ゼロワングランドスラム|Scratchやロボットで小学生が競い合う!全国大会の魅力
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日本一の小学生プログラマーを目指して全国から参加者が集うのは、ゼロワングランドスラムです。『ゼログラ』の愛称で親しまれるゼロワングランドスラムは、全国の小学生が親しみやすい3種類の競技内容となっています。
数あるプログラミングコンテストのなかでも競技形式となるゼロワングランドスラムは、仲間と一緒にチャレンジできる大会です。
この記事では、ゼロワングランドスラムの特徴や直近の大会についてわかりやすく紹介します。
ゼロワングランドスラムとは?

ゼロワングランドスラムは、一般社団法人ジュニアプログラミング推進機構が主催する小学生を対象としたプログラミングコンテストです。WEB予選からスタートし、ブロック大会を勝ち抜いたチームが決勝大会に進出。子どもたちがプログラミングスキルを競い合う全国規模のイベントとして注目されています。
競技はビジュアルプログラミング競技とロボット競技の2つの部門で構成されており、ScratchやKOOVなど、子どもたちに馴染みのあるツールが使用されることが特徴です。また、決勝大会には豪華なゲストや楽曲が用意され、大会を盛り上げる工夫がなされているのも魅力のひとつです。
Scratch競技開発者の松倉健悟さん(CA Tech Kids)、ロボット競技開発者の額田一利さん(e-Craft )は、それぞれ競技について以下のように語っています。
みなさん、こんにちは! Scratch競技を制作させていただいた、松倉です!「ゼログラ」では、今回の大会でも、「Scratch」を使ったいろいろな問題が出題されます。特に、Scratchのステージの動きだけを見てプログラムを再現する力が求められます。ホームページからプレイできる練習問題でも、その出題方法が体験できるので、何度もプレイして、どんな動きなのか、どんなプログラムなのかを推理して、この出題方法に慣れておいてください!
引用:ゼロワングランドスラム
ロボット競技は、「ロボットでターゲットを落とす」という競技にチャレンジしていただきます。2回戦は、前回大会よりもパワーアップする予定で、狙った場所にターゲットを落とす正確性が求められます。また決勝では、ターゲットを落とす「タイミング」や「相手プレイヤーとの駆け引き」といった予想も追加する予定です。ゼログラのロボット競技は、戦略が重要です。戦略どおりにロボットを操作するために、何度もトライアンドエラーを繰り返して、チューニングすることに慣れておいてください。ゼロワングランドスラムは、子どもたちのプログラミングスキルを育むだけでなく、試行錯誤や戦略を通じてさらなる成長が期待できる大会です。
引用:ゼロワングランドスラム
過去の大会について

第1回となるゼロワングランドスラムは、2021年3月18日からエントリー受付が開始となりました。2021年12月20日から2022年1月23日には1st STAGE WEB予選がスタートし、プログラミング学習ソフトの「Scratch」に関する4択クイズで競い合いました。
決勝大会は12人の小学生プログラマーがオンライン上に集結。競技は3種類で、「Scratch」「Minecraft」「ロボット」それぞれでお題に合わせて作業をおこないました。

競技 | 決勝大会のお題 |
Scratch | 20分間でシューティングゲームを開発せよ!! |
Minecraft | 2つの試練をクリアし『神秘の神殿』を目指せ! |
ロボット | ユカイ工学株式会社「ユカイなピコハンロボット」で3つの課題をクリアしてゴールを目指せ! |
また、大会の期間中に完全オンライン形式のワークショップも開催されています。HALLOやプログラミングゼミ、QUREOやembotなどを使用したワークショップで、プログラミング初心者のお子さんでも楽しめる内容となっていました。
ゼロワングランドスラムの競技内容は?
ゼロワングランドスラムでは、小学生たちがプログラミングスキルを競い合うさまざまな競技が用意されています。大会は複数のステージに分かれ、それぞれ異なるスキルが試されます。WEB予選

最初のステージはScratchを使ったWEB予選。映像を見ながら正しいプログラムを再現するなど、基礎的なプログラミング能力や論理的思考力が試されます。この予選は全国どこからでも参加可能で、練習問題に取り組むことで万全の準備ができます。
1回戦

1回戦では、与えられたテーマに基づいてScratchのライブコーディングをおこない、正確性とスピードを競います。オンラインで実施されるこの競技は、ライブ形式で他の参加者と直接対決するスリル満点の内容です。1回戦の結果によってエリア代表を決定します。
2回戦

2回戦からはリアル会場での対決がスタート。Scratchを使った即興ゲーム開発やデバッグチャレンジに加え、3種類のロボットを使った「ターゲット落としバトル」で競います。ロボット競技では、自分で選んだロボットを戦略的に組み上げ、フィールド上のターゲットを効率よく得点エリアに落とすことが求められます。
決勝戦

決勝戦では、さらに進化したロボット競技「スクランブルバトル」や、チームで協力してゲームを開発する「ゼログラハッカソン」が行われます。ロボット競技では相手チームとの駆け引きも重要になり、戦略的なプレイが鍵を握ります。一方、ゲーム開発競技では、チーム全員が同時にプログラミングを行い、独創的なアイデアと協力が試されます。
大会を通じて、子どもたちがプログラミングの基礎から応用までを楽しみながら学び、成長する姿が見られるのがゼロワングランドスラムの魅力です。
使用ツール
各競技で使用されるツールは以下のとおりです。ビジュアルプログラミング競技
ロボット競技
- アーテックロボ
- KOOV
- SPIKEプライム
ゲーム感覚でプログラミングに触れられる競技内容となっているため、大会への出場を目指して練習を繰り返すなかで、プログラミングスキルも向上しやすいでしょう。
各賞・副賞
ゼロワングランドスラムでは、選手たちの努力と成果を称え、以下のような豪華な賞品が用意されています。賞 | 賞品 |
優勝 | 金の楯、プログラミング学習用ノートパソコン(1選手あたり1台)※メーカー未定 |
準優勝 | 銀の楯、AKRacingゲーミングチェア Pro-X V2シリーズ(1選手あたり1台) |
第3位・第4位 | エレコム製品8点スペシャルセット |
ヤマハ発動機賞 | 電動アシスト自転車PASシリーズ |
Cygames賞 | 創作活動を支援するクリエイティブツール |
特にCygames賞は、決勝大会で特別な活躍をした選手に贈られる特別な賞で、受賞者の創作活動を支援する内容が選ばれます。大会での受賞は、子どもたちの学びや創造性をさらに広げるきっかけとなるでしょう。
ゼロワングランドスラムの参加資格は?
参加資格について、過去の大会では小学生が対象となっています。エントリーや大会への参加はすべて無料ですが、過去にはワークショップの一部は有料となるケースもあったようです。詳細は公式サイトをチェックしてみましょう。
直近の大会はどのような形式で行われた?

ゼロワングランドスラム第2回大会は、2023年11月26日に池袋・サンシャインシティで開催されました。日本全国から小学生プログラマー約1000名がエントリーし、WEB予選やオンラインの1回戦を経て、東西ブロック大会での激戦を勝ち抜いた4チームが決勝に進出しました。

決勝大会では、「ロボット競技」とScratchベースの「ゲーム開発競技」の2種目がおこなわれました。ロボット競技では、高度な戦略と正確な動作が求められ、選手たちは綿密なプログラムで挑戦。

一方、ゲーム開発競技では、独創的なアイデアと高度な技術が披露され、観衆を魅了しました。

2023年度大会の優勝を飾ったのは西日本:九州・沖縄ブロック代表Dチームです。「ロボット競技」と「ゲーム開発競技」で1位を獲得し、完全優勝を果たしました。

リアル会場での初開催となった第2回大会は、観衆を巻き込んだ熱気あふれるイベントとなり、選手たちの成長と挑戦の舞台として高い評価を得ました。
ゼロワングランドスラムの公式サイト
小学生が大好きなゲームを競技内容に盛り込み、プログラミングをより身近に感じられるのがゼロワングランドスラムです。参加は無料なので、気軽にエントリーしたいですね。ゼロワングランドスラムの公式サイトはこちら。「ゼロワングランドスラム(01 Grand Slam)」(ゼログラ)は、プログラミングスキルをスポーツのように競技形式で競い合い、日本一の小学生プログラマーを決定する、小学生向けのプログラミング大会です。
https://01-grandslam.jp/ >
ゼロワングランドスラムでプログラミングの実力を試そう!

小学生が主役になれるプログラミングコンテストとして、ゼロワングランドスラムは注目を集めています。「ゲームが大好き」「プログラミングが得意」など、自分の好きなものを通じて大会に挑戦できるチャンス。
公式サイトの利用規約や注意事項などに目を通したうえで、ぜひ挑戦してみましょう!
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