IchigoJam(イチゴジャム)とは?手のひらサイズのこどもパソコンでプログラミングを学ぶ
※ 本コンテンツにはプロモーション(PR)が含まれています。また、詳しい最新情報については公式サイトをご確認ください。
この記事では、てのひらサイズのプログラミング専用こどもパソコンIchigoJamについて紹介します。
IchigoJamとは?
どんな特徴があるの?
IchigoJamは、低価格かつ手軽に子どもたちがプログラミングを学べるように開発された小型パソコンです。キャッチフレーズは「こどもパソコン」。インターネットへの接続やむずかしい設定は必要なく、テレビやキーボードを接続してすぐにプログラミングをはじめられる設計となっています。
開発者は株式会社Jig.jp会長、公開当時は代表取締役の福野泰介氏。2014年4月1日に公開されました。
IchigoJamは1枚の基板のみからなるシングルコンピュータなので、電源を入れるだけでBASICが起動し、外部のパソコンなどがなくてもすぐにプログラミングが可能になるのが特徴です。
仕様
- CPU - NXP LPC1114- ARM Cortex-M0搭載 32-bitマイコン 48MHz
- メモリ - 4KB
- プログラミング言語 - IchigoJam BASIC
- グラフィックス
- 32x24 テキスト(PCG対応) / NTSCビデオ出力
- 16x6 テキスト(PCG対応) / AQM1248A液晶ディスプレイ
- キーボード PS/2キーボード(ファームウェアでJP/US選択可能)
- I/O
ボタン、汎用入力x4 (アナログ入力x2) / LED x1、汎用出力x6(IO切替により入力最大x10、出力最大x10、アナログ最大x6)
PWM x4(2ch)
シリアル入出力(TXD/RXD) 最大115,200bps - 記憶媒体 - 内蔵Flashメモリ4つ / 外付けEEPROM対応
- 拡張機能 - PanCake を接続することで、80x45 16色+4和音に対応
価格
IchigoJamでプログラミングするには、IchigoJamの本体のほか、テレビ、PS/2キーボード、電源、micro USBケーブルが必要になります。このうち、IchigoJamプログラミングがすぐに始められる「IchigoJamスターターキット~ゲームで始めるキット~」は、11,505円、「IchigoJamマスターへの道~初級入門キット~」は11,355円です。1万円弱で始めることができ、フルセットでも23,005円で購入できます。
セットは、テレビ以外がセットされたIchigoJam Get Started Set Sは5,478円(税込)。なんと5000円台で買えてしまうのですから驚きですね。
学習用プログラミング用品の通販サイトPCNやHana道場などで購入できます。
開発会社
開発企業はモバイルを中心としたソフトウェアの企画・開発・提供を行う株式会社jig.jp。現在、IchigoJamに関しては、その用途を広げるソフトウェア提供を継続的に行っています。
IchigoJamの魅力
IchigoJamには、以下のような魅力があります。- 低コストで手軽に始められる
- シンプルながら奥深い仕様
- 遊びと学びを両立できる
低コストで手軽に始められる
IchigoJam単体なら2,750円~購入でき、組立完成品でも3,000円ほどです。ハードウェアがこれほど安く手に入るのは、他の教材にはない魅力といえるでしょう。スターターキットでも1万円弱、フルセットでも約2万円で購入でき、コスト面の負担が少なく済みます。プログラミングを学び始める場合、初期費用がネックとなるケースが多々ありますが、IchigoJamなら気軽に始められるでしょう。1人1台用意しやすく、複数台を用意して家族や友だちと楽しむこともできます。コンパクトなサイズで場所を取らないのも嬉しいポイントです。
シンプルながら奥深い仕様
IchigoJamは、キーボードと画面をつなげばすぐに使えるシンプルな仕様です。しかしその性能は、40年前に登場したiPhoneでおなじみのApple社がつくったパソコン「Apple I」に匹敵します。オリジナルのゲーム・ツールづくりはもちろん、ロボット制御やIoTなどにも幅広く使うことができ、改造次第で無限大に楽しめるでしょう。作ったプログラムを共有して楽しむこともできます。慣れてくれば年長や小学校低学年でも1人で組み立てられるほどの簡単さですが、性能の高さとシンプルさから、音のあの初めてのプログラミングや電子工作入門にも適しています。
遊びと学びを両立できる
IchigoJamでは、初心者向けの簡単なプログラミング言語BASICを採用しており、初心者でも簡単にプログラムを組むことができます。一般的なプログラミングの場合、スマホ用アプリを作ろうと思ったら、何十万というキーワードから必要なものを選び取らなければいけないため、専門的な知識とスキルが必要です。しかしIchigoJamなら、キーワードは100足らず。シンプルな環境なので、難しいことを考えなくても遊びながら学ぶことができます。
IchigoJamが向いている子どもの特徴
以下の特徴に当てはまれば、IchigoJamが向いているといえるでしょう。- ものづくりが好き
- アイデアを形にするのが好き
- ゲームが好き
ものづくりが好き
部品をはんだ付けして1から自分で組み立てるIchigoJamは、ものづくりが好きな子に向いています。IchigoJamなら、プログラムを書くことでLEDを点滅させたり、センサーを使った仕掛けを作ったりと、ソフトウェアとハードウェアの連携を体験できるでしょう。基板から自分の手で作れるため、プログラミングだけでなく電子工学の知識も深められます。アルファベットがある程度わかれば、幼児から始めることも可能です。
アイデアを形にするのが好き
IchigoJamは、プログラムを試行錯誤しながら動作を確認できる即時性を備えているため、アイデアをすぐに形にすることができます。何度壊してもやり直せるため、納得のいくまで試行錯誤できるでしょう。アイデアを実現させる過程で、問題解決力や論理的思考力を自然と養うこともできます。粘り強く試行錯誤することで、忍耐力や探求心も身につけることが可能です。ゲームが好き
IchigoJamでは、短いプログラムでもゲームを作ることができます。扱いに慣れてきたら、長めのプログラムを書いて複雑なゲームを作ることも可能。自分で作って遊べるので、ゲーム好きな子どもに最適です。ゲーム好きの子どもなら、ゲームをより面白くするための試行錯誤も苦にならないでしょう。自分で遊ぶだけでなく、友だちや家族に披露したり共有したりすることで、創造性や表現力も高められます。
IchigoJamを採用しているおすすめスクール
タミヤロボットスクール
タミヤロボットスクールは「ものづくり」「プログラミング」の体験と学びを通して「生きる力」を獲得できるSTEM教育(Science:科学、Techonology:技術、Engineering:工学、Mathematics:数学についての教育)スクールです。ロボットの制御について学ぶ「ロボットプログラミングコース」と機械の組み立てによりその構造を理解していく「メカニックコース」があり、IchigoJamは「ロボットプログラミングコース」で使用します。
「ロボットプログラミングコース」では、IchigoJamを用いて、Basic言語によるプログラミングを学びます。安易なビジュアルプログラミング言語ではなく、記述式のBASICをしっかり学んで機械と対話する本格的プログラミングコースです。
「ロボットプログラミングコース」の推奨年齢は小学3年生以上。「ロボットメカニックコース」は小学2年生以上となっています。
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KidsVenture
KidsVentureでは、IchigoJamプログラミングスクールを開講。抵抗などの部品を基板にはんだ付けしてIchigoJamを組み立てたり、組み立てたIchigoJamを使ってゲームをプログラミングしたりできます。講師は、PCN(プログラミングクラブネットワーク)を設立した松田優一氏。「まずはやってみよう」を信条に掲げ、日本の子どものプログラミング教育に尽力しています。
開催地や開催日時は決まっていないため、詳しくは公式サイトでご確認ください。
Hana道場
Hana道場は、福井県鯖江市を拠点にサービスを展開するプログラミングスクールです。平日と土曜日に授業が行われており、平日は1,000円、土曜日は1,500円で1回通えるリーズナブルさが魅力。対象は小学1年生~社会人で、JavaScriptを学べる講座もあります。4~74歳を対象としたIchigoJamプログラミング講座(子ども向け・大人向け)やIchigoJamオンラインもくもく会なども開催されています。
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https://coeteco.jp/brand/hanadojo >
その他のスクールを探す!
コエテコでは全国7,000教室以上からお住まいの近くにある教室を探すことができます。無料体験授業にもインターネットから申し込み可能!
IchigoJamを使用しているその他のスクールはこちらのボタンから探せます。
まとめ
2014年に開発・公開されて以来、IchigoJamは、その手軽さと記述式プログラミング言語のBASICを学べる奥行きの深さで人気を集めてきました。採用しているスクールでも、幅広いロボットプログラミングの知識を学ぶ上で、役立てられているようです。
小学校・中学校・高校の授業でプログラミングが必修化された今、幼少期からプログラミングに慣れ親しんだ経験は将来役に立つのではないでしょうか。
気になる方は、ぜひIchigoJamによるプログラミング学習にチャレンジしてみてくださいね!
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