忙しい毎日に追われていると、そんな見直しや、発想する機会も失いがちですよね。でも、誰かの「あったらいいな」の発想が駆使された新しい便利グッズを活用することで生活はもっと楽しく快適になります。今回はそんな便利グッズを紹介します。
「こんなサービスあったらいいな」は生活の中から生まれる
毎日楽しく暮らしを送るために、皆さんは何か心掛けていることはありますか?私は、もやもやしたことをそのままにせず、原因を考え、解決策を探すようにしています。
例えば、クリスマスの日。子どもが小さいという理由で、外食を諦めていましたが、急遽ディナーだけでも!と、雰囲気の良いお店で食事をすることにしました。
しかし、結果的に子どもが騒がしくしてしまい、周りから冷たい視線を浴びることになってしまったのです。このとき、私はもやもや…。このもやもやした感情の原因はなんだったのかを考えてみました。
周りの人も同じように特別な日を過ごすために来店しているはずなので、なるべく子連れでも気を遣わずに済むように、子連れ可のお店を選びました。しかし、結局はすてきな夜を邪魔してしまったことへの罪悪感から、もやもやが生じてしまったのです。
しかし、原因がわかっても起こってしまったことは取り返しがつかないので、今後同じことが起こらないように、次回への解決策を考えました。
結果、事前によくお店の情報を調べ、個室でゆっくり過ごせるところを予約しようという結論に至りました。ですが、個室を探すといってもなかなかいいところって見つからないものですよね。
そんなとき、子どもの声のボリュームを落とすことができるマイクがあったらいいなと空想しました。
世の中はアイディアであふれている!
日常生活を送る中で、誰もが「こんなものがあったらいいな」と感じることってありますよね。そのアイデアを形にできたら、すごく便利で楽しい生活に変わっていくと思いませんか?そんな誰かの「こんなものがあったらいいな」という発想が、既にこの世の中にあふれているのです。
朝起きるのが苦手な方。毎朝、目覚まし時計を何個もセットして、大きな音であわただしく目を覚ましているのではないでしょうか。それでは、なかなか心地良い朝を迎えられないと思います。
そんな人は、心地良く起きられる目覚まし時計があったらうれしいですよね。現在販売されている目覚まし時計の中には、太陽の光を再現して起こしてくれる目覚まし時計があります。
人間は、心地良く目覚めるために太陽の光が効果的です。光を浴びることで、メラトニンという眠りを誘発するホルモンが低下し、スッキリと目覚めることができるだけではなく、体や脳が良い状態になり健康的に楽しい1日を過ごすことができます。
実はプログラミングが使われていた!便利な生活グッズ3選
こうした「あったらいいな」とアイディアが光る商品って実は世の中にたくさんあるって知ってました?私達の日常の「あったらいいな」を形にした商品を3つ紹介します。●Qrio Smart Lock(キュリオスマートロック)Q-SL1
普段使っているスマートフォンで、開錠や施錠といった鍵の操作が行えるスマートロック。手ぶら設定をすると、スマートフォンを操作しなくても、自宅へ一定の距離近づくだけでロックが自動解除されます。
子供に鍵を持たせたいけど、失くしてしまわないか心配な親御さんにもおすすめです。また、わざわざ合鍵を作らなくても、FacebookやLINEなどのSNSを通じて、家族や友人と鍵を共有することもできる便利グッズ。
アプリで作成した鍵は、その都度削除して無効にすればセキュリティーも守れるので安心です。
●セコム・マイドクターウォッチ
手首に装着するリストバンド型ウエアラブル端末。睡眠、食事、歩数などの状態を確認し、その記録からアドバイスをもらい健康を管理します。緊急時には、セコムの管理センターへ通報ができるボタンも付いています。転倒したり動けなくなったりした場合でも、衝撃の強さや移動状況から異常を感知!セコムの管理センターへ自動的に通報してくれます。離れて暮らす高齢者や、一人暮らしの学生などにおすすめです。
●三菱電機 ルームエアコン 霧ヶ峰 MSZ-FZ4018S-W
体感温度は、人それぞれ違いますよね。同じ空間にいても、寒いと感じる人、暑いと感じる人がいます。霧ヶ峰は、高精度赤外線センサーによって、手先から足先まで体の温度変化をキャッチ!快適な状態を作り上げてくれる優れものです。寝苦しい夜には、温度を下げて寝つきをサポート。朝の目覚めまでに段階的に温度を上げてくれる設定もあり、常に体感温度を見守り快適な空間を提供してくれます。
ちなみに、この3つの商品ですが、全てに「プログラミング」が使われています。「プログラミング」を使うことで、自分の「あったらいいな」を形にできるとわかったら、きっと自分だけじゃなく、お子さんもワクワクすると思いませんか?
まとめ
いかがでしたか。身近にアイディアがつまった商品があふれている現代。ふと、「こんなものがあったらいいな」と思いついたときは一度検索してみてください。すでにその思いは実現されているかもしれません。そして、自分が思いついたものがまだ世の中にない場合、「プログラミング」を活用することで、作り出せる可能性は大いにあります。そういった可能性もお子さんに伝えていけるといいですね!
文/もりさき