アプリ甲子園とは?中高生向けアプリ開発コンテストの魅力を徹底解説

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※画像は2024年開催のものです

出典:アプリ甲子園

アプリ甲子園は、2011年にスタートした中高生向けのアプリ開発コンテストです。

2024年大会からは「AI開発部門」も新設され、アプリ開発の新たな可能性に挑戦する若者が増加中です。また、優勝者には30万円相当のPCが贈られるほか、ファイナリストには高性能キーボードなど豪華賞品が授与されることも大きな魅力のひとつでしょう。

この記事では、アプリ甲子園の参加資格や大会の詳細、直近の大会の様子までわかりやすく解説します。

アプリ甲子園とは?

アプリ甲子園は、ライフイズテック株式会社が2011年から開催しているアプリ開発コンテストです。同時開催の大会も併せると小学生から高校生まで参加可能で、次世代を担う若きクリエーターを発掘し育成する場として注目を集めています。

2024年大会からは新たに「AI開発部門」が新設され、従来の「一般開発部門」「アイデア部門」とともに、さらに幅広い挑戦が可能になりました。また、優勝者には30万円相当のPC、ファイナリストには高性能キーボード(Happy Hacking Keyboard)が授与されるなど、豪華賞品も魅力のひとつです。

決勝大会では、小中高生アプリ開発者達が公開プレゼンテーションをおこないます。当日はアプリの性能だけでなく企画力や技術力、UI / UXデザインなど幅広い観点で審査を実施します。アイデア部門では新規性や貢献性が審査され、クリエイティブな才能を総合的に評価するのが特徴です。

なお、アプリ甲子園の審査は現役で活躍しているエンジニアや大手企業の代表、大学教授などの各分野の専門家によっておこなわれます。

アプリ甲子園の競技内容は?

各部門の選考対象や審査基準は以下のとおりです。

AI開発部門・一般開発部門


AI開発部門・一般開発部門のテーマは自由で、個人もしくはチームでアプリ・サービス開発をおこない、「企画力」「技術力」を競います。2024年大会から新設されたAI開発部門では、AIをコア機能とした開発が審査対象です。

公式サイトには、「学校で役に立つもの」や「みんなの元気が出るもの」といった視点がヒントとして紹介されており、子どもたちが日々の生活で感じた課題やアイデアを形にすることがポイントとなります。

選考対象

AI開発部門・一般開発部門の選考対象は以下のとおりです。

  • iPhone・iPadなどのiOS用アプリ
  • Android OS用アプリ
  • Webブラウザ(PC・スマートフォン)上で動作するWebサービス

AI開発部門の場合、上記3点のいずれかに加えAIを用いたAPIを使用しコア機能として開発した作品または、自作のAIモデルを開発した作品が対象です。

選考基準

選考基準は以下のとおりです。

  • 企画力
  • 技術力
  • 独創性
  • 新規性
  • UI / UXデザイン
  • 実装力
  • 消費者支持度

AI開発部門・一般開発部門では、企画力と技術力を中心に、プロフェッショナル顔負けの高い完成度が求められます。

審査のポイントとなるのは、課題解決や新しい体験をユーザーに届けるアイデア、快適な操作性を実現するUI/UX設計、さらに技術的な難易度や完成度の高さです。加えて、作品の新規性や独創性も重要視され、ユーザーに支持される実用性や将来性も評価の軸となります。

アイデア部門


アイデア部門では、協賛企業から提示された課題に対して、「テクノロジーの力を使って解決できるアイデア」を企画書形式で募集します。

選考対象

アイデア部門の選考対象は以下のとおりです。

  • テクノロジーの力を使って解決するアイデアの企画書
  • プレゼンテーション動画の提出も可能

応募時は、企画書をPDFファイル形式に変換して提出します。2024年大会の課題は「ボーダーを超えろ(テクノロジーを活用してあらゆるボーダー(境界線)を取り払う事業)」「テクノロジーを活用して、ファンコミュニティである「withGlico」の認知拡大およびサイトを何度も訪問したくなるアイデア」の2つでした。

また、プレゼンテーション動画の提出も可能です。動画は2分以内で作成し、提出の際はスライドも必須となります。

選考基準


アイデア部門では、以下の2つのポイントを基準に選考をおこないます。

  • 新規性
  • 貢献性

アイデア部門では、「新規性」と「貢献性」の2つの軸で評価されます。各協賛企業の担当者が審査し、優秀賞を決定します。

アプリ甲子園の参加資格は?

アプリ甲子園の参加資格は、以下のように定められています。

  • 生年月日が2006年4月2日以降の方
  • 決勝大会当日に現地にてプレゼンテーションが可能な方

AI開発部門・一般開発部門の場合、個人・グループ問わず参加可能です。ただし、グループ参加の場合、決勝大会当日に登壇できるのは最大4名までとのこと。

また、現地までの宿泊費・交通費の金額・企業賞やノベルティの配布に関しては数に制限が設けられています。

大会を運営するライフイズテック株式会社とは?


ライフイズテック株式会社は、少人数制のプログラミングスクールを運営しています。中学生・高校生向けの本格的なプログラミングスクールであり、オンライン校も開校されています。

教室で学ぶだけではなく、「日本ゲーム大賞U18」や「Unityインターハイ」といった大会にも積極的にエントリーしています。HTMLやCSSを始めとして、SwiftやRubyなど、将来を見据えた実践的なプログラミング教育がおこなわれるスクールとしても有名です。

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直近の大会はどのような形式でおこなわれた?


アプリ甲子園の直近の大会は2024年11月17日(日)に開催されました。場所はTODA HALL & CONFERENCE TOKYO ホールAで、ファイナリスト12組が決勝大会に進出し、プレゼンテーションをおこなっています。

大会の流れ

  • 前半:企画力審査
  • 後半:技術力審査

決勝大会の前半では、各企業の担当者が新規性や貢献性といった観点から優秀賞を選出します。後半では、ソースコードを基に実装力や技術的挑戦度が評価され、実機を使用してUI・UXデザインの快適さや完成度も細かく審査されました。

最終的に総合得点を集計し、上位入賞者が発表される流れとなっています。

ライブ配信・イベント

大会の様子は例年YouTubeでライブ配信されており、現地に足を運ばなくても自宅から気軽に観覧できます。リアルタイムで参加者のプレゼンテーションや審査の様子を視聴できるため、遠方の方や保護者からも好評です。


また、2024年大会ではQuizKnockとのコラボレーション企画が実施され、アプリ開発やゲーム制作に関する特別プログラムが開催されました。参加者はQuizKnockメンバーと一緒に学び、クイズや体験を通してクリエイティブな学びを楽しめました。


イベント開催によってテクノロジーやプログラミングへの興味をさらに引き出し、多くの子どもたちが笑顔で参加する充実した内容となりました。

受賞作品

2024年のアプリ甲子園で受賞したアプリは以下の通りです。

【AI開発部門】
作品名 作品の特徴
優勝・総務大臣賞・技術賞 TutoriaLLM 子どもがAIとの対話によってプログラミングを学べるサービスで、AIがユーザーの行動に反応しながら先生のように指導。 
準優勝 Handy GoogleのMediaPipeと独自の機械学習技術を活用し、手話の骨格データを解析して高精度に翻訳。

【一般開発部門】
作品名 作品の特徴
優勝・総務大臣賞 mappy 写真・音楽・手紙を思い出の場所にリンクさせることで、感情や記憶を鮮明に残す。
準優勝・グリコ賞 BentoPalette テンプレートを使って短時間で彩り豊かなお弁当を作るモバイルアプリ。
Cygames賞 Puppeteer 自分の5本の指でアスレチックをこなすアドベンチャーゲーム。
マイナビ賞 TrashTrace 町を自発的に清掃する人向けSNSアプリ。清掃場所の記録や清掃者間でのコミュニケーションが可能。。

【アイデア部門】
作品名 作品の特徴
モンスターラボ賞 Fulove(ふろ〜ぶ) テクノロジーを活用してあらゆるボーダー(境界線)を取り払う事業
グリコ賞 Life with Glico,Learn with Glico ファンコミュニティである「withGlico」の認知拡大およびサイトを何度も訪問したくなるアイデア

受賞作品には、日常生活を便利にするものから社会課題を解決するアイデアまで、多彩な発想が盛りだくさん。参加者たちの高い技術力と創造力が光る大会となりました。

アプリ甲子園の公式サイト

大規模なロボット大会は、モチベーションやプログラミングスキルの向上にもつながります。大会の詳細を確認したうえで、参加を検討してみましょう!アプリ甲子園の公式サイトはこちら。

アプリ甲子園2023【中高生のためのアプリ・Webサービス開発コンテスト】

「アプリ甲子園」は、次世代を担う若手クリエーターの発掘と健全な育成支援を目的として、2011年より開催しているアプリ・Webサービスの開発コンテストです。毎年、未来のスターが大会から生まれています。ライフイズテック株式会社が運営。

アプリ甲子園2023【中高生のためのアプリ・Webサービス開発コンテスト】

https://applikoshien.jp/ >

まとめ

アプリ甲子園は、若きクリエイターの発想力や技術力を総合的に評価する場として成長し続けています。AI技術を活用したサービスや革新的なアイデア、実装力の高さなど、多様な才能が発揮される大会です。

また、本格的なアプリ制作に挑戦することで、将来のキャリアや技術の方向性が見えてくることもあります。プログラミングやアプリ開発に興味がある方は、ぜひ力試しとしてアプリ甲子園への参加を検討してみてくださいね。
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