U-22プログラミングコンテストとは?技術とアイデアを競う若者の祭典
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プログラミングスキルを活かしてステップアップしたいなら、U-22プログラミング・コンテストに応募してみましょう。受賞した参加者には制作活動を充実させるための手厚いフォローがあることで、有名なコンテストです。
開発環境を無償で提供してもらえるなどのメリットがあり、どのような環境の人でも参加しやすいでしょう。
この記事では、U-22プログラミング・コンテストの特長や過去の大会の様子や応募作品などを詳しく紹介します。
U-22プログラミング・コンテストとは?
U-22プログラミング・コンテストは、22歳以下の若者を対象とした作品提出型のプログラミングコンテストです。1980年にスタートした歴史ある大会で、当初は「U-20プログラミング・コンテスト」として開催されていました。優れたIT人材の発掘と育成を目的とし、経済産業大臣賞(賞金50万円)をはじめとする豪華な賞が授与されます。また、審査には東京大学や慶應義塾大学大学院教授をはじめとするIT業界の第一線で活躍するプロフェッショナルが携わり、参加者の技術力や創造力を総合的に評価します。
受賞者には以下のような将来の活動支援やコミュニティ参加といった特典が与えられます。
- 応募作品のフィードバック
- U-22のディスコードコミュニティ「Alumni」に登録できる
- 運営事務局を置く一般社団法人ソフトウェア協会のエンジニア向けセミナーに期間限定で招待
- IPA未踏事業のPMやプログラミング言語の開発者など国内トップで活躍する委員とのつながりができる
- 事務局あてに起業相談ができる
実行委員の目に留まれば、サービス化に向けた本格的な支援が受けられる可能性もあるとのこと。エンジニアとして一歩踏み出したい若者にとって、実力を試し、次のステップへとつなげる絶好の機会です。
過去の大会について
2020年のU-22プログラミング・コンテストでは、経済産業大臣賞を以下の4作品が受賞しました。賞 | 作品名 | 所属 |
総合 | AIを用いた自動車運転能力測定装置 | 大学生 |
プロダクト | 点体望遠鏡 | 小学生 |
テクノロジー | 3密チェッカー | 専門学校生 |
アイデア | deepMusa | 中学生 |
小学生が経済産業大臣賞を受賞したことで、話題を集めたコンテストとなりました。「3密チェッカー」のような、感染症が流行した世相を反映させた作品も受賞していることが特徴です。
U-22プログラミング・コンテストの競技内容は?

U-22プログラミング・コンテストでは、作品ジャンルや使用するプログラミング言語に制限はなく、自ら制作したオリジナル作品であれば応募可能です。AIやアプリ、ゲーム、コミュニケーションツールなど、幅広い分野のプログラミング作品が対象となります。また、応募者には期間限定で開発支援ツールの無償利用が提供されるサポートもあります。
審査の際は以下の3つのカテゴリが基準となります。
- プロダクト
- テクノロジー
- アイデア
事前審査と一次審査を経て、最終審査では制作者自身によるプレゼンテーションが実施されます。プレゼンでは作品の概要やアピールポイント、プログラミングで工夫した点を発表し、審査員からの質問にも対応。その後、審査委員会での協議を経て各賞が決定されます。
U-22プログラミング・コンテストの参加資格は?
U-22プログラミング・コンテストの参加資格は、以下の通りです。- 22歳以下であること(2024年大会の場合:2002年4月2日生まれ以降)
- 未応募のオリジナル作品であること
なお、チームの代表者とメンバーの半数以上が22歳以下の場合には、同一学校に所属する学生に限って30歳未満の方でも参加可能です。
また、未応募の作品とは、コンテストへ応募歴のない作品を指します。大幅な改変のある作品は応募可能ですが、その際には改変前後の比較資料を添付しましょう。
直近の大会はどのような形式でおこなわれた?

直近の最終審査会は、2024年11月17日(日)にアマゾン・ウェブ・サービス・ジャパン合同会社で開催されました。審査の様子は、ニコニコ生放送にて配信されています。
2024年のU-22プログラミング・コンテストでは、以下の4作品が経済産業大臣賞を受賞しています。
賞 | 作品名 | 所属 | 特徴 |
総合 | PomPomPattern -ぽんぽん設計図ジェネレーター- | 専門学生 | 簡単に毛糸を使ったパターン入りぽんぽん手芸のオリジナル設計図が作成できるアプリ |
テクノロジー | アイヌ語ニューラル機械翻訳アプリ「tunci」 | ー | アイヌ語の保存および復興を加速させるアプリ |
アイデア | きのこを狩るもの | 中学生 | 調査員として未知の惑星でひたすらキノコを集める探索ゲーム |
プロダクト | SHADOW ESCAPE | 専門学生 | サーチライトを利用して進むスクロールアクションゲーム |
アイデアや技術が光る個性豊かな作品が揃い、学生たちの柔軟な発想力や高度なプログラミングスキルが際立つ大会となりました。次回大会ではどのような革新的な作品が登場するのか、さらなる期待が高まります。
U-22プログラミング・コンテストの公式サイト
U-22プログラミング・コンテストは、若手のプログラマーにとって新たな道を切り開くチャンスにもなるでしょう。U-22プログラミング・コンテストの公式サイトはこちら。U-22プログラミング・コンテストで未来のエンジニアを目指そう
U-22プログラミング・コンテストは、小学生から社会人までが同じ舞台でプログラミングスキルを競い合える注目の大会です。自分のアイデアを形にし、オリジナリティあふれる作品が完成したら、ぜひチャレンジしてみましょう。豪華な副賞や賞金が用意されているのも、このコンテストの大きな魅力。作品づくりを通してスキルアップを目指すだけでなく、将来のエンジニアとしての一歩を踏み出すチャンスです。興味がある方は、公式サイトで応募要項や締切を忘れずにチェックしておきましょう!
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