows」「Mac」のどちらがいいか、という内容ですが、ここは結論として「好きな方を選んでOK」。というのも、WindowsであろうとMacであろうと、スペック選択を間違えなければ「使い物にならない」といった問題が生じるケースはほぼないからです。

一つ注意点を挙げておくとすると、Macの方がハイスペック・良デザインにこだわられている分、価格が高い傾向にあります。Windowsのように価格重視のロースペックといった選択肢は基本存在しないため、初期費用がかさみがちな点には留意しましょう。

CPU

人間でいう脳みそに当たる部分が「CPU」です。パソコンのデータは基本CPUを通して演算が行われるため、CPUの性能が高ければ高いほど処理が早くなり、体感速度も向上します。「動作が重たい…」といったストレスを感じることなくパソコンを利用するためにも、特に重視したい部分です。

CPUには大きく「Intel製」「AMD製」2ラインナップがありますが、Webデザイン用途であれば、それぞれ「Intel Core i5」「AMD Ryzen 5」といったミドルスペック以上のものを選ぶと間違いないでしょう。


ロースペック ミドルスペック ハイスペック
Intel ~Core i3 Core i5 Core i7~
AMD ~Ryzen 3 Ryzen 5 Ryzen 7~

ただしこれらの中も世代ごとに違いがあるため、下記のCPU標記の見方を参考に、出来るだけ「世代」が最新のものを選ぶのがおすすめです。参考までに、2024年現在一番新しいものは「15世代」。ただし15世代からはグレードが「i X」ではなく「Ultra X」に変更になっている点には注意してください。


引用:mouse|CPUとは


メモリ容量

メモリ」はデータを一時的に保存しておく部分のことで、よく机の大きさに例えられます。メモリ容量が多い(机の上が広い)ほど一度にたくさんのデータを処理することができますが、メモリ容量が少ない(机の上が狭い)場合は少しのデータでもキャパオーバーとなり、処理が停滞してしまう、といったイメージ。

Webデザイン業務では、参考画像としてブラウザのタブを複数開きつつ、デザインソフトで編集作業を行うような「マルチタスク」が一般的。このような場合はメモリが少ないとスピード感に欠けてしまう恐れがあるため、最低でも16GB、余裕があれば32GB程度はメモリ容量を確保しておくといいでしょう

ストレージ容量

データの一時保存がメモリの役割であったのに対し、長期間保存することを目的としたパーツが「ストレージ」です。昨今はクラウドサービスや外付けストレージなども充実していますが、元のストレージ容量があまりに少なすぎると業務で困る場面も出てきてしまいかねません。512GBを基準として、もしあまり必要ないという人は256GBを、もう少し余裕を持たせたい人は1TBを検討するといいでしょう。

また、ストレージはデータを読み書きするという仕事もあるため、動作の速さも重要。いくつかの規格がありますが「M.2(エムドットツー)」のものを選べばまず間違いありません。読み書きの速さにこだわりたい場合には、その中でも接続タイプ「NVMe」がおすすめです。

GPU

主に画像データの処理及び画面への表示を担当するパーツが「GPU」です。基本的にはどのパソコンにもCPU内部に組み込まれている内蔵GPUがあるため、そのままでも処理自体は可能。しかしWebデザイン業務のような画像を多く取り扱う職業の場合、内蔵GPUではスペック不足で動作がもたつきかねません。

GPUはハイクオリティなゲームを遊ぶ際にも用いられますが、Webデザインではそこまで高性能でなくても大丈夫です。予算に合わせて、エントリー〜ミドルクラス程度のモノから選んでみましょう。以下に参考を記載しておきます。


メーカー クラス
GTX 1650 NVIDIA エントリー
RX 6500 XT AMD エントリー
RTX 3060 NVIDIA ミドル
RX 7600 XT AMD ミドル

ディスプレイ

Webデザインのようなクリエイティブ作業の場合には、ディスプレイ選びも重要。つい中身のスペックだけを重視してしまいがちですが、ディスプレイが不十分だと満足に仕事ができなくなってしまう可能性もあります。

中でも、特に気を付けたいのは以下3点。

  • 画面サイズ
  • 解像度
  • 色域

まず画面サイズですが、当然ながら大きければ大きいほど表示できる情報量が増え、作業効率が高まります。ノートパソコンなら15インチ、デスクトップパソコンなら21インチ程度が目安となりますが、この辺りは好みにもよるかと思いますので、実際に実機を確認してみるのがおすすめです。あわせて、フルHD(1920×1080)以上の解像度を持つものを選ぶと、鮮明な画像で作業が捗るはず。

そのほか、あまり聞き馴染みがない言葉かもしれませんが「色域」も重要。簡単に言うとそのディスプレイが表現できる色の範囲のことで、色域が狭いと完成品をいざ現物化したときに「思っていた色と違う…」なんて事態に陥ってしまいます。色域にも複数の規格がありますが「sRGB」かつ「90%以上」のものを選ぶといいですね。

Webデザイン初心者・未経験者がパソコンを選ぶ際のポイント

Webデザイン初心者・未経験者がパソコンを選ぶ際は、以下のポイントに気をつけましょう。

  • MacかWindowsか
  • sRGBに対応しているか
  • 本体の素材

MacかWindowsか

MacかWindowsかで悩まれる方が少なくないと思いますが、慣れているOSを選ぶのが一番です。

費用を抑えたいならWindowsがおすすめ。ソフトの選択肢が広く、初心者や未経験者でも扱いやすいでしょう。Macは、デザインをする際の作業性に優れているため、多くのWebデザイナーから人気があります。

MacかWindowsかよりも、前述したOSやCPU、容量などのスペックの方が重要です。

sRGBに対応しているか

sRGB(エスアールジービー)とは、国際電気標準会議(IEC)が定めた国際規格のことです。異なるデバイス間でも一貫した色を表現できるため、パソコンを選ぶ際にはチェックすべきでしょう。sRGBカバー率99%のパソコンなら、色の再現性が非常に高く、色鮮やかな画像や映像をモニターに映し出すことができます

フルHD解像度の一般的なモニターよりグラフィック作業を快適に進められるのもメリットです。デバイス間で互換性が高いため、初心者や未経験者とって扱いやすいというメリットもあります。

本体の素材

使いやすいパソコンにこだわるのであれば、本体の素材にも注目すべきです。熱がこもりやすい素材が使われているパソコンは、長時間の使用に向いていません。安価なものや小型パソコンは、熱がこもりやすいプラスチックを使用していることが多いため注意しましょう。長時間作業する場合は、金属製のパソコンがおすすめです。

Webデザイン用のパソコンはノート・デスクトップどっちにすべき?

パソコン選びにおいて「ノートパソコン」か「デスクトップパソコン」かで迷うことも多いかと思います。それぞれのメリットデメリットをまとめると以下の通り。


ノートパソコン デスクトップパソコン
メリット ・持ち運びがしやすい
・作業スペースを取らない
・周辺機器が最小限で済む
・コスパが高い
・希望に応じて拡張が容易
・排熱性能が高く長時間作業も安心
デメリット ・ややコスパが悪い
・拡張性が低い
・スペック控えめ
・家に据え置きで使うしかない
・マウス、キーボード、ディスプレイ等別途購入必須

一長一短ありますが、結論として「持ち運んでどこでも仕事をしたい」という人はノートパソコンを、携帯性は重視せず「とにかくコスパ・性能に優れたマシンが欲しい」という人はデスクトップパソコンを選べばいいでしょう。希望の働き方に合わせて選んでみてください。

Webデザイナーにおすすめのパソコン

ここでは、Webデザイナーにおすすめのパソコンとして、「MacBook Air」と「Inspiron 15」を紹介します。

MacBook Air

MacBook Airは、Webデザインをするために必要なスペックを満たしているパソコンです。Retinaディスプレイは、色の再現性が高く、画面が鮮明。デザインの細部まで確認しやすく、目の負担も軽減してくれます。

1.2cmにも満たない薄型かつ軽量モデルで、持ち運び可能で職場や自宅外でも作業ができるのも嬉しいポイント。カフェやコワーキングスペースでの作業も、難なく行えます。ボディは再生アルミニウム製なので、頑丈さもバッチリです。

参考:MacBook Air

Inspiron 15

Inspiron 15は、15.6型液晶搭載ノートPCです。MacBook Airよりも安価なので、Webデザイン初心者・未経験者でも手に入れやすいでしょう。「最初から高価なパソコンを買うのは怖い」「できるだけ初期費用を抑えたい」という人には、MacBook AirよりInspiron 15がおすすめです。

sRGBカバー率100%なのも魅力的。フルHD(1920×1080)ディスプレイが標準搭載されており、デザインの細部まで確認しやすい仕様です。ポート数が多くインターフェースも豊富なので、使い勝手がいいでしょう。

参考:DELL「Inspir 15

Webデザインをするためにパソコン以外で必要なものは?

Webデザインをするためには、パソコン周辺機器や各種ツールが必要です。以下で詳しく説明します。

パソコン周辺機器

マウスやキーボード、外付けSDD(HDD)などの周辺機器は必ず用意しておくようにしましょう。細やかなデザイン操作や長時間の作業が必要になる場合は、快適な操作感も必要となります。特にマウスは、ショートカットボタンや高精度センサーがあるとデザイン作業を効率よくこなせるでしょう。

好みに応じて、ペンタブやイヤホンなどもあると便利です。作業しやすいように環境を整えることで、作業効率がアップします。

各種ツール

Webデザインを行うためには、デザインツールが必要です。Adobe Creative Cloud(Photoshop、Illustrator、Dreamweaver、XDなど)、GIMP、Inkscape、Figmaなど、用途やスキルに応じてさまざまなデザインツールが用意されているため、自分に合うツールを選択しましょう。​連絡や営業など、業務に必要なツールを用意しておくことも大切​です。

クラウドストレージを用意しておくのもおすすめ。クラウドストレージがあれば、データのバックアップをとったりデータを共有したりできて便利です。大容量のファイルを簡単に保存・管理できるようにもなります。

参考:Webデザインツールおすすめ

Webデザインを始める人はパソコンのスペックをチェック

当記事では、これからWebデザインを始めようと考えている人が抱く「どんなパソコンを買ったらいいの?」という疑問を解消するために、確認すべきスペックについて一項目ずつ詳細に解説してきました。

パソコンは専門的な用語が多く、どう選んだらいいか分からなくなってしまいがちかと思います。かといって闇雲に購入してしまうと「思うようなパフォーマンスを発揮できず買い直し…」なんて事態も起こりかねません。
参考:パソコンスキルがない!

今回紹介したスペックの見方はあくまで一部分ではありますが、ここを押さえておくだけでもパソコン選びで失敗する確率をグッと下げられるはずです。デザインや価格等も重要ですが、今からWebデザインの勉強を考えている購入に踏み切る前に「Webデザイン用途に耐え得るスペックがあるかな?」と、一度本記事を思い出してみてほしいと思います。

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商号 GMOメディア株式会社 (GMO Media, Inc.)
設立年月日 2000年10月13日
GMOメディア株式会社の事業内容 メディア事業、ソリューション事業
所在地 東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー 12F
資本金 7億6197万円(2024年12月31日現在)
上場市場 東京証券取引所 グロース市場(証券コード : 6180)
主要株主 GMOインターネットグループ株式会社
東京証券取引所 プライム市場(証券コード : 9449)
許可 厚生労働大臣許可番号
有料職業紹介事業(13-ユ-316281)
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