中には、小さな子どもが遊びながら楽しめるプログラミング教材も数多くあります。
3歳~5歳の就学前のお子さんでも楽しめるプログラミング教材を紹介します。
プログラミング教材って何?
プログラミング教材とは、その名の通りコンピューターのプログラミングのスキルや概念を学べる教材のことです。
パソコンなどのデバイスに対応したソフトやアプリ、プログラミングで動かせるロボットやブロックなど工作系のもの、パソコンなどを使わずにプログラミングを体験できるプログラミングを解説した本や、パズルやボードゲームなど様々なものがあります。
本格的な教材から、遊び感覚で楽しめるものまで、幅広い種類があります。
子どもに合った教材の選び方
たくさんの種類がある教材の中から、どんなものを選べばいいのでしょうか?
子ども用の教材の多くは、〇歳から〇歳向け、小学校〇年生向けなど、対象の年齢が書いてあります。
まずはそれを目安に選ぶと良いでしょう。
※書いてある年齢はあくまで目安なので、お子さんによっては対象の年齢のものでも簡単すぎたり、難しかったりもあるので注意して下さい。
ゲームが好きなお子さんには、ゲーム感覚で楽しめるビジュアルプログラミングソフトやアプリなど、人形やロボット遊びといった工作などが好きなお子さんには、ロボットの工作とプログラミングが同時に学べるロボットプログラミングなどがおすすめです。
お子さんのスキルや好みに合わせて選んであげましょう。
幼児向けのおすすめプログラミング教材
3歳~5歳の子供どもにおすすめのプログラミング教材をいくつか紹介します。
Viscuit(ビスケット)
だれでも簡単に楽しめるプログラミングの世界にようこそ! Viscuit(ビスケット)はこのホームページ上で使うことができます。使い方の説明は、 ビスケットの基本の使い方の動画で紹介しています。また、 PCでの遊び方のPDFファイル もあります。 NEW ビスケットでうごく絵本をつくろう(ベータバージョン) 最新バージョンのビスケットです。うごく絵本や、タッチゲームが作れます。作った作品はiPadやAndroidタブレットなどで、Flashを使わずに見ることができます。 はじめてつくるときには、 ビスケットの基本の使い方の動画を見てください。 ▶ネットで遊ぶビスケットランドの遊び方PDFファイル 絵をうごかすプログラミングに挑戦! 今までネットで作られた作品 ビスケットランド(そら) / ビスケットランド(うみ)/ ビスケットランド(夕やけ)/ ビスケットランド(おばけやしき)/ ビスケットランド(そうげん)/ ビスケットランド(うちゅう)/ ビスケットランド(口の中)/ ロボット対戦/ うごくカード(中級)/ うごくカード(上級) メンバーズ・カードの番号を入れてね! ワークショップ主催者は、アカウントを作成してオリジナルのワークショップを開催できます。 今まで開催されたワークショップの作品をご覧いただけます。
この記事をwww7.viscuit.com で読む >ビスケットは、「誰でもプログラミングを体験してコンピュータの本質が理解できる」をコンセプトに、NTTの研究で開発されたビジュアルプログラミングソフトで、ゲーム感覚で楽しみながら学ぶことが出来ます。
アイコンやイラストを画面上に並べることでプログラミングが出来る、ビジュアルプログラミングを活用しており、誰でも簡単に操作することが出来ます。
キーボードの操作が出来なくても楽しめるため、幼児でも簡単に操作が可能です。
スキルが上がるにつれて、複雑なプログラミングを作成することも出来るようになるので、長く使用できるツールです。
パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレット端末でも使用が可能です。
Think & Learn プログラミングロボ コード・A・ピラー
Fisher Price Toys & Baby Gear | Mattel
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この記事をshop.mattel.com で読む >カラフルで可愛いイモ虫型のプログラミングロボットです。
パソコンや難しい操作は必要なく、モーターで動く頭に8個の胴体を接続するだけの簡単なおもちゃになっています。胴体には前進・右折・左折といったパーツがあります。
ゴールを決めて、そこにたどり着くために必要な順序でパーツを頭に接続するだけ。簡単に取り外しが出来るので、子どもだけで遊ぶことが出来ます。
ライトが点灯したり音が鳴ったりと、子どもを飽きさせない工夫もされており、非常に簡単にプログラミングを体験出来るツールとなっています。
Let's Go Code! アクティビティセット
レッツゴーコードは、アメリカの老舗教材メーカーのLearning Resouerces社が開発したプログラミング学習用の玩具です。
20枚のマットを使用し迷路を作り、ゴールにロボットのカードを設置します。
ロボットにたどり着くにはどうすれば良いか考え、迷路の進み方が書かれたコーディングカードで動きを決めあとはカードの順番通りに迷路を進んでいくだけ。
全身を使用したプログラミング教材になっています。
迷路を進むだけでなく、途中でネジなどロボットの修理に必要な材料を拾わなくてはいけないなど、カードの組み合わせ次第で複雑な迷路を作ることも出来ます。
パソコンなど一切使わないアナログのゲームになっており、複数人で楽しむことも出来ます。
Robot Turtles(ロボットタートルズ)
ロボットタートルズはGoogleのプログラマーが、自身の子どものために開発したボードゲームです。パソコンなどを使わずに、プログラミング学習が出来るゲームとして注目されています。
遊び方は亀を障害物を避けながら、宝石まで辿りつかせるゲームになっています。宝石までの道のりをコマンドカードを並べてプログラミングをします。
このボードゲームの最大の特徴は、子ども自身が亀を動かさず、必ず大人がパソコン役として参加し、コマンド通りに動かすというルールです。これにより、子どもは間違いに気づき、プロセスを明確にすることで、論理的思考が身に付きます。
コンピューターのプログラミングを想定した内容になっており、間違いを正すことが出来るバグカードや、一度に複数の動きが出来るファンクションカードなどがあります。
4人まで参加出来るので、家族や友達と一緒に遊びながら学ぶことが出来ます。
アーテックブロック ゲームクリエイターセット
「Artecブロック」(アーテックブロック)は、革新的な構造で縦、横、斜めと自由自在にブロックをジョイント可能で、思い描いたイメージを設計時間に煩わされることなく、簡単に創作できるカラーブロックです。
この記事をwww.artec-kk.co.jp で読む >アーテックブロックは、キューブ状のブロックを使い、様々なものを作る知育ブロックです。縦だけでなく、横や斜めにもブロクをつなげることができるので、子供の柔軟な発想力がさらに磨かれます。
ブロックとして遊ぶだけでなく、様々な組み合わせで、20種類のゲームを作ることが出来ます。
また、アーテックブロックを使用した、小学生向けの商品のアーテックロボがあり、ロボと合わせると、ロボットプログラミングを楽しむことも出来ます。
まとめ
3~5歳の幼児期は、楽しみながら学ぶことが子どもの興味を育てることにつながります。プログラミング教材を活用し、遊びながら楽しく学んでみてはいかがでしょうか。