Scratch(スクラッチ)のはじめかた
子ども向けプログラミング学習環境の「Scratch」。Scratch(スクラッチ)のはじめかたはこちらの記事も参照してみてください。
プログラミング入門言語「Scratch」の始め方 | 子どもでも簡単に始められる!
子ども向けプログラミングスクールでもよく使われている「Scratch」。プログラミングと聞くと「難しそう」「分からない」といった先入観があるかと思います。そこで今回はどこよりも簡単なチュートリアルを作ってみました。内容もそこそこに気軽に見てみてください
この記事をcoeteco.jp で読む >プロジェクトを作る
<スクラッチ公式サイト>https://scratch.mit.edu/
さっそく「作る」ボタンを押してプロジェクトを作ってみます!
画像を設定
左下の「ステージ」「新しい背景:」のフォルダアイコンから背景画像ファイルをアップロードします。
次に「スプライト」「新しいスプライト:」フォルダアイコンからスプライトの画像をアップロードして、右側のコスチュームタブ「新しいコスチューム:」フォルダアイコンから「in2.png」「in3.png」画像をアップロードします。はじめに設定されているネコは「×」ボタンを押して消します。
スクリプトのブロックを設定
スクリプトのブロックを動かして設定します。
★旗がクリックされたとき
x座標を【0】、y座標を【-100】にする
ずっと
コスチュームを【in2】にする
- 【10】歩動かす
- 【0.1】秒待つ
コスチュームを【in1】にする
- もし端に着いたら、跳ね返る
もし【y座標】>【0】なら
コスチュームを【in3】にする
【!】と【2秒】言う
x座標を【0】、y座標を【-100】にする
・もし端に着いたら、跳ね返る
このスクリプトを設定する場合はスプライトの【 i 】をクリックして、回転の種類を「左右だけ」にするとひっくり返りません。
・【10】歩動かす
このスクリプトはちょっと斜めに進んでしまうためどんどん上の方にあがってしまいます。
・もし【y座標】>【0】なら
恥ずかしくなって元の位置にもどる設定にしました。<プロジェクトを見てみよう>
https://scratch.mit.edu/projects/196987647/
「中を見る」ボタンを押すとスクリプトの詳細がわかります。
スクラッチのスクリプトを少しずつ覚えていくことで、楽しく簡単にプログラミングが理解できるように感じました!
Scratch(スクラッチ)でできるようになること
実際に操作画面などを見ていただくと、「やることが多くて難しそうだなあ」と思われるかもしれません。たしかに、やることは多いですし、複雑さもあります。しかし、そういった複雑なものを前にして「どうしたら良いだろう?」と考え、一つひとつの作業に落とし込んでいく。上手くいかなかったら、「どうやったら上手くいくだろう?」と考えながら一つずつ改善していく。この積み重ねが、プログラミング的な思考を身につけるために重要なことなのだと思います。最初は少し難しい操作も出てくるかもしれませんが、繰り返していくうちに自然と覚えていくことでしょう。通常のプログラミング言語だとテキストばかりで嫌になることもありますが、スクラッチはビジュアル的にも楽しく、とっつきやすいのがポイント。子どもだけではなく、プログラミングに苦手意識を持っている大人の方にもおすすめです。
Scratch is developed by the Lifelong Kindergarten Group at the MIT Media Lab. See http://scratch.mit.edu.