キッズAIプログラミングコンテスト | Scratchのスキルを試したいなら!

キッズAIプログラミングコンテスト | Scratchのスキルを試したいなら!
キッズAIプログラミングコンテストは、日本全国の子ども達がScratchのスキルを競い合える大会です。「プログラミングのスキルを活かして大会に出場したい!」と考えるお子さんにとって、チャレンジしやすい大会だといえるでしょう。

この記事では、キッズAIプログラミングコンテストの特長やファイナリストの作品などをわかりやすく紹介します。

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キッズAIプログラミングコンテストとは?

出典:キッズAIプログラミングコンテスト
Googleが主催となり開催しているのは、キッズAIプログラミングコンテストです。大会は、プログラミングとAIで身近な問題を解決することを目的としています。そのため、ScratchとAIでモノづくりにトライしたい小学生は、ぜひエントリーしたいですね。

Googleの研究や開発に携わっている社員が、応募作品を審査します。審査のポイントは、「イノベーション」「チャレンジ」「完成度」の3つの要素です。なお、以下のスキルが評価される点についても抑えておきましょう。
  • 発想力(40%)
  • 技術力(30%)
  • デザインと表現力(30%)
発想力だけではなく、デザイン性の高さも求められることがキッズAIプログラミングコンテストの特長です。過去のファイナリストの作品を参考にして、見る人の心を掴む作品を制作したいですね。

過去の大会について

2020年に開催されたキッズAIプログラミングコンテストでは、以下の6作品がファイナリストとして選ばれました。

作品のタイトル 作品の説明
感動読書 AIに色のふせんを機能学習させ、ページをめくると自動的に良いタイミングで音楽が流れる作品を制作
ヤンバルクイナ危機一髪 Teachable Machineを使用してヤンバルクイナの鳴き声を学習させ、ヤンバルクイナの鳴き声を感知したらLEDや音声合成でドライバーに知らせる作品を制作
Birds AI ぴーちゃん scratch ver. AIに危険な場所を機械学習させ、カメラに映る自転車走行中の道路の状況を判断できる作品を制作
おじいちゃんのお酒飲みすぎ防止システムⅡ AI ロボット(NiBoSi)がお酒を適切に管理してくれるシステムを制作
ドレミダンス ポーズによって、音階を区別して演奏できる作品を制作
マスクディレクター カメラの前に立つことで、マスクを着けているかどうかが音と絵でわかる作品を制作

ファイナリストに進出した参加者たちは、試行錯誤をしてシステムを制作しており、アイデアに溢れた作品が集結しました。自分自身の課題や身の回りの家族が持つ課題にフォーカスした作品は、それぞれに工夫をこらしていたことが特徴的でした。

キッズAIプログラミングコンテストの競技内容は?

キッズAIプログラミングコンテストの競技内容は、以下の2つに分けられます。
  • Teachable Machine(ティーチャブルマシン)
  • Stretch3(ストレッチ3)
1つめのTeachable Machineは、PCのカメラやマイクを用いて機械学習のモデルを構築できるツールを指します。コンテスト以外でも、幅広く利用されていることがTeachable Machineの特長です。

2つめのStretch3Scratchがベースとなっており、「TM2Scratch」他のAI関連拡張ブロックを利用できます。Stretch3を利用することで、Teachable Machineで作成した学習モデルを使用しプログラミングを行えます。

Stretch3に関しては、有志が運営しているため無料で使用できることがメリット。なお、ファイナリストはGoogle社員によるメンタリングを受けることができ、Googleロゴ入りグッズが贈呈されます。

キッズAIプログラミングコンテストの参加資格は?

キッズAIプログラミングコンテストの参加資格は、小学1年生から中学3年生までであることです。応募する際には、保護者が行う必要があるため注意しましょう。

AI拡張機能においてはML2ScratchやAIブロックby TechParkなどを用い、Scratchで制作したプロジェクトと3分以内のデモ動画を提出しましょう。ファイナルイベントまでの期間、ファイナリストはGoogle社員からのサポートを受けることも可能です。

直近の大会はどのような形式で行われた?

直近の大会は、2021年10月2日にMaker Faire Tokyo Onlineの一部としてオンライン配信されました。ファイナリストは、イベント内でプレゼンテーションを行う必要があります。
なお、2021年のファイナリストの作品は、以下のような内容でした。

作品のタイトル 作品の説明
Dish !〜これでまんてんパパ〜 父親が皿を割らないよう、AIに皿を登録して簡単に確認できるシステムを制作
姿勢直しシステム AIで姿勢を判定でき、姿勢が悪くなると音で注意してくれるシステムを制作。姿勢が悪くなると、ゲームのように減点される仕様になっている
1 日を楽しく過ごすための忘れ物チェックプログラム AIが朝の支度の確認作業を手伝ってくれるシステムを制作
たっちゃんひとりでできるもん AIの音声認識と画像認識を用い、保育園の準備をアシストするシステムを制作
ストップ!くちポカ ライオン AIによる画像認識を利用し、口呼吸対策をするシステムを制作。口が開いたままの状態をAIが検知すると、ベルやブザーで教えてくれる

グランプリを受賞したのは、口呼吸をぬいぐるみが教えてくれる「ストップ!くちポカ ライオン」でした。ぬいぐるみの目にカメラを設置し、ロボット化したことが審査員から評価されました。

ファイナリストたちは、兄弟からプログラミングに関してアドバイスを受けたり刺激を受けたりしたケースも多かったそう。

キッズAIプログラミングコンテストの公式サイト

キッズAIプログラミングコンテストは、日本全国のアイデア豊富な小学生が集まる大会です。キッズAIプログラミングコンテストの公式サイトはこちら。

まとめ

世界的にも大手の企業であるGoogleが主催していることもあり、キッズAIプログラミングコンテストは注目を集めています。Googleの社員から作品についてアドバイスを仰げることも、小学生にとっては大きなチャンスだといえるでしょう。

お子さんがプログラミングコンテストに興味がある場合には、公式サイトをチェックしたうえで参加を検討してみましょう。

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