周りの口コミを聞き、体験レッスンを受けさせてみようかなと考えたことがある方も多いのではないでしょうか。
とはいえプログラミング教室は、私たちが子どもの頃には存在しなかったもの。
どんな授業を受けるのか、何を作るのか、分からないことだらけではありませんか?
「プログラミング教室ってどんなところ?」を知って、今後の教室探しの参考にしてみてはいかがでしょうか。
プログラミング教室の特徴は?
プログラミング教室は、パソコンやタブレットを使ったプログラミングを学習できるクラスが一般的です。教室によってカリキュラムは様々ですが、入門クラスは、 Scratch(スクラッチ)などのビジュアルプログラミング(コードを使わない)でプログラミングを学ぶことが多く、小さなお子様でも簡単にプログラミングの基礎を学ぶことができます。
その後ステップアップしていき、Raspberry Pi(ラズベリーパイ) 、IchigoJam(イチゴジャム)などのプログラミングツールを使ったり、実際のプログラマーやエンジニアのようにプログラミング言語を書くこともできるようになります。
運営元は、大手学習塾ブランドやIT企業、教材メーカーなど幅広く、個人経営やボランティアの教室もあります。
独自の教材や指導スタイルをとっている教室も多いので、実際に体験などを通して子どもに合う教室を選ぶのがポイントです。
教室によっては、プログラミングの知識を学ぶだけでなく、自分で作ったゲームやアプリなどを保護者や生徒たちの前で発表(プレゼンテーション)したり、習得した技術を競う大会に出場することもできます。
プログラミング教室の授業内容(カリキュラム・コース)
カリキュラムやコースの組み合わせは、基礎から応用まで幅広く学習できたり、幼児や低学年・はじめてのお子さん向けなど、各スクールブランド・教室でさまざまです。プログラミングの基礎を学ぶ。タイピングからの教室も
Scratchやプログラミング、簡単なコードを使ってオリジナルのゲームやストーリーを制作しながら、プログラミングの基礎を学びます。タイピングなども教えてくれる教室もあるので、まったくパソコンに触れたことないお子さんでも1から学べます。
この記事では、タイピング初心者向けの無料サービス6選を紹介。
タイピングを始めるのに適している時期や、タイピング練習をする必要性についてもわかりやすく触れています。『寿司打』や『バズ・ライトイヤー タイピングレンジャー』など、ユニークな無料サービスもあるため、まずはタイピングを試してみましょう。
ゲーム・アプリ・WEBコンテンツを開発する
UnityやXcodeなどを使って、ゲーム・アプリの開発基礎から応用を学びます。自分のオリジナル作品を制作し発表(プレゼンテーション)する練習をすることもできます。
また、HTML・CSS・JavaScript・PHP・Ruby・Java・Python などのプログラミング言語を使ったWEBサイト制作を学べる教室もあります。
基礎などが身についてきてステップアップしたいお子さんや、「オリジナルなゲームやアプリを作りたい!」と思っているお子さんにはピッタリです。
この記事で紹介しているのは、大手IT企業サイバーエージェントが運営するTech Kids School。お子様の自主性を育むために、コーチングで思考を伸ばす授業を行うことが特徴。ソフトウェアの「QUREO(キュレオ)」を用いて、お子様の好奇心を刺激しながらプログラミング学習を進めています。
プレゼンスキルを鍛える。YouTube用の動画制作など
今はやりのYouTuber(ユーチューバー)が行う動画制作や、CG映像制作、3Dプリンターで自分が描いたものを形にするなど、クリエイティビティ重視の教室もあります。数としてそう多くはありませんが、上記の教室カリキュラムの一部として学べるスクールもあるので、一度探してみてください。
プログラミング教室のメリット・デメリット
王道であるゆえにカリキュラム内容が多岐にわたるプログラミング教室ですが、メリット・デメリットにはどんなものがあるのでしょうか。プログラミング教室のメリットは「王道感」
そもそも「プログラミング教室」は、プログラミング教育系スクールの中でも王道と言えます。ロボット系やSTEM系と違い、画面を使ってプログラミングを学ぶ……保護者の考える「IT」のイメージそのものなスクールが多いかもしれません。
ここで得たスキルがあれば、あとからロボットを動かすときにもプログラミングには困りません。
「ハマった子はどこまでもやる」特徴があるのもプログラミング教室で、中には仕事に直結させる子もいます。比較的すぐに将来のキャリアに生かしやすいと言えるでしょう。
プログラミング教室のデメリットは「ゲームで終わってしまうかも」
ロボット系教室は動くモノがある分、低年齢のお子さんでもハマりやすく、ぱっと目に見える結果が出る特長があります。一方でプログラミング教室は、画面を見ながら進めていくことになるので、はじめのうちは変化が少なく感じられるかもしれません。
また、子どもが飽きないようにゲーム感覚で学べるようにした教材も多く、保護者の目から見ると「遊んでいるのか、学んでいるのか区別しづらい」ときがあるかも。
本当にその教材が効果的なのか、定期的に見直す必要があるでしょう。
プログラミング教室にかかる費用は?
カリキュラムと同じく、かかる費用はスクールブランド・教室によってさまざまです。同じスクールブランドでもFC(フランチャイズ)教室では料金が異なる場合がありますので、かならず教室に問い合わせをしましょう。
また、受講回数でも料金が変わってきます。こちらも教室ごとに設定がさまざまですが、月2回~月4回で設定しているところが多くなっています。
月額での支払いが多いですが、チケット制や授業ごとに支払うケースもあるので注意しましょう。
▼コエテコで掲載している教室のおおよその平均料金(税込価格)
入会金 | 0円~13,200円 |
受講料 | 6,000円~13,200円 |
教材費 | 0円~5,500円 |
プログラミング教室の選び方
プログラミング教室にはさまざまな種類があることが分かっていただけたかと思います。では、どのようにプログラミング教室を選べば良いのでしょうか?ポイントは大きく分けて2つ。まず、両親がお子さんにどのような力を身につけてほしいのかと考えているかです。流行っているからというだけでプログラミング教室に通わせても、何だか楽しそうなだけで効果が出ていないかもしれない、ということもあるでしょう。そのため、プログラミングを学ぶことでどのような子どもに育ってほしいのか、どのようなスキルを習得してほしいのかをある程度イメージしておくのが大切です。
次に考えたいのは、お子さんの意欲。親が習得してほしい技術のことを考えるのは大切ですが、そうは言っても、お子さんが楽しめないことはいくらやっても身につきません。最終的には、体験入学などを通してお子さんが楽しめるような教室を選ぶことが大事になってきます。
プログラミング教室のおすすめ3選!
ここではコエテコイチオシのプログラミング教室をまとめました。それぞれのページには口コミ・コース内容・料金もすべて載っていますので、ぜひ参考にしてくださいね。市民パソコン塾
一コマ1,100円〜という驚きの低価格が魅力のスクール。教材はScratch 3.0で、「映像テキスト用モニター」で解説を見つつ、もう一つの画面でプログラミングを行う2画面スタイルとなっています。まずは低価格のスクールから始めてみようかな?と考える方におすすめのスクールです。
プログラミング教育 HALLO powered by Playgram x やる気スイッチ™️
幼稚園の年長から中学3年生まで、幅広い年代の学習をフォローしているのは、プログラミング教育 HALLO powered by Playgram × やる気スイッチ™️です。ビジュアルコーディングからテキストコーディングへスムーズに移行しやすいのは、「Playgram」を取り入れているから。Playgramではビジュアル言語のPythonが導入されており、将来につなげられる学習ができることがメリット。2020年に開校したばかりのスクールですが、今後はアプリ甲子園やFFLなどの大会への出場を目指し、指導を行っていく方針です。一流のプログラマーを目指したい意欲があるお子様にとって、やる気とスキルを高めてくれるスクールだといえます。
スタープログラミングスクール
百貨店やショッピングモール内にある教室が多いので、お子さんが勉強している間、パパ・ママはお買い物やリラックスタイム……と過ごせるのがありがたい!駅チカなのでお子さんが一人で通う場合も安心です。教室はまじめに取り組む雰囲気で、子ども達の顔は真剣そのもの。やる気があればどんどん高度なものが作れるので、のめり込むタイプのお子さんにおすすめの教室です。
母体は大人向けのパソコンスクールなので、「ついでに自分もスキルアップしてみようかな?」なんてこともできちゃいますよ!
まとめ
この記事ではプログラミング教室の特徴やメリット・デメリット、おすすめスクールについてまとめました。「コエテコ」では子ども向けのプログラミング教室を検索することができます。ぜひお住まいの近くで探してみてくださいね。