お子さんがゲームに興味がある、将来はゲーム開発をしたいと思っている場合、早いうちからプログラミングに親しんでおくことがとても役に立ちます。
「どうせ学ぶならゲーム開発によく使われているものを学びたい」と思うかもしれません。この記事ではゲーム開発の現場でよく使われいるプログラミング言語をいくつか簡単に紹介しますので是非参考にしてみてください。
1. ゲームプログラミングって何?
ゲームが好きなお子さんにプログラミングを学ばせようと考えている親御さんなら「ゲーム開発に使われているプログラミング言語って何だろう?」と考えたことがあるかもしれません。
ゲームを動かすのに必要なプログラムを作成することを「ゲームプログラミング」と言い、ゲームプログラミングに適したプログラミング言語も存在しています。
そこで今回は、ゲーム開発の現場でよく使われているプログラミング言語を幾つか紹介します。ゲームが好きなお子さんをお持ちの方は是非参考にして、ゲームへの関心からプログラミング学習へつなげていくのはいかがでしょうか?
習得難易度が高めの言語もあるので、小学校高学年以上のお子さんにもオススメです。
2. ゲーム開発現場で使われているプログラミング言語紹介!
1. C#
C#は比較的古い部類に入るプログラミング言語ですが、ゲーム開発の現場では人気が高い言語です。
例えば、PCゲーム、コンソールゲーム、スマートフォン向けゲームなどの開発に幅広く用いられるゲームエンジン「Unity」ではC#とJavaScriptの2種類のプログラミング言語をサポートしていますが、実際の「Unity」を用いたゲーム開発現場ではC#が用いられることが多いです。
習得難易度もそこまで高くないため、ゲームプログラミングを最初に学ぶのに適しています
2. C++
C++はコンソールゲームやPCゲームの開発などに幅広く用いられています。C++の特徴の一つが様々なOSで動作し、処理がとても早いことです。そのため、膨大な処理を素早く行う必要のあるゲーム開発に向いている言語と言えるでしょう。
また、汎用性の高さを活かす事ができるクロスプラットフォーム対応ゲームの開発に最適で需要が高まっています。
しかし、C++は習得難易度が高いためお子さんに学ばせる場合は、前述のC#などから入り、「もっと本格的に深く学びたい」と思ってから取り組むのがいいでしょう。 C++は将来性もある言語ですので学習意欲が高い場合は積極的に学んでみるのがオススメです。
3. Lua
LuaはC言語やC++で作成されたプログラムに組み込んで使うために開発された言語です。Luaの特徴は汎用性が高く、組み込みが容易なことです。
また、処理速度が早く機能の追加も簡単にできるのもゲーム製作に使われる理由の一つとなっています。
実際の製作現場ではゲームシステムの基本をC++などで構築し、各種コンテンツの開発にLuaを使用するなどと言った形で利用されています。
「World of Warcraft」を始めとする超有名大作ゲームでも使われていますので、習得する価値は充分と言えるでしょう。お子さんがプログラミングに強い関心がある場合、学ぶことを考えてみるのもいいかもしれません。
3. ゲーム開発に興味があるなら今のうちからこれらの言語を学習しよう!
ゲーム開発でよく使われるプログラミング言語を3つご紹介しましたがいかがだったでしょうか?これらの言語を習得するには努力が求められますが将来性も高く、ゲームプログラマーになることを目標としているお子さんに学ばせるには最適という事ができるでしょう。
お子さんがゲーム開発に強い関心を持っていてプログラミングを学ぶ意欲が高い場合は是非これらの言語の学習に挑戦してみてください!