SDGsとは何のこと?背景や取組みをまるごとわかりやすく解説!
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何の意味を持つ言葉なんだろう?と疑問に思いながらも、調べてこなかった人もいるでしょう。
SDGsは世界が抱える問題でもあり、わたし達1人ひとりが今まさに抱えている問題でもあります。行動に移すには勇気が要るとしても、まずは内容を知ることが第一歩。SDGsの意味を知って、意識するだけでも自然と行動が変わる場面もあります。
この記事では、SDGsが生まれた背景や取組みについて、わかりやすく解説します。
SDGsの意味を知ろう
SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の頭文字をとっており、2015年の国連サミットで採択されました。SDGsの意味は「今、世界中が抱えている問題を自分のこととして考え、世界中のみんなで協力して解決していこう」という内容が含まれています。SDGsは2030年までに解決することを目標にしており、SDGsが世界中から脚光を浴びたのは2017年のこと。
ダボス会議で「SDGsによって日本円にして1,200兆円を超える経済効果と、3億8,000万人に雇用が創出される」と発表されました。
ダボス会議で発表があったことを受けて、日本の企業も次々とSDGsに乗り出すようになりました。
参考:JOB STORY
2030年までに達成したいSDGsの目標
SDGsが目指す目標には「子どもや孫の代までよりよい人生が送れますように」という願いが込められています。世界共通の目標では17個、ターゲットは169個設定されています。目標のなかには以下のようなものが挙げられています。- 貧困をなくそう
- ジェンダー平等を実現しよう
- エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 平和と公正をすべての人に
SDGsを考えるときに一番大切なこと
SDGsで最も大切なことは、他の誰かが達成するのではなく「わたし自身が達成するべき目標である」と理解することです。日々の食べ残しを減らすだけでも、SDGsの目標に対して一歩前進することができます。普段の生活を丁寧に見直すだけで、SDGsのなかで達成できる目標はいくつもあるでしょう。そして、自分自身がSDGsを理解したら、周りにも広めていくことでSDGsの目標達成に近づくことができます。広めることが難しいと感じたら「わたしが実践するところ」を自然に見てもらっても良いでしょう。誰かの言葉を聞き、行動を見ることで潜在的に意識が変わっていくこともあります。
SDGsで現在取り組まれていること
それでは、SDGsで実際に取り組まれている内容をみていきましょう。安全な情報通信
パソコンやスマートフォンを各世帯が所有するようになった昨今では、あらゆる人がインターネットを活用するようになりました。大人だけではなく子どもも触れられるインターネットだからこそ、安全に利用できる環境が一刻も早く求められています。個人情報の漏洩やサイバー攻撃などの被害を受けないよう、情報通信を守ることを推し進めています。ただし、インターネットにおいては自分自身で身を守ることも重要なポイントです。「パスワードは使いまわさない」「怪しいサイトやメールは開かない」など、最低限のネットリテラシーを知る努力も必要だといえるでしょう。
ユニバーサルデザイン
ユニバーサルデザインとは「文化や国籍などに関わらず、すべての人が利用しやすいデザイン」を意味します。具体的には、車いすでも上りやすいスロープやセンサー式の蛇口、握力が弱い人でも使いやすいハサミなどが挙げられます。こうしたユニバーサルデザインの商品や環境を利用することで、みんなが使いやすいと感じ「すべての人達と支え合う」ことを理解するのが大切なことです。すべての人に思いやりの心が芽生えることが増えるのを願って、ユニバーサルデザインは制作されています。
女性教育支援
2021年の今日も、男女格差が深刻な地域は少なくありません。日本では当たり前のように受けられる初等教育ですが、2018年時点では世界で約3,200万人の女の子が教育を受けられていません。地域の慣習によっては「児童婚」によって、学校に通いたくても通えなくなることもあります。貧困や家庭環境が原因となり、教育を受けられない女の子を1人でも少なくしようというのが、女性教育支援の目標です。女性教育が十分に行き渡ることで、心身共に健康で収入も得やすくなり、幸福感が向上しやすくなるといわれています。
なお、女性の教育不足・貧困は世界だけではなく、日本でも抱えている問題です。大学進学率の男女差や社会人になったときの収入の差などで考えれば、わかりやすいでしょう。女性教育支援においても、身近な問題として取り組むことが重要です。
まとめ
SDGsを理解することは「現在の世界がどのような問題を抱えているか」を知るきっかけにもなります。貧困や環境問題は、他人事ではありません。自分の子どもや孫の代の子どもたちが笑って暮らせる社会になるように、まずは自分自身が1歩踏み出す必要があります。家族や友人などの身近な人たちと、SDGsについて話し合ってみるのも良いでしょう。考える機会が増えることで、具体的な行動につなげていきたいですね。
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