この記事ではSTEM教育系スクールの概要やカリキュラム、気になる費用面などについて分かりやすく解説します。
STEM教育系スクールの特徴とは?
STEM教育系のスクールでは、プログラミングに加えて、算数・理科・科学・英語・芸術などの教科やロボットの組み立て方、プレゼンの仕方など様々なスキルを総合的に学ぶことができます。珍しいケースでは「制作物の動画を作成し、YouTubeにアップロードする」活動がカリキュラムの一環に組み込まれているスクールもあります。
「そもそもSTEM教育って?」な方は……この記事で詳しく解説しています!↓
STEM教育系スクールの授業内容は?(カリキュラム・コース)
STEM教育系スクールは「幅広く学ぶ」ことをポリシーとしているので、「これ」と決まったカリキュラムはありません。ここでは一例を取り上げて紹介しますが、実際の授業内容は無料体験授業などに足を運んで、それぞれの教室でお聞きになることをおすすめします。
回路を始め、さまざまなテーマを幅広く
その名の通り、STEM教育に力を入れるのがこちらの「STEMON(ステモン)」です。
授業では回路を組んだり、テキストを使って勉強したりと幅広い内容を扱います。
ロボットの組み立てとプログラミング
アーテックのエジソンアカデミー では、「アーテックロボ」というオリジナルのロボットを使ってロボットプログラミングを学びます。
ロボットプログラミング教室とはいえアート的な要素も強いので、STEM寄りのスクールと言えるでしょう。
動画制作(YouTube)への投稿
ちょっとした変わり種、「YouTubeへの動画投稿」をカリキュラムに据えるスクールです。
「そんなのが勉強になるの?」と思ってしまうかもしれませんが、よく考えてみると、動画を制作するには「プレゼン力」や「コンテンツ企画力」、「ITリテラシー」が欠かせませんよね。
そんな動画制作のメリットを勉強に応用しているのがYouTuberアカデミーなのです。
自宅で自由研究をするなら!おうちでできるSTEAM教材『Groovy Lab in a Box』

自宅でできるSTEAM教育なら、アメリカで大人気のSTEM教材『Groovy Lab in a Box(グルービーラボ イン ア ボックス)』がおすすめ!
『Groovy Lab in a Box』は入会金無料、月額2,980円のサブスク型STEAM教材で、毎月送られてくるさまざまなミッションにチャレンジしながら、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Art)、数学(Mathematics) の素養を身につけられます。
2020年には、世界のイノベーティブな研究者・商品に対して贈られる「エジソン賞」の2020年ファイナリストにも選出。風船で静電気を起こしたり、アインシュタインの目を光らせたり、ミニサイズのジェットコースターを作って物理を学んだり……6歳以上のお子さまなら、きっと科学の世界に興味を持つきっかけになるでしょう。

『Groovy Lab in a Box』は入会金無料、いつでも解約OK!期間の縛りがないから、「とりあえず1ヶ月だけ」トライアルも可能です。詳細は『Groovy Lab in a Box』のサイトでチェックしてみてくださいね!
STEM教育系スクールでかかる費用は?
費用面は、使用する教材やカリキュラムの内容によって大きく変わる場合があり、一概には言えないのが現状です。お近くの教室の体験授業などに足を運び、しっかりとチェックしておくのをおすすめします。
▼コエテコで掲載している教室のおおよその平均料金(税込価格)
入会金 11,000円〜5,500円
講座費用 月額7,700円〜11,000円
材料費 5,500円〜33,000円程度
教材レンタル料 月額1,100円〜
※材料費はコースに含まれている場合と、別途発生する場合があります。
まとめ:STEM教育スクールは首都圏に多し!
STEM教育は最近注目され始めた分野だけあり、どうしても教室は首都圏に集中しています。とはいえ、中には全国展開しているスクールもありますので、ぜひ一度探してみてください。
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- 芸術・教養(Art/Arts)
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