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「子どもにプログラミングを教えたいけど、きっかけがない」「子どもがなかなか興味を示さない」と悩む方に、小学生向けのプログラミング教育でおすすめしたいのは、子どもが楽しめるツールの利用です。まずは子どもが興味を持ち、やる気になることが大切です。いま、プログラミングの教材には、遊び感覚で学べる面白いものがたくさんあります。この記事では、お菓子やゲームで遊びながら学べる教材を紹介します。
ユニークなプログラミング教育ツールが増えている
レゴエデュケーションが教育関係者約400人(回答286人)を対象に実施した2019年の調査によると、約8割が、プログラミング教育を「導入中」もしくは「導入準備中」と回答しています。とくに注目されているのは、子どもが好きになれる教育ツールです。身近なお菓子やゲームを題材にした、体験型のユニークな教材が開発されており、授業に使えるよう学習指導案とセットで公開されるものもあります。なぜ増えているの?
教育ツールの増加には、児童が楽しんで学ぶことを重視する教員の声が影響していると考えられます。プログラミング教育は子どもたちにとって難しく、予算やIT環境、教員などの不足もあり、まだまだ浸透していません。そこで、子どもが自発的に楽しんで学べる、直感的な教材が求められています。
どんな教材があるの?
この記事では3つの教材を紹介します。お菓子を使ってプログラミングができる「GLICODE®(グリコード)」、ゲームづくりでプログラミングを学べる「ぷよぷよプログラミング」、人気キャラクターを動かすためにコーディングを学べる「Minecraft Hour of Code(マインクラフト・アワー・オブ・コード)」です。各教材の特徴を解説します。
ポッキーでプログラミング「GLICODE®(グリコード)」
江崎グリコ提供「GLICODE®(グリコード)」は、お菓子の製造販売でも知られる「江崎グリコ」が提供する、「ポッキー」を使ったプログラミングの無料アプリです。グリコードは総務省が推進する2016年度「若年層に対するプログラミング教育の普及推進事業」に選ばれており、国内の小学校の授業で活用されています。
また、グリコードに登場するステージをつくるプログラミング学習アプリ「GLICODE MAKER」も展開しています。
使い方は?
江崎グリコ提供
ポッキーを並べて、スマホのカメラで撮影すると、江崎グリコのオリジナルキャラクター「ハグハグ」を動かすことができます。小学校低学年から、SEQUENCE(シーケンス:順番に実行する)、LOOP(ループ:繰り返す)、IF(イフ:場合分け)などの、プログラミングにおける基礎的な考え方を身につけることができます。
有識者や教育現場の声を踏まえた改修を加えて授業用コンテンツを追加した「じゅぎょう用コース」もあり、教員向けの学習指導案や授業に使える映像コンテンツ、提示資料を提供しています。プログラミングの授業を行った経験が教員でも、すぐに授業を実施できるように工夫されています。
URL:https://cp.glico.jp/glicode/
主な対象年齢:4歳以上
指導案:あり ※「がくしゅうようポッキーセット」は配布を終了
ぷよぷよプログラミング
「ぷよぷよプログラミング」は、セガが手がけるアクションパズルゲーム「ぷよぷよ」のコードを書き写して再現する学習向けのツールです。書き写す作業をしながら、パソコンの操作や、小さなミスを自分で直す能力を身につけていきます。世界中で使われているコンピューター言語を、プロが使う開発環境で使用しながら、コーディング(コンピューター言語でコードを書くこと)のルールを学べます。
使い方は?
コードを一字一句、正確に書き写していきます。入力量は基礎コース(4行)から上級コース(1015行)まであり、書き写すごとにぷよぷよが完成していきます。
URL:https://puyo.sega.jp/program_2020/
主な対象年齢:小学校4年以上
学習指導案:なし
Minecraft Hour of Code(マインクラフト・アワー・オブ・コード)
「Minecraft Hour of Code(マインクラフト・アワー・オブ・コード)」は、アメリカのプログラミング普及団体「Code.org」が運営するプログラミング学習サービスです。1時間のチュートリアル動画を一つずつ見ながら学習を進められるのが特徴です。プロジェクトの趣旨に賛同する多くの企業や団体が、プログラミングの学習ツールやキャラクターを提供しているため、ディズニー、スター・ウォーズなどの人気キャラクターがコースに登場。初心者にやさしい、パズルのようなプログラミング方法で、子どもたちがよく知っているゲームや映画、アニメのキャラクターを画面の中で動かしながら、プログラミングを学べます。
使い方は?
好きなコースを選び、プログラムでキャラクターを動かします。
動画の解説は英語で行われますが、字幕が45カ以上の言語に対応しており、日本語訳も選べます。パソコンやタブレット、スマートフォンからアクセスでき、インターネット環境があればどこでも利用できます。
ブロックによる指示をつなぎ合わせるだけではなく、より少ないブロックで目的を達成するにはどうすればいいかを考えるのがポイント。目的別のコースが豊富に登録されており、年齢やトピック、動作環境を指定して、効率的にプログラミングの基礎を学べます。
URL:https://hourofcode.com/jp/learn
主な対象年齢:4歳以上
学習指導案:Programming for ALLには指導者用資料あり