荒川区のプログラミング教育は活発?地域の雰囲気まとめ
荒川区の一般的な土地柄・イメージ
古くは荒川区は農業が盛んな土地柄でしたが、明治時代以降は文明開花の波に伴って大規模な工業地帯として開発が進められました。
現在はほとんどの工場が閉鎖されてしまったものの、その跡地を再開発や公園整備に活用する事で、特にファミリー層の方々が多く移り住むようになっています。
荒川区内にはプールなどの大規模施設を併設する「荒川自然公園」を含む全37箇所(2018年末時点)の公園が設置されており、他にも「あらかわ遊園」や「都電おもいで広場」などのファミリー向けのレジャースポットも点在しています。
また、荒川区は定住化促進や子育て支援などの区独自の政策も行っており、今後ますます子育て世帯の人口増加が予想されます。
荒川区の家賃・地価平均のイメージ
荒川区は2018年の地価上昇率で都内ベスト3にあるプログラミング入るほど、近年になって大きく地価・家賃相場が急上昇しています。これまで荒川区は都心からほど近い立地にありながらも、鉄道などの交通アクセスの利便性からあまり住宅地として重要視されてきませんでした。
しかし、成田スカイアクセスや舎人ライナー、つくばエキスプレスの開通によって交通の利便性が向上したことで、現在はマンション建設が急ピッチで進められています。
ただ、今は発展途上ということで荒川区は23区中6番目に家賃が安く、地価も23区中8番目に安いです(平成29年9月時点)。
荒川区は緑も多くファミリー世帯にも住みやすい場所ですし、家賃や物価の安さの面でも近年大きな注目を集め始めています。
荒川区の中学受験熱についてのイメージ
東京都教育委員会が実施した「平成29年度公立学校統計調査報告書」によれば、荒川区内の公立小学校から区外含む私立中学校に進学した子どもの人数は、同年度の卒業生1392人に対して285人となっています。割合としてはその年の小学校卒業生の2割程度が中学受験をしていることになりますが、この数字は都内23区中15位の数値です。
荒川区には2校の私立中学校がありますが、いずれも男子校・女子校と共学では無いため、この点も荒川区の私立中学校を受験する子どもがやや少ない要因と考えられます。
また、荒川区は世帯の平均年収が東京23区中最も少ないという背景もあり、「家庭の事情で私立中学校への進学を諦めざるを得ない」というケースも多いのかもしれません。
荒川区のプログラミング教室の動向について
荒川区は2018年から同区内在住の小学1~3年生を対象としたロボットプログラミングワークショップを委託運営していたり、同年の区議会では政府に対するプログラミング教育支援の要請を求める意見書提出議案を採択したりなど、プログラミング教育必修化に向けて積極的な取り組みを行っています。また、東京都プログラミング教育推進校に指定された「荒川区第二日暮里小学校な」では推進校に指定されていない他校に先んじてプログラミング教育が行われているなど、他の区と比べても教育環境に遜色はありません。
荒川区の全児童に対するプログラミング・ロボット教室の数も16教室と充実しており、同区内の全ての鉄道駅周辺には、最低でも1つはプログラミング教育が受けられる教室があるほどです。