品川区のプログラミング教育は活発?地域の雰囲気まとめ
品川区の一般的な土地柄・イメージ
品川区は元々東海道の宿場町として栄えた場所で、中山道の板橋宿、甲州街道の内藤新宿、日光街道と奥羽街道の千住宿と並び「江戸四宿」と呼ばれ賑わっていました。そんな人が過ごしやすい環境づくりを長年続けてきた結果なのか、2006年に東京都内の人を対象に行われたアンケートでは、「23区の中で一番住みやすい区」に選ばれたそうです。
品川と言えば品川駅のイメージで近代的な場所というイメージがありますが、実はところどころに緑の点在する自然と調和した街並みでもあります。
というか、そもそも品川駅があるのは港区だったりもします。でも、目黒駅があるのは品川区です。
品川区には「城南五山」と呼ばれる高級住宅街があったり、そうと思えば小さな町工場や商店が立ち並ぶ下町風情もたくさん残っていたりなど、良い意味で様々な文化が混ざり合った都内でも少し珍しい場所です。
品川区の家賃・地価平均のイメージ
山手線内側には、池田山エリアと呼ばれる高級邸宅街があり、上皇后陛下の実家である旧正田邸もこの地域にありました。そのため、このエリアは治安が良好であり、品格ある住民が多く居住しているため住みやすい地域となっています。なお、この地域の地価は、日本の住宅街のなかでも最高水準で推移しており、一般のサラリーマンには手が出ない価格帯となっています。
一方、区役所が立地する大井町エリアや内陸部の武蔵小山エリアは、大手スーパーや昔ながらの商店街があるため、適正価格で食材や日用品の買い物をすることができます。そのため一般のサラリーマンたちにとっては、生活利便性が良好といえる地域となっています。
そして、新築分譲マンションの価格は一般サラリーマンでも無理なく購入可能な水準となっており、家賃の水準も池田山エリアと比べれば半値水準となっています。
品川区の中学受験熱についてのイメージ
品川区で中学受験熱が高い地域と言えば、「大崎地区」でしょう。大崎地区には高級住宅街が立ち並ぶことで知られ、他と比べ中学受験率が突出して高い地区でもあります。品川区で最も受験率が高いのが「第三日野小学校」。人気の学区でもあるため、入学希望者が後を絶ちません。また「白金小学校」も中学受験に有利な学校です。「私立中学の受験が行われる日には、6年生は誰も登校してこなかった」という逸話があるほど。
地域の中学受験熱に比例するようにして、学習塾も数多く存在します。駅前には明光義塾、栄光ゼミナールといった小中学向けの塾が多くの点在する区です。
品川区のプログラミング教室の動向について
近年東京都は「プログラミング教育推進校」と呼ばれる、官民一体となったプログラミング教育を推進しています。品川区からは「延山小学校」、「第二延山小学校」が推進校に選ばれ、民間企業の支援の元、独自のプログラミング教育を受けることができます。
さらに、2019年に入ってから品川教育委員会はNTT東日本と協力して、小学校のプログラミング教育を開始。人間型ロボット「sota」と学習ソフト「ロボットラーニング」を使用して、子供の興味を引きつけることに主眼を置いた教育が展開されています。
民間のプログラミング教室、ロボット教室も数多く存在し、小学校低学年からハイテク技術を学ぶことが可能です。また、プログラムと平行して英語も勉強可能な塾もあるため、より包括的な教育を子供に受けさせることができる地域と言えるでしょう。