子ども向けプログラミング教材として使われる「Kano」をご存知ですか?「Kano」は小型のコンピュータを組み立てながらプログラミングを学べる教材として開発されたものです。
「Kano」は2014年にリリースされ、小型の教育用コンピュータ「Raspberry Pi」を使ってプログラミングを学びます。今回は「Kano」について詳しく見ていきましょう。
入手も公式サイトから購入できるのでお子さんにプログラミングを学ばせる教材としてとてもオススメです!
公式サイト : https://kano.me/store/row
1. 「Kano」でコンピュータを組み立て方を学ぼう!
「Kano」は教育用に開発された小型コンピュータ「Raspberry Pi」がベースとなっています。コンピュータを作るのに必要なものが揃ったキットとして販売されており、シングルボードコンピュータやキーボード、スピーカー、各種ケーブルなどがセットになっています。
組み立てに必要な情報が収められたマニュアルも付属していますので、これを読めば簡単にコンピュータを組み立てることができます。
マニュアルのとおりに組み立て、電源に接続すれば起動することができます。無事に起動したらいよいよプログラミング学んでいきましょう!
2. 「Kano」でプログラミングを学ぼう!
「Kano」ではゲームを通してプログラミングを学んだり、既に完成しているプログラムをアレンジしながら学んだりすることができます。
「Kano」に既に搭載されているゲームをアレンジしながら楽しくプログラミングを学ぶことができるので初めてプログラミングに触れるお子さんにもピッタリな教材といえるでしょう。(※)もちろん、それぞれにチュートリアルがありますのでそれに従って実際にゲームをプレイしたりアレンジしたりしながら学べますので操作方法がわからなくても問題はありません。
プログラミング言語には「Kano」独自の「Kano Blocks」が使われており、プログラミングと聞いて想像されるコードを記述する方式のプログラミングとは違う「ビジュアルプログラミング」形式なものを採用しています。
そのため初めてプログラミングに触れるお子さんにとっても学びやすく、より楽しんで学ぶことができるでしょう。
※「Computer Kit 2017」を購入した場合は、別途ディスプレイが必要になります
3. 作ったプログラムを「Kano World」で公開しよう!
「Kano」はプログラミング学習ツールらしく、自分で作ったプログラムを公開できる場として公式サイト条に「Kano World」が用意されています。
ここでは「Kano」上で作ったプログラムを公開したり、他の人が作ったプログラムを見たりすることができます。他の人が作ったプログラミングを見ることで学べる点がとても多いと感じられるかもしれません。
公開されているプログラムを見るとお子さんの思考力が刺激され、プログラミングをもっと楽しめるようになることでしょう。
4. 「Kano」の続編も続々リリース!
「Kano」は2017年に入ってからも新しいものをリリースしており、「Pixel Kit」、「Camera Kit」、「Speaker Kit」などがリリースされています。
その中でも「Pixel Kit」はとても人気で、16x8のピクセルディスプレイをプログラムによって光らせることができます。どこをどのように光らせるかを細かく設定することができるので、図形などのアイコンを表示させたりすることもできます。
センサーなどと組み合わせればさらに複雑なプログラムを組むこともできますので楽しみながら学ぶことができます。
「Kano」に興味がある人は是非新しくリリースされたこちらのキットも参考にしてみてください。
5. 「Kano」なら楽しくプログラミングを学べる!
今回は小型コンピュータを組み立てながら楽しくプログラミングを学べる学習キット「Kano」をご紹介しました!
組立自体も簡単ですのでお子さん用の教材として最適です。柔軟な思考力があれば様々なものを作ることができるので是非教材選びの参考にしてみてください!