レゴといえば、ブロックを積み上げて遊ぶおもちゃとして昔から親しまれていますが、最近のレゴはそれだけではないんです!今回は、そんなレゴの新たな学習用玩具、「マインドストーム®EV3」と「WeDo2.0」をご紹介します!
1. マインドストーム®EV3とWeDo2.0ってなに?
レゴは積み上げた後、崩してまた新しいモノを作るために積み上げて…そういう風に遊ばれてきました。しかし、マインドストーム®EV3/WeDo2.0はそうではありません。
積み上げた後のブロックにプログラミングを行い、動かして遊びます。
よく知られているレゴブロックの遊び方に加えて、プログラミングを組み込める特別なブロックを積み上げることができ、そのパーツが作ったものの制御を可能にしているのです。モノを持ち上げたり、移動するロボットを簡単に作ることができます。
2. マインドストーム®EV3とWeDo2.0の違いは?
マインドストーム®EV3とWeDo2.0はどちらも「レゴブロックを積み上げて、プログラミングを行い、動かす」という一連の遊び方は同じですが、プログラミングの難易度とできることに違いがあります。
マインドストーム®EV3はドラッグ&ドロップなど直感的な操作で簡単にプログラミングできるだけでなく、様々な開発環境でプログラミングを行うことも可能です。また、ジャイロやタッチ、超音波、カラーセンサーと連携可能でより高度で複雑な開発を行うことができます。
対してWeDo2.0は、よりシンプルで、簡単にプログラミングを行うことが可能な小学生向けコンテンツという位置付けです。どちらも基本セットとして入手可能で、パーツごとに個別での購入も可能です。更に、マインドストーム®EV3は拡張セットを購入することでより高度なモデルを作成することができます。
3. マインドストーム®EV3とWeDo2.0はどこで学べるの?
マインドストーム®EV3もWeDo2.0も、とても簡単にプログラミングが学べるように工夫されていますし、基本セットの内容はそのままに、充実したテキストを付属しているテキストセットもあるので、それを購入して独学で勉強することも可能です。
ただ、どちらも安くはないので、プログラミングが初めてといった不安がある方はプログラミングスクールで教材として取り扱っているところがありますので、そちらを利用するのも手かと思います。マインドストーム®EV3とWeDo2.0を用いたプログラミングコースには例えば次のようなものがあります。
・マインドストーム® EV3で組み立てたモデルとソフトウェアを使用して、様々な宇宙ミッション(課題)に挑戦
ロボットやアタッチメントを組み立て、プログラミングで宇宙をテーマにした様々なミッションに立ち向かっていくコースです。
・WeDo2.0で作った遊園地の乗り物モデルをプログラミングして動かす
観覧車やメリーゴーランドなどの様々な乗り物作って動かし、最後には大きなひとつの遊園地にします。
<最後に>
近年、学校教育でのプログラミング必修化などを受け多くのプログラミング学習用教材が世に広まってきました。その中でも、レゴという誰もが知っているおもちゃで、自作したブロックにプログラミングを組み込むマインドストーム®EV3とWeDo2.0はとても注目されています。子供だけでなく、大人も楽しめる魅力がたくさんありますので、是非親子で一緒に遊んでみてください。