【予算別】子ども向けプログラミング教室の選び方｜料金の相場、おすすめスクール紹介

予算に合わせてプログラミング教室を選ぶ際の選び方

予算に合わせてプログラミング教室を選びたい場合は、以下のポイントを参考にしてみてください。

• 予算を明確にする
• 通いやすさを検討する 
• 無料体験を活用して実際の雰囲気をチェック

予算を明確にする

まず、プログラミング教室に毎月いくらかけられるかを明確にすることが大切です。予算が決まったら、プログラミング教室にかかる費用を確認しましょう。受講料だけでなく入会金や教材費などがかかることもあるため、総額で考えなくてはなりません。

通いやすさを検討する 

プログラミング教室に長期間通おうと考えている場合は、通いやすさも重視して教室選びを行いましょう。家から遠くて通うのに時間がかかるプログラミング教室だと、送り迎えの負担が大きくなってしまいます。子ども1人で通わせるにしても、レッスン時間によっては安全面が心配です。通うハードルが高いと、通うこと自体を面倒に感じたり、モチベーションが下がったりする原因にもなりかねません。

付近に通いたいプログラミング教室がない場合は、オンラインのプログラミング教室がおすすめです。オンラインなら、全国どこからでも同じ授業を受けることができ、通う時間や手間がかかりません。授業時間以外の無駄を省けるため、部活や習い事で忙しい子どもでも続けやすいでしょう。

参考：【オンライン】子ども向けオンラインプログラミング教室・ロボット教室一覧

無料体験を活用して実際の雰囲気をチェック

多くのプログラミング教室では、無料体験授業が提供されています。無料体験を活用することで、公式サイトからは得られないリアルな情報を得られるでしょう。講師や授業の雰囲気なども知ることができ、子どもとの相性をチェックすることもできます。相性がいいほど学びの効果が最大化しやすくなるため、入会前にぜひ確認して欲しいポイントです。

ご予算別！おすすめスクール

最新のエレクトロニクス機器が必要なぶん、プログラミング教育にはお金がかかる印象があります。しかし実際は、多くの教室が経営努力により「内容にしては低価格」というラインを実現しています。

以下では、高級路線、中価格帯、低価格の代表的な「内容の割に安さを感じる」スクールを紹介しています。ぜひプログラミング教室選びの参考にしてみてください。

子どもに最高水準の教育を！高級路線のプログラミング教室（月1万円以上）

N code Labo｜最高の環境で実務スキルを学べる

N code Laboは、N高グループの実践的なプログラミングを学べる教室です。N高等学校にて数々の実績を出してきたノウハウを活かし、小学生から中高生、プログラミング未経験者から上級者まで、一人ひとりに寄り添った学びを提供しています。

N code Laboなら、タイピングに自信がない子どもでも心配無用です。N高式の「好きと得意を伸ばす教育」で、楽しみながらオリジナルのゲーム・アプリケーション制作が作れるまでレベルアップできます。

オンライン個別指導コースでマンツーマン、通学コースでは少人数制の個別指導が採用されているため、つまずいても細やかに指導してもらうことが可能です。一人ひとりの学習進度に合わせて授業が進むので、着実にスキルを身につけられるでしょう。講師は全員がプログラマー。コンテスト受賞者やIT企業勤務経験のある実力派講師ばかりなので、幅広くサポートしてもらえます。

優秀な講師から丁寧に指導してもらえるため、高めの費用となっているようです。費用は子ども向けプログラミング教室の中でもかなり高めに設定されていますが、実践スキルを着実に身につけられるN code Laboの価値は高いと言えるでしょう。

参考：N code Laboの口コミ

ロボット科学教育Crefus（クレファス）｜本格的なロボットキットでコンクール優勝歴多数

「レゴ®教材」「マインドストーム®」「SPIKE™Prime」「SPIKE™Essential」を使って学ぶCrefus。

大好きなブロックを使ってプログラミングを学べるので、ブロック好きな子どもにおすすめのプログラミング教室です。アイデア次第で創れるものは無限大だから、夢中になって学べます。月々の費用は確かに安くはありませんが、その内容を見ると「なるほど」とうなずけるでしょう。

2003年から教室を運営しており、これまでに1万人以上の修了生を輩出。ロボット工学の研究者となった人が何人もいます。生徒の受賞歴も豊富です。たとえばCrefusに小学3年生から通っていた生徒が、その研究成果を評価され、内閣総理大臣賞を受賞した実績もあります。

CrefusはFLL（ファースト・レゴ・リーグ）の最上級認定校であり、2004年以来、毎年世界大会への出場者を輩出しています。2023年時点で、世界大会への出場回数は19回を数え、毎年複数のチームが世界大会に出場するなど、圧倒的な実績を誇っています。

参考：ロボット科学教育 Crefus

プログラミング教育 HALLO｜長年培ってきた指導メソッドで子ども達をやる気にさせる

2020年に新規開校したプログラミング教育 HALLO。日本を代表するエンジニア集団Preferred Networksと40年間教育サービスを展開してきたやる気スイッチグループが手掛ける独自の指導メソッドが注目されています。

プログラミング教育 HALLOで使用されている教材はPreferred Networksが開発した『Playgram™』。ゲーム感覚で実用レベルのコーディングが身につくのが特徴的で、ビジュアルプログラミングはもちろん、本格的なPythonまで幅広く学習することができます。

また文部科学省後援『eラーニングアワード（日本e-Learning大賞表彰式）』では2021年度グランプリを獲得。有用性や信頼性、新規性やテクノロジ利用などすべての評価基準において高い水準を満たしている点が評価されています。

プログラミング教育 HALLOの基本は毎日15分の自宅学習。学習管理システムで子どもの理解度や進度を把握し、やる気スイッチグループで40年続く個別指導メソッドを掛け合わせることで、レッスンを個別最適化します。

参考：プログラミング教育 HALLOの口コミ

LITALICOワンダーオンライン｜オーダーメイドで目標を絞り集中的に効果を出す

オーダーメイドのカリキュラムで一人一人の創造力を伸ばしていけると評判なのが、LITALICOワンダーオンライン。「苦手なことをがんばるよりも、得意なことを伸ばす」教育をもって、めざましい成長が期待できると評判です。

価格が高めな理由は、オーダーメイドレッスンにあります。「一人一人が違った人間なのだから、学びのプロセスも異なっていて当たり前」という考え方により、オーダーメイドレッスンを提供。入学時にできること、できないことをチェックして、一人ひとりのスキルや興味に応じた指導を行っています。目標に向かって集中できるコース設計で、漠然と全体的にプログラミングを学ぶのではなく、ターゲットを絞って成長できるでしょう。

参考：LITALICOワンダーオンラインの口コミ

ほどよいバランス、中価格帯のプログラミング教室(月1万円以内)

トライ式プログラミング教室｜手ごろな価格でモチベーションアップして学習！

トライ式プログラミング教室は、家庭教師で有名なトライがはじめたプログラミング教室。月々の費用が手ごろで、まず基礎固めをしたいと考える保護者と子どもに人気です。

トライ式プログラミング教室のテキストには、細かい文字説明などはほとんどありません。テキストを見て「むずかしそう」という印象を持たず、スムーズに入っていける様に工夫されています。

半年をメドに初級→中級→上級→チャレンジとステップアップしていく流れなので、小学校3・4年生からはじめれば、中学受験の準備をはじめる前に一通りのプログラミング知識が身につきます。教材は、ソニー・グローバルエデュケーション開発のKOOV®を採用。色鮮やかでかわいらしいブロックで自由な「かたち」をつくり、プログラミングで「動き」を与えていく過程を通して、楽しみながら、創造力と探究心が身につけられるでしょう。

参考：トライ式プログラミング教室の口コミ

個別指導Axisロボットプログラミング講座｜高いコストパフォーマンスが魅力

個別指導Axisロボットプログラミング講座は、学習塾の能開センターや個別指導Axisで有名なワオ・コーポレーションが展開する個別指導型のスクールです。

遊びながら楽しくロボットプログラミングを学べることが評判で、多くの小学3・4年生が受講しています。個別指導では、1人で1台のパソコンを利用でき、先生がそれぞれのペースに合わせて指導。「みんなでいっしょ」の授業ではなく「それぞれの習熟度に合わせた」個人指導なので、知識のモレもなく確実な成長が期待できます。先生を独占できると考えれば、月々の費用も割安といえるでしょう。

授業で使用する教材は、ソニー・グローバルエデュケーションが開発したロボットプログラミング学習キットKOOV®です。ロボット制作の体験を通じて、子どもたちの探究心や創造力、未来を切り開く思考力を学べます。教室が用意したKOOV®を使えるため、入学時に数万円するキットを購入する必要がありません（教材使用料は必要）。初期費用の負担は小さく、パソコンとロボットプログラミングキットを独占できるのが大きな魅力と言えるでしょう。

参考：個別指導Axisロボットプログラミング講座の口コミ

まずは様子見、低価格のプログラミング教室（月5,000円以下）

市民パソコン塾｜業界最安値をめざして50分1,100円の完全月謝制実現！

市民パソコン塾は、通信教育で有名な中央出版株式会社が展開するプログラミング教室です。業界最安値をめざして、１講座（50分)1,100円(税込)の完全月謝制スクールを展開しています。

カリキュラム教材は、米MIT(マサチューセッツ工科大学）で開発されたビジュアルプログラミングツールのScratch（スクラッチ）。ブロックを組み上げるようにかんたんな操作でプログラムを組むことができるので、小さい子どもでも学びやすく、慣れてきたらスキルアップもできます。

参考：市民パソコン塾の口コミ

デジタネ｜月4,000円以下で100以上のコンテンツが学び放題

低価格かつオンラインで学べるプログラミング教室が、デジタネです。なんと、月額3,980円ですべてのコンテンツが学び放題。ディズニーやマイクラッチ、ロブロックス、スクラッチなどで楽しく学べるのはもちろん、JavaScriptで本格的に学ぶこともできます。タイピングも練習でき、さまざまなスキルを伸ばすことが可能です。100以上のコンテンツが用意されているので、きっと興味・関心に合うコンテンツが見つかるでしょう。

子どもが思わず続けたくなる仕組みが満載で、勉強が苦手な子どもでも夢中になって学べます。保護者向けページで学習の応援や進捗確認ができ、保護者も安心です。

デジタネのコンテンツをたっぷり楽しめる無料体験は、なんと14日間も楽しめます。気になるのであれば、体験だけでもしてみてはいかがでしょうか。

参考：デジタネの口コミ

家庭の予算に応じて、まずは学び始めてみよう

教育に力を入れたい、できるなら内容の充実したスクールに通わせたい、でも予算を考えると一歩踏み出せない。子どもを持つ方なら誰でも一度は直面したジレンマかもしれません。

じっくりと考えて答えを出すのも大切でしょう。でも、悩んでいるうちにタイミングをのがしてしまったら後悔するかもしれません。とりあえず、予算に合うスクールを探して話を聞いてみてはいかがでしょう。

多くの教室では無料体験学習を用意しています。まず、はじめてみて、基礎が固まったらレベルアップしていくというのも、きっとお子さんの将来のためにいい選択だと思いますよ。